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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
別名 ミッシェル、TMGE
出身地 日本の旗 日本
ジャンル パブロック
ガレージロック
ブルースロック
パンク・ロック
ハード・ロック
ロカビリー
ロックンロール
活動期間 1991年 - 2003年
レーベル 日本コロムビア
1996年 - 2002年
ユニバーサルミュージック
2002年 - 2003年
事務所 BAD MUSIC GROUP
TRIPPIN' ELEPHANT RECORDS
base
公式サイト rockin'blues
メンバー チバユウスケボーカル
アベフトシギター
ウエノコウジベース
クハラカズユキドラムス
旧メンバー シガケイイチ (ギター) ほか
ドクター・フィールグッド
ダムド
ルースターズなど

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)は、日本ロックバンド。俗称として『ミッシェル』や『TMGE』が用いられる。1960年代から1970年代のパンク・ロックパブロックガレージロックからの影響を濃く見受けられるサウンドが特徴。1991年に結成され、2003年に解散した。

概要

メンバーはチバユウスケアベフトシウエノコウジクハラカズユキの4人。脱退したメンバーにシガケイイチがいる。リーダーについては、チバ→クハラとなっていた[1]。全員、細身のモッズスーツを衣装とし、ライブにおいてはほぼ欠かさず着用している。また、楽曲制作の際は基本的にチバが作詞し、曲はメンバーのセッションの中で練り上げられていくことが多い。曲のきっかけに明確な決まりは無く、チバが1コーラスだけ作ってメンバーに披露して作り始めることもあれば、アベやウエノが何気なく弾いたリフ、クハラのフィルなどからセッションが始まることもある。以降、メンバーが在籍する別バンドでも同様の楽曲制作手順が貫かれている。インディーズ時代に参加したアルバム「SPIRITS OF1993 下北沢屋根裏7th ANNIVERSARY」では、楽曲の作詞・作曲がチバ名義になっている。詳細は後述のメンバーの節を参照のこと。

1991年明治学院大学内にて結成。当時のメンバーはチバ以外異なるものであったが、1994年までに現行メンバーが揃った。1996年シングル「世界の終わり」にて日本コロムビアよりメジャー・デビュー2002年ユニバーサルミュージックに移籍し、翌年の10月11日に解散した。解散までに総計してシングルを16作、オリジナル・アルバムを8作リリースした。詳細は後述の来歴作品の節をそれぞれ参照のこと。

ガレージロックパブロックを筆頭に、パンク・ロックブルースロックロカビリーなどのジャンルで括られる。

主にライブでの活動に重点を置き、1回のツアーで全国40~60か所のライブハウスホールを回る。ライブ活動が多いことについてウエノコウジは、「レコード作ってその後もうやることが無いので、ツアーやるのが仕事」と「ミュージックステーション」で発言していた。 ライジング・サン・ロックフェスティバルフジ・ロック・フェスティバルなどのロック・フェスティバルにもメイン・アクトとして幾度か出演していた。ライブツアーについての詳細は、後述のツアーデータの節を参照のこと。

『THEE MICHELLE GUN ELEPHANT』というバンド名の由来は、チバの友人がダムドのアルバム『マシンガン・エチケット - Machine Gun Etiquette』の筆記体で記述されたアルバムタイトルを読み違えたものをそのまま採用したことに起因する。「THEE」はヘッドコーツThee Headcoats)から拝借したもの。ヘッドコーツ同様、「THEE」は発音せず、「ミッシェル・ガン・エレファント」と読む。しかし、「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と間違って呼ばれることがあまりに多いため、メンバー自身も自虐的に「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」と名乗ることもあった。また、アルバム『ギヤ・ブルーズ』以前は小文字表記の『thee michelle gun elephant』をグループ名として使用していた[2]

BLANKEY JET CITYとは同時期に活動していたこともあり、仲が良かった。

かつての公式ファンクラブ名は「rockin' blues」であった。

メンバー

※メンバー個人についての詳細は各個人項目を参照のこと。

チバユウスケ
ボーカル担当。楽曲によってはギタータンブリンマラカスハーモニカなどの楽器も使用する。また、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの全楽曲の作詞も務める。結成当時から在籍。解散後はROSSOのボーカルとして活動。2006年に活動を休止するものの、クハラと共にThe Birthdayを結成し活動を継続している。
クハラカズユキ
ドラムス担当。結成直後に加入。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのリーダー。解散後、うつみようこ&YOKOLOCO BANDや、M.J.Qなどさまざまなバンドのメンバーとして活動し、2006年からチバと共にThe Birthdayを結成し活動を開始した。
ウエノコウジ
ベース担当。結成直後に加入。解散後はメンバー中最も早く、Radio Carolineのベースとして音楽活動を再開させた。現在はthe HIATUSのメンバーとしても活動している。
アベフトシ
ギター担当。1994年より加入[3]。解散後、長期の休養に入る。後にKOOLOGIに参加するも脱退、CARRIEを結成するが数本のライブで解散。2009年7月22日未明、急性硬膜外血腫により急逝。

旧メンバー

シガケイイチ
1968年4月19日生まれ。熊本県出身。ギター担当。脱退後はTHEWATTERのギター担当として活動している。
  • 上記の他にも、結成時に在籍し、直後に脱退した旧メンバーが2名挙げられるが、氏名が公表されていないのでここでは割愛する。なお、上記の一名はアルバム『MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!』に氏名が掲載されている。

来歴

1991年明治学院大学のサークル「ソング・ライツ」内にて結成。結成時のメンバーは現行メンバーとほとんど異なっており、一致するのはチバのみである。

同学の学園祭で行われたライブを観覧していたクハラがチバに「おまえの後ろでたたかせてほしい」と申し出たため、当時のドラムス担当をクビにした上で[4]メンバーに加入することとなった。その後、ベース担当のメンバーが脱退し、クハラと親交の深かった[4]ウエノが後任のベーシストに選ばれた。

1991年4月3日下北沢屋根裏にて初ライブハウス公演[3]。以後、東京内を中心にライブ活動を開始。

1993年11月25日、初音源となるライブアルバム『MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!』をUKプロジェクトからリリース。ライブを重ねるごとに徐々に動員を増やしていくなか、シガがメンバーから脱退、一時は解散の危機を迎えた。以後しばらくは3人編成のままライヴ活動を継続した。

1994年1月24日、メンバーが敬愛するドクター・フィールグッドの元ギタリストであるウィルコ・ジョンソン渋谷クラブクアトロでのライブにて、オープニング・アクトを務める。6月25日[3]、知人の仲介によりアベが加入し現行メンバーが揃う。

1996年日本コロムビア内のレーベルであるトライアドよりシングル「世界の終わり」にてメジャー・デビュー。以降作品を次々リリースし、1997年にリリースしたシングル「バードメン」が、テレビ番組のオープニングテーマに起用されヒット。

1998年東京豊洲で行われたフジ・ロック・フェスティバルに出演。激しいモッシュが巻き起こり安全のために何度か演奏が中断されるほどの白熱したライヴを披露した。同年、4thアルバム『ギヤ・ブルーズ』をリリース。直後、ホール・アリーナクラスでありながらオールスタンディング仕様で行われたツアー『WORLD PSYCHO BLUES TOUR』を実施。このツアーのファイナルの会場は横浜アリーナが選ばれ、横浜アリーナとしては前代未聞のオール・スタンディング・ライブを開催。チケットは即完売となり、観客の動員人数は延べ1万5000人であるとされている。当日観客席にいたロッキング・オン社長の渋谷陽一はこの光景を見て「音楽評論家を始めて30年、いつか日本にもこういう日が来るのではと夢見てきたが、本当に来た、と思わず涙ぐみそうになった」と心情を表した[5]。また、その後数か月間、ファンがペットボトルをステージ上に投げ入れることによってライブが中断するなどの妨害がしばらく続いていた。

2001年3月1日、ザ・パイレーツのメンバーであるミック・グリーンの来日時にアベ、ウエノ、クハラの3人がセッション。その際にレコーディングした曲をMICK GREEN with THEE MICHELLE GUN ELEPHANT名義にてシングル「KWACKER」としてリリースした。また、同年にリリースされた6thアルバム『ロデオ・タンデム・ビート・スペクター』の発売日である5月23日に東京代々木公園にてフリーライブ『TMGE YOYOGI RIOT 2001523』を開催。当日の午前0時から会場の情報が解禁されたが、朝から体育館前には長蛇の列ができ、雨天の中2万人を動員しライブを成功させた。その後、一時的に活動が休止され、ライブや作品発表が途絶える。

2003年、所属レコード会社ユニバーサルミュージック内のレーベルであるユニバーサルシグマに移籍し活動が再開された。7thアルバム『SABRINA HEAVEN』と8thアルバム『SABRINA NO HEAVEN』を連続リリースし、皮切りに6月27日ミュージックステーション』に出演。『SABRINA NO HEAVEN』収録曲の「デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ」を演奏した。その際、この日共演したゲスト、t.A.T.u.が生放送中に出演を放棄するというハプニングが発生。既に演奏を終えていたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTは埋め合わせとして急遽「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を番組の最後に追加で演奏した。

8月31日、ファンクラブ会員へ向けた封書で解散を通知。9月1日には自身の公式ウェブサイトにて正式に発表される。ラストツアー『LAST HEAVEN TOUR』の最終日である10月11日、15thシングル「エレクトリック・サーカス」の発表と同時に幕張メッセで約37000人を動員したライブをもって活動に幕を下ろした[6]。解散後は、メンバーそれぞれが様々なバンド、ユニットにて音楽活動を継続した。

2009年7月22日、アベが急性硬膜外血腫のため急死。これを受けて2009年末から2010年初頭にかけて、アベフトシ追悼プロジェクト「FOREVER MICHELLE -Final works of rockin' blues-」が始動。ベストアルバム、DVD-BOXの発売に加え、ラストライブを編集した映画公開、ラストツアーでのステージショットの上映が行われた[7]

作品

シングル

  1. 世界の終わり (1996年2月1日、CODA-836)
  2. キャンディ・ハウス (1996年8月1日、COCA-13546、COKA-5)
  3. リリィ (1996年10月19日、CODA-1042、COKA-6)
  4. カルチャー (1997年5月1日、COCA-14100、COKA-7)
  5. ゲット・アップ・ルーシー (1997年8月1日、COCA-14327、COJA-9189)
  6. バードメン (1997年10月21日、CODA-1335、COKA-12)
  7. VIBE ON!/あんたのどれいのままでいい (1998年1月7日、TERNG-008)
  8. G.W.D (1998年8月1日、CODA-1632、COKA-14)
  9. アウト・ブルーズ (1998年9月1日、CODA-1633、COKA-15)
  10. スモーキン・ビリー (1998年11月3日、CODA-1639、COKA-16)
  11. GT400 (2000年2月2日、CODA-50209、COKA-50237)
  12. ベイビー・スターダスト (2000年9月27日、COCA-50382、COJA-50386)
  13. 暴かれた世界 (2001年3月22日、CODA-50472、COKA-50473)
  14. 太陽をつかんでしまった (CD: 2002年12月25日、UPCH-5150(通常盤)/9045(初回盤) / アナログ: 2003年1月22日、UPJH-1031)
  15. Girl Friend (会場先行: 2003年4月7日、TERNG-043 / 一般: 2003年6月21日、TERNG-043i、ITERNG-044)
  16. エレクトリック・サーカス (CD: 2003年10月11日、UPCH-5215 / アナログ: 2003年12月3日、UPJH-1040)

その他

  1. thee michelle gun elephant vs JIGHEAD (1998年9月)
    • JIGHEADとのスプリット。新宿Tiger Holeより限定3000枚で発売。
  2. thee michelle gun elephant vs The Bristols
    • Toe Rag Stadio(ゲット・アップ・ルーシー等を録音)の主、リアムのバンドとのスプリットで、新宿Vinyl Japanより発売。
    • 「VIBE ON!」を収録。通常盤のほかレコードの色が青の盤・透明の盤が存在する。
  3. KWACKER (2001年3月1日、COCA-50483、COCK-50484)
    • MICK GREEN with THEE MICHELLE GUN ELEPHANT名義での作品。

アルバム

  1. cult grass stars (1996年3月1日、COCA-13155、TERNG-004/005)
  2. High Time (1996年11月1日、COCA-13748、COJA-9157)
  3. Chicken Zombies (1997年11月1日、COCA-14521、COJA-9190)
    • 初回盤のみ裏ジャケットのカラーが黒。(通常盤は表ジャケットと同カラー。)
  4. ギヤ・ブルーズ (1998年11月25日、COCP-50001、COJA-50019/20)
  5. カサノバ・スネイク (2000年3月1日、COCP-50245、COJA-50246/7)
    • M-15「ドロップ」(映画『青い春』エンディングテーマ)
    • 初回盤のみピクチャーレーベル仕様。
  6. ロデオ・タンデム・ビート・スペクター (2001年5月23日、COCP-50617、COJA-50618/9)
    • M-13「赤毛のケリー」(映画『青い春』オープニングテーマ)
    • 初回盤のみピクチャーレーベル仕様。
  7. SABRINA HEAVEN (2003年3月5日、UPCH-1220、UPJH-1034/5)
    • 初回盤のみデジパック仕様。
  8. SABRINA NO HEAVEN (CD: 2003年6月21日、UPCH-1256 / アナログ: 2003年7月23日、UPJH-1039)
    • 初回盤のみデジパック仕様。

インディーズ

  1. MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!! (1993年11月25日、UKCD-1053 / 再発: 1999年11月25日、UKCD-1083)
    • ライブアルバム。ギターはシガケイイチによるもの。
    • 初回盤は帯のメンバー表記が漢字。また、盤面の色も異なる。
  2. wonder style (1995年10月21日、TERNG-002/3 / 再発: 1997年5月1日、COCA-14181、COJA-50340)
    • ミニアルバム。後に日本コロムビアより再発された。
    • 初回盤、通常盤、再発盤とそれぞれジャケットやレーベル、帯などに若干の差異がある。

ベストアルバム

  1. RUMBLE (1999年8月6日、COCP-50132、COJA-50152)
  2. TMGE 106 (2000年12月13日、COCP-50453、COJA-50454/5)
    • 2000年までに発表された楽曲を厳選したベストアルバム。
    • 初回盤のみ蓄光塗料ジャケット仕様。
  3. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT GRATEFUL TRIAD YEARS (2002年12月25日、XT-1360/1、COCP-50719/20)
    • 移籍後に発表された日本コロムビア時代のベストアルバム。
    • 初回版のみボーナスディスク付き3枚組。
  4. THEE GREATEST HITS (2009年12月16日、UMCK-9315、UMCK-1339/40)
    • コロムビア・ユニバーサルのレーベルをまたいだコンプリートベストアルバム。2枚組。
    • 初回盤はSHM-CD+DVD+豪華写真集。

ライブアルバム

  1. CASANOVA SAID "LIVE OR DIE" (2000年12月13日、COCP-50461)
    • 2000年7月26日赤坂BLITZにて行われたライブの無加工音源。
    • 初回盤のみアンコール4曲を収録した8cmCD付属。
  2. LAST HEAVEN'S BOOTLEG (2003年12月3日、UPCH-1301/2)
    • 2003年に行われたラストツアーにて演奏された音源を厳選されたものが収録。2枚組。

ボックスセット

  1. 7inch vinyl box (1999年1月30日、COKA-48 - 53)

参加オムニバスアルバム

  1. SPIRITS OF1993 下北沢屋根裏7th ANNIVERSARY (1993年8月25日、UKCD1047)
    • 下北沢屋根裏の7周年記念盤。M-1「偉大なる大うそつき」、M-9「ブラック・タンバリン」、M-12「400円の一人旅」で参加。
  2. RESPECTABLE ROOSTERS -a tribute to the roosters- (1999年4月10日、COCP-50061)
  3. LONDON NITE COVERS (2000年11月22日、AMCN-4510)

VHS・DVD

  1. VHS/DVD thee michelle gun elephant play maximum rockin' blues (VHS: 1996年10月19日、COVA-4817 / DVD: 2004年1月21日、COBA-50778)
  2. VHS/DVD WORLD STEREO LYNCH (VHS: 1997年8月1日、COVA-4979 / DVD: 2002年3月1日、COBA-50673)
    • 1997年に行われたツアー『WORLD STEREO LYNCH TOUR』での映像を収録。
  3. VHS/DVD FILM STARS REVENGE! (VHS: 1998年5月1日、COVA-6122 / DVD: 2002年3月1日、COBA-50674)
  4. VHS/DVD WORLD PSYCHO BLUES (1999年5月1日、COVA-50073/50682)
  5. VHS/DVD FILM STARS NOT DEAD (2000年7月29日、COVA-50344)
  6. DVD GOD JAZZ TIME (2002年3月1日、COBA-50672)
  7. DVD BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN (2003年12月3日、UPBH-1115)
  8. DVD WHO KILLED THE FILM STARS? (2004年1月21日、UPBI-9008)
  9. DVD a filmography of THEE MICHELLE GUN ELEPHANT (2004年1月21日、COBA-50777)
  10. DVD-BOX THEE LIVE (2010年1月20日、COBA-4861/72)
    • 完全初回限定生産。テレビ収録されたライブ映像、イベント、フェスティバル、特番などの中から厳選されたアーカイブDVD-BOX。ライブ映像を収録したDVD10枚に、ボーナスDVDが2枚ついた全12枚組。

書籍

  1. フレンズ thee michelle gun elephant (1998年3月18日)
  2. GOD JAZZ TIME (2002年3月1日)
    • 2001年に行われたツアー『WORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOUR』を記録した写真集。
  3. LAST HEAVEN (2003年11月22日)
    • 2003年に行われたラストツアー『LAST HEAVEN TOUR』を記録した写真集。
  4. WITH THEE MICHELLE GUN ELEPHANT (2005年5月20日)
    • 長谷川誠執筆による、デビューから解散までの軌跡を綴った大型本。

カバー曲

ここでは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTによる他ミュージシャンのカバー曲を紹介する。なお、正式に音源として発表されているもののみ記載し、ライブなどで行われたが音源の存在しないものについては省略する。

ジェームス・ブラウン「And I Do Just What I Want」
アルバム『MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!』収録
ウィリー・ディクスン「You Can't Judge a Book by Looking at Its Cover」
アルバム『MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!』収録
チャック・ベリー「I'm Talking About You」
アルバム『wonder style』収録
モンキーズ「(I'm Not Your) Steppin' Stone」
シングル「キャンディ・ハウス」収録
ボーイズ「Sick On You」
シングル「G.W.D」(アナログ盤)収録
ボーイズ「Soda Pressing」
シングル「アウト・ブルーズ」収録
ルースターズ「Do The Boogie」
アルバム『RESPECTABLE ROOSTERS -a tribute to the roosters-』収録

ツアーデータ

※特筆ない限り日本での公演である。

cult grass stars tour
1996年3月29日 - 5月7日、13ヶ所13公演
High Time Tour
1996年12月13日 - 1997年2月12日、20ヶ所21公演
WORLD STEREO LYNCH TOUR
1997年4月3日 - 6月20日、2ヶ国14ヶ所17公演、ロンドン4公演
World Chicken Zombies Tour
1998年1月7日 - 4月24日、30ヶ所52公演
World Chicken Zombies Tour in the U.K.
1998年5月14日 - 5月20日、ロンドン3ヶ所、マンチェスター、ブライトン各1ヶ所
WORLD PSYCHO BLUES TOUR 〜 ALL STANDING! MAXIMUM!!
1998年12月13日 - 1999年1月17日、8ヶ所10公演
WORLD GEAR BLUES TOUR
1999年4月2日 - 8月6日、40ヶ所62公演
WORLD GEAR BLUES TOUR
1999年8月27日 - 10月4日、イギリス4公演、アメリカ17公演
TMGE EUROPE TOUR 2000
2000年4月14日 - 4月21日
WORLD CASANOVA SNAKE TOUR
2000年5月6日 - 7月26日、30ヶ所43公演
WORLD RODEO TANDEM BEAT SPECTER TOUR
2001年6月16日 - 、32ヶ所43公演
Where is Susie? TOUR
2002年9月6日 - 、11ヶ所11公演
WILD WILD SABRINA HEAVEN TOUR
2003年4月7日 - 、27ヶ所36公演
LAST HEAVEN TOUR
2003年9月23日 - 10月11日、11ヶ所13公演
THEE SCENE -LAST HEAVEN 031011- (フィルムライブ)
2009年12月15日 - 2010年1月26日、17ヶ所19公演

備考

影響

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTからの影響やファンであることを公言する著名人は多い。ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文は、バンド結成以前から多大な影響を受けたバンドであると語っており[8]、バンド名も、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTを模倣して英単語を3つ並べたものを名付けたことに由来する[9]。また、9mm Parabellum Bulletもまったく同様の経緯による命名が施された[10]KENZI & THE TRIPSKENZIは以前から楽曲を愛聴しており、アルバム『THE COVER』にて「世界の終わり」をカバーした。またthe pillows山中さわおは、自分がもし中高校生だったらコピーバンドを組むほどの大ファンになっていたであろうと語った[11]。他にも下記に挙げる著名人がファンや愛聴を公言している。

ほか多数。

参考文献・出典

  1. ^ 1997年5月6日放送「ミュージックスクエア (NHK-FM)」ゲスト出演時におけるウエノの発言より。
  2. ^ チバユウスケ『ROCKIN'ON JAPAN』1998年2月号、ロッキング・オン、1998年2月。 
  3. ^ a b c rockin' blues.com. “rockin' blues.com”. THEE MICHELLE GUN ELEPHANT公式ウェブサイト. 2008年2月1日閲覧。
  4. ^ a b J-ROCKmagazine編集部「Web版バックナンバー・アーカイブ」『J-ROCKmagazine』1997年12月号、株式会社ジェイロックマガジン社、 エラー: year に「年」の漢字は付けないでください。月や日まで含める場合や「年」の漢字を付ける必要のある場合は year を使用せず date に記入してください。 
  5. ^ 渋谷陽一 (2001年6月16日). “風格とクールな自覚 ミッシェル・ガン・エレファント公演”. 渋谷陽一の部屋. ロッキング・オン. 2003年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月11日閲覧。
    横浜アリーナライブの模様はライブビデオ『WORLD PSYCHO BLUES』にて鑑賞することが可能である。
  6. ^ BARKS (2003年10月14日). “ミッシェルガンエレファント、幕張で解散ライヴ”. BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
  7. ^ プロジェクト特設サイト
  8. ^ [1]2009年9月2日付の日記より
  9. ^ 後藤正文『ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK』ぴあ、2006年3月17日。ISBN 978-4835616131 
  10. ^ 椎名宗之、9mm Parabellum BulletWeb版バックナンバー」『Rooftop』2007年5月号、有限会社ルーフトップ、 エラー: year に「年」の漢字は付けないでください。月や日まで含める場合や「年」の漢字を付ける必要のある場合は year を使用せず date に記入してください。2010年10月11日閲覧 
  11. ^ 梶原有紀子; the pillows (2004年11月4日). “勢いとポップセンスが同居!『GOOD DREAMS』特集【インタヴュー】”. BARKS. アイティメディア株式会社. 2010年10月11日閲覧。
  12. ^ [2]ランクヘッドBLOG 2010年10月25日
  13. ^ [3]公式サイトのプロフィール欄より
  14. ^ [4]9mm Parabellum Bulletブログ 2009年7月22日
  15. ^ [5]
  16. ^ [6] 公式サイトの「DIARY」より 2003年10月14日
  17. ^ マキシマムザホルモン. “マキシマムザ亮君”. マキシマムザホルモン公式ウェブサイト. 2010年10月11日閲覧。
  18. ^ Base Ball Bear; 湯浅将平. “メンバー詳細プロフィール”. Base Ball Bear公式ウェブサイト. 2007年12月15日閲覧。

外部リンク