オペレーションウルフ

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オペレーションウルフ
ジャンル 3Dガンシューティングゲーム
対応機種 アーケード[AC]
MSX[MSX]
ファミリーコンピュータ[FC]
PCエンジン[PCE]
PlayStation 2[PS2]
開発元 タイトー
[MSX]Ocean
[PCE]NECアベニュー
発売元 タイトー
[MSX]Ocean
[PCE]NECアベニュー
人数 [AC/MSX/FC/PS2]1人プレイ専用
[PCE]2人同時プレイ可能
発売日 [AC]1987年
[MSX]1988年
[FC]1989年3月31日
[PCE]1990年8月31日
[PS2]2007年3月29日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力
その他 PS2版は『タイトーメモリーズII 下巻』に収録
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オペレーションウルフ』 (OPERATION WOLF) は、1987年タイトーから発売されたアーケードガンシューティングゲーム[1]

ストーリー[編集]

南米チェリゴ国にクーデターが発生し、政府要人が次々と捕らえられていった。前大統領エンリコとアメリカ大使館館員達は収容所へと送られ、処刑時間が迫っていた。これに対し、アメリカ大統領CIA長官は「オオカミ作戦」(オペレーションウルフ)を発令。優秀な傭兵による人質救出作戦が開始された。

概要[編集]

本作には、画面正面にウージーを模したモデルガンを据え付けられた専用の特殊筐体が採用されており、そのトリガーを引くと画面内では弾丸がフルオートで発射されるほか、銃口左側にあるボタンを押すと、破壊力の高いロケット弾が発射される。どちらも弾数に制限があり、アイテムを取ることによって補給しながらゲームを進行する。敵の攻撃を受けるか非戦闘員を撃つことによりダメージが蓄積されていき、ダメージゲージが最大になるとゲームオーバーになる(収容所や空港では、捕虜を全滅させてしまった場合もゲームオーバーとなる)。ほとんどのプラットフォームでは1人プレイ専用だが、PCエンジン版はマルチタップとパッドを増設することで2人同時プレイが可能となり、それに伴って敵数などのバランスも調整される。

ゲーム開始時は4ステージの中から1つを選択し、特定のステージをクリアすることで第5ステージ(収容所)、第5ステージをクリアすることで第6ステージ(空港)が現れる。通信所ステージを攻略しなかった場合はステージが進むごとに敵の数が増えていったり、弾薬庫ステージや集落ステージを早めに攻略すると回復アイテムや弾薬が出現しやすくなるといった要素も含まれている。また、ステージ移動間で敵の待ち伏せに遭い、銃撃戦になることもある。空港ステージをクリアした時点で捕虜を1人以上脱出させることができていれば、1周クリアとなる。最低で3ステージクリアすれば良いが、基板の設定によっては決められた順番で全6ステージをクリアしなければならない。

解説[編集]

エレメカが廃れ、ビデオゲームが主流となって以降のアーケードゲームにおける「ガンシューティングゲーム」というジャンルを確立した作品であると同時に、1980年代後半から1990年代前半にかけて主流だった、いわゆる「マシンガンタイプ」のガンシューティングゲームのパイオニアである。ボタンを操作しての特殊攻撃という概念も本作から生まれたものである。売り上げの面でも、上述した斬新なゲーム性やテロリストの手から人質を救出するというわかりやすい舞台設定などから、国内のみならず海外でも大ヒットを記録している。

弾丸が無制限に使えるわけではなく、撃ってはいけない標的(人質)の存在もあるため、機関銃とはいえ「考え無しにぶっ放す」ことはできない。銃はフルオート射撃のみだが、トリガーストロークが長かったので慣れたプレイヤーはトリガーコントロールでセミオート射撃等を行い、弾薬の節約やボディアーマーを着た敵に対して頭部を狙撃するという芸当も可能であった。ちなみに、弾丸が尽きた場合は数秒後に1発だけ補充され、これを撃つと再び数秒後に1発だけ補充される。弾丸が尽きた状態でゲームオーバーになると、通常と異なり捕虜として捕らえられることになる。

本作の筐体には台上に銃が固定されたタイプがほとんどであったが、銃が分離していてケーブルで接続されているだけの筐体も一部で存在し、実銃さながらに腰だめで構えたり片手で振り回す射撃も可能であった。また、専用特殊筐体だけでなく同社の『NYキャプター』や『バイオレントシューティング』の筐体を流用したり改造したものも存在する。また、筐体を小児向けにコンパクトにした『ちびっこオペレーションウルフ』も存在する(ゲーム内容は原典と同一で、表現規制もない)。

ライトガン方式で検出するため、ゲーム中は検出用の画面を頻繁に表示することで激しく画面フラッシュが発生する。このため、ポケモンショックを経た現在、現役での稼働は非常に難しい。

続編[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ Operation Wolf”. The International Arcade Museum. 2013年10月3日閲覧。