尾花沢市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。玄海093 (会話 | 投稿記録) による 2020年12月27日 (日) 11:13個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (森田めぐみ2020 (会話) による版を ドデカイラーメン による版へ巻き戻し)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

おばなざわし ウィキデータを編集
尾花沢市
尾花沢市旗
2009年4月1日制定
尾花沢市章
1958年6月20日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 山形県
市町村コード 06212-0
法人番号 8000020062120 ウィキデータを編集
面積 372.53km2
総人口 13,368[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 35.9人/km2
隣接自治体 東根市村山市最上郡最上町舟形町北村山郡大石田町
宮城県仙台市加美郡加美町色麻町
市の木 ケヤキ(ツキを含む)
市の花 ツツジ
尾花沢市役所
市長 結城裕
所在地 999-4292
山形県尾花沢市若葉町一丁目2番3号
北緯38度36分2.3秒 東経140度24分20.4秒 / 北緯38.600639度 東経140.405667度 / 38.600639; 140.405667
外部リンク 公式ウェブサイト

尾花沢市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
真冬の銀山温泉
尾花沢市中心部の空中写真。画像中央やや右に尾花沢の市街地。画像左端に奥羽本線大石田駅大石田町)があり、尾花沢市中心部に鉄道駅はない。1976年撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

尾花沢市(おばなざわし)は、山形県の北東部に位置する人口約1万6千人の[1]尾花沢牛尾花沢スイカの産地で知られる。

地理

尾花沢盆地に位置し、西に最上川、東に奥羽山脈がある。

隣接している自治体・行政区

山形県
宮城県

歴史

  • 1658年万治元年) - 尾花沢代官陣屋が置かれる。
  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、北村山郡尾花沢村福原村宮沢村玉野村常盤村が各成立。
    • 尾花沢村 ← 尾花沢村、牛房野村、二藤袋村、朧気村
    • 福原村 ← 野黒沢村、芦沢村、毒沢村、名木沢村、南沢村、寺内村、荻袋村
    • 宮沢村 ← 押切村、正厳村、丹生村、高橋村、行沢村、中島村、岩谷沢村、市野々村、富山村
    • 玉野村 ← 原田村、上柳渡戸村、下柳渡戸村、銀山新畑村、上ノ畑村、母袋村、鶴巻田村、北郷村
    • 常盤村 ← 延沢村、細野村、畑沢村、鶴子村、六沢村
  • 1897年(明治30年)7月26日 - 尾花沢村が町制を施行して尾花沢町となる。
  • 1954年昭和29年)10月1日 - 尾花沢町、福原村、宮沢村、玉野村、常盤村が合併し、尾花沢町となる。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 村山市大字五十沢字中五十沢および横内を尾花沢町に編入。
  • 1959年(昭和34年)4月10日 - 尾花沢町が市制施行して尾花沢市となる。
  • 2020年令和2年)7月29日 - 集中豪雨により最上川が氾濫し、大石田町にある浄水場が水没したため市内の大部分で断水[2]。同日付で他市町村とともに災害救助法が適用[3]

行政

人口

東北地方の市の中では最小の人口の自治体である。山形県内の高畠町庄内町河北町よりも人口が少ない。


尾花沢市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


経済

郵便局

  • 尾花沢郵便局(集配局)
  • 玉野郵便局(集配局)
  • 福原郵便局(集配局)
  • 延沢郵便局
  • 宮沢郵便局
  • 寺内簡易郵便局
  • 名木沢簡易郵便局
  • 中島簡易郵便局

金融機関

姉妹都市

教育

山形県立北村山高等学校
高等学校
中学校
小学校
  • 尾花沢市立福原小学校(2014年4月-尾花沢市立福原中部小学校を統合)
  • 尾花沢市立宮沢小学校
  • 尾花沢市立尾花沢小学校
  • 尾花沢市立玉野小学校(2016年4月-尾花沢市立上柳小学校を統合)
  • 尾花沢市立常盤小学校(2020年4月-尾花沢市立鶴子小学校を統合)

交通

山交バス尾花沢待合所

空港

市域内に空港はないが、最寄りの空港は山形空港(東根市)である。

鉄道路線

上記の駅は町外れにあり、市の中心部に駅はなく、JTB時刻表によると、尾花沢バス停(山交バス尾花沢待合所)が中心駅の扱いとなっている。なお、1970年昭和45年)までは大石田駅から山形交通尾花沢線尾花沢駅までを結んでいた。

都市間バス路線

都市間バスは山交バス運行による2路線がある。昼行便の特急48ライナーは仙台とを結ぶ利用のほか、鉄道のある新庄・村山への連絡としても利用できる。TOKYOサンライズ号は夜行便である。

一般路線バス

  • 山交バス
  • 尾花沢市営バス
    • 銀山線は2008年(平成20年)よりクラシックバス「銀山はながさ号」(はながさバス)が運行されている。
    • 両業者とも大石田駅に乗り入れる。同駅から尾花沢市中心部までは10分程度。

道路

高速道路
  • E13東北中央自動車道:(尾花沢IC:予定)
  • 国道13号 E13 尾花沢新庄道路(東北中央自動車道):尾花沢IC、野黒沢IC尾花沢北IC川原子IC
一般国道
主要地方道
一般県道
  • 山形県道120号東根尾花沢線
  • 山形県道121号尾花沢大石田線
  • 山形県道123号荻袋大浦線
  • 山形県道124号荻袋正厳線
  • 山形県道187号芦沢停車場実栗屋線
  • 山形県道188号銀山温泉線
  • 山形県道301号鶴子尾花沢線
  • 山形県道302号上五十沢構内線
  • 山形県道305号大石田名木沢線
  • 山形県道318号新庄長沢尾花沢線

観光ほか

銀山温泉 温泉街

出身有名人

脚注

  1. ^ 尾花沢市の人口 尾花沢市
  2. ^ 5429世帯断水、復旧めどたたず 尾花沢と大石田”. 山形新聞 (2020年7月30日). 2020年7月20日閲覧。
  3. ^ 令和2年7月3日からの大雨による災害にかかる災害救助法の適用について【第11報】”. 内閣府 (2020年7月29日). 2020年7月20日閲覧。

関連項目

外部リンク