日本祖語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本祖語(にほんそご)とは日本語族に属す諸言語の祖語である。日琉祖語(にちりゅうそご)とも呼ばれ[1]、分岐の年代などから現在では日琉祖語と呼ぶべきだとする立場もある[2]ためこの記事では、「日琉祖語」という名称に統一する。

英語ではproto-Japanese[3], proto-Japanese-Ryukyuan[4], proto-Japonic[5]などとよばれ、共通日本語原始日本語、といった呼ばれ方をすることもある。[5]

起源[編集]

日琉祖語がどの系統の言語に属すかについて明確な結論は出ていないため、現在では日琉語族と他の語族との関連性は立証されていない。様々な説があるが、文法など類型的には、朝鮮語およびアルタイ諸語との関連性が高いとする見方が比較的有力である。語彙については高句麗語死語)との類似が指摘されており、高句麗語などとともに扶余語族に属するとする仮説がある。しかし、現在残っている高句麗語史料の少なさから立証は困難である。

日本語と琉球諸語の分岐[編集]

奈良時代上代日本語には琉球語と共有していない改新がいくつか見られるため、両者は7世紀以前に分岐したと考えなければならない[6]。九州から琉球列島への移住はそれより後に行われた可能性があり、おそらく10世紀から11世紀にかけての農耕文化の急激な拡大(グスク時代の開始)と一致すると考えられる[7]。こう考えると、琉球祖語に中古日本語から借用された漢語が存在することが説明できる[8]。琉球への移住が行われてから1609年に薩摩藩琉球王国へ侵攻するまでは、日本本土からの影響は限られていた[9]

再構[編集]

音韻[編集]

子音[編集]

日琉祖語の単語は多くが二音節以上で、各音節は(子音+)母音の構造を持っていた。日琉祖語の子音は下記のものが考えられており、このうちwとj以外は広く合意が得られている[10]。ただし/*s/については*[ts]の可能性がある。

日琉祖語の子音
両唇音 歯茎音 硬口蓋音 軟口蓋音
鼻音 *m *n
破裂音 *p *t *k
摩擦音 *s
接近音 *w *j
流音 *r

上代日本語の有声子音/b, d, z, g/は語頭に来ることがほとんど無かったが、その由来は鼻音+無声子音という子音連続であることが合意されている[11]。ほとんどの場合、この子音連続は間に挟まっていた母音の脱落により発生したものである。いくつかの語では母音脱落が起きた証拠がないが、それらのケースでは研究者らは無声阻害音の前の音節末鼻音を再建している。例えば、*tuNpu > tubu(粒)、*piNsa > piza(膝)(※音節末鼻音は*nまたは*mの存在の根拠がない場合Nと表記されることが多い)などである。これらの鼻音は後代の日本語の撥音とは関係がない。後代の撥音は語の縮約あるいは中国語のような他の言語からの借用に由来する[12]

母音[編集]

大半の研究者は日琉祖語に/*i, *u, *e, *ə, *o, *a/を再建する6母音説を受け入れている[13]。一方でジョン・ホイットマンビャーケ・フレレスビッグは、これらに*ɨを加えた7母音説を唱えている[3]

日琉祖語の母音
前舌 中舌 後舌
*i (*ɨ) *u
*e *o
*a

上代日本語では、一部の行のイ列、エ列、オ列音が甲乙の2種に書き分けられており、イ(i1)、イ(i2)、エ(e1)、エ(e2)、オ(o1)、オ(o2)の区別があったと考えられる(詳細は上代特殊仮名遣いを参照)。このうちi2、e1、e2、o1は、a、i1、u、o2に比べて出現頻度が非常に少なく、多くが語の途中または末尾において現れる。またこれらは、「咲き1」+「あり」→「咲け1り」、「なが(長)」+「いき1(息)」→「なげ21(嘆き)」、「かず(数)」+「合ふ」→「かぞ1ふ」のように、*ia>e1、*ai>e2、*ua>o1という母音連続に由来すると推定される例が多くある。これらの内的再構から、日琉祖語に*i(>i1)、*u、*ə(>o2)、*aが再建され、これ以外の上代日本語の母音(i2、e1、e2、o1)は日琉祖語の母音連続に由来すると考えられる[14][15][16]

また琉球語との比較から、日琉祖語に上記4母音の他に*eと*oも再建される[17]。「水」「蒜」など少数の語において、上代日本語のi1に琉球祖語*eが対応している例があり、それらに対し日琉祖語*e(*meNtu「水」、*peru「蒜」)が再建されている[18][19]。また「海」「薬」などの語において、上代日本語uに琉球祖語*oが対応している例があり、それらに日琉祖語*o(*omi「海」、*kusori「薬」)が再建されている[20][19]。日琉祖語の*eと*oは、語末にある場合を除いて、上代日本語ではそれぞれi1とuへ変化した[15]。この*eと*oは、上代東日本方言にもいくつかの痕跡が残っている[21][19]

日琉祖語の母音の現れ方[22]
日琉祖語 琉球祖語 上代日本語 上代中部(信濃国)語[23] 真上代東国語 上代遠江-駿河語
*i *i i1 i i i
*e *e i1 (e1) i e ~ i i
*u *u u u u u
*o *o u (o1) o ~ u(m後) o ~ u u
o2, o1(w, p, mの後。古くはwの後のみ[24]) ə ~ u/m_ ə ~ o ~ e ə,o/{m|p}_,駿河ではe/C[-labial][-velar]_も。
*a *a a a ~ ə a ~ ə a

日琉祖語における母音連続は、上代日本語の母音交替から再構される。上代日本語には、ミ2(身)/ムネ(胸)のようにi2とuが交替するものがあり、日琉祖語*ui(この例では*mui)が再建され、ミ2については日琉祖語から上代日本語までの間に*ui>i2が起きたと考えられている[25]。一方で、キ2(木)/コ22ハ(木の葉)のようにi2とo2が交替するものでは日琉祖語*əi(この例では*kəi)が再建され、キ2では*əi>i2が起きたと考えられている[26]。mi2(<*mui)、ki2(<*kəi)のように母音連続に由来する形を露出形、mu(ne)、kəのように母音連続の後部が脱落した形を被覆形と呼ぶ。a - e2という被覆形 - 露出形の対応例もあり、それらには*aiが再建される。例えばアマ/アメ2(雨)、ウハ/ウヘ2(上)、サカ/サケ2(酒)、マ/メ2(目)などである[16]

こうした母音交替は、二段活用動詞の連用形でも見られる。下二段活用動詞の連用形語尾はe2であるが、多くの語が、アケ2/アカ(明・赤)、アレ/アラ(荒)、カレ/カラ(枯)、アゲ2/アガル(上)、アテ/アタル(当)などのように、aで終わる語根と密接な関係を持つ。従って下二段活用動詞の連用形語尾の古形は*aiとすることが可能である[16]。また上二段活用動詞の連用形語尾はi2であるが、オキ2/オコ2ル・オコ2ス(起)、オチ2/オト2ル・オト2ス(落・劣)、ツキ2/ツクス(尽)などのように、o2またはuで終わる語根と密接な関係を持ち、上二段活用動詞連用形語尾の古形は*əiまたは*uiとすることが可能である[16]。「尽」の場合は*tukuiが再建されることになるが、琉球語との比較により*tukoiに修正されている[4]

*ai、*əi、*oi、*uiが再建される被覆形 - 露出形の対応の多くは接辞*-iの添加によると考えられている[16]。一方で、*…iが語末子音であるとの見解があり、被覆形の由来はその語の後に子音で始まる形態素が結合した場合に語末子音が脱落したものとする説もある[27]。この場合は、*…yと表記するのが一般的である。[28]この語末子音は、周辺言語との借用の検討や内的再構からより古い段階の*…rに由来するとする説がある[27][29]

日琉祖語の母音連続は、琉球語や上代東日本語においては以下のように異なった現れ方をしている[22][30]。例えば*əiを含む「木」「落ち(る)」は、琉球諸方言ではそれぞれ琉球祖語*ke、*ote/uteに対応する音で現れている[26][19]

日琉祖語の母音連続の反映
日琉祖語 琉球祖語 上代日本語 上代東日本語 真上代東国語 上代駿河-遠江語[23]
*ui *i i2 i u u
*oi[4] 不明 u
*əi *e i2 (e2) o2 o2
*ai e2 e o2 o2
*iə e1 不明 不明
*ia a a i1
*au *o o1 o1 記載無し a
*ua 記載無し u

※上代東国語の具体的な音価については、インフォーマントの問題でよくわからない部分も多い。[31]また、非常に多彩な反映が観察せられ、ここにあげているものは一部に過ぎない。詳細はKupchik(2011)に詳しい。[23]

大抵の場合、o2とi2の交替に対して、日琉祖語の*əiが再建されているが、o2との交替のある少数のe2に対しても、日琉祖語に*əiが再建される。この母音交替に対し中舌狭母音*ɨを再建し、*ɨi>i2、*əi>e2とする研究者もいるが、琉球語や上代東日本語にその証拠はない[32][33]。この*ɨを加えた7母音説に従った内的再構による音変化が以下である。これらの多くは古くは大野晋らによって提案されていた[34]

日琉祖語>上代日本語(内的再構の例) [35]

  • *uo > o1 (*situ-ori > sito1ri「倭文」)
  • *ua > o1 (*kazu-apai > kazo1pe2「数える」)
  • *ui > i2 (*sabu-i > sabi2「寂し」の語幹、*waku-iratuko > waki2ratuko1)
  • *ɨi > i2 (*ɨpɨ-isi > opi2si、*ɨpɨ-i > opi2「生ふ」の連用形)
  • *ai > e2 (*aka-i > ake2「明く」の連用形、*taka-iti > take2ti「高市皇子」のタケチ)
  • *əi > e2 (*tənə-iri > to2neri「舍人」、*wə-inu > wenu「犬」の中古日本語での形)
  • *ia > e1 (*saki-ari > sake1ri「咲けり」)
  • *iə > e1 (*pi-əki > pe1ki)
  • *iɨ > e1 (上例からの演繹で理論上存在する。)

日琉祖語の特徴としては、同じ母音を含む音節が結合する単語がよく見つかり母音調和を行っていた根拠とも言われるが、真相は定かではない。同一結合単位内(語根内)においてɨはaやə、aはɨやə、əはɨやaと共存しない傾向が強い。

上代日本語O1の起源[編集]

上代日本語のo1(オ列甲類)に関しては謎が多く、上代日本語o1の多くは二音節以上の単語の最終音節(final position)か、一音節の単語の中で見つかる。ここで、ジョン・ホイットマンビャーケ・フレレスビッグは「婿/mo1ko1, muko1」という単語を例に、語頭、語中では"u", 語尾では"o1"に変化したという仮説を立てる。つまり、日琉祖語の"*o"は上代日本語の頃には語頭語中でuと合流したと考えられる。これを中央母音高舌化(mid vowel raising)と言う[19]

同様に、*eも同様に語頭語中でi1と合流したと考えられる。

※以下は、the Oxford Corpus of Old Japanese等で使用する「Frellesvig & Whitman式表記」によって上代日本語が書かれている。詳しくは上代日本語を参照。

語尾のo1

  • wotoko1(をとこ/男)< wətə(未婚の) + kwo[要出典]
  • wotome1(をとめ/乙女)< wətə(未婚の) + mye[要出典]

語中のo1

  • wokuna(をぐな/童男) < wə(幼い) + kwo(男) + na[要出典]
  • womina(をみな/女)< wə(幼い) + mye(女) + na[要出典]
  • okina(おきな/翁)< ɨ(老いた) + kwo(?) + na[要出典]
  • omina(おみな/媼)< ɨ(老いた) + mye + na[要出典]

また、上代日本語"wo"は日本祖語"wo", "wɨ", "wə"からくるものだとする。これにより、上代日本語の"awo", "to2wo"など有坂・池上の法則に従わない単語がある理由を説明できる。

  • to2wo < tɨwɨ, təwə
  • awo < awo

有坂・池上の法則とは、次のようなものである。

  • オ列甲類とオ列乙類は、同一結合単位(語幹ないし語根の形態素)に共存することはない。
  • ウ列とオ列乙類は同一結合単位に共存することは少ない。特にウ列とオ列乙類からなる2音節の結合単位においては、そのオ列音はオ列乙類ではない。
  • ア列とオ列乙類は同一結合単位に共存することは少ない。

語彙[編集]

※OJはOld Japanese(上代日本語)

※PRはproto-Ryukyuan(琉球祖語)

※EMJはEarly Middle Japanese(中古日本語)

語彙 日琉祖語形
(6母音説)
再建の理由
大きい *əpə *əpəiを参照。
*mai 被覆形OJ ma
*pana
*kutui[31] 被覆形OJ kutu
*paNki
*tukoi[4] 被覆形OJ tuku, PR *tuko
*ipia[23] 遠江駿河語ipi1,OJ ipe1
*esoi 上代東国語など。被覆形OJ iso1
*kuro[31] kuriという単語の存在。
*poi[4] 被覆形OJ po, EOJ pu, PRの露出形が *pi
*kamau[23] 遠江駿河語kama
*parui 上代東国語paru
*kamui 被覆形OJ kamu, アイヌ語kamuy
*kukui 被覆形OJ kuku
*mui 被覆形OJ mu
恵み(幸) *satui 被覆形OJ satu
起きる *əkəi 他動詞形OJ oko2s-
育つ *əpəi 形容詞形OJ opo-
下りる *ərəi 他動詞形OJ oro2s-
落ちる *ətəi 他動詞形OJ oto2s-
乾く *pəi 他動詞形OJ pos-
黄泉 *jəməi[31] 被覆形OJ yo2mo2
*koi[19] 被覆形PR *ko, EMJ ko, OJ ku

[36]

  • aka(赤) < akar-(あかるい) akari(あかり)[要出典]
  • siro1(白) < sirus-(しるす) siru-pe(しるべ)[要出典]
  • kuro1(黒)< kurup-(くるふ) kurum-(くるむ)[要出典]

白と黒に関して、嘘(くるう/ふざける)と誠(記す/真実を伝える)で対になっている可能性がある。青に関しては「未熟な」という意味合いをもつ可能性がある。[要出典]

  • わ行音と青色や水の関連性も指摘される。*アイヌ語で「水」は「wakka」
    • awo(青)、awi(藍)

格助詞[編集]

格助詞「つ」は現在使われていないが、現代語の名詞に現れることがある。

  • wata-tu-mi1(海つ神霊/わだつみ)こちらのmi₁は"kami₂"の「ミ」ではなく、「御霊/みたま」などの「ミ」であるため甲類である。神は当て字
  • yama-tu-mi1(山つ神霊/やまつみ)
  • ika-tu-ti(厳つ霊/いかづち)雷
  • mi1-tu-ti(水つ霊/みづち)蛟
  • no1-tu-ti(野つ霊/のづち)野槌
  • ma-tu-ke2(目つ毛/まつげ)睫毛
  • mi2-tu-kara(身つ柄/みづから)自ら
  • woto2-tu-pi1(遠つ日/をとつひ)一昨日
  • ya-tu-ko1(家つ子/やつこ)奴

ただし、出づ水(泉/いづみ)は格助詞「つ」ではなく"出る水"という意味である。[要検証]

格助詞「な」も同様に、以下の単語が挙げられる

  • mi1-na-to2 (水な戸/みなと)港
  • mi1-na-mo2to2 (水な元/みなもと)源
  • mi1-na-tuki2 (水な月/みなづき)水の月=水無月[6月]
  • kamu-na-tuki2 (神な月/かむなづき)神の月=神無月[10月]
  • kamu-na-kara (神な柄/かむながら)随神

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 木部暢子編(2019)『明解方言学辞典』三省堂、p.113
  2. ^ 早田 (2017年3月16日). 上代日本語の音韻. 岩波書店 
  3. ^ a b Frellesvig, Bjarke; Whitman, John, ed. (2008), Proto-Japanese: Issues and Prospects, John Benjamins, ISBN 9789027248091
  4. ^ a b c d e Pellard (2013).
  5. ^ a b 早田輝洋 (1999). “書評:添田健二著『日本語アクセント史の諸問題』”. 国語学 197集: p.74. 
  6. ^ Pellard (2015), pp. 21–22.
  7. ^ Pellard (2015), pp. 30–31.
  8. ^ Pellard (2015), p. 23.
  9. ^ Shimoji (2010), p. 4.
  10. ^ Frellesvig & Whitman (2008), p. 3.
  11. ^ Whitman (2012), p. 27.
  12. ^ Frellesvig (2010), p. 43.
  13. ^ Whitman (2012), p. 26.
  14. ^ Martin (1987), p. 67.
  15. ^ a b Frellesvig & Whitman (2008), p. 5.
  16. ^ a b c d e 大野(1977)
  17. ^ Vovin (2010), pp. 32–34.
  18. ^ Pellard (2013), pp. 84-85.
  19. ^ a b c d e f Pellard (2018).
  20. ^ Pellard (2013), pp. 85-86.
  21. ^ Vovin (2010), p. 34.
  22. ^ a b Pellard (2008), p. 136.
  23. ^ a b c d e John Kupchik (2011). A GRAMMAR OF EASTERN OLD JAPANESE DIALECTS. 
  24. ^ Old Japanese: a phonetic reconstruction - PDF Free Download” (英語). epdf.tips. 2019年5月26日閲覧。
  25. ^ Pellard (2013), pp. 87-88.
  26. ^ a b ペラール (2012), p. 6.
  27. ^ a b ホイットマン, ジョン「日琉祖語の音韻体系と連体形・已然形の起源」『琉球諸語と古代日本語 : 日琉祖語の再建にむけて = Ryukyuan and premodern Japanese : toward the reconstruction of proto-Japanese-Ryukyuan』くろしお出版、2016年(日本語)。
  28. ^ Vovin, Alexander (英語). 日本語の起源と消滅危機言語. https://www.academia.edu/19646207/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%A8%E6%B6%88%E6%BB%85%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E8%A8%80%E8%AA%9E. 
  29. ^ Vovin, Alexander (英語). On The Etymology of Middle Korean psʌr 'rice'. https://www.academia.edu/24058277/On_The_Etymology_of_Middle_Korean_ps%CA%8Cr_rice. 
  30. ^ Frellesvig (2010), p. 152.
  31. ^ a b c d Vovin, Alexander (英語). Sources of Old Japanese i2. https://www.academia.edu/2574774/Sources_of_Old_Japanese_i2. 
  32. ^ Frellesvig (2010), pp. 45–47.
  33. ^ Vovin (2010), pp. 35–36.
  34. ^ 日野資成 (2003). “日本祖語の母音体系―上代東国方言資料による再構―”. 日本語系統論の現在Perspectives on the Origins of the Japanese Language 31: 187~206. 
  35. ^ http://conf.ling.cornell.edu/whitman/VowelsofProto-Japanese.Martfest.pdf
  36. ^ http://scholarspace.manoa.hawaii.edu/bitstream/handle/10125/3070/uhm_phd_4312_r.pdf?sequence=1

参考文献[編集]

  • Frellesvig, Bjarke (2010), A History of the Japanese Language, Cambridge: Cambridge University Press, ISBN 978-0-521-65320-6. 
  • Frellesvig, Bjarne; Whitman, John (2008), “Introduction”, in Frellesvig, Bjarne; Whitman, John, Proto-Japanese: Issues and Prospects, John Benjamins, pp. 1–9, ISBN 978-90-272-4809-1. 
  • Martin, Samuel Elmo (1987), The Japanese Language through Time, New Haven and London: Yale University Press, ISBN 978-0-300-03729-6. 
  • Pellard, Thomas (2008), “Proto-Japonic *e and *o in Eastern Old Japanese”, Cahiers de Linguistique Asie Orientale 37 (2): 133–158, doi:10.1163/1960602808X00055, https://hal.archives-ouvertes.fr/hal-00373303. 
  • ペラール, トマ (2012), 日琉祖語の分岐年代, http://kikigengo.jp/nishihara/lib/exe/fetch.php?media=library:references:rkoj-pellard.pdf. 
  • Pellard, Thomas (2013), “Ryukyuan perspectives on the proto-Japonic vowel system”, in Frellesvig, Bjarke, Japanese/Korean Linguistics 20, CSLI, pp. 81 - 96. 
  • Pellard, Thomas (2015), “The linguistic archeology of the Ryukyu Islands”, in Heinrich, Patrick; Miyara, Shinsho; Shimoji, Michinori, Handbook of the Ryukyuan languages: History, structure, and use, De Gruyter Mouton, pp. 13–37, doi:10.1515/9781614511151.13, ISBN 978-1-61451-161-8, https://hal.archives-ouvertes.fr/hal-01289257. 
  • Pellard, Thomas (2018), “Ryukyuan and the Reconstruction of proto-Japanese-Ryukyuan”, Handbook of Japanese historical linguistics, De Gruyter Mouton. 
  • Shimoji, Michinori (2010), “Ryukyuan languages: an introduction”, in Shimoji, Michinori; Pellard, Thomas, An Introduction to Ryukyuan Languages, Tokyo: Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, pp. 1–13, ISBN 978-4-86337-072-2, https://lingdy.aa-ken.jp/wp-content/uploads/2011/07/2015-papers-and-presentations-An_introduction_to_Ryukyuan_languages.pdf. 
  • Vovin, Alexander (2010), Korea-Japonica: A Re-Evaluation of a Common Genetic Origin, University of Hawaii Press, ISBN 978-0-8248-3278-0, JSTOR j.ctt6wqz03, https://jstor.org/stable/j.ctt6wqz03. 
  • Whitman, John (2012), “The relationship between Japanese and Korean”, in Tranter, Nicolas, The Languages of Japan and Korea, Routledge, pp. 24–38, ISBN 978-0-415-46287-7. 
  • Kupchik, John (2011). A GRAMMAR OF EASTERN OLD JAPANESE DIALECTS, 博士論文
  • 大野晋(1977)「音韻の変遷(1)」『岩波講座 日本語 5 音韻』岩波書店。