トム・ワトソン
| トム・ワトソン Tom Watson |
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|---|---|
| 基本情報 | |
| 生年月日 | 1949年9月4日(62歳) |
| 出身地 | アメリカ・ミズーリ州カンザスシティ |
| 利き手 | 右 |
| 成績 | |
| 2009年2月25日現在 | |
トム・ワトソン(Tom Watson、1949年9月4日 - )は、アメリカ合衆国のプロゴルファーである。フルネームはトーマス・スタージス・ワトソン(Thomas Sturges Watson)。
目次 |
[編集] プロフィール
ミズーリ州カンザスシティ出身。スタンフォード大学を卒業し、1971年にクオリファイ・テストに合格。プロ転向後、1974年にアメリカのPGAツアーで初勝利、翌1975年には全英オープンで初優勝し米国中で有名になった。2年後の1977年のマスターズでは帝王ジャック・ニクラスと熱戦を展開して優勝を決め、全英オープンにも優勝して年間2冠を獲得した。1981年にマスターズで4年ぶり2度目の優勝を飾る。1982年の全米オープンで初優勝を果たし続く全英オープンも制覇してメジャー大会に2連勝。1983年の全英オープンで大会2連覇を飾ったが全英オープンを2連覇した選手はそれから23年後、2006年のタイガー・ウッズまで現れなかった(ウッズは2005年・2006年に全英2連覇を遂げた)。メジャー通算8勝を挙げて“新帝王ワトソン”と呼ばれたが、1983年の全英オープンを最後にメジャーの優勝から遠ざかる。翌1984年はPGAツアーで3勝したが、以後はイップスと呼ばれる症状によるショートパットの不調に苦しめられ、1987年にナビスコ選手権で3シーズンぶりに優勝した後は、さらに9シーズン後の1996年にメモリアル・トーナメントまで優勝がなかった。それに続く1998年のマスターカード・コロニアルで優勝したのが、現時点でのPGAツアー最後の優勝である。通算39勝は同ツアー歴代10位タイ。全米プロゴルフでは1度も優勝経験が無く、「キャリア・グランドスラム」の一歩手前の3冠王にとどまっている。
日本とのつながりも深く、「ダンロップフェニックストーナメント」で1980年と1997年の2度優勝している。当大会が開催される宮崎の「フェニックスカントリークラブ」には、彼の名前を冠した「トム・ワトソンゴルフコース」がある。
1988年に世界ゴルフ殿堂入り。1993年にはライダーカップのアメリカチームキャプテンを務めた。現在は米国シニアツアー(チャンピオンズ・ツアー)で活躍している。同ツアーでは2003年チャンピオンズツアー賞金王/チャールズ・シュワブカップチャンピオン/チャンピオンズツアー年度最優秀選手、2005年チャールズ・シュワブカップチャンピオンに輝いている。
長年にわたってトムのキャディーを務めてきたブルース・エドワーズは、2004年4月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)で亡くなった。元々チャリティーに積極的だったトムだが2002年暮れにエドワーズの病気を知ってからは一層熱心に取り組むようになり、現在も積極的な慈善活動を続けている。2003年には、ゴルフを通じて社会貢献した選手に贈られる「ペイン・スチュワート賞」を受賞した。
2009年の全英オープンでは初日から好調で、最終日単独首位に立つも、プレーオフの結果惜敗の2位(優勝はスチュワート・シンク)。59歳のトムが優勝すれば大会史上最年長優勝の記録を142年ぶりにぬりかえる[1]ことから、観客も大きな声援を送った。トムもそれにこたえるように終始堂々とプレーし、周囲に大きな感動を与えた[2]。また現地コース際でリポートしていた青木功が大会終了後、往年の盟友・戦友であるトムが優勝できなかったことを大いに残念に思い涙した映像がメディアで放送された。
2011年の全英オープンでは2日目の6番ホールでホールインワンを達成。
[編集] トムとターンベリー・エイルサコース
トムのゴルフキャリアを語る上でかかせないのが全英オープンの開催コースであるターンベリー・エイルサコースであろう。1977年に開催された全英オープンではニクラスとの真昼の決闘を制して優勝(このとき2位のニクラスと3位との差は10打差離れていたというからいかにこの2人が抜きんでていたかということがわかる)。また2003年に同コースで開催された全英シニアオープンでも優勝するなど、抜群の相性を誇った。
そして59歳で迎えた2009年の全英オープンでも初日から神がかり的なプレーを連発して優勝目前に迫り惜しくもプレーオフでスチュワート・シンクに惜敗したものの、トム・ワトソン健在をアピールするとともに世界中のゴルフファンに勇気と感動を与えた。最終日18番ホールの2打目をグリーンオーバーしたのが結果的に敗因となった。
[編集] メジャー大会優勝
- メジャー通算8勝は、単独の歴代6位記録。全米プロゴルフ選手権のみ優勝していない。
| 男子ゴルフメジャー大会優勝記録 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 優勝回数 | 選手名 | マスターズ | 全米オープン | 全英オープン | 全米プロゴルフ |
| 1位 | 18勝 | 6 | 4 | 3 | 5 | |
| 2位 | 14勝 | * |
4 | 3 | 3 | 4 |
| 3位 | 11勝 | # -- | 2 | 4 | 5 | |
| 4位 | 9勝 | 2 | 4 | 1 | 2 | |
| タイ | 9勝 | 3 | 1 | 3 | 2 | |
| 6位 | 8勝 | * |
2 | 1 | 5 | 0 |
| 7位 | 7勝 | # -- | 1 | 6 | # -- | |
| タイ | 7勝 | # -- | 4 | 3 | # -- | |
| タイ | 7勝 | 1 | 2 | 1 | 3 | |
| タイ | 7勝 | 3 | 0 | 1 | 3 | |
| タイ | 7勝 | 4 | 1 | 2 | 0 | |
| * は現役選手 | # -- は現行制度前(大会が存在しない) | |||||
[編集] 脚注
- ^ 従来の記録は1867年の大会に優勝したトム・モリス・シニアの46歳。
- ^ 日本では同大会の模様がテレビ朝日系列で毎年生中継されるが、この年の放送時間はプレーオフで決着した大会の終了まで1時間以上延長された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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