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静浜基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
静浜飛行場
静浜飛行場の空中写真(2020年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
IATA: なし - ICAO: RJNY
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 静岡県焼津市
種類 軍用
所有者 防衛省
運営者 航空自衛隊
開設 1944年
所在部隊 第11飛行教育団
静岡県警航空隊
標高 7 m (23 ft)
座標 北緯34度48分46秒 東経138度17分53秒 / 北緯34.81278度 東経138.29806度 / 34.81278; 138.29806
地図
空港の位置
空港の位置
RJNY
空港の位置
空港の位置
RJNY
空港の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
09/27 1,500×45 アスファルト
リスト
空港の一覧
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静浜基地付近の空中写真。(1988年撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

静浜基地 (しずはまきち、JASDF Shizuhama Airbase)は、第11飛行教育団等が配置されている航空自衛隊基地である。基地司令は、第11飛行教育団司令が兼務。

所在地:静岡県焼津市(旧志太郡大井川町)上小杉1602

基地名の由来は旧志太郡静浜村の地域にあることから。

概要

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  • この基地では、航空機のパイロット候補生を対象に、初等練習機による訓練を行っている。
  • 飛行場施設を有する航空自衛隊の基地の中で、最も面積が小さい(約730,000m2)。なお飛行場施設を有しない基地や分屯基地も含めると、最も面積が小さいのは御前崎分屯基地である。
  • 同基地に保管されているT-3T-34AT-6Fはエンジンにオイルが入れられており、整備も定期的に行われているため、現在も飛行(エンジン始動)が可能とされている(2012年確認)。航空祭等でこれらに機体にアースがとられていたり、エンジン下にオイルパンが置かれているのを目にすることができる。

沿革

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  • 1944年(昭和19年)12月 - 日本海軍航空隊藤枝基地として開設。
  • 1945年(昭和20年)9月 - 戦後米軍による接収。
  • 1958年(昭和33年)8月1日 - 航空自衛隊静浜基地として開設。第2操縦学校第2分校編成。
  • 1959年(昭和34年)6月1日 - 第15飛行教育団が編成。
  • 1964年(昭和39年)
    • 3月10日 - 航空自衛隊第5術科学校第2分校が静浜基地に移動。
    • 5月30日 - 第11飛行教育団が小月から移動。
    • 5月31日 - 第15飛行教育団が廃止。
  • 1975年(昭和50年)4月3日 - 航空自衛隊第5術科学校第2分校が廃止。
  • 1979年(昭和54年)6月 - T-3による飛行訓練開始。
  • 2005年(平成17年)7月 - T-7による飛行教育開始。
  • 2016年(平成28年)3月 - 敷地内に展示されていたF-86DF-104JT-33AT-1Bを解体撤去。

配置部隊

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航空教育集団隷下

航空支援集団隷下

航空自衛隊直轄

関係機関

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ふじ2号
  • 静岡県警察航空隊-滑走路西端南側にあるヘリポートを使用する。ヘリポートに隣接した敷地に施設(専用の格納庫等)を持つ。

航空祭

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航空祭で展示飛行を行なう浜松救難隊のUH-60J
  • 毎年5月中旬に開催。所属初等練習機の展示飛行の他、周辺基地から飛来する機体による展示飛行が行われる。
  • 滑走路が短いため、戦闘機の地上展示は行われない。しかし、静態保存されているF-86F-25(62-7417)は敷地内に展示されている。
  • かつては旧海軍芙蓉部隊の根拠地であったことから、T-3の退役を目前に控えた2006年には芙蓉部隊配備機であった彗星のカラーリングを施したT-3が1機製作され、展示飛行も行われた。その後も地上展示ではあるが、このカラーリングの機体が公開されている[1]

関連項目

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外部リンク

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