プチカラット

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プチカラット
ジャンル パズルゲーム
対応機種 アーケード[AC]
プレイステーション[PS]
ゲームボーイカラー[GB]
プレイステーション2[PS2][1]
開発元 タイトー
発売元 タイトー
人数 1~2人(対戦プレイ可)
メディア AC:F3システム
PS:CD-ROM
発売日 AC:1997年
PS:1998年6月25日
GB:1999年4月23日
デバイス [AC]:パドルコントローラ
その他 1 タイトーメモリーズ 上巻に収録
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プチカラット』(Puchi Carat)は1997年タイトーから発売されたアーケードゲーム。うでだめし、ストーリー、対戦モードが楽しめるパズルゲームである。

ストーリー[編集]

ここは科学と魔法が同居する世界「ジェムストーンズ」。その象徴であるオプティカル神殿には12種の「秘石」が埋め込まれていた。しかし、盗人のグロッシュラーが秘石を盗んでから魔法の勢力が強い者が世界を支配するようになっていった。

「12個の秘石が集まると願いが叶う」人々はそう信じていた。

そして時が流れ、科学文明が発展してくると、魔法で国家権力を握っていた者はその権力を保持するため伝説の秘石の噂を流して事態を沈静化させようとしたのだが…

ルール[編集]

ブロックくずしゲームにタイトー社の人気パズルゲーム『パズルボブル』の「ぶつけてちぎって落とす」要素を加えた対戦ゲームとなっている。

ダイヤル式コントローラーとボタン(ボール発射)で操作するパドルを使ってボールを打ち返し、ボールが当たったブロックは消滅する(特殊なブロックは例外もあり)。ブロックは上部からぶら下がるようにして徐々に下に降りてくるが、他のブロックから切り離されて孤立するとその部分が「ちぎれて」落下する。ちぎったブロックの数に応じて対戦相手のフィールドに攻撃ブロックが送り込まれ、ブロックが画面下部のデッドラインまで到達すると敗北(ゲームオーバー)となる。

通常のブロック崩しと異なりブロックの形は宝石を模した円に近い八角形。また、画面下部には壁があるためボールを下に落としてもミスにはならないが、下の壁にボールが当たる度にブロックが上から追加されるので、あまり頻繁に下に落とすのは危険である(ちぎって落とすブロックを増やすため、わざと下に落とすことも戦略となる)。

プレイヤーキャラクターの数は秘石を持つ12キャラクターに隠れキャラクターである「パトラ子」(同社の別ゲーム『クレオパトラフォーチュン』の主人公)を加えた全13キャラクター。お話モードは12の秘石を全て集めるのが目的のため、通常キャラクターは基本的に全11ステージだが、パトラ子の乱入によって全12ステージとなる場合がある。最初から秘石を持たないパトラ子は全12ステージとなる。

腕試しモードについて、【パドルがボールを打ち返して作ることができる弾道は8種類しかない】ので、完全なパターンゲームとなり、練達者はゲーム画面で一切弾をおいかけることはせず、パドルのポジション(かんたんは33箇所、ふつう、むずかしいは37箇所ある)を順にあわせるというプレイを行っていた。 そのため実際にハイスコア争いが行われた際、パターンが煮詰まってからは完全に同じスコアになる現象が続出しカウンターストップでもないのに「全国X名にて達成」と記録されることがあった。(例:マイコンベーシックマガジン1998年8月号)

登場キャラクター[編集]

名前の由来は各々の秘石(=生まれ月の誕生石)から。

ガーネット・グロッシュラー(声:くまいもとこ
500年前に秘石を盗んだ盗人グロッシュラーの子孫。両親が無実の罪で国家に捕らえられて以来国家を憎むようになる。パーズの野望を打ち砕くために秘石探しに出る。シストとは幼なじみ。趣味は高い所に登ること。手袋に秘石(ガーネット)をつけている。1月1日生まれ。
シスト・コランダム(声:浅田葉子
裕福な家庭の次女として生まれる。勝ち気な姉サファイアと金の亡者と化した両親のもとで育ったせいか気弱でおどおどした性格の女の子で、対戦中の台詞にぶりっ娘の一面を覗かせる。めがねをかけ、ブルーグレーの髪を三つ編みにしている。趣味はあやとり。家族を元通り仲良くさせるために秘石を探す。ガーネットとは幼なじみ。帽子に秘石(アメジスト)をつけている。2月10日生まれ。
アクア・ベリルマリン(声:柴田由美子
元貴族の長女。おっとりとした楽天的な性格。パーズは兄であるが、彼が国家に勤めていることはアクア自身を含め家族全員知らない。「ルンルンですわ」「イケイケですわ」など「繰り返し言葉」を使うのが口癖。趣味は洋服集めで、秘石を集めるのも洋服のため。額のサークレットに秘石(アクアマリン)をつけている。3月3日生まれ。
シーモンド(声:柴田由美子)
イミテーション家で働いていたメイド妖精。小さいながらも力持ちで、たいていの家事はこなせる。イミテーション家の息子のことを「坊っちゃま」と呼んで慕っている。ある日、イミテーション家の主人が息子を連れて秘石探しに出てしまい、失職してしまうが、その後を追って彼女も秘石探しに出ることにする。趣味は日記。体に対して秘石(ダイヤモンド)が大きいため、腕に提げている。ちなみに名前の由来は炭素の元素記号「C」と「(ダイヤ)モンド」を合成したもの。4月29日生まれ。
ルミニー・ラルド(声:くまいもとこ)
考古学者を父にもつ発明好きの少年。父の影響でファミリーネーム(姓)を先に名乗っている。国家に科学の良さを証明するために秘石を探す。普段はおとなしいが、本人の前で科学を馬鹿にするような発言をするとマッドサイエンティストな本性が顔を出す。趣味は発明とジャンクパーツ集め。秘石(エメラルド)はネクタイピンについている。5月3日生まれ。
パール・アラゴナイト&デール・アラゴナイト(声:馬場澄江
薬屋を営む家庭に生まれた双子。パールが姉でデールが弟。7歳のときに薬の調合中の事故で両親を亡くして以来、明るい性格のパールが接客を担当し、無口なデールが薬を調合している。パールはいわゆる「いまどきの女子高生」のような話し方をする(「~ってゆーか」「~だしぃ」等)。亡くなった両親を生き返らせるために秘石を探す。趣味は料理(パール)と読書(デール)。秘石(真珠)はパールの胸のリボンについている。ともに6月16日生まれ。
ビー(声:くまいもとこ)
「ボーボー」「ボビャー」としかしゃべれない見た目は毛むくじゃらの動物だが、実は豪商オーギュスト・コランダムのなれの果て。妻と一緒に長女サファイアに説教をしていたところ、逆上したサファイアに獣化魔法をかけられたが、魔法が不完全だったため人間の記憶を持ちながら姿形は人間と程遠いものになってしまった。趣味は光るもの集め。獣化してからニンジンが好物になった。元の姿に戻るため秘石を集めている。秘石(ルビー)はへそについている。7月20日生まれ。
ペリードット(声:浅田葉子)
正体は豪商オーギュスト・コランダムの妻リビン。夫と一緒に長女サファイアに説教をしていたところ、逆上したサファイアに獣化魔法をかけられた。人間の記憶はほとんど消え、姿形は人間に近いものの、耳と尻尾が生えて手が獣化、さらに若返ってプロポーションが良くなってしまった。ついには男遊びまで覚えてしまい、盛り場に入り浸っては逆ナンパをするのが趣味になってしまった。踊りと歌もうまく、オリジナルサントラの中では嫌がるガーネットたちを無理やり自分のライブに連れてきている。秘石集めは世の中の男を全て自分のものにし、女王として君臨するため。秘石(ペリードット)は首輪についたチェーンの先についている。8月13日生まれ。
サファイア・コランダム(声:柴田由美子)
金の亡者と化した両親に嫌気が差し、両親とけんかばかりの日々を過ごしていたが、パーズと出会い師弟関係になる。ある日、両親に説教されたため逆上し、両親に獣化魔法をかけて家を出てしまう。しかし、魔法が不完全だったため更なる強力な魔法を手に入れるために秘石探しに出る。シストは妹。趣味はネイルアート。秘石(サファイア)は魔法のステッキについている。9月25日生まれ。
オパー(声:高山勉
かつては国家で働いていた凄腕の魔法使いだったが、年とともに魔力が弱ってきたためお払い箱になってしまった。若い頃にもてていた経験から体を鍛えており、筋肉質の体であるが、男も女も好きで気に入らない人にはすぐ説教をする困った性格の持ち主でもある。秘石探しは若い頃の輝きを取り戻すため。趣味は体を鍛えることと花の観賞。秘石(オパール)は左眼の義眼。10月10日生まれ。
パーズ・ベリルマリン(声:高山勉)
元貴族の長男。過去の物となってしまった貴族をふたたび復興すべく魔法の修行をし、国家の実権を握ろうとする。しかし、世は科学の時代を迎えつつあったため「秘石」の噂を流してふたたび魔法の支配する国家にしようと企む。国家に潜入していることは家族に隠しており、内緒で家に送金をしている。趣味は詩を書くこと。秘石(トパーズ)は襟の飾り。11月3日生まれ。
ルコ・ハウライト(声:馬場澄江)
両親が離婚し、父親に引き取られる。しかし継母に相手にされなかったため家出する。そのせいか性格が少し屈折している。幼さゆえ舌っ足らずで語尾に「~なのよさ」をつけるのが口癖。いつも頭にクミクミというペットを乗せている。世の中全ての人間を支配するために秘石探しをしている。趣味はイタズラと変なグッズ集め。秘石(トルコ石)はクミクミの額についている。12月30日生まれ。
パトラ子(声:浅田葉子)
前述の隠しキャラ。いつのまにかジェムストーン国に迷い込み、プトレマイオスの実家に帰りたがっている。秘石の噂は知らなかったらしい。趣味はコスプレだが、「クレオパトラ…」よりも種類が増えている。

エンディングについて[編集]

おはなしモードで10クレジット以上使ってクリアするとエンディングが変化。1クレジットクリアすると真のエンディング。ノーマルエンディングもある。

移植作品[編集]

プレイステーション
1998年6月25日発売。家庭版オリジナルのオープニングアニメ画像が収録されている。また独自モードとして、50ライン消していく「タイムアタックモード」(最後には全消しストーンがある)と、出現するストーンを消していく「ずんずんモード」(50ラインごとにキャラクターが変更される)がある。
2008年9月24日よりゲームアーカイブスで配信されている。
ゲームボーイカラー
1999年4月23日発売。オリジナルモードとして、バーチャルのトレーディングカードを集めるモードがある。また、条件を満たすとデールとクミクミが使用可能になる。
プレイステーション2
2005年7月28日発売のタイトーメモリーズ 上巻に収録。

外部リンク[編集]