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夏色

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夏色
ゆずシングル
初出アルバム『ゆず一家
B面 大バカ者
贈る詩
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル セーニャ・アンド・カンパニー
作詞・作曲 北川悠仁
プロデュース ゆず&寺岡呼人
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間17位(オリコン
  • 初登場59位(オリコン)
  • 1998年度年間91位(オリコン)
  • 2011年度年間79位(iTunes Store[1]
  • 2012年度年間100位 (iTunes Store)
  • 登場回数27回(オリコン)
  • ゆず シングル 年表
    -夏色
    1998年
    少年
    (1998年)
    ゆず一家 収録曲
    以上
    (3)
    夏色
    (4)
    手紙
    (5)
    Home [1997-2000] 収録曲
    なにもない
    (2)
    夏色
    (3)
    少年
    (4)
    テンプレートを表示

    夏色」(なついろ)は、日本のフォークデュオゆずのデビューシングル1998年6月3日セーニャ・アンド・カンパニーから発売された。

    概要

    同年7月の第1週に初めてオリコンの上位TOP30入りし、9月の第1週にはTOP20入りを果たし、9月第3週には17位になった。

    京急上大岡駅において、接近メロディーとして使用されている[2]

    収録曲

    1. 夏色(3:21)
      • 作詞・作曲: 北川悠仁
      • 音楽番組や雑誌で集計される「夏に聴きたい曲」等のアンケートでは、上位にこの曲の名前が挙がる機会も多い。
      • 楽曲制作は春に行われており、思わず夏には相応しくない「5時半の夕焼け」という歌詞を入れてしまったと、北川は語っている。
      • 2007年10月5日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』に2度目の出演をした際、番組の企画「アゲうた100」の第71位にランクインした。[3]。同番組内でリーダー・北川は、「この曲は一生、歌っていけると思う曲」「ライヴにおいてセットリストから外れたことがない」と語っている[4]。また、2015年2月27日の同番組での若者が選ぶ1998年の楽曲ランキングでは1位に輝いた。
      • 山崎まさよしと岩沢厚治が音楽雑誌で対談した際、山崎が「サビの『この長い長い下り坂を〜』(この部分は京急上大岡駅の上りホームの接近メロディに用いられている)から疾走感がどんどん増すのに、突然『ゆっくり〜ゆっくり〜』とブレーキを握る歌詞になるのがずっと疑問だった」と述べ、その理由を代わって岩沢が返答した(北川の実家の前に急な坂がある、という内容)[5]。ちなみに『ブレーキいっぱい握りしめ』る理由は、「そうしないと死ぬから(北川談)」。
      • スペースシャワーTV 1998年度6月期 POWER PUSH曲。
      • ライブのセットリストには必ずと言っていいほど入っている曲で、演奏終了後に、観客の「もう1回!」という掛け声と共にサビ部分を再度繰り返して演奏する“お決まり”がある(その際、悠仁が観客を罵倒するのも定番となっている)。通常は2〜3回、多いときは6〜7回繰り返すこともあり演奏時間は常に8分を越える[6]。後に、2010年に出演した『ミュージックステーションスーパーライブ』でも行っている。このライブでは北川自ら「もう一回」を煽ったため、与えられた時間をオーバーしてしまった。その後、タイムキーパーの元へ菓子折を持って謝りに行ったという。
      • 林家ペーパー子がPVをコピーしたことがある。2013年4月4日放送分の『ショーバト!』では、お笑いコンビ・アンガールズがPVの完全コピーに挑戦[7]した。
      • 作詞作曲は北川だが、タイトルは岩沢が付けた。由来は「色が見えました。夏色っていう色が」。
    2. 大バカ者(2:49)
      • 作詞・作曲: 岩沢厚治
    3. 贈る詩(2:49)
      • 作詞・作曲: 北川悠仁
      • 路上時代に誕生日を祝ってくれたファンのために書いた曲。

    収録作品

    テレビ出演

    脚注

    1. ^ 2011年に最もダウンロードされた作品は? 「iTunes Rewind 2011」発表、BARKS、2011年12月9日。
    2. ^ ゆず他の名曲が京急線ホームに響く
    3. ^ 出演していた大塚愛らも印象に残った曲として本曲を挙げ、思い出話を披露した。
    4. ^ 2007年10月5日放送『ミュージックステーション』内でコメント。実際は、かつての冬至ライヴにおいて演奏されなかったことはある。
    5. ^ 『山崎まさよし/対談上手』(ソニー・マガジンズ刊)参照。
    6. ^ CDでの演奏時間は約3分20秒
    7. ^ 撮影当日風速22メートルの強風の悪天候の中で行われた。