フェルティンス・アレーナ

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フェルティンス・アレーナ
Veltins-Arena
フェルティンス・アレーナ
施設情報
所在地 Ernst-Kuzorra-Weg 1,
45891 Gelsenkirchen
開場 2001年8月13日
所有者 FC Schalke 04-Stadion Beteiligungsgesellschaft mbH & Co. Immobilienverwaltungs-KG
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 m × 68 m
照明 2,400ルクス
建設費 1億9,100万ユーロ
設計者 Hentrich, Petschnigg und Partner[1]
旧称
アレーナ・アウフシャルケ(開場 - 2005年)
FIFAヴェルトマイスターシャフト・シュタディオン・ゲルゼンキルヒェン(2006年ワールドカップ開催期間中)
使用チーム、大会
シャルケ04
収容能力
62,271人(リーグ戦)[2]
54,740人(国際試合)[3]

フェルティンス・アレーナ (Veltins-Arena) は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州ゲルゼンキルヒェンにあるスタジアムサッカー・ブンデスリーガに所属するシャルケ04がホームスタジアムとしている。以前の名称はアレーナ・アウフシャルケ (Arena AufSchalke)。

概要[編集]

シャルケは1973年よりゲルゼンキルヒェン市内のパルクシュタディオンを本拠にしていたが、この老朽化が進んでいたことから新たなスタジアムを建設することになり、2001年にドイツ初のドーム型スタジアムとして完成。2005年から地元のビール会社「C. & A. フェルティンス」(C. & A. Veltins GmbH & Co. KG) が命名権を取得し現在の名前になった。ただし2006年サッカーワールドカップでは、期間中大会の公式スポンサー・サプライヤー以外の企業名は解除されるためFIFA WMシュタディオン・ゲルゼンキルヒェン (FIFA WM-Stadion Gelsenkirchen) と呼ばれた。

収容人数は62,271人。欧州サッカー連盟 (UEFA) のスタジアムランクでも最上級の「カテゴリー4」を獲得している。2004年にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝が開催された。

2006年のワールドカップドイツ大会ではポーランドエクアドルアルゼンチンセルビア・モンテネグロポルトガルメキシコアメリカチェコ、準々決勝のイングランドポルトガルの5試合が開催された。

このスタジアムで最も特徴的なのが屋根から吊り下がる四面式のビジョンであるが、日中の試合では、ビジョンとこれを支持する支柱の影がピッチ上に落ちてしまう。テレビ中継ではこの影によって試合が見づらくなるため、2006年のワールドカップでは天候が晴れでも屋根を閉じて試合が行われた。

スタジアム地下にはフェルティンス所有の巨大なビールタンクがあり、そこからつながっているビール用パイプラインがスタジアム全体に張り巡らされているため、観客はスタジアム内のどこでも新鮮なビールを堪能できる[4]。芝生部分は札幌ドーム同様の可動式で普段は屋外で養生されており、サッカーの試合がある時にスタンドの下の空間を通して移動させる。ドームの屋根は開閉式で約30分で開閉できる。スタジアム内の売店は「クナッペンカルテ」(Knappenkarte) と呼ばれる繰り返し入金可能なプリペイドカードによる決済方法をとっている。このカードは100種類以上のデザインが発行されており、コレクションの対象にもなっている[5]

サッカー以外のイベント[編集]

バイアスロンワールドチームチャレンジドイツ語版が開催されている[6]ほか、2007年と2008年にはスピードウェイ・グランプリが開催。

2004年9月12日にはハンドボール・ブンデスリーガで30,925人を動員[7]2010年アイスホッケー世界選手権開幕戦では当時としては史上最多の77,803名の観衆を動員した[8]

ボクシングでは2009年6月20日に世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコルスラン・チャガエフのタイトルマッチが、2010年5月29日にはビタリ・クリチコWBC世界ヘビー級選手権試合(対戦相手:アルバート・ソスノウスキー)が行われた[9]

また、ポール・マッカートニーボン・ジョヴィをはじめとした数々のミュージシャンのライブや、ドイツ国内の人気シュラーガー(歌謡曲)歌手が集結する「シュラーガーナハト」といった音楽イベントも多数開催されている。

脚注[編集]

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外部リンク[編集]

先代:
オールド・トラッフォード
マンチェスター
UEFAチャンピオンズリーグ
決勝戦会場

2004
次代:
アタテュルク・オリンピヤト・スタドゥ
イスタンブール