「フィルム・コミッション」の版間の差分
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Toshie-rage (会話 | 投稿記録) 「大阪:日本初のフィルム・コミッションが誕生した経緯」の項目を追加。フィルム・コミッションの地方区分の修正。 |
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== 日本のフィルム・コミッション == |
== 日本のフィルム・コミッション == |
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=== 大阪:日本初のフィルム・コミッションが誕生した経緯 === |
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=== 利用した作品の例 === |
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[[2000年]]、日本初のフィルム・コミッションが[[大阪]]で立ち上げられた。大阪の地で日本初のフィルム・コミッションが設立されたのは、ハリウッド映画の大阪ロケにおける過去の苦い経験が教訓となっていることが、2016年3月の産経新聞の報道<ref name="Sankei West 20160601>{{Cite web |
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| author = 産経新聞社 |
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| url = https://www.sankei.com/west/news/160601/wst1606010003-n1.html |
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| title =【けいざい徒然草】 「ブラック・レイン」の汚名返上なるか?福山主演のJ・ウー最新作で問われる大阪ロケの「おもてなし」度 |
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| date = 2016-06-01 |
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| website = 産経WEST |
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| publisher = 産経新聞社 |
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| accessdate = 2021-03-16 }}</ref>により明らかになっている。 |
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[[松田優作]]の遺作となったことでも有名なハリウッド映画『[[ブラック・レイン]]』(1989年)は、日本の[[大阪]]で本格的なロケを行った作品である。映画制作サイドはこの作品の制作に当たり、当時の[[岸昌|岸 昌]](きし・さかえ)大阪府知事から「(映画撮影に)できる限り協力する」との“お墨付き”をもらっていた。しかし、当時の日本にはフィルム・コミッションが存在しなかったため、映画制作サイドが撮影対象者や施設所有者と個別に撮影関連の交渉を行わざるを得ず、撮影時に様々な問題が発生した。 |
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大阪府庁舎で映画の撮影を開始したところ、映画制作側が雇った警備員が庁舎内の撮影現場付近の通行を制限したことに対して、大阪府の職員がクレームを入れてきた。また、映画のスタッフが撮影効果(スモーク)を目的として植物油を気化させたところ、庁舎内に白煙が充満して、大阪府側から厳重な抗議を受けた。そのため、映画制作側としては「府知事から協力の申し出があったのに、当の大阪府側からなぜこのような抗議を受けなければならないのか」という不満を抱くことになった。さらに、大阪の繁華街ロケに[[大阪府警]]からクレームがついたため、映画制作側は脚本の大幅な書き換えを余儀なくされ、日本ではカーチェイスなどの撮影許可も降りなかった。この作品のクライマックスシーンとなる日本のヤクザ・佐藤(松田優作)と、アメリカの刑事・ニック([[マイケル・ダグラス]])のバイクによる逃走・追跡のシーンは、[[アメリカ]]・[[ナパバレー]]のぶどう畑で撮影された{{Efn|IMDBの撮影地情報ならびにDVD・ブルーレイ収録情報による。}}。 |
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『ブラック・レイン』DVD・ブルーレイに収録されているこの作品の監督 [[リドリー・スコット]]のオーディオ・コメンタリーによると、ロケに使用した[[大阪市中央卸売市場]]では、市場側との2ヶ月間にわたる交渉の末、当初は2日間の撮影期間が確約されていた。しかし、その後市場側からの一方的な通告で撮影期間を1日間に短縮された挙句に、撮影延長をする場合は1日あたり25万ドル(1988年当時のレートで約3250万円)という法外な保証金を支払うように市場側から要求された。そのためやむを得ず無理なスケジュールを組み、わずか1日で魚市場の全シーンの撮影を終えざるを得なかった。 |
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このような日本ロケのトラブルが続いた結果、親日家{{Efn|リドリー・スコットは日本文化に関心が高く、日本人の女性メイドまで雇用していた<ref> |
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{{Cite |
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| author = 高尾 慶子 |
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| title = イギリス人はおかしい~日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 |
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| publisher = 文藝春秋社 |
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| date = 2001年2月9日 |
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| pages = 321 |
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| url = |
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| doi = |
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| id = |
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| isbn = 978-4167123093 |
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| ncid = }}</ref>。リドリー・スコットが監督を務めたSF映画『[[ブレードランナー]]』(1982年)に、日本をモチーフにした近未来像が多数出現するのは、このためである。}}である[[リドリー・スコット]]が最終的に「'''二度とこの地(日本)では映画を撮らない'''」と激怒するところまで追い込まれてしまった。ハリウッドで「日本は規制が多く、映画ロケがまともにできない環境の国である」という悪評が広まった結果、30年間の長きにわたり、海外の大作映画(特にハリウッド映画)の大阪ロケは一切実施されなかった。 |
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大阪では『ブラック・レイン』のロケ協力が不十分であったことを反省し、映画撮影による経済効果や集客力強化を目的として、2000年に「大阪フィルム・カウンシル」の前身となる「大阪ロケーション・サービス協議会」を、日本初のフィルム・コミッションとして発足させた。 |
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大阪フィルム・カウンシルの場合、映画制作サイドに協力する内容は、撮影ロケ対象施設の紹介、施設管理者との間の借用交渉の代行、ホテル・駐車場・機材調達先などの紹介、ボランティアのエキストラ募集などである{{Efn|『ブラック・レイン』では、これらの交渉を全てハリウッド側のスタッフが個別に行った結果、様々なトラブルが発生したと見られる。『ブラック・レイン』DVD・ブルーレイのリドリー・スコット監督のオーディオコメンタリーでは、市場側の対応にプロデューサーの[[スタンリー・R・ジャッフェ]]が激怒したことが説明されている。}}。当初は大阪の企業や自治体に撮影交渉の窓口となる専門部署がなかったため、大阪フィルム・カウンシル側の低姿勢な依頼で何とか撮影協力が得られるような状況だったが、徐々に映像作品による広告効果が認識されるようになり、現在では協力作品数が年間150件程度で推移している。 |
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このような大阪フィルム・カウンシルの業績が認められ、2016年には[[福山雅治]]が主演する中国映画『[[マンハント_(2017年の映画)|マンハント]]』の大阪ロケ誘致に成功した。 |
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なお、このような問題は大阪に限ったことではない。東京都は2000年にフィルム・コミッション「東京ロケーションボックス」を立ち上げているが、2006年に撮影されたアメリカの映画で日本を舞台にした作品『[[ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT]]』(2006年)では、日本で撮影許可を得ることが困難であるとの前提の下に、東京都内でゲリラ撮影を多数行っており、監督の代役として逮捕される人物まで用意していた<ref>{{Cite web |
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| author = Simon Reynolds |
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| url = https://www.digitalspy.com/movies/a152322/ff-director-got-man-arrested-in-tokyo/ |
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| title = 'F&F' director got man arrested in Tokyo |
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| date = 2009-10-04 |
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| website = Digital Spy |
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| publisher = Hearst UK Entertainment Network |
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| accessdate = 2021-03-16}}</ref>。 |
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=== 政府主導による映像製作者との官民連絡会議の設立 === |
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近年、フィルム・コミッションが全国各地に設置されたことにより、以前と比べると日本国内におけるロケ撮影の環境は改善されつつある。しかし、日本では未だに映画の経済効果への認識が高くなく、特に撮影目的で道路使用の許可を得ることが著しく困難であることから、民間団体のフィルム・コミッションだけでは解決できない部分が存在する。 |
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2016年に、政府は知的財産戦略本部「映画の振興施策に関する検討会議」を実施。この中で、「'''我が国における国内外の映像コンテンツのロケーション環境の整備を図り、地域でのロケを推進することによって、日本映画の更なる魅力の増進や、映像産業の技術の向上等の他、地域におけるロケによる経済効果等大きな効果が期待できる'''」と言及している。 |
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この検討会議の取りまとめを踏まえた形で、「知的財産推進計画2017」(2017年5月16日、知的財産戦略本部決定)では「'''日本国内におけるロケ撮影の一層の環境整備を図るため、政府としてロケーション支援の強化を図ること'''」を明記した。 |
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そして、2017年からは日本政府の知的財産戦略本部内に「'''[https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/location_renrakukaigi/ ロケ撮影の環境改善に関する官民連絡会議]'''」が立ち上げられ、年1回程度のペースでロケ環境の改善に向けた議論が実施されている。 |
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=== フィルム・コミッションを利用した作品の例 === |
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日本では、群馬県高崎市で地元住民も参加して撮影された「[[ここに泉あり]]([[今井正]])」や、[[1980年代]]に[[大林宣彦]][[映画監督|監督]]が故郷・[[尾道市|尾道]]で、多くの地元賛同者の協力を得て撮影した「[[大林宣彦#尾道三部作|尾道三部作]]」(『[[転校生 (映画)|転校生]]』『[[時をかける少女 (1983年の映画)|時をかける少女]]』『[[さびしんぼう (映画)|さびしんぼう]]』)が、その先駆けといわれる<ref>[https://www5.cao.go.jp/j-j/cr/cr07/chr07_3-5-3.html 第3章 第5節 ケーススタディ1:「映画の街」尾道]、[http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_286/04_sp.pdf 自治体国際化フォーラム286号(2013年8月) 特集 フィルムコミッション]、[http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/1311/html/f00.htm 月刊地域づくり 第293号 映画によるまちづくりの現状と今後の展望]、[http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/feature/CO010691/20140924-OYTAT50032.html 大林の古里 熱い後押し<中>転校生 : 地域 : 読売新聞]、[http://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/40664 【映画コラム】 『県庁おもてなし課』をはじめ“ご当地映画”が続々登場]、[http://news.walkerplus.com/article/26451/ 地方から日本を元気に! ますます増える地域発信型映画が日本映画界を変えるか]、[http://rkxrk.jp/cs/catalog/rkxrk_today-series/pc/catalog_KYOS2013041700_1.htm 中学生男女が入れ替わり!:らくらくニッポン探訪:@nifty]、[http://diary.cinepa.jp/?month=201309 2013年09月の記事 | シネパ活動日誌]</ref>。 |
日本では、群馬県高崎市で地元住民も参加して撮影された「[[ここに泉あり]]([[今井正]])」や、[[1980年代]]に[[大林宣彦]][[映画監督|監督]]が故郷・[[尾道市|尾道]]で、多くの地元賛同者の協力を得て撮影した「[[大林宣彦#尾道三部作|尾道三部作]]」(『[[転校生 (映画)|転校生]]』『[[時をかける少女 (1983年の映画)|時をかける少女]]』『[[さびしんぼう (映画)|さびしんぼう]]』)が、その先駆けといわれる<ref>[https://www5.cao.go.jp/j-j/cr/cr07/chr07_3-5-3.html 第3章 第5節 ケーススタディ1:「映画の街」尾道]、[http://www.clair.or.jp/j/forum/forum/pdf_286/04_sp.pdf 自治体国際化フォーラム286号(2013年8月) 特集 フィルムコミッション]、[http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/1311/html/f00.htm 月刊地域づくり 第293号 映画によるまちづくりの現状と今後の展望]、[http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/feature/CO010691/20140924-OYTAT50032.html 大林の古里 熱い後押し<中>転校生 : 地域 : 読売新聞]、[http://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/40664 【映画コラム】 『県庁おもてなし課』をはじめ“ご当地映画”が続々登場]、[http://news.walkerplus.com/article/26451/ 地方から日本を元気に! ますます増える地域発信型映画が日本映画界を変えるか]、[http://rkxrk.jp/cs/catalog/rkxrk_today-series/pc/catalog_KYOS2013041700_1.htm 中学生男女が入れ替わり!:らくらくニッポン探訪:@nifty]、[http://diary.cinepa.jp/?month=201309 2013年09月の記事 | シネパ活動日誌]</ref>。 |
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以下の一覧、末尾の※は、JFC未加盟。 |
以下の一覧、末尾の※は、JFC未加盟。 |
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==== 北海道・東北 ==== |
==== 北海道・東北地方 ==== |
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* [[北海道]] |
* [[北海道]] |
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**[http://www.screensapporo.jp/ [[札幌フィルムコミッション]] (Screen Authority Sapporo)](''AFCNet加盟'')(''JFC理事'')(''JFC北海道ブロック長'') |
**[http://www.screensapporo.jp/ [[札幌フィルムコミッション]] (Screen Authority Sapporo)](''AFCNet加盟'')(''JFC理事'')(''JFC北海道ブロック長'') |
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** [http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/2790.html 二本松ロケ支援隊] |
** [http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/2790.html 二本松ロケ支援隊] |
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==== 関東 ==== |
==== 関東地方 ==== |
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* [[茨城県]] |
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** [http://www.ibaraki-fc.jp/ いばらきフィルムコミッション] |
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** [http://www.tfcr.jp/ つくばフィルムコミッション] |
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** [http://itako-fc.jp/ いたこフィルムコミッション]※ |
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** [http://kamisugafilm.org/ カミスガフィルムコミッション]フィルムコミッションという名前だが映画の製作を行っている。 |
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* [[栃木県]] |
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** [http://www.tochigi-film.jp/ 栃木県フィルム・コミッション] |
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** [http://www.nasu-fc.org/ 那須フィルム・コミッション]('''AFCI加盟''') |
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** [http://www.utsunomiya-cvb.org/film/ 宇都宮フィルム・コミッション]※ |
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** [http://www.fctochigi.rpr.jp/ とちぎフィルム応援団]※ |
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* [[群馬県]] |
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** [http://www5.wind.ne.jp/tumagois/tumagoi-fc-renew/top.html 嬬恋村フィルムコミッション] |
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** [[高崎フィルム・コミッション]] |
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** [[わたらせフィルムコミッション]] |
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** [http://tonenumatafc.jimdo.com/ 利根沼田フィルム・コミッション] |
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** [http://maebashi-fc.jp/ 前橋フィルム・コミッション] |
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* [[埼玉県]] |
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** [http://saitama-ls.net/ 埼玉県ロケーションサービス] |
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** [http://www.honjo-fc.jp/ 彩の国本庄拠点フィルムコミッション] |
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** ふじみ野市ロケーションサービス※ |
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** 北本フィルム・コミッション※ |
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** みやしろフィルムコミッション※ |
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** 飯能市ロケーションサービス※ |
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** [http://www.yorii.or.jp/YFC/ ヨリイフィルムコミッション]※ |
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** 秩父ロケーションサービス協議会※ |
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** 川口フィルムコミッション※ |
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** [http://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/film/index.html 熊谷フィルムコミッション]※ |
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** 横瀬町フィルムコミッション※ |
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** [http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1278046301734/index.html 川越ロケーションサービス]※ |
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* [[千葉県]] |
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** [http://fc.ccb.or.jp/ 千葉県フィルムコミッション] |
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** [http://www.city.choshi.chiba.jp/fc/ 銚子フィルムコミッション] |
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** [http://www.city.nagareyama.chiba.jp/appeal/45/ 流山フィルムコミッション] |
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** [http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/sfc/ 佐倉フィルムコミッション] |
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** [http://nrtlocation.jimdo.com/ 成田ロケーションサービス] |
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** [http://ccls.seesaa.net/ ちばしロケーションサービス] |
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* [[東京都]] |
* [[東京都]] |
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**[https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tlb/ 東京ロケーションボックス]('''AFCI加盟'''・''AFCNet加盟'') |
**[https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tlb/ 東京ロケーションボックス]('''AFCI加盟'''・''AFCNet加盟'') |
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** [http://www.kankou-hadano.org/filmcom/ 秦野フィルムコミッション] |
** [http://www.kankou-hadano.org/filmcom/ 秦野フィルムコミッション] |
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** [http://www.town.aikawa.kanagawa.jp/fc/fc.html あいかわフィルム・コミッション] |
** [http://www.town.aikawa.kanagawa.jp/fc/fc.html あいかわフィルム・コミッション] |
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* [[埼玉県]] |
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** [http://saitama-ls.net/ 埼玉県ロケーションサービス] |
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** [http://www.honjo-fc.jp/ 彩の国本庄拠点フィルムコミッション] |
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** ふじみ野市ロケーションサービス※ |
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** 北本フィルム・コミッション※ |
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** みやしろフィルムコミッション※ |
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** 飯能市ロケーションサービス※ |
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** [http://www.yorii.or.jp/YFC/ ヨリイフィルムコミッション]※ |
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** 秩父ロケーションサービス協議会※ |
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** 川口フィルムコミッション※ |
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** [http://www.city.kumagaya.lg.jp/kanko/film/index.html 熊谷フィルムコミッション]※ |
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** 横瀬町フィルムコミッション※ |
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** [http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1278046301734/index.html 川越ロケーションサービス]※ |
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* [[千葉県]] |
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** [http://fc.ccb.or.jp/ 千葉県フィルムコミッション] |
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** [http://www.city.choshi.chiba.jp/fc/ 銚子フィルムコミッション] |
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** [http://www.city.nagareyama.chiba.jp/appeal/45/ 流山フィルムコミッション] |
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** [http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/sfc/ 佐倉フィルムコミッション] |
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** [http://nrtlocation.jimdo.com/ 成田ロケーションサービス] |
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** [http://ccls.seesaa.net/ ちばしロケーションサービス] |
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* [[茨城県]] |
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** [http://www.ibaraki-fc.jp/ いばらきフィルムコミッション] |
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** [http://www.tfcr.jp/ つくばフィルムコミッション] |
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** [http://itako-fc.jp/ いたこフィルムコミッション]※ |
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** [http://kamisugafilm.org/ カミスガフィルムコミッション]フィルムコミッションという名前だが映画の製作を行っている。 |
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* [[栃木県]] |
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** [http://www.tochigi-film.jp/ 栃木県フィルム・コミッション] |
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** [http://www.nasu-fc.org/ 那須フィルム・コミッション]('''AFCI加盟''') |
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** [http://www.utsunomiya-cvb.org/film/ 宇都宮フィルム・コミッション]※ |
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** [http://www.fctochigi.rpr.jp/ とちぎフィルム応援団]※ |
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* [[群馬県]] |
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** [http://www5.wind.ne.jp/tumagois/tumagoi-fc-renew/top.html 嬬恋村フィルムコミッション] |
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** [[高崎フィルム・コミッション]] |
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** [[わたらせフィルムコミッション]] |
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** [http://tonenumatafc.jimdo.com/ 利根沼田フィルム・コミッション] |
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** [http://maebashi-fc.jp/ 前橋フィルム・コミッション] |
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==== 甲信越地方 ==== |
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* [[新潟県]] |
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** [http://www.loca-niigata.net/ 新潟県フィルムコミッション協議会] |
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** [http://www.niigatalocation.net/ にいがたロケネット]※ |
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** [http://www.fsinet.or.jp/~nunagawa/pages/fc_site/fc_index.html ぬながわフィルムコミッション]※ |
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** 妙高高原フィルム・コミッション※ |
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* [[富山県]] |
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** [http://www.toyama-fc.jp/ 富山フィルムコミッション] |
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** [http://www.takaoka.or.jp/fc/ 高岡フィルムコミッション] |
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* [[石川県]] |
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**[http://www.k-fc.jp/ 金沢フィルムコミッション] |
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**[https://web.archive.org/web/20080410023233/http://www.city.wajima.ishikawa.jp/kankou/filmcomition/filmcommission.html 輪島フィルムコミッション] |
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* [[福井県]] |
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** [http://www.city.fukui.fukui.jp/kankou/commission/ 福井フィルムコミッション] |
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** [http://www1.city.obama.fukui.jp/obm/kankou/blog/ 若狭おばまフィルム・コミッション] |
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* [[山梨県]] |
* [[山梨県]] |
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** [http://www.yamanashi-kankou.jp/fc/index.html 富士の国やまなしフィルム・コミッション] |
** [http://www.yamanashi-kankou.jp/fc/index.html 富士の国やまなしフィルム・コミッション] |
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** {{Wayback|url=http://blogs.yahoo.co.jp/inadanifc |title=伊那谷フィルムコミッション |date=20111008140647}}※ |
** {{Wayback|url=http://blogs.yahoo.co.jp/inadanifc |title=伊那谷フィルムコミッション |date=20111008140647}}※ |
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** [http://www.kfcmovie.com/ 小諸フィルムコミッション] |
** [http://www.kfcmovie.com/ 小諸フィルムコミッション] |
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* [[新潟県]] |
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** [http://www.loca-niigata.net/ 新潟県フィルムコミッション協議会] |
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** [http://www.niigatalocation.net/ にいがたロケネット]※ |
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** [http://www.fsinet.or.jp/~nunagawa/pages/fc_site/fc_index.html ぬながわフィルムコミッション]※ |
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** 妙高高原フィルム・コミッション※ |
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==== 北陸地方 ==== |
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* [[石川県]] |
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**[http://www.k-fc.jp/ 金沢フィルムコミッション] |
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**[https://web.archive.org/web/20080410023233/http://www.city.wajima.ishikawa.jp/kankou/filmcomition/filmcommission.html 輪島フィルムコミッション] |
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* [[富山県]] |
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** [http://www.toyama-fc.jp/ 富山フィルムコミッション] |
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** [http://www.takaoka.or.jp/fc/ 高岡フィルムコミッション] |
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* [[福井県]] |
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** [http://www.city.fukui.fukui.jp/kankou/commission/ 福井フィルムコミッション] |
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** [http://www1.city.obama.fukui.jp/obm/kankou/blog/ 若狭おばまフィルム・コミッション] |
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==== 東海地方 ==== |
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* [[愛知県]] |
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** [[なごや・ロケーション・ナビ]](''AFCNet加盟'') |
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** [[日本ラインフィルムコミッション連絡協議会]]※ |
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** [[ほの国東三河ロケ応援団]]※ |
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** [http://toyota-film.com/ とよたフィルムコミッション]※ |
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** [http://www.tokoname-kankou.net/film/film01.html 常滑フィルムコミッション]※ |
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** [https://www.kanie-film.com/ かにえフィルムコミッション] |
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** [http://138ss.com/film/film.html いちのみやフィルムコミッション] |
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** [https://www.aichi-mihama.com/blank-140?p=1193 あいち美浜フィルムコミッション]※ |
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** [https://fc.okazaki-kanko.jp/ 岡崎フィルムコミッション] |
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* [[岐阜県]] |
* [[岐阜県]] |
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** [http://www.pref.gifu.lg.jp/kanko-bussan/shiru/film-commission/ 岐阜フィルムコミッション] |
** [http://www.pref.gifu.lg.jp/kanko-bussan/shiru/film-commission/ 岐阜フィルムコミッション] |
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** [http://www.tajimi-filmengine.com/ 多治見フィルムエンジン] |
** [http://www.tajimi-filmengine.com/ 多治見フィルムエンジン] |
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* [[三重県]] |
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** [http://www.kuwana-fc.info/ 桑名フィルムコミッション] |
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** [http://iseshima-fc.jp/ 伊勢志摩フィルムコミッション] |
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* [[静岡県]] |
* [[静岡県]] |
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** [http://www.hamamatsu-film.com/ 浜松フィルムコミッション] |
** [http://www.hamamatsu-film.com/ 浜松フィルムコミッション] |
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** [http://www.fcfuji.com/ フィルムコミッション富士]※ |
** [http://www.fcfuji.com/ フィルムコミッション富士]※ |
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** [http://www.filmwork.jp/ ロケ応援団!富士宮&芝川表富士フィルムワーク]※ |
** [http://www.filmwork.jp/ ロケ応援団!富士宮&芝川表富士フィルムワーク]※ |
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* [[愛知県]] |
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** [[なごや・ロケーション・ナビ]](''AFCNet加盟'') |
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** [[日本ラインフィルムコミッション連絡協議会]]※ |
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** [[ほの国東三河ロケ応援団]]※ |
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** [http://toyota-film.com/ とよたフィルムコミッション]※ |
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** [http://www.tokoname-kankou.net/film/film01.html 常滑フィルムコミッション]※ |
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** [https://www.kanie-film.com/ かにえフィルムコミッション] |
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** [http://138ss.com/film/film.html いちのみやフィルムコミッション] |
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** [https://www.aichi-mihama.com/blank-140?p=1193 あいち美浜フィルムコミッション]※ |
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** [https://fc.okazaki-kanko.jp/ 岡崎フィルムコミッション] |
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==== 近畿 ==== |
==== 近畿地方 ==== |
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* [[三重県]] |
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** [http://www.kuwana-fc.info/ 桑名フィルムコミッション] |
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** [http://iseshima-fc.jp/ 伊勢志摩フィルムコミッション] |
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* [[滋賀県]] |
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** [http://www.shiga-location.jp/ 滋賀ロケーションオフィス] |
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* [[京都府]] |
* [[京都府]] |
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** [https://kanko.city.kyoto.lg.jp/support/ 京都市メディア支援センター] |
** [https://kanko.city.kyoto.lg.jp/support/ 京都市メディア支援センター] |
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239行目: | 292行目: | ||
** [http://scic.tanba-sasayama.com/sasayama-fc/ 丹波篠山フィルム・コミッション] |
** [http://scic.tanba-sasayama.com/sasayama-fc/ 丹波篠山フィルム・コミッション] |
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** [http://hyogo-film.jp/ ひょうごロケ支援net] |
** [http://hyogo-film.jp/ ひょうごロケ支援net] |
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* [[滋賀県]] |
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** [http://www.shiga-location.jp/ 滋賀ロケーションオフィス] |
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* [[奈良県]] |
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** [http://yamatoji.pref.nara.jp/fc-nara/ フィルムコミッション・奈良県サポートセンター] |
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** [http://www.nanki-fc.jp/ 南紀田辺世界遺産フィルムコミッション]※ |
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==== 中国 |
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* [[鳥取県]] |
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**[https://www.tottori-guide.jp/fc/ 鳥取県フィルムコミッション] |
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** [http://kankou.iwakuni-city.net/%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%ab%e3%83%a0%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3 岩国市フィルムコミッション] |
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** [https://ube-film.com/ 宇部フィルムコミッション] |
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==== 四国地方 ==== |
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* [[徳島県]] |
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** [http://our.pref.tokushima.jp/tls/ 徳島県ロケーション・サービス] |
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** [http://www.kochi-fc.jp/ 高知フィルムコミッション] |
** [http://www.kochi-fc.jp/ 高知フィルムコミッション] |
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==== 九州・沖縄 ==== |
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* [[福岡県]] |
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** [http://www.fukuoka-film.com/ 福岡フィルムコミッション]('''AFCI加盟'''・''AFCNet加盟'') |
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** [http://kagisuma.com/ 宮古島フィルムオフィス]※ |
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== 脚注 == |
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== 外部リンク == |
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2021年3月17日 (水) 04:01時点における版
フィルム・コミッション(英: Film Commission)は、映像制作活動の誘致、撮影時のロケーション活動や撮影支援、自治体等との調整を行う組織[1]。
フィルム・コミッションは欧米を中心に世界各国に存在し、その設立は市町村レベルのものから国レベルのものまである[1]。なお、フィルム・コミッションと名乗らないものの、民間企業においても同様のサービスを行う部署を設置するケースがある(JR西日本や本州四国連絡高速道路など)。
概要
フィルム・コミッションの主な業務は、ロケーションガイド(ロケーション・ハンティングの協力)、優遇措置の案内(自治体による優遇措置やキャンペーンの紹介)、許可の取得(施設使用許可等)、映像制作関連のリソース(撮影スタジオや録音スタジオの紹介、食事や資材の手配、宿泊場所や使用する自動車等に関する手配)などである[1]。このほかエキストラの募集、パンフレットの製作や配布なども行う。
1940年代のアメリカにおいて、ロケーション撮影のため警察、高速道路のパトロール隊や道路管理局、消防署、公園警備官などと調整を行い、映画会社を支援するフィルム・コミッションが生まれた[1]。
世界のフィルム・コミッションの業界団体として1975年設立の国際フィルム・コミッション協会(AFCI)がある[1]。国際フィルム・コミッション協会の事務局はアメリカ合衆国モンタナ州ヘレナにある[1]。2006年の国際フィルム・コミッション協会の加盟メンバーは40か国299団体であり、アメリカ(167)、カナダ(29)の順に多く、ヨーロッパから58、アジアから17のメンバーが参加している[1]。
米国のフィルム・コミッション
各州の状況
米国のフィルム・コミッションは州政府や自治体の一部門によって設立されていることが多い[1]。
2006年現在、50州及びワシントンD.C.とプエルトリコの計52地域のうち、40以上の地域に160を超えるフィルムコミッションが設立されている[1]。最もフィルム・コミッションが多いのはカリフォルニア州で州内に約60箇所のフィルム・コミッションがある[1]。
組織の運営
米国のフィルムコミッションのメンバーは数名規模のものが多く、フィルムコミッションによっては1名のみの組織もある[1]。ただし、有力なフィルム・コミッションには映像制作経験者が参加している組織もある[1]。
日本のフィルム・コミッション
大阪:日本初のフィルム・コミッションが誕生した経緯
2000年、日本初のフィルム・コミッションが大阪で立ち上げられた。大阪の地で日本初のフィルム・コミッションが設立されたのは、ハリウッド映画の大阪ロケにおける過去の苦い経験が教訓となっていることが、2016年3月の産経新聞の報道[2]により明らかになっている。
松田優作の遺作となったことでも有名なハリウッド映画『ブラック・レイン』(1989年)は、日本の大阪で本格的なロケを行った作品である。映画制作サイドはこの作品の制作に当たり、当時の岸 昌(きし・さかえ)大阪府知事から「(映画撮影に)できる限り協力する」との“お墨付き”をもらっていた。しかし、当時の日本にはフィルム・コミッションが存在しなかったため、映画制作サイドが撮影対象者や施設所有者と個別に撮影関連の交渉を行わざるを得ず、撮影時に様々な問題が発生した。
大阪府庁舎で映画の撮影を開始したところ、映画制作側が雇った警備員が庁舎内の撮影現場付近の通行を制限したことに対して、大阪府の職員がクレームを入れてきた。また、映画のスタッフが撮影効果(スモーク)を目的として植物油を気化させたところ、庁舎内に白煙が充満して、大阪府側から厳重な抗議を受けた。そのため、映画制作側としては「府知事から協力の申し出があったのに、当の大阪府側からなぜこのような抗議を受けなければならないのか」という不満を抱くことになった。さらに、大阪の繁華街ロケに大阪府警からクレームがついたため、映画制作側は脚本の大幅な書き換えを余儀なくされ、日本ではカーチェイスなどの撮影許可も降りなかった。この作品のクライマックスシーンとなる日本のヤクザ・佐藤(松田優作)と、アメリカの刑事・ニック(マイケル・ダグラス)のバイクによる逃走・追跡のシーンは、アメリカ・ナパバレーのぶどう畑で撮影された[注釈 1]。
『ブラック・レイン』DVD・ブルーレイに収録されているこの作品の監督 リドリー・スコットのオーディオ・コメンタリーによると、ロケに使用した大阪市中央卸売市場では、市場側との2ヶ月間にわたる交渉の末、当初は2日間の撮影期間が確約されていた。しかし、その後市場側からの一方的な通告で撮影期間を1日間に短縮された挙句に、撮影延長をする場合は1日あたり25万ドル(1988年当時のレートで約3250万円)という法外な保証金を支払うように市場側から要求された。そのためやむを得ず無理なスケジュールを組み、わずか1日で魚市場の全シーンの撮影を終えざるを得なかった。
このような日本ロケのトラブルが続いた結果、親日家[注釈 2]であるリドリー・スコットが最終的に「二度とこの地(日本)では映画を撮らない」と激怒するところまで追い込まれてしまった。ハリウッドで「日本は規制が多く、映画ロケがまともにできない環境の国である」という悪評が広まった結果、30年間の長きにわたり、海外の大作映画(特にハリウッド映画)の大阪ロケは一切実施されなかった。
大阪では『ブラック・レイン』のロケ協力が不十分であったことを反省し、映画撮影による経済効果や集客力強化を目的として、2000年に「大阪フィルム・カウンシル」の前身となる「大阪ロケーション・サービス協議会」を、日本初のフィルム・コミッションとして発足させた。
大阪フィルム・カウンシルの場合、映画制作サイドに協力する内容は、撮影ロケ対象施設の紹介、施設管理者との間の借用交渉の代行、ホテル・駐車場・機材調達先などの紹介、ボランティアのエキストラ募集などである[注釈 3]。当初は大阪の企業や自治体に撮影交渉の窓口となる専門部署がなかったため、大阪フィルム・カウンシル側の低姿勢な依頼で何とか撮影協力が得られるような状況だったが、徐々に映像作品による広告効果が認識されるようになり、現在では協力作品数が年間150件程度で推移している。
このような大阪フィルム・カウンシルの業績が認められ、2016年には福山雅治が主演する中国映画『マンハント』の大阪ロケ誘致に成功した。
なお、このような問題は大阪に限ったことではない。東京都は2000年にフィルム・コミッション「東京ロケーションボックス」を立ち上げているが、2006年に撮影されたアメリカの映画で日本を舞台にした作品『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)では、日本で撮影許可を得ることが困難であるとの前提の下に、東京都内でゲリラ撮影を多数行っており、監督の代役として逮捕される人物まで用意していた[4]。
政府主導による映像製作者との官民連絡会議の設立
近年、フィルム・コミッションが全国各地に設置されたことにより、以前と比べると日本国内におけるロケ撮影の環境は改善されつつある。しかし、日本では未だに映画の経済効果への認識が高くなく、特に撮影目的で道路使用の許可を得ることが著しく困難であることから、民間団体のフィルム・コミッションだけでは解決できない部分が存在する。
2016年に、政府は知的財産戦略本部「映画の振興施策に関する検討会議」を実施。この中で、「我が国における国内外の映像コンテンツのロケーション環境の整備を図り、地域でのロケを推進することによって、日本映画の更なる魅力の増進や、映像産業の技術の向上等の他、地域におけるロケによる経済効果等大きな効果が期待できる」と言及している。
この検討会議の取りまとめを踏まえた形で、「知的財産推進計画2017」(2017年5月16日、知的財産戦略本部決定)では「日本国内におけるロケ撮影の一層の環境整備を図るため、政府としてロケーション支援の強化を図ること」を明記した。
そして、2017年からは日本政府の知的財産戦略本部内に「ロケ撮影の環境改善に関する官民連絡会議」が立ち上げられ、年1回程度のペースでロケ環境の改善に向けた議論が実施されている。
フィルム・コミッションを利用した作品の例
日本では、群馬県高崎市で地元住民も参加して撮影された「ここに泉あり(今井正)」や、1980年代に大林宣彦監督が故郷・尾道で、多くの地元賛同者の協力を得て撮影した「尾道三部作」(『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』)が、その先駆けといわれる[5]。
以下は、ごく一部であり、網羅ではない。2004年度以降かなりの映画がフィルムコミッションを利用しているので実際は膨大な数に上る。また、本数としては、テレビ番組の方が圧倒的に多いが、ここでは紹介していない。詳しくは各フィルムコミッションのページの実績欄を参照。
実写映画
- 『交渉人 真下正義』(札幌市、神戸市、茨城県)
- 『最終兵器彼女』(小樽市、石狩市)
- 『星に願いを。』『Little DJ〜小さな恋の物語』(函館市)
- 『(ハル)』(盛岡広域)
- 『下妻物語』(茨城県)
- 『リンダリンダリンダ』(高崎市)
- 『WASABI』(東京都)
- 『転校生 (映画)』(長野市)
- 『釣りバカ日誌10』(北九州市)
- 『世界の中心で、愛をさけぶ』(香川県、愛媛県)
- 『UDON』(香川県)
- 『福井青春物語』(福井市)
- 『Watch with Me 〜卒業写真〜』(福岡県久留米市)
- 『リュウセイ』(長野県塩尻市、松本市)
アニメ作品
- かみちゅ!(尾道市)
- 奥さまは魔法少女(萩市)
- 喰霊-零-(宇都宮市)
- サマーウォーズ(上田市)
- マイマイ新子と千年の魔法(防府市)
- 神様ドォルズ(茨城県)
- 世紀末オカルト学院(長野市)
- RDG レッドデータガール(長野市)
- 長門有希ちゃんの消失(長野市)
- ピンポン[要曖昧さ回避](藤沢市)
- ゆるキャン△(山梨県)
組織の一覧など
日本では、フィルム・コミッションの連絡機関として特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション(旧・全国フィルム・コミッション連絡協議会)が存在する。
- 2000年2月 - 「フィルム・コミッション設立研究会」発足(大阪ロケーション・サービス協議会(現在の大阪フィルム・カウンシル)が最初に設立)。
- 2000年9月 - 「フィルム・コミッション設立推進全国シンポジウム」開催。
- 2000年11月 - 「東京国際映画祭・国際シンポジウム」開催。
- 2001年8月 - 「全国フィルム・コミッション連絡協議会」設立。
- 2009年3月 - 「全国フィルム・コミッション連絡協議会」解散。特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッションへ組織移行。
- 2009年4月 - 「特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション」設立。
こうした動きは、マスコミを通じて伝えられ、国内各地の自治体でフィルム・コミッション設立の動きが加速している。
一部は、AFCI(国際フィルムコミッショナーズ協会)やAFCNet(アジア・フィルム・コミッションネットワーク)にも加盟している。
以下の一覧、末尾の※は、JFC未加盟。
北海道・東北地方
- 北海道
- 札幌フィルムコミッション (Screen Authority Sapporo)(AFCNet加盟)(JFC理事)(JFC北海道ブロック長)
- 小樽フィルムコミッション
- 北海道ロケーション連絡室
- はこだてフィルムコミッション
- 旭川地域フィルムコミッション
- 石狩フィルムオフィス
- わっかないフィルムコミッション
- オホーツク紋別フィルムコミッション※
- 当別21夢倶楽部フィルムコミッション※
- とかちフィルム・コミッション連絡協議会※
- 青森県
- 岩手県
- 盛岡広域フィルムコミッション
- 奥州市ロケ対策室(江刺エキストラの会)
- 宮城県
- せんだい・宮城フィルムコミッション(AFCNet加盟)
- 石巻フィルムコミッション
- みやぎ・しろいしフィルムコミッション
- 秋田県
- 秋田フィルムコミッション研究会※
- かくのだてフィルムコミッション
- 能代フィルムコミッション
- ロケーションかづの※
- 北秋田市フィルムコミッションnet - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- 山形県
- 山形フィルムコミッション
- 山形おきたまフィルムコミッション
- 福島県
関東地方
- 東京都
- 神奈川県
- 横浜フィルムコミッション(AFCI加盟・AFCNet加盟)
- 逗子フィルムコミッション※(2008年3月退会)
- 横須賀ロケサービス
- 湘南藤沢フィルム・コミッション
- 西さがみ連邦共和国フィルムコミッション
- フィルムコミッションあしがら
- 相模原フィルム・コミッション
- あつぎフィルム・コミッション
- 秦野フィルムコミッション
- あいかわフィルム・コミッション
- 埼玉県
- 埼玉県ロケーションサービス
- 彩の国本庄拠点フィルムコミッション
- ふじみ野市ロケーションサービス※
- 北本フィルム・コミッション※
- みやしろフィルムコミッション※
- 飯能市ロケーションサービス※
- ヨリイフィルムコミッション※
- 秩父ロケーションサービス協議会※
- 川口フィルムコミッション※
- 熊谷フィルムコミッション※
- 横瀬町フィルムコミッション※
- 川越ロケーションサービス※
- 千葉県
- 茨城県
- いばらきフィルムコミッション
- つくばフィルムコミッション
- いたこフィルムコミッション※
- カミスガフィルムコミッションフィルムコミッションという名前だが映画の製作を行っている。
- 栃木県
- 栃木県フィルム・コミッション
- 那須フィルム・コミッション(AFCI加盟)
- 宇都宮フィルム・コミッション※
- とちぎフィルム応援団※
- 群馬県
甲信越地方
- 山梨県
- 長野県
- 安曇野ロケーションガイド
- 信州上田フィルムコミッション
- 諏訪圏フィルムコミッション
- 松本フィルムコミッション
- ながのフィルムコミッション
- 塩尻・木曽フィルムコミッション
- 伊那谷フィルムコミッション - ウェイバックマシン(2011年10月8日アーカイブ分)※
- 小諸フィルムコミッション
- 新潟県
- 新潟県フィルムコミッション協議会
- にいがたロケネット※
- ぬながわフィルムコミッション※
- 妙高高原フィルム・コミッション※
北陸地方
東海地方
近畿地方
- 京都府
- 大阪府
- 大阪フィルム・カウンシル(2000年2月23日、日本初の本格的なフィルム・コミッション、大阪ロケーション・サービス協議会として設立、AFCI加盟・AFCNet加盟)
- 兵庫県
- 神戸フィルムオフィス(AFCI加盟・AFCNet加盟)
- 姫路フィルムコミッション(AFCI加盟・AFCNet加盟)
- きのさきフィルムコミッション
- 淡路島フィルムオフィス
- 丹波篠山フィルム・コミッション
- ひょうごロケ支援net
- 滋賀県
- 奈良県
- 和歌山県
中国地方
- 鳥取県
- 島根県
- 岡山県
- 広島県
- 広島フィルム・コミッション(AFCI加盟・AFCNet加盟)
- おのみちフィルム・コミッション
- フィルム・コミッションみはら
- 呉地域フィルム・コミッション
- ふくやまフィルムコミッション
- 山口県
- 下関フィルム・コミッション(AFCNet加盟)
- 萩ロケ支援隊(AFCI加盟)
- 山口県フィルム・コミッション
- 岩国市フィルムコミッション
- 宇部フィルムコミッション
四国地方
九州地方・沖縄
- 福岡県
- 福岡フィルムコミッション(AFCI加盟・AFCNet加盟)
- 北九州フィルム・コミッション(日本におけるFC組織化のさきがけ。1989年、北九州FCの前身である「北九州市広報室イメージアップ班」を日本で最初に設立。AFCI加盟・AFCNet加盟)
- ビジュアルコミッション筑後 ※(民間による独立系FC)
- 佐賀県
- 佐賀県フィルムコミッション(AFCNet加盟)
- フィルムコミッション・唐津
- 長崎県
- 長崎県フィルムコミッション(AFCNet加盟)
- 熊本県
- 大分県
- 大分市ロケーションオフィス(AFCI加盟、AFCNet加盟)
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
- 沖縄フィルムオフィス(AFCNet加盟)
- 石垣島フィルムオフィス※
- 宮古島フィルムオフィス※
脚注・出典
注釈
- ^ IMDBの撮影地情報ならびにDVD・ブルーレイ収録情報による。
- ^ リドリー・スコットは日本文化に関心が高く、日本人の女性メイドまで雇用していた[3]。リドリー・スコットが監督を務めたSF映画『ブレードランナー』(1982年)に、日本をモチーフにした近未来像が多数出現するのは、このためである。
- ^ 『ブラック・レイン』では、これらの交渉を全てハリウッド側のスタッフが個別に行った結果、様々なトラブルが発生したと見られる。『ブラック・レイン』DVD・ブルーレイのリドリー・スコット監督のオーディオコメンタリーでは、市場側の対応にプロデューサーのスタンリー・R・ジャッフェが激怒したことが説明されている。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l “米国で広がる映像製作に対する公的支援”. 日本政策投資銀行ニューヨーク駐在員事務所. 2021年1月5日閲覧。
- ^ 産経新聞社 (2016年6月1日). “【けいざい徒然草】 「ブラック・レイン」の汚名返上なるか?福山主演のJ・ウー最新作で問われる大阪ロケの「おもてなし」度”. 産経WEST. 産経新聞社. 2021年3月16日閲覧。
- ^ 高尾 慶子 (2001年2月9日), イギリス人はおかしい~日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔, 文藝春秋社, pp. 321, ISBN 978-4167123093
- ^ Simon Reynolds (2009年10月4日). “'F&F' director got man arrested in Tokyo”. Digital Spy. Hearst UK Entertainment Network. 2021年3月16日閲覧。
- ^ 第3章 第5節 ケーススタディ1:「映画の街」尾道、自治体国際化フォーラム286号(2013年8月) 特集 フィルムコミッション、月刊地域づくり 第293号 映画によるまちづくりの現状と今後の展望、大林の古里 熱い後押し<中>転校生 : 地域 : 読売新聞、【映画コラム】 『県庁おもてなし課』をはじめ“ご当地映画”が続々登場、地方から日本を元気に! ますます増える地域発信型映画が日本映画界を変えるか、中学生男女が入れ替わり!:らくらくニッポン探訪:@nifty、2013年09月の記事 | シネパ活動日誌