タイトーメモリーズ
『タイトーメモリーズ』 (Taito Memories) は、タイトーが1970年代から1990年代にかけて発売していたアーケードゲームを収録したオムニバスソフト。PlayStation 2およびPlayStation Portableで5作品が発売されている。家庭用に初めて移植されたタイトルが43作品もある。基本的にタイトーが自社で開発・販売したタイトルが収録されており、そのタイトル数はアレンジ版を含めると100本以上になる。略称はタイメモ。
なお、日本国外では『Taito Legends』というオムニバスソフトがPlayStation 2(CD-ROM)、Xbox、WindowsでセガおよびEmpire Interactiveから発売されている[1]が、本作とは別の作品である。
PlaySation 2
- 「★」は家庭用初移植タイトル
- 「※」は他社開発タイトル
タイトーメモリーズ 上巻
ジャンル | オムニバス |
---|---|
対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
発売元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
人数 | 1〜2人(作品により異なる) |
メディア | DVD-ROM |
発売日 |
2005年7月28日 2006年7月6日(TAITO BEST) 2007年6月28日(エターナルヒッツ) |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:7 |
コンテンツ アイコン | 暴力 |
収録されたタイトルは下記の25作品[2][3]で、このうち家庭用初移植は7タイトルである。『メタルブラック』、『サイバリオン』、『キャメルトライ』、『奇々怪界』、『バブルボブル』の5作品は最初はプレイできず、特定の条件を満たしてロックを解除する必要がある。「ロック解除コマンド」はタイトル画面でカーソルがSTARTに合っている状態で L1 → R1 → R2 → L2 → SELECT → STARTボタンを入力し、ゲームセレクト画面に入ると全てのゲームが遊べる状態になる。廉価版では最初からプレイ可能である。
- 1978 スペースインベーダー・カラー
- 1980 ルナレスキュー★
- 1982 アルペンスキー ★
- 1985 フェアリーランドストーリー★
- 1986 奇々怪界
- 1986 バブルボブル
- 1987 ラスタンサーガ
- 1988 功里金団(くりきんとん)★
- 1988 サイバリオン
- 1988 地獄めぐり
- 1989 キャメルトライ
- 1989 ドンドコドン
- 1989 フリップル
- 1990 嗚呼栄光の甲子園★
- 1990 マジェスティックトゥエルブ
- 1990 ルナーク
- 1991 プリルラ
- 1991 メタルブラック
- 1992 グリッドシーカー★
- 1994 スペースインベーダーDX
- 1994 ダライアス外伝
- 1994 ライトブリンガー★
- 1995 エレベーターアクション リターンズ
- 1996 クレオパトラフォーチュン
- 1997 プチカラット
タイトーメモリーズ 下巻
ジャンル | オムニバス |
---|---|
対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
発売元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
人数 | 1〜2人(作品により異なる) |
メディア | DVD-ROM |
発売日 |
2005年8月25日 2006年9月7日(TAITO BEST) 2007年6月28日(エターナルヒッツ) |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:7 |
収録されたタイトルは下記の25作品[4][5]で、このうち家庭用初移植は4タイトルである。『ガンフロンティア』、『エレベーターアクション』、『QIX』、『フロントライン』、『ニュージーランドストーリー』の5作品は最初はプレイできず、特定の条件を満たしてロックを解除する必要がある。「ロック解除コマンド」はタイトル画面でカーソルがSTARTに合っている状態で L2 → R2 → R1 → L1 → SELECT → STARTボタンを入力し、ゲームセレクト画面に入ると全てのゲームが遊べる状態になる。廉価版では最初からプレイ可能である。
なお、『レイストーム』と『Gダライアス』はアーケード版ではなくPlayStation版のアーケードモードの移植となっている。
- 1978 スペースインベーダー
- 1979 スペースインベーダー・パート2
- 1980 クレイジーバルーン
- 1980 バルーンボンバー★
- 1981 QIX
- 1982 ワイルドウエスタン★
- 1983 エレベーターアクション
- 1983 ちゃっくんぽっぷ
- 1983 フロントライン
- 1985 影の伝説
- 1988 ニュージーランドストーリー
- 1988 ラスタンサーガ2
- 1988 レイメイズ
- 1989 インセクターX※
- 1989 カダッシュ
- 1989 バイオレンスファイト★
- 1990 ガンフロンティア
- 1990 ハットトリックヒーロー
- 1990 ミズバク大冒険
- 1992 アラビアンマジック★
- 1995 あっかんべぇだぁ〜
- 1995 逆鱗弾
- 1995 パズルボブル2
- 1996 レイストーム
- 1997 Gダライアス
タイトーメモリーズII 上巻
ジャンル | オムニバス |
---|---|
対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
発売元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
人数 | 1〜2人(作品により異なる) |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2007年1月25日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:7 |
コンテンツ アイコン | 暴力 |
デバイス | GT FORCE |
収録されたタイトルは下記の25作品[6][7]で、このうち家庭用初移植は17タイトルとシリーズ中最多である。『グランドチャンピオン』、『コンチネンタルサーカス』、『S.C.I.』は、ステアリングコントローラ「GT FORCE」に対応している。縦に置けるモニターが必要であるが、縦画面仕様のゲームを縦画面でプレイすることが可能である。
なお、『コンチネンタルサーカス』はアーケード版の3Dモードは再現されておらず、『イグジーザス』は2画面版はなく、1画面版のみである。
- 1979 スペースチェイサー★
- 1981 グランドチャンピオン★
- 1982 タイムトンネル★
- 1984 THE運動会★
- 1984 べんべろべえ★
- 1985 リターン オブ ザ インベーダー※
- 1986 黄金の城★※
- 1986 キック アンド ラン
- 1986 スクランブルフォーメーション
- 1987 イグジーザス★
- 1987 スーパークイックス★※
- 1987 レインボーアイランド
- 1988 オペレーションサンダーボルト★
- 1988 コンチネンタルサーカス★
- 1988 中華大仙※
- 1989 飛鳥&飛鳥★※
- 1989 S.C.I.
- 1989 ダライアスII
- 1989 チャンピオンレスラー
- 1989 ファイティングホーク★
- 1990 スペースガン★
- 1990 ニンジャキッズ★
- 1992 ダイノレックス★
- 1994 レイフォース
- 1996 バブルメモリーズ★
タイトーメモリーズII 下巻
ジャンル | オムニバス |
---|---|
対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
発売元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
人数 | 1〜2人(作品により異なる) |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2007年3月29日 |
対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:7 |
コンテンツ アイコン | 暴力 |
デバイス | GT FORCE |
収録されたタイトルは下記の25作品[8][9]で、このうち家庭用初移植は14タイトルである。『II 上巻』と同様に『バギーチャレンジ』、『フルスロットル』、『チェイスH.Q.』は、「GT FORCE」に対応している。また、同じく縦画面仕様のゲームを縦画面でプレイすることが可能である。
なお、本タイトルがタイトー最後のPlayStation 2用のゲームソフトとなる。
- 1979 フィールドゴール★
- 1980 フェニックス★※
- 1980 ポラリス★
- 1984 グレートソードマン★※
- 1984 シーファイターポセイドン★
- 1984 ジャイロダイン※
- 1984 バギーチャレンジ★
- 1985 女三四郎★
- 1985 メタルソルジャーアイザックII★
- 1986 ハレーズコメット
- 1986 陸海空 最前線★
- 1987 オペレーションウルフ
- 1987 フルスロットル★
- 1988 チェイスH.Q.
- 1988 プランプポップ★
- 1988 レインボーアイランド・エクストラ
- 1989 ヴォルフィード
- 1989 ナイトストライカー
- 1989 バトルシャーク★
- 1989 ファイナルブロー
- 1989 マスターオブウェポン
- 1989 メガブラスト★
- 1990 サンダーフォックス
- 1992 ウォリアーブレード★
- 1994 バブルシンフォニー
PlayStation Portable
タイトーメモリーズ ポケット
ジャンル | オムニバス |
---|---|
対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
発売元 | タイトー(現・スクウェア・エニックス) |
人数 | 1〜2人(作品により異なる) |
メディア | UMD |
発売日 |
2006年1月5日 2006年12月7日(TAITO BEST) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
収録されたタイトルは下記の20作品である[10]。アーケードが縦画面仕様のゲームは、PlayStation Portableを90°回転させてプレイすることが可能である。
- クレイジーバルーン
- バルーンボンバー
- ルナレスキュー
- クイックス
- アルペンスキー
- エレベーターアクション
- ちゃっくんぽっぷ
- 影の伝説
- フェアリーランドストーリー
- 奇々怪界
- ラスタンサーガ
- 功里金団(くりきんとん)
- ニュージーランドストーリー
- レイメイズ
- レインボーアイランド・エクストラ
- キャメルトライ
- クレイジーバルーン 2005
- バルーンボンバー 2005
- 影の伝説 2005
- キャメルトライ 2005
その他
- 各作品の初回限定版には、各タイトルの資料、開発者による解説、タイトーに関するコラムを収録した冊子「タイトーメモリーズブック」が付属している。
- 『タイトーメモリーズ II』の上下巻を対象に、PlayStation 2版シリーズ4作を収納できる『タイトーメモリーズコレクションBOX』が当たるキャンペーンが、2007年6月まで実施されていた。
- 初期版では一部のソフト(ダライアス外伝など)に動作遅延があったが、後日発売された廉価版(エターナルヒッツ)で僅かだが改善されている。
脚注
- ^ GAMING HISTORY - 検索 『Taito Legends』
- ^ GAME Watch - タイトーメモリーズ 上巻
- ^ GAMING HISTORY - Taito Memories Joukan
- ^ GAME Watch - タイトーメモリーズ 下巻
- ^ GAMING HISTORY - Taito Memories Gekan
- ^ GAME Watch - タイトーメモリーズ2 上巻
- ^ GAMING HISTORY - Taito Memories II Joukan
- ^ GAME Watch - タイトーメモリーズ2 下巻
- ^ GAMING HISTORY - Taito Memories II Gekan
- ^ GAMING HISTORY - Taito Memories Pocket