セルヒオ・ガルシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
セルヒオ・ガルシア
Sergio García Golf pictogram.svg
Sergio Garcia.jpg
基本情報
生年月日 1980年1月9日(34歳)
出身地 スペイン・カステリョン・デ・
ラ・プラナ
利き手
成績
優勝回数 欧州11・米国8
初優勝 1999年アイリッシュ・オープン
世界ランク最高位 2位
2014年1月26日現在
テンプレートを表示

セルヒオ・ガルシアSergio García, 1980年1月9日 - )は、スペインカステリョン・デ・ラ・プラナ出身のプロゴルファーである。El Niño(エルニーニョ)というニックネームでよく知られている。英訳すると定冠詞付きの The Boy となることから、日本語訳で「神の子」と呼ばれることが多いが、実際には「暴れん坊」という意味である。これまでにヨーロッパツアーで通算10勝、アメリカツアーで通算8勝を挙げている。世界ランキング自己最高位は2位。

3歳からゴルフを始め、父親の手ほどきを受ける。1999年マスターズでベスト・アマチュアに入り、同年5月にプロ転向。すぐにヨーロッパツアーの「アイリッシュ・オープン」でプロ初優勝を挙げる。同年8月の全米プロゴルフ選手権でいきなり2位入賞を果たし、世界の注目を浴びる。優勝したタイガー・ウッズと1打差につけ(ガルシアのスコア:-10, 278 ストローク/ウッズの優勝スコア:-11, 277 ストローク)、19歳の早熟ゴルファーとして旋風を沸き起こした。この後ヨーロッパツアーの「リンデ・ドイツ・マスターズ」で2勝目を挙げる。アメリカ代表チームとヨーロッパ選抜チームによる団体戦「ライダーカップ」でも、史上最年少の19歳でヨーロッパ選抜の代表選手に選ばれた。この年は日本ゴルフツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」や「ダンロップ・フェニックス選手権」でもプレーしている。これらの活躍により、ガルシアは2000年5月に第1回「ローレウス・スポーツ賞」の「最優秀新人賞」を授与された。2001年5月第3週の「マスターカード・コロニアル」でアメリカPGAツアー初優勝を果たす。

2005年度はアメリカで「ブーズアレン・クラシック」、ヨーロッパで「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」で優勝があったが、その後3年間両ツアーとも優勝から遠ざかっていた。2007年全英オープンでは、パドレイグ・ハリントンアイルランド)とのプレーオフに敗れて2位に終わる。2008年5月の「ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ」で3年ぶりの米国ツアー優勝を果たし、彼のゴルフは再び復調に向かう。その後全米プロゴルフ選手権で、初出場の1999年以来9年ぶりの2位に入ったが、優勝したハリントンに2打差をつけられて敗れた。この後ヨーロッパツアーで2つの優勝を加え、ガルシアは2008年11月9日付の世界ランキングで、ヨーロッパのゴルファーとしてコリン・モンゴメリースコットランド)以来12年ぶりの「2位」に食い込んだ。[1]

メジャー大会の自己最高成績は、マスターズが4位(2004年)、全米オープンが3位(2005年)、全英オープンが2位(2007年)、全米プロゴルフ選手権が2位(1999年2008年)である。

ガルシアのゴルフ・スイングは、以前は構えてから打つまでの間に時間を取りすぎるところが難点だったが、最近は大幅な改善が見られる。

ツアー優勝歴[編集]

PGAツアー優勝 (8)[編集]

No. Date Tournament 優勝スコア 2位との差 2位(タイ)
1 20 May 2001 MasterCard Colonial −13 (69-69-66-63=267) 2 strokes アメリカ合衆国の旗 ブライアン・ガイ英語版, アメリカ合衆国の旗 フィル・ミケルソン
2 24 Jun 2001 Buick Classic −16 (68-67-66-67=268) 3 strokes アメリカ合衆国の旗 スコット・ホーク英語版
3 6 Jan 2002 Mercedes Championships −18 (73-69-68-64=274) Playoff アメリカ合衆国の旗 デビッド・トムズ
4 16 May 2004 EDS Byron Nelson Championship −10 (66-68-65-71=270) Playoff アメリカ合衆国の旗 ロバート・ダムロン英語版, アメリカ合衆国の旗 ダドリー・ハート英語版
5 13 Jun 2004 Buick Classic (2) −12 (70-67-68-67=272) Playoff アイルランド共和国の旗 パドレイグ・ハリントン, 南アフリカ共和国の旗 ロリー・サバティーニ英語版
6 12 Jun 2005 ブーツ・アレン・クラシック英語版 −14 (71-68-66-65=270) 2 strokes アメリカ合衆国の旗 ベン・クレーン英語版, アメリカ合衆国の旗 デービス・ラブ3世, オーストラリアの旗 Adam Scott
7 11 May 2008 ザ・プレーヤーズ選手権 −5 (66-73-73-71=283) Playoff アメリカ合衆国の旗 ポール・ゴイドス英語版
8 20 Aug 2012 ウィンダム選手権 −18 (67-63-66-66=262) 2 strokes 南アフリカ共和国の旗 ティム・クラーク英語版

欧州ツアー優勝 (11)[編集]

No. Date Tournament 優勝スコア 2位との差 2位(タイ)
1 4 Jul 1999 Murphy's Irish Open英語版 −16 (69-68-67-64=268) 3 strokes アルゼンチンの旗 アンヘル・カブレラ
2 3 Oct 1999 Linde German Masters英語版 −11 (68-69-72-68=277) Playoff アイルランド共和国の旗 パドレイグ・ハリントン, ウェールズの旗 イアン・ウーズナム
3 23 Sep 2001 Trophée Lancôme英語版 −18 (68-65-68-65=266) 1 stroke 南アフリカ共和国の旗 レティーフ・グーセン
4 28 Apr 2002 Canarias Open de España英語版 −13 (67-68-67-73=275) 4 strokes イタリアの旗 エマヌエーレ・カノーニカ英語版
5 17 Oct 2004 Mallorca Classic −12 (66-67-68-67=268) 4 strokes イングランドの旗 サイモン・カーン英語版
6 4 Sep 2005 Omega European Masters −14 (66-65-71-68=270) 1 stroke スウェーデンの旗 ピーター・グスタフソン英語版
7 26 Oct 2008 Castelló Masters Costa Azahar −20 (66-65-66-67=264) 3 strokes スウェーデンの旗 ピーター・ヘドブロム英語版
8 9 Nov 2008 HSBCチャンピオンズ1 −14 (66-68-72-68=274) Playoff イングランドの旗 オリバー・ウィルソン英語版
9 23 Oct 2011 Castelló Masters −27 (67-63-64-63=257) 11 strokes スペインの旗 ゴンサロ・フェルナンデス=カスタノ英語版
10 30 Oct 2011 Andalucía Masters −6 (70-70-67-71=278) 1 stroke スペインの旗 ミゲル・アンヘル・ヒメネス英語版
11 25 Jan 2014 Commercial Bank Qatar Masters −16 (71-67-69-65-272) Playoff フィンランドの旗 ミッコ・イロネン英語版

1 アジアンツアー共催

アジアンツアー優勝 (4)[編集]

1 欧州ツアー共催

その他優勝 (5)[編集]

  • 1997 Catalonian Open Championship (Spain – not a European Tour event)
  • 2001 ネッドバンク・ゴルフチャレンジ英語版 (South Africa – unofficial event)
  • 2002 Telus World Skins Game (Canada - unofficial event)
  • 2003 ネッドバンク・ゴルフチャレンジ (South Africa – unofficial event)
  • 2010 ゲーリー・プレーヤー招待 (with ジョン・クック)

外部リンク[編集]