全日本モトクロス選手権

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全日本モトクロス選手権(ぜんにほんモトクロスせんしゅけん、ALL JAPAN MOTOCROSS CHAMPIONSHIP)は、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が主催する国内最高峰のモトクロス選手権

現在のクラス[編集]

  • 国際A級(IA)
    • IA1(旧国際A級250cc)
    2ストローク175cc - 250cc及び4ストローク290cc - 450ccのレース専用マシンで競う。30分+1周を2ヒート(レース)の決勝レースが行われる。全日本モトクロス選手権最高峰カテゴリー。

HRC(ホンダ)を始めとするメーカーワークスマシン同士の争いがメインとなる。(スズキは2017年よりワークス参戦停止) 近年は参加台数が少なく、予選落ちは発生していない。 2017年度より、予選方式がタイムアタック形式になるなど、ファンが楽しめる形を試行錯誤中。 年間ランキング10位までは、IA2クラスに降格が認められない。

    • IA2(旧国際A級125cc)
    2ストローク100cc - 125cc及び4ストローク175cc - 250ccのレース専用マシンで競う。

メーカーワークスマシンと、プライベーターの戦いが激しいバトルを生み出し、若手ライダーが多いことから、接触、転倒も多い。 年間チャンピオンは翌年から海外渡航する事が多く、ここ数年連続チャンピオンは生まれていない。

  • 国際B級(IB)
    2ストローク100cc - 125cc及び4ストローク175cc - 250ccのIB2(旧称125cc)クラスと、オープンクラスがある。各クラス20分+1周各1ヒート。ダブルエントリーが認められる。有効ポイント制。2015 年からは、オープンクラスのみで、全戦有効ポイント制となった。

競技時間が少なく、かつ経験の浅いライダーが多いため、大規模なクラッシュがあったり、トップクラスのライダーが予選落ちしたりと、番狂わせが起きることも多い。 年間ランキング10位までは翌年からIAクラスに昇格となる。

  • レディース
    2ストローク50cc超85cc以下。15分+1周1ヒート。有効ポイント制。2015年からは、全戦有効ポイントになった。

ホンダのみ150ccの4ストロークマシンで戦う為、スタート時には4ストと2ストの爆音が混ざる、独特の雰囲気がある。 女子の最高峰クラスだが、参加ライダーの実力差がかなりあるため、周回遅れがトップライダーに絡み転倒などアクシデントも多い。 レース時間が短く、1レースのみの開催となるため、スタートの是非が戦績に大きく影響する。 以前は鈴木、益など連続チャンピオンが多かったが、邵以来、連続チャンピオンがおらず、群雄割拠の状態。

ポイント[編集]

1位=25、2位=22、3位=20、4位=18、5位=16、6位=15、7位=14、8位=13、9位=12、10位=11、11位=10、12位=9、13位=8、14位=7、15位=6、16位=5、17位=4、18位=3、19位=2、20位=1

※MFJ(日本)グランプリでは5ポイントが加算される。

歴代チャンピオン[編集]

セニア250cc セニア125cc セニア90cc  
1967年 山本隆 吉村太一 山本隆  
1968年 山本隆 星野一義 星野一義  
1969年 鈴木忠男 矢島金次郎 山本隆  
1970年 吉村太一 吉村太一    
セニア250cc セニア125cc エキスパートジュニア250cc エキスパートジュニア125cc
1971年 上野広一 矢島金次郎 瀬尾勝彦 瀬尾勝彦
1972年 鈴木都良夫(ヤマハ) 鈴木秀明(ヤマハ) 池田勝 小田切信雄
1973年 鈴木秀明(ヤマハ) 鈴木都良夫(ヤマハ) 藤秀信 岸川清秀
1974年 鈴木秀明(ヤマハ) 鈴木秀明(ヤマハ) 渡辺明(スズキ) 渡辺明(スズキ)
1975年 増田耕二(スズキ) 杉尾良文(ヤマハ) 東福寺保雄 東福寺保雄
1976年 竹沢正治(カワサキ) 鈴木都良夫(ヤマハ) 青山金助 光安鉄美
1977年 瀬尾勝彦(ヤマハ) 瀬尾勝彦(ヤマハ) 大泉浩一(ヤマハ) 佐藤健二
1978年 光安鉄美(ヤマハ) 瀬尾勝彦(ヤマハ) 佐々木隆 佐々木隆
1979年 光安鉄美(ヤマハ) 光安鉄美(ヤマハ) 原口衛 秋元春夫
国際A級250cc 国際A級125cc 国際B級250cc 国際B級125cc
1980年 杉尾良文(ホンダ) 東福寺保雄(ヤマハ) 庄司覚 谷川龍太郎
1981年 福本敏夫(ホンダ) 東福寺保雄(ホンダ) 岡部篤史 岡部篤史
1982年 東福寺保雄(ホンダ) 大関昌典(スズキ) 小橋勝年 小橋勝年
1983年 杉尾良文(ホンダ) 庄司覚(ヤマハ) 茶谷学 茶谷学
1984年 スティーブ・マーチン(ホンダ) 東福寺保雄(ホンダ) 鶴田忍 菅原義広
1985年 スティーブ・マーチン(ホンダ) 岡部篤史(カワサキ) 川崎智之 田淵武
1986年 東福寺保雄(ホンダ) 伊田井佐夫(ホンダ) 花田茂樹 花田茂樹
1987年 東福寺保雄(ホンダ) 岡部篤史(カワサキ) 石橋博也 吉田和泉
1988年 東福寺保雄(ホンダ) 岡部篤史(カワサキ) 大塚忠和 大塚忠和
1989年 岡部篤史(カワサキ) 光安鉄美(ヤマハ) 榎本正則 芹沢太麻樹
1990年 東福寺保雄(ホンダ) 東福寺保雄(ホンダ) 村橋健太郎 元木龍幸
1991年 宮内隆行(ホンダ) 荻島忠雄(スズキ) 城田賢一 半場賢吾
1992年 エディ・ウォーレン(カワサキ) 請川意次(カワサキ) 田沢豊晃 佐々木祐介
1993年 ロン・ティシュナー(スズキ) 佐々木祐介(ホンダ) 益留信太郎 益留信太郎
1994年 ロン・ティシュナー(スズキ) 小田切一剛(ホンダ) 成田亮(ヤマハ) 倉林啓一郎
1995年 ジェフ・マタセビッチ(カワサキ) 川島雄一郎(ホンダ) 溝口哲也 矢島健一
1996年 ジェフ・マタセビッチ(カワサキ) 川島雄一郎(スズキ) 井上眞一 井上眞一
1997年 ジェフ・マタセビッチ(カワサキ) 高見俊次(カワサキ) 増田一将(ヤマハ) 増田一将(ヤマハ)
1998年 カイル・ルイス(スズキ) 増田一将(ヤマハ) 平塚雅樹 平塚雅樹
1999年 カイル・ルイス(スズキ) 勝谷武史(ヤマハ) 戸倉徹哉 鈴木健介
国際A級250cc 国際A級125cc 国際B級250cc 国際B級125cc レディース
2000年 高濱龍一郎(ホンダ) 佐合潔(ホンダ) 小泉貴文(ヤマハ) 藤田卓 鈴木沙耶(スズキ)
2001年 熱田孝高(ホンダ) 田島久誌(ヤマハ) 折原徹(ホンダ) 釘村忠(ヤマハ) 鈴木沙耶(スズキ)
2002年 成田亮(スズキ) 加賀真一(スズキ) 村岡康裕(ヤマハ) 小島庸平(スズキ) 鈴木沙耶(スズキ)
2003年 成田亮(スズキ) 溝口哲也(カワサキ) 上田隼人(スズキ) 上田隼人(スズキ) 鈴木沙耶(スズキ)
国際A級250cc 国際A級125cc 国際B級OPEN 国際B級125cc レディース
2004年 成田亮(ホンダ) 中村友則(カワサキ) 伊藤正憲(ヤマハ) 内山慎太郎(ヤマハ) 鈴木沙耶(スズキ)
IA1 IA2 IBOPEN IB2 レディース
2005年 小池田猛(ヤマハ) 福留善秀(ホンダ) 片倉久斗(ホンダ) 斉木達也(ヤマハ) 鈴木沙耶(スズキ)
2006年 熱田孝高(ホンダ) 小島庸平(スズキ) 岡田涼(カワサキ) 富田俊樹(ホンダ) 鈴木沙耶(スズキ)
2007年 成田亮(ヤマハ) 新井宏彰(カワサキ) 木下隼(ヤマハ) 稲垣佳樹(スズキ) 鈴木沙耶(スズキ)
2008年 成田亮(ヤマハ) 勝谷武史(カワサキ) 小関元貴(ヤマハ) 松下幸司(ヤマハ) 益春菜(ホンダ)
2009年 成田亮(ヤマハ) 勝谷武史(カワサキ) 山本鯨 山本鯨 益春菜(ホンダ)
2010年 熱田孝高(スズキ) 小島太久摩 竹中純矢 竹中純矢 益春菜(ホンダ)
2011年 成田亮(ヤマハ) 三原 拓也(カワサキ) 村上 洸太 土橋 優 益春菜(ホンダ)
2012年 成田亮(ヤマハ) 山本鯨(スズキ) 能塚 智寛 佐々木 雅哉 邵 洋子(スズキ)
2013年 成田亮(ホンダ) 富田俊樹(ホンダ) 大塚豪太(ホンダ) 大塚豪太(ホンダ) 邵 洋子(スズキ)
2014年 成田亮(ホンダ) 勝谷武史(カワサキ) 古賀太基(ホンダ) 馬場亮太(スズキ) 竹内優菜(ホンダ)
2015年 小島庸平(スズキ) 富田俊樹(ホンダ) 長門健一(ホンダ) 安原さや(ヤマハ)
2016年 成田亮(ホンダ) 能塚智寛(ホンダ) 大倉由揮(ヤマハ) 中野洋子(ホンダ)
2017年 山本鯨(ホンダ) 渡辺祐介(ヤマハ) 佐々木麗(ヤマハ) 竹内優菜(ホンダ)
2018年 成田亮(ホンダ) 古賀太基(ホンダ) 岸桐我(ホンダ) 畑尾樹璃(ホンダ)

テレビ放送[編集]

  • TwellV 月曜 20:00 - 21:00(〜 2015年3月)、土曜 19:00 - 20:00(2015年4月4日〜)
  • ナビゲーター兼活弁:高橋愛子きのせひかるJ-GIRLS) - オープニングのセリフは「いざ、参らん!J-クロス。」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]