Auto GP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Auto GP
カテゴリ フォーミュラカー
国・地域 欧州連合の旗 ヨーロッパ
開始年 2010年
ドライバー 16
チーム 8
コンストラクター ローラ
エンジン
サプライヤー
ザイテック
ドライバーズ
チャンピオン
イギリスの旗 エイドリアン・クアイフ=ホッブス
チーム
チャンピオン
イギリスの旗 スーパーノヴァ・レーシング
公式サイト autogp.net

Auto GP(オートジーピー)は、2010年より発足したフォーミュラカーによるレースカテゴリー。

概要[編集]

2009年までのユーロ3000選手権が発展的に解消して誕生したカテゴリー。旧ユーロ3000がF3000規格の車を使って争われたのに対し、本シリーズはF3000規格とは別個の車両レギュレーションとなっているのが大きな違いである。ただ「中古車を有効活用」している点は変わっておらず、旧ユーロ3000が原則として2004年までの国際F3000用の車両・エンジンを用いていたのに対し、本シリーズでは2005年から2008年までA1グランプリで使用された車両・エンジンを使用している(詳細はA1グランプリカーを参照。ちなみに両者とも、シャシーはローラ、エンジンはザイテック製という共通点がある)。

初年度となる2010年は、シリーズ全体の冠スポンサーイタリアのオンラインポーカーサイトである「PartyPoker.it」がつき[1]、全6イベント・12戦でシリーズが争われる。各イベントにはそれぞれ20万ユーロの賞金が用意されており、2レース合計結果の上位6名までに賞金が支給された(優勝は8万ユーロ)。近年では、世界ツーリングカー選手権と併催となりヨーロッパ、アフリカ、アメリカの計7イベント・14戦が行われている。

レースの参戦費用はパッケージ化されており、シーズンフル参戦のために必要な費用は2010年の場合で38万ユーロ[2]と、GP2等の競合カテゴリーに比べれば割安に設定されている。

2015年シリーズは全7戦が予定されているが、参加台数を増加させるために、2014年まで同一シャシーを用いて開催されていたFA1チャンピオンシップシリーズと統合されることとなった[3]。しかし、FA1チャンピオンシップシリーズに参戦していたチームは全て撤退、2015年にFIAが発表したF1のスーパーライセンス発給の指針となるポイントシステム[4]においても当カテゴリは対象外となったこともあり、エントリーは激減した。当初開幕戦だったモロッコ戦が中止(現地の政情不安による。ただし併催のWTCCは予定通り開催された)になるなど、 厳しい状況に置かれている。シリーズは第三戦ポール・リカールでの開催を前に、エントリー減少に伴うシリーズの一時休止が発表された[5]

シリーズチャンピオン[編集]

シリーズ名 チャンピオン チームチャンピオン
2010 Auto GP フランスの旗 ロマン・グロージャン フランスの旗 DAMS
2011 Auto GP イタリアの旗 ケビン・チェッコン フランスの旗 DAMS
2012 Auto GP World Series イギリスの旗 エイドリアン・クアイフ=ホッブス イギリスの旗 スーパーノヴァ・レーシング
2013 Auto GP イタリアの旗 ヴィットリオ・ギレッリ イギリスの旗 スーパーノヴァ・レーシング
2014 Auto GP 日本の旗 佐藤公哉 イギリスの旗 スーパーノヴァ・レーシング

関連項目[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ PartyPoker.it to sponsor Auto GP - AutoGP・2010年3月18日
  2. ^ Regulations - AutoGP
  3. ^ “AUTO GP、台数増加狙い同車両のシリーズと統合”. AUTO SPORT WEB (AUTO SPORT WEB). (2014年12月23日). http://as-web.jp/news/info.php?c_id=5&no=62289#page2 2015年1月3日閲覧。 
  4. ^ スーパーライセンス発給条件を数値化、SFも対象 - AUTOSPORT web・2015年1月6日
  5. ^ “AUTO GP、台数減少に伴うシリーズ休止を発表”. AUTO SPORT WEB (AUTO SPORT WEB). (2015年6月26日). http://as-web.jp/news/info.php?c_id=5&no=66397 2015年6月26日閲覧。 

外部リンク[編集]