ハリエニシダ
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Ulex europaeus L. |
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| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Common gorse |
ハリエニシダ(針金雀児、Ulex europaeus) は、マメ目・マメ科に分類される植物の一種。西ヨーロッパ・イタリア原産で、日本にも外来種として定着している。
目次 |
分布 [編集]
西ヨーロッパからイタリアが原産地となる[1]。
スペイン、ポーランド、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、コスタリカ、ペルー、ウルグアイ、日本、中国、インドネシア、スリランカなどの世界各地に移入分布している[1]。
特徴 [編集]
高さ1.0-2.5mほどの常緑低木。枝には緑色のするどい刺があり、葉も刺と化している。花期は初春と秋で、黄色い花を咲かせる。種子はアリによって運ばれる。
日当たりのよい空き地に生育する。
外来種問題 [編集]
日本では観賞用に導入され、1886年に東京の小石川植物園で栽培されていた記録がある[1]。最初の野外への定着は、1950年の横浜市でのことであり、今では本州(神奈川県・和歌山県・島根県)や四国に拡大している[1]。オーストラリアでは、放牧用の垣根に利用する目的で導入したものが野生化した[2]。
牧草地に侵入すると長い刺によって家畜が傷つけられてしまう。刺があるため手作業で抜き取るのは困難である。こうした刺の存在は、本種が侵略的な外来種といわれる理由のひとつでもある。火入れや除草剤による駆除も試行されているが、埋土種子や根からの繁殖力が非常に高いため、簡単には根絶できない[2]。ヤギを用いた天敵導入が有効であるが、ヤギ自体が侵略的な外来種ともなりうるため、扱いには注意を要する[2]。
外来生物法によって要注意外来生物に指定されている。また、繁殖力の強さと駆除の難しさから世界の侵略的外来種ワースト100にも選定されている。
参考文献 [編集]
- ^ a b c d ハリエニシダ 国立環境研究所 侵入生物DB
- ^ a b c 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著) 『決定版 日本の外来生物』 平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7。