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東 (渋谷区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
町丁
東の街並み。中央は國學院大學若木タワー
地図北緯35度39分12秒 東経139度42分44秒 / 北緯35.653422度 東経139.712108度 / 35.653422; 139.712108
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 渋谷区
地域 渋谷地域
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 8,151 人
 世帯数 5,186 世帯
面積[2]
  0.560281139 km²
人口密度 14548.05 人/km²
設置日 1966年昭和41年)4月1日
郵便番号 150-0011[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 品川
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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(ひがし)は、東京都渋谷区の地名。現行行政地名は東一丁目から東四丁目。住居表示実施済区域。

地理

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東京都渋谷区の東部に位置する。町域内は、大半が住宅地となっている。また、渋谷駅ないし渋谷から広尾方面を走る明治通り沿いや、恵比寿駅に近い場所はオフィスビル雑居ビルなどが目立ち、商業地となっている。國學院大學渋谷キャンパスや実践女子大学渋谷キャンパスなど、教育機関も多く設置されている。

地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、東3-7-11の地点で95万円/m2となっている[5]

歴史

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地名の由来

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1966年(昭和41年)の住居表示実施[6]以前「東」という町名は渋谷区には存在しなかったが、住居表示実施の際に常磐松町氷川町を合わせ、新たに「東」と命名された。新町名の命名に関して、常磐松町の住民と氷川町の住民が対立したため、「渋谷市街地の東側にある」「恵比寿の東側にある」という理由から、妥協案として提示された「東」が採用された。

沿革

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町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
東一丁目 1966年4月1日 田毎町、氷川町、常磐松町、中通二丁目、八幡通一丁目、八幡通二丁目、恵比寿東二丁目
東二丁目 氷川町、中通二丁目、若木町、恵比寿東二丁目
東三丁目 永住町、上智町、氷川町、中通一丁目、中通二丁目、下通三丁目、若木町、恵比寿東二丁目
東四丁目 常磐松町、緑岡町、若木町

世帯数と人口

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2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
東一丁目 1,250世帯 2,006人
東二丁目 1,830世帯 2,789人
東三丁目 1,487世帯 2,248人
東四丁目 619世帯 1,108人
5,186世帯 8,151人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[7]
7,040
2000年(平成12年)[8]
7,304
2005年(平成17年)[9]
7,894
2010年(平成22年)[10]
7,825
2015年(平成27年)[11]
8,239
2020年(令和2年)[12]
9,123

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[7]
3,477
2000年(平成12年)[8]
4,090
2005年(平成17年)[9]
4,821
2010年(平成22年)[10]
4,967
2015年(平成27年)[11]
5,282
2020年(令和2年)[12]
6,004

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年3月時点)[13]

丁目 番地 小学校 中学校 調整区域による変更可能校
東一丁目 全域 渋谷区立常磐松小学校 渋谷区立鉢山中学校 渋谷区立広尾中学校
東二丁目 1~7番
18~23番
25〜26番
27~29番 渋谷区立長谷戸小学校 渋谷区立常磐松小学校
渋谷区立広尾中学校
8〜17番
24番
渋谷区立広尾小学校 渋谷区立広尾中学校
東三丁目 1~16番
17〜27番 渋谷区立長谷戸小学校 渋谷区立鉢山中学校 渋谷区立広尾小学校
渋谷区立広尾中学校
東四丁目 1~10番 渋谷区立常磐松小学校 渋谷区立広尾中学校
11〜14番 渋谷区立広尾小学校 渋谷区立広尾中学校

交通

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鉄道

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町域内に鉄道駅はないが、JR東日本山手線および東京メトロ日比谷線恵比寿駅が近隣にある。町域北部では渋谷駅も利用可能である。

バス

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渋谷と恵比寿から広尾の日赤医療センターまで学バスが出ている。東4丁目という停留所がある。経路に実践女子学園國學院大學青山学院初等部中等部などがある。

学校を回る学バスは、かつては都電の料金の半額であった。現在もなお他のバス路線より安く設定されている。

道路

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事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]

丁目 事業所数 従業員数
東一丁目 343事業所 6,235人
東二丁目 265事業所 2,547人
東三丁目 439事業所 6,325人
東四丁目 53事業所 1,524人
1,100事業所 16,631人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[15]
944
2021年(令和3年)[14]
1,100

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[15]
15,583
2021年(令和3年)[14]
16,631

施設

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東京都立広尾高等学校
渋谷氷川神社

本社が所在する企業

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商業施設

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その他

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日本郵便

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関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月20日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 東の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年12月29日閲覧。
  6. ^ 1966年(昭和41年)5月27日自治省告示第93号「住居表示が実施された件」
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  13. ^ 住所別通学区域一覧”. 渋谷区. 2024年1月20日閲覧。
  14. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  15. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

外部リンク

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