コンテンツにスキップ

bjリーグ 2015-16

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TKbjリーグ 2015-16シーズン
優勝 琉球ゴールデンキングス(4回目)
準優勝 富山グラウジーズ
チーム数 24

ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2015-16は、2015年10月2日から2016年5月15日まで、日本各地で行われた日本プロバスケットボールリーグである。

参加チーム

[編集]

2015-16シーズン参加チーム

地区 チーム名 都道府県 都市 ホームアリーナ 位置 固定席
観客数
(平均)[1]
参入年
青森ワッツ 青森 青森市 1,701人 2013年
岩手ビッグブルズ 岩手 盛岡市 岩手県営体育館 北緯39度43分29.3秒 東経141度6分55.1秒 1,625席 1,275人 2011年
秋田ノーザンハピネッツ 秋田 秋田市 秋田県立体育館 北緯39度43分10.5秒 東経140度5分37.6秒 2,590席 2,855人 2010年
仙台89ERS 宮城県 仙台 ゼビオアリーナ仙台 北緯38度13分49.2秒 東経140度53分13.7秒 2,777席 2,248人 2005年
福島ファイヤーボンズ 福島 郡山市 郡山総合体育館   2,556席 1,502人 2014年
新潟アルビレックスBB 新潟 新潟市 新潟市東総合SC 北緯37度54分54.6秒 東経139度6分18.1秒 2,048席 2,585人 2005年
富山グラウジーズ 富山 富山市 富山県総合体育C 北緯36度38分41.8秒 東経137度11分24秒 2,000席 2,115人 2006年
信州ブレイブウォリアーズ 長野 千曲市 千曲市戸倉体育館 北緯36度28分41秒 東経138度9分12.2秒 1,436人 2011年
群馬クレインサンダーズ 群馬 前橋市 ヤマダグリーンD前橋 北緯36度23分50.2秒 東経139度3分28.3秒 7,594席 1,172人 2012年
埼玉ブロンコス 埼玉 所沢市 所沢市民体育館 北緯35度48分36秒 東経139度27分48.7秒 2,352席 1,313人 2005年
東京サンレーヴス 東京 調布市 大田区総合体育館 北緯35度33分51.9秒 東経139度43分40.5秒 2,186席 811人 2012年
横浜ビー・コルセアーズ 神奈川県 横浜 横浜国際プール 北緯35度26分27.5秒 東経139度38分11.1秒 2,227席 1,820人 2011年
西 金沢武士団 石川県 金沢 金沢市総合体育館  925人 2015年
浜松・東三河フェニックス 静岡県 浜松 浜松アリーナ 北緯34度43分4秒 東経137度46分0.5秒 3,544席 1,957人 2008年
滋賀レイクスターズ 滋賀 大津市 滋賀県立体育館 北緯35度0分18秒 東経135度53分14.6秒 1,896席 1,638人 2008年
京都ハンナリーズ 京都 京都市 ハンナリーズアリーナ 北緯34度59分43.7秒 東経135度42分54.1秒 2,926席 1,296人 2009年
大阪エヴェッサ 大阪 大阪市 住吉スポーツセンター 北緯34度35分30.8秒 東経135度30分41.6秒 1,749人 2005年
バンビシャス奈良 奈良 橿原市 橿原公苑第一体育館 北緯34度29分26.6秒 東経135度47分29.2秒 1,680席 1,388人 2013年
島根スサノオマジック 島根 松江市 松江市総合体育館 北緯35度28分20.3秒 東経133度3分55.4秒 1,682人 2010年
広島ライトニング 広島 広島市 広島市安佐南区スポーツセンター  席  322人 2015年
高松ファイブアローズ 香川県 高松 高松市総合体育館 北緯34度20分33.06秒 東経134度4分26.99秒 2,000席 939人 2006年
ライジング福岡 福岡 福岡市 アクシオン福岡 北緯33度34分56.2秒 東経130度27分45秒 1,160席 1,257人 2007年
大分・愛媛ヒートデビルズ 大分 別府市 ビーコンプラザ 北緯33度16分58.9秒 東経131度29分13.3秒 2,432席 584人 2005年
琉球ゴールデンキングス 沖縄 宜野湾市 沖縄CC 北緯26度16分47.1秒 東経127度44分0.7秒 1,468席 3,288人 2007年
  • 本年度は24チームが参加。

新規参入

[編集]

2015-16シーズンは金沢、広島が新規参入した。

試合方式

[編集]

レギュラーシーズン(予選リーグ)

[編集]

2015-16シーズンでは、24チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。

  • 東カンファレンス…青森・岩手・秋田・仙台・福島・新潟・富山・信州・群馬・埼玉・東京・横浜
  • 西カンファレンス…金沢・浜松・滋賀・京都・大阪・奈良・島根・広島・高松・福岡・大分愛媛・沖縄

ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは4回戦または6回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。

順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。

プレイオフ(決勝トーナメント)

[編集]
  • 東地区、西地区共に上位8チームがプレイオフに進出。

ルールの変更

[編集]

レギュラーシーズン

[編集]


※緑色がプレイオフ進出。

イースタン・カンファレンス

[編集]
順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 富山グラウジーズ 39 13 .750 - 4409 3831 578
2 仙台89ERS 37 15 .712 2.0 4486 4148 338
3 秋田ノーザンハピネッツ 35 17 .673 2.0 4364 3949 415
4 新潟アルビレックスBB 34 18 .654 1.0 4239 3883 356
5 岩手ビッグブルズ 30 22 .577 4.0 4004 3739 265
6 福島ファイヤーボンズ 30 22 .577 0.0 4308 4118 190
7 信州ブレイブウォリアーズ 27 25 .519 3.0 4216 4219 -3
8 青森ワッツ 23 29 .442 4.0 4042 4181 -139
9 群馬クレインサンダーズ 22 30 .423 1.0 3984 4149 -165
10 横浜ビー・コルセアーズ 19 33 .365 3.0 4039 4278 -239
11 埼玉ブロンコス 5 47 .096 14.0 3603 4434 -831
12 東京サンレーヴス 5 47 .096 0.0 3602 4596 -994

ウェスタン・カンファレンス

[編集]
順位 チーム名 勝率 得点 失点 得失点差
1 京都ハンナリーズ 41 11 .788 - 4088 3616 472
2 琉球ゴールデンキングス 40 12 .769 1.0 4484 3889 595
3 島根スサノオマジック 37 15 .712 3.0 4217 3601 616
4 浜松・東三河フェニックス 36 16 .692 1.0 4060 3617 443
5 滋賀レイクスターズ 35 17 .673 1.0 4274 3800 474
6 大阪エヴェッサ 35 17 .673 0.0 4104 3515 589
7 金沢武士団 27 23 .540 7.0 3992 3719 273
8 ライジング福岡 20 32 .385 8.0 3969 4057 -88
9 バンビシャス奈良 17 35 .327 3.0 3852 3971 -119
10 大分・愛媛ヒートデビルズ 16 34 .320 0.0 4242 4509 -267
11 高松ファイブアローズ 11 41 .212 6.0 3704 4248 -544
12 広島ライトニング 1 51 .019 10.0 3359 5574 -2215

プレイオフ

[編集]
                                           
4月30日・5月1日
向日市民体育館
    5月7日・8日
ハンナリーズアリーナ
    5月14日
有明コロシアム
    5月15日
有明コロシアム
 1  京都ハンナリーズ  93  91   
 8  ライジング福岡  69  80    
4月30日・5月1日
浜松アリーナ
 1  京都ハンナリーズ  95  88   
   5  滋賀レイクスターズ  92  77     
ウェスタン
 4  浜松・東三河フェニックス  94  67   
5月7日・8日
沖縄市体育館
 5  滋賀レイクスターズ  96  77    
4月30日・5月1日
松江市総合体育館
 1  京都ハンナリーズ  56
   2  琉球ゴールデンキングス  87  
ウェスタンファイナル
 3  島根スサノオマジック  57  55   
5月14日
有明コロシアム
 6  大阪エヴェッサ  62  61    
4月30日・5月1日
沖縄市体育館
 2  琉球ゴールデンキングス  82  83   
   6  大阪エヴェッサ  74  72    
カンファレンスセミファイナル
 2  琉球ゴールデンキングス  96  88  
5月7日・8日
富山市総合体育館
 7  金沢武士団  86  73    
ファーストラウンド  2  琉球ゴールデンキングス  86
4月30日・5月1日
富山市総合体育館
   1  富山グラウジーズ  74 
ファイナル
 1  富山グラウジーズ  91  81    5月15日
有明コロシアム
 8  青森ワッツ  68  52    
4月30日・5月1日
新潟市東総合スポーツセンター
 1  富山グラウジーズ  70  92     1  京都ハンナリーズ  74
   5  岩手ビッグブルズ  61  61       3  秋田ノーザンハピネッツ  122 
イースタン 3位決定戦
 4  新潟アルビレックスBB  56  66   
5月7日・8日
仙台市体育館
 5  岩手ビッグブルズ  80  83    
4月30日・5月1日
秋田県立体育館
 1  富山グラウジーズ  99
   3  秋田ノーザンハピネッツ  84  
イースタンファイナル
 3  秋田ノーザンハピネッツ  87  82   
   
 6  福島ファイヤーボンズ  79  71    
4月30日・5月1日
仙台市体育館
 2  仙台89ERS  71  83   
   3  秋田ノーザンハピネッツ  92  92    
 
 2  仙台89ERS  90  85   
 7  信州ブレイブウォリアーズ  84  77     

bjリーグオールスターゲーム

[編集]

出場選手

[編集]
田口成浩(秋田・4年連続4回目)
志村雄彦(仙台・)
リチャード・ロビー(秋田・3年連続3回目)
ウェンデル・ホワイト(仙台・)
ルブライアン・ナッシュ(福島・初出場)
佐藤公威(新潟・)
城宝匡史(富山・7年連続8回目)
亀崎光博(埼玉・)
山田謙治(横浜・)
アランディス・ハリス(岩手・)
鹿野洵生(長野・)
トーマス・ケネディ(群馬・)
  • WEST
    • ヘッドコーチ:浜口炎(京都)
    • アシスタントコーチ:桶谷大(大阪)
日下光(京都・)
岸本隆一(沖縄・3年連続3回目)
太田敦也(浜松・5年連続5回目)
ジーノ・ポマーレ(金沢・)
レジー・ウォーレン(浜松・東三河・4回目)
岡田優(滋賀・)
相馬卓弥(大阪・)
鈴木達也(奈良・2年連続2回目)
清水太志郎(福岡・6年連続8回目)
スクーティー・ランダル(島根・)
ジャービス・ウィリアムズ(高松・)
俊野達彦(大分・愛媛・)


結果

[編集]
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q
WEST 36 30 24 18 108
EAST 30 30 24 31 115

受賞者

[編集]

スリーポイントコンテスト

[編集]
順位 選手 予選 決勝
1 田口成浩(秋田) 17点 25点
2
3
4
5
6

ダンクコンテスト

[編集]
順位 選手 予選 決勝
1 ジョン・フロウヴェウス(東京)
2
3
4
5
5

アワード

[編集]

最優秀選手

[編集]
部門 受賞者 球団
レギュラーシーズン ウェンデル・ホワイト 仙台
プレイオフ イバン・ラベネル 沖縄

ベスト5

[編集]
部門 受賞者 球団
ガード 岸本隆一 沖縄 
城宝匡史 富山
フォワード・センター ルブライアン・ナッシュ 福島
ウェンデル・ホワイト 仙台
ジョシュ・デービス 島根

個人タイトル

[編集]
部門 受賞者 球団 成績
得点 ルブライアン・ナッシュ 福島 26.6点
アシスト 鈴木達也 奈良 6.6本
リバウンド ジョシュ・デービス 島根 15.5本
ブロックショット エグゼビア・ギブソン 長野 2.5本
スティール アンドレ・マレー 東京 2.3本
3Pシュート成功率 横尾達泰 島根 45.8%
フリースロー成功率 青木康平 福岡 94.5%

月間MVP

[編集]
選手
10月 ルブライアン・ナッシュ(福島)
11月 レジー・ウォーレン(浜松・東三河)
12月 ウェンデル・ホワイト(仙台)
1月 サム・ウィラード(富山)
2月 エグゼビア・ギブソン(長野)
3月 岸本隆一(沖縄)
4月 タイレン・ジョンソン(京都)

その他

[編集]
部門 受賞者 球団
最優秀コーチ ボブ・ナッシュ 富山 
MIP 俊野達彦 大分・愛媛 
最優秀6th Man アンドリュー・フィッツジェラルド 石川 
新人賞 上田雅也 埼玉 
ベストブースター 横浜ビー・コルセアーズ
チームアシスト賞 シニア団体「SKY」 京都
bjハーモニー賞 島根スサノオマジック
ベストパフォーマー賞EAST ブルーリングス 青森
ベストパフォーマー賞WEST 舞姫団 石川

その他

[編集]
  • ニノ・ジョンソン(高松)がシーズン中に大麻取締法違反で逮捕、解雇される。
  • 4月14日に発生した熊本地震の影響で、大分・愛媛-金沢戦が中止となり、大分・愛媛および金沢は50戦でシーズンを終えた。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]