西村山郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
日本 > 東北地方 > 山形県 > 西村山郡
山形県西村山郡の範囲(1.河北町 2.西川町 3.朝日町 4.大江町)
旧西村山郡役所・郡会議事堂

西村山郡(にしむらやまぐん)は、山形県

人口39,086人、面積796.53km²、人口密度49.1人/km²。(2017年5月1日、推計人口

以下の4町を含む。

郡域[編集]

1878年明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記4町のほか、下記の区域にあたる。

歴史[編集]

郡発足までの沿革[編集]

知行 村数 村名
幕府領 幕府領 42村 ●柴橋村、●米沢村、●八鍬村、清助新田村、●谷沢村、●小見村、白岩村、留場村、田代村、幸生村、海味村、間沢村、本道寺村、月岡村、砂子関村、月山沢村、志津村、●大井沢村、●貫見村、小柳村、●黒森村、沢口村、●柳川村、勝生村、小清村、●楯西村、●楯南村、●楯北村、●西根村、●新田村、仁田村、●高屋村、●島村、小泉村、泉村、●溝延村、日和田村、●箕輪村、西里村、松橋村、新町村、●大町村
藩領 出羽松山藩 60村 大隅村、和合村、古真木村、送橋村、下芦沢村、水本村、針生村、杉山村、上郷村、大滝村、東助巻村、四野沢村、末吉良村、新宿村、中郷村、能中村、八ツ沼村、高田村、長沼村、石須部村、立木村、白倉村、太郎村、松程村、大船木村、今平村、常盤村、雪谷村、西助巻村、西船渡村、藤田村、富沢村、中沢村、粧坂村、本左中村、新左中村、栗木沢村、川通村、堂屋敷村、塩野平村、所部村、材木村、橋上村、楢山村、月布村、大鉢村、滝野沢村、下北山村、原村、左沢村、●船渡村、●本顔好村、●十八才村、●新顔好村、●葛沢村、●上北山村、●荻袋村、●小漆川村、●市野沢村、●松川村
上野館林藩 6村 荒町村、田井村、中郷村、●平塩村、前小路村、●本楯村
陸奥棚倉藩 5村 大暮山村、●大谷村、用村、深沢村、伏熊村
蝦夷館藩 5村 ●沼山村、睦合村、綱取村、岩根沢村、水沢村
出羽新庄藩 4村 北口村、吉田村、岩木村、新吉田村
松山藩・館藩 2村 宮内村、●入間村
幕府領・藩領 幕府領・松山藩 1村 吉川村
幕府領・新庄藩 1村 工藤小路村
その他 寺社領 3村 慈恩寺村、大沼村、小釿村
  • 慶応2年6月19日1866年7月30日) - 棚倉藩が武蔵川越藩に転封。棚倉藩には陸奥白河藩が転封。
  • 慶応4年
  • 明治元年
    • 12月7日1869年1月19日) - 出羽国が分割され、村山郡は羽前国の所属となる。
    • 12月15日(1869年1月27日) - 戊辰戦争後の処分により松山藩が減封。郡内の領地は変更なし。
    • 12月24日(1869年2月5日) - 白河藩が棚倉藩に転封(現状に即した形となる)。このときの減封により郡内の領地が酒田民政局の管轄となる。
  • 明治2年
  • 明治3年
  • 明治4年
  • 明治6年(1873年) - 後の北村山郡域に同名の村が存在した荻袋村が荻野村に改称。
  • 明治8年(1875年)(126村)
    • 東助巻村・西助巻村が合併して助巻村となる。
    • 能中村・八ツ沼村・西船渡村が合併して三中村となる。
    • 中郷村が宮宿村に改称。
  • 明治9年(1876年) - 本顔好村・新顔好村が合併して顔好村となる。(125村)
  • 明治10年(1877年)(118村)
    • 粧坂村が大谷村に合併。
    • 本左中村・新左中村・栗木沢村・川通村・船渡村が合併して玉ノ井村となる。
    • 用村・深沢村・伏熊村が合併して三郷村となる。

郡発足後の沿革[編集]

  • 明治11年(1878年11月1日 - 郡区町村編制法の山形県での施行により、村山郡のうち118村に行政区画としての西村山郡が発足。郡役所を楯南村に設置。
  • 明治13年(1880年) - 大隅村が和合村に合併。(117村)
  • 明治14年(1881年)(109村)
    • 楯西村・楯南村・楯北村・本楯村が合併して寒河江村となる。
    • 新田村・仁田村が合併して日田村となる。
    • 小泉村・泉村が合併して三泉村となる。
    • 末吉良村・助巻村が宮宿村に、高田村が三中村にそれぞれ合併。
  • 明治15年(1882年) - 滝野沢村・下北山村・葛沢村・上北山村・小漆川村・市野沢村が合併して本郷村となる。(104村)
  • 明治20年(1887年) - 松橋村・新町村・大町村・荒町村・前小路村・北口村・工藤小路村が合併して谷地村となる。(98村)
1.寒河江村 2.西根村 3.柴橋村 4.高松村 5.左沢村 6.大谷村 7.西五百川村 8.東五百川村 9.本郷村 10.七軒村 11.大井沢村 12.本道寺村 13.川土居村 14.西山村 15.白岩村 16.醍醐村 17.西里村 18.三泉村 19.溝延村 20.谷地村 21.北谷地村(紫:寒河江市 桃:河北町 赤:朝日町 橙:大江町 黄:西川町 水色:西置賜郡白鷹町)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により以下の町村が発足。(21村)
    • 寒河江村 ← 寒河江村、島村、高屋村(現・寒河江市)
    • 西根村 ← 西根村、日田村(現・寒河江市)
    • 柴橋村 ← 柴橋村、中郷村、松川村、平塩村(現・寒河江市)
    • 高松村 ← 米沢村、谷沢村、八鍬村、清助新田村(現・寒河江市)
    • 左沢村 ← 左沢村、三郷村、富沢村、小見村、藤田村(現・大江町)
    • 大谷村 ← 大谷村、大暮山村、大沼村、玉ノ井村、中沢村(現・朝日町)
    • 西五百川村 ← 常盤村、松程村、太郎村、大船木村、今平村、石須部村、立木村、白倉村、長沼村、三中村(現・朝日町)
    • 東五百川村 ← 宮宿村、新宿村、雪谷村、四野沢村、大滝村、上郷村、杉山村、古真木村、送橋村、下芦沢村、水本村、和合村(現・朝日町)、針生村(現・西置賜郡白鷹町)
    • 本郷村 ← 橋上村、本郷村、所部村、塩野平村、堂屋敷村、荻野村、材木村、顔好村、十八才村、小釿村、楢山村、月布村、大鉢村(現・大江町)
    • 七軒村 ← 貫見村、沢口村、柳川村、黒森村、小柳村、小清村、勝生村(現・大江町)
    • 大井沢村(単独村制、現・西川町)
    • 本道寺村 ← 本道寺村、砂子関村、月岡村、月山沢村、志津村(現・西川町)
    • 川土居村 ← 沼山村、原村、吉川村、入間村(現・西川町)
    • 西山村 ← 海味村、睦合村、間沢村、綱取村、岩根沢村、水沢村(現・西川町)
    • 白岩村 ← 白岩村、留場村、田代村、幸生村、宮内村(現・寒河江市)
    • 醍醐村 ← 日和田村、慈恩寺村、箕輪村(現・寒河江市)
    • 西里村(単独村制、現・河北町)
    • 三泉村(単独村制、現・寒河江市、河北町)
    • 溝延村 ← 溝延村、田井村(現・河北町)
    • 谷地村(単独村制、現・河北町)
    • 北谷地村 ← 吉田村、岩木村、新吉田村(現・河北町)
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治26年(1893年1月7日 - 寒河江村が町制施行して寒河江町となる。(1町20村)
  • 明治29年(1896年
  • 明治33年(1900年2月8日 - 白岩村が町制施行して白岩町となる。(4町17村)
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡制廃止にともない郡会が廃止。残務処理のため郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和3年(1928年)4月1日 - 東五百川村が町制施行・改称して宮宿町となる。(5町16村)
  • 昭和12年(1942年)7月1日 - 西村山地方事務所が寒河江町に設置され、西村山郡全域を管轄する。
  • 昭和29年(1954年
    • 8月1日 - 寒河江町・西根村・柴橋村・高松村・醍醐村が合併して寒河江市が発足し、郡より離脱。(4町12村)
    • 10月1日(5町4村)
      • 七軒村・本郷村が合併して漆川村が発足。
      • 大井沢村・本道寺村・西山村・川土居村が合併して西川町が発足。
      • 谷地町・北谷地村・西里村・溝延村が合併して河北町が発足。
    • 11月1日
      • 宮宿町・西五百川村・大谷村が合併して朝日町が発足。
      • 白岩町・三泉村が寒河江市に編入。(4町1村)
  • 昭和30年(1955年
  • 昭和34年(1959年8月20日 - 左沢町・漆川村が合併して大江町が発足。(4町)
  • 平成13年(2001年) - 西村山地方事務所が廃止され、山形市に設置した村山総合支庁の管轄となる。

変遷表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「旧領旧高取調帳」では館林県・館県の管轄となっているが、誤記とみられる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

先代:
村山郡
行政区の変遷
1878年 -
次代:
(現存)