「幻之介世直し帖」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m クール (放送) |
編集の要約なし |
||
18行目: | 18行目: | ||
*伊平次:[[長門裕之]] |
*伊平次:[[長門裕之]] |
||
*捨松:[[古城和孝]] |
*捨松:[[古城和孝]] |
||
*神崎唐十郎[[長門勇]] |
*神崎唐十郎:[[長門勇]] |
||
*おるい:[[松居一代]] |
*おるい:[[松居一代]] |
||
*善六:[[古今亭朝太]] |
*善六:[[古今亭朝太]] |
||
81行目: | 81行目: | ||
#ここが思案の敵討ち |
#ここが思案の敵討ち |
||
#:ゲスト:[[内田喜郎]]、[[桂木文]]、[[石浜朗]]、[[早川純一]]、[[福山象三]]、[[北村晃一]] |
#:ゲスト:[[内田喜郎]]、[[桂木文]]、[[石浜朗]]、[[早川純一]]、[[福山象三]]、[[北村晃一]] |
||
#敵か |
#敵か味方か悪鬼の館 |
||
#:ゲスト:[[安井昌二]]、[[飛鳥裕子]]、[[北公次]]、[[宮口二郎]]、[[北町嘉朗]] |
#:ゲスト:[[安井昌二]]、[[飛鳥裕子]]、[[北公次]]、[[宮口二郎]]、[[北町嘉朗]] |
||
#冬の花火が取り持つ母子 |
#冬の花火が取り持つ母子 |
2010年9月25日 (土) 16:24時点における版
ドラマ |
『幻之介世直し帖』(げんのすけよなおしちょう)は、国際放映の製作により日本テレビ系列で放映された時代劇。1981年10月4日~1982年3月21日の半年間、日曜夜9時からの1時間枠で放映された。全24回。
概要
この節の加筆が望まれています。 |
舞台は天保年間。ザンバラ頭の素浪人・乾幻之介(小林旭)は、幕府大目付・乾十左衛門(島田正吾)の息子だが、世間では放蕩息子として通っている。しかし、荒廃した世間に対して、力による悪党退治に乗り出した。
制作の背景
本作は、これまでの時代劇とは一線を画した形で、物語やキャラクターの設定に至るまで米国の漫画『バットマン』を意識している。しかし、旭ふんする主人公・幻之介の殺し装束が、全身黒タイツであるため、旧来の時代劇ファンから反発を招いてしまった。
このため、2クール目以降は、悪党の前で装束を解いて正体を現すという設定に切り替えたが、視聴率の回復には至らなかった。
おりしも、本作の製作プロダクションが『太陽にほえろ!』と同じ国際放映であり(実際『太陽~』は東宝の製作であるが、東宝はTV映画を全て子会社に下請けに出すシステムであり国際放映が実質の製作を担当した)、さらに企画を出した岡田晋吉(現・川喜多財団顧問←中京テレビ取締役兼制作本部長)が『太陽~』のチーフプロデューサーでもあったため、「国際放映は『太陽~』だけやってりゃいいんだ!」と敗北を宣言。当初の予定の25話から1話削られることになった。
キャスト
主題歌
- エンディングテーマ「思いやり」
- 作詞:なかにし礼 作曲:藤崎良(芳野藤丸の別名) 唄:小林旭
- 発売:ポリドールレコード(現・ユニバーサルミュージック)
- ※当初、旭の歌手としての活動は、前所属レコード会社との契約が切れてフリーの立場となっており、発売が遅れたようだ。
- オープニングはストリングスを中心とした別の曲でインストゥルメンタル。
スタッフ
- 企画:岡田晋吉(NTV)
- 脚本:中村勝行、山浦弘靖、和久田正明、田上雄、名倉勲、山本英明
- 音楽:藤崎良、大和圭太郎
- 監督:山崎大助、高瀬昌弘、原田雄一、長谷和夫、日高武治、永野靖忠、新津左兵、小林旭
- 殺陣:高橋一俊
- ナレーター:桂竜也
- 制作協力:テンバー・プロダクション
- 製作:国際放映
放映リスト(サブタイトルリスト)
- 闇御用はやぶさ見参
- はやぶさが助けたおしどり瓦版
- はやぶさ尼寺に舞う
- はやぶさが挑んだ大爆発の罠
- はやぶさ剣法罠を斬れ
- はやぶさ助けた鬼同心
- はやぶさが二人いた!?
- はやぶさ襲う死神軍団
- 女心を操る悪を斬れ
- 狙われた愛の肖像
- 人質救出!暗闇の対決
- 罠に落ちた恋人たち
- 金も女もおそろしい
- 盗っ人を盗む女
- くの一地獄変
- 鵜が哭いた上州路
- 伊平次の声が盗まれた
- 枯野に散った狼たち
- 御赦免花は二度咲かぬ
- ここが思案の敵討ち
- 敵か味方か悪鬼の館
- 冬の花火が取り持つ母子
- 暗殺狩り
- はやぶさは永遠に翔ぶ - 旭自ら演出も兼任。
- ゲスト:松本留美、宮島誠、桂広行、桐山洸一、今藤正人、山田貫太郎、西川敬三郎、芦川よしみ
関連項目
備考
- 劇伴の音楽の一部は、現代物のドラマ『俺たちは天使だ!』(1979年)から流用されている。