五ケ別府町

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五ケ別府町
鹿児島実業高等学校
五ケ別府町の位置(鹿児島市内)
五ケ別府町
五ケ別府町
五ケ別府町の位置(鹿児島県内)
五ケ別府町
五ケ別府町
北緯31度36分2.2秒 東経130度28分28.6秒 / 北緯31.600611度 東経130.474611度 / 31.600611; 130.474611
日本
都道府県 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 谷山地域
地区 谷山北部地区
人口
2020年(令和2年)4月1日現在)
 • 合計 1,021人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
891-0101

五ケ別府町(ごかべっぷちょう Gokabeppu-Chō)は、鹿児島県鹿児島市町名[1]。旧谿山郡谷山郷五ケ別府村、谿山郡谷山村大字五ケ別府鹿児島郡谷山町大字五ケ別府谷山市五ケ別府町。五ケ別府の「ケ」は「ヶ」とも表記される。郵便番号は891-0101。人口は1,021人、世帯数は476世帯(2020年4月1日現在)[2]

地理

鹿児島市の西部、永田川上流域から中流域の間に位置している。町域の北方には鹿児島県道24号鹿児島東市来線を挟んで西別府町、南方には皇徳寺台中山町、東方には山田町星ヶ峯田上、西方には春山町石谷町がそれぞれ接している。元々は皇徳寺台、星ヶ峯の一部の区域は五ケ別府町に属しており、ニュータウン造成に伴う町名設置により分割されたものである。

教育施設は町域の北部に鹿児島実業高等学校及び鹿児島工学院専門学校が所在しており、鹿児島実業高等学校には運営母体である学校法人川島学園の本部が設置されている。また、1986年まで五ケ別府町には鹿児島市立宮川小学校があったが、皇徳寺台の人口増加に伴い、皇徳寺台四丁目に移転している。跡地は宮川幼稚園及び鹿児島市宮川野外活動センターとして利用されている。

町域の北端部を鹿児島県道24号鹿児島東市来線、北部を鹿児島本線、中央部を鹿児島県道35号永吉入佐鹿児島線がそれぞれ東西に通り、県道35号に沿って春山町方面より永田川が流れており、流域には川口や炭床などの集落が形成されている。

河川

歴史

成立から町村制施行まで

五ケ別府という地名は古くは室町期より見え、薩摩国のうちであった。寛正6年の鹿児島諏訪社祭次第には「五番<己丑年><花棚 西田 谷山五ケ別府 東之別府 谷山之山田>」とあり、当地は花棚(現在の川上町の一部)、西田などと共に諏訪社祭礼役の5番目に編成されていた[1]

江戸期には薩摩国谿山郡のうちであった。古くは山田郷に属していたというが、後に谷山郷(外城)のうちとなった。村高は「天保郷帳」では489石余、「旧高旧領」では718石余であった[1]

町村制施行以降

1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、谷山郷の区域より谷山村が成立し、江戸期の五ケ別府村は谷山村の大字「五ケ別府」となった。1924年(大正13年)には谷山村が町制施行し谷山町の大字となり、1958年(昭和33年)に谷山町が市制施行し谷山市となり、大字五ケ別府は谷山市の町名「五ケ別府町」となった。1967年(昭和42年)に谷山市が鹿児島市に編入され、鹿児島市の町名となった[1]

1988年(昭和63年)には星ヶ峯ニュータウン造成による町名設置により一部が分割され、山田町、田上町の一部と共に星ヶ峯一丁目から星ヶ峯五丁目として成立。1992年(平成4年)には五ケ別府町及び山田町の各一部が分割され、皇徳寺台一丁目から四丁目が成立した。、1997年平成9年)11月17日には五ケ別府町の一部及び皇徳寺台五丁目の一部が皇徳寺台四丁目に編入され、五ケ別府町の一部が皇徳寺台五丁目に編入された[3]。また2004年(平成16年)には町域の一部より星ヶ峯みなみ台の区域を分割し星ヶ峯六丁目が成立した[4]

町域の変遷

分割実施後 分割実施年 分割実施前
星ヶ峯一丁目から星ヶ峯五丁目 1988年昭和63年) 五ケ別府町の一部
皇徳寺台一丁目から皇徳寺台四丁目 1992年平成4年) 五ケ別府町の一部
皇徳寺台五丁目の一部 1997年平成9年) 五ケ別府町及び皇徳寺台四丁目の各一部
皇徳寺台四丁目の一部 五ケ別府町の一部
星ヶ峯六丁目 2004年平成16年) 五ケ別府町の一部
(星ヶ峯みなみ台)

施設

公共
郵便局
  • 五ケ別府簡易郵便局
教育施設
寺社
  • 鎮守神社

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[5]

町丁 区域 小学校 中学校
五ケ別府町 菖蒲口・塔之原・五ヶ福永
宮園・湯之元・茂頭
鹿児島市立星峯西小学校 鹿児島市立星峯中学校
五ケ別府町 井手ヶ宇都・笠木・上笠木・川口
柊木山・炭床・三重野
鹿児島市立宮川小学校 鹿児島市立皇徳寺中学校
五ケ別府町 饅頭石 鹿児島市立春山小学校 鹿児島市立松元中学校

交通

道路

高速道路
県道

鉄道

脚注

  1. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.286
  2. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  3. ^ 平成9年鹿児島県告示第1565号(町の区域の設定及び変更、平成9年11月5日付鹿児島県公報第1565号所収)
  4. ^ 『南日本新聞』 2012年4月10日付 15面(星ヶ峯新聞)
  5. ^ 小・中学校の校区(学区)表”. 鹿児島市役所. 2020年9月26日閲覧。

関連項目

座標: 北緯31度36分2.2秒 東経130度28分28.6秒 / 北緯31.600611度 東経130.474611度 / 31.600611; 130.474611