滝川クリステル

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たきがわ クリステル
滝川 クリステル
Christel Takigawa
プロフィール
本名 滝川・ラルドゥ・クリステル・雅美
(日本名:滝川 雅美)
愛称 滝クリ
クリステル
出身地 フランスの旗 フランスパリ
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1977-10-01) 1977年10月1日(46歳)
血液型 AB型
最終学歴 青山学院大学文学部フランス文学科
所属事務所 フォニックス
職歴共同テレビアナウンサー(フジテレビへ出向の後、専属契約)
活動期間 2000年 -
ジャンル 報道番組
出演番組・活動
出演経歴FNNスーパーニュース
ニュースJAPAN
新報道プレミアA
備考
入社後3年間はフジテレビに研修出向。
2009年9月までフジテレビと専属契約を結んでいた。

滝川 クリステル(たきがわ クリステル、Christel Takigawa、1977年10月1日 - )はタレントフリーアナウンサー。本名:滝川・ラルドゥ・クリステル・雅美 (Takigawa Lardux Christel Masami) 、日本名:滝川 雅美(たきがわ まさみ)。 通称は滝クリクリステル

父がフランス人、母が日本人のハーフ。出生地はフランスパリ。来日後は兵庫県神戸市に在住。母親が神戸市内の出身であった。その後、東京都内へ転居。

弟はモデルの滝川ロラン、母方の従兄弟に、フリーキャスターの目黒陽子、俳優の滝川英治がいる。 祖父は市会議員もつとめた滝川勝三。曾祖母の滝川イネは日本の婦人運動の草分け的存在。

来歴・人物

フランスパリに生まれ、3歳の時に家族で来日し、母親の出身地である神戸市へ移住。小学校6年生の時、父親の転勤で再び渡仏。約1年間滞在し日本へ来る。世田谷区立砧中学校東京都立青山高等学校青山学院大学文学部フランス文学科卒業後、2000年フジテレビを受験し、最終選考まで残るも不合格となる。

だが、他社に入社させるには惜しい人材という事で、系列の共同テレビに入社。安藤幸代(現ハーモニープロモーション)、相川梨絵(現セントフォース)と並び、同社にとっては新人を社員アナウンサーとして採用した初めてのケースとなった[1]。なお、フジテレビアナウンサーの梅津弥英子とはフランス文学科の同級生である。

新人アナウンサー時代は和名の滝川 雅美で活動していたが、容姿に対する問い合わせもあったことなどから会社の方針でハーフを強調した名前に変えた。入社後3年間はフジテレビアナウンス室に研修出向し『プロ野球ニュース』『少年タイヤ』『FNNスーパーニュース』(フィールドキャスター)など、同系列の番組に数多く出演した。その後共同テレビに戻ったが、戻った後もフジテレビと専属契約を結んでいた。

2002年10月からは、『ニュースJAPAN』のキャスターを担当。2007年4月から報道番組新報道プレミアA』を安藤優子とともに担当。2人は、『ニュースJAPAN』の元キャスターと現役キャスターという共通点があった。

2008年10月30日にフジテレビ、共同テレビ、セント・フォースが共同設立したアナウンサープロダクションのフォニックスと所属契約を結び、共同テレビは退職(実質的な移籍)。

2009年9月25日を以って7年間キャスターを務めた『ニュースJAPAN』を降板。『毎日.jp』によると、フジテレビは「秋の番組改編による交代」(フジテレビ側)であると報じている。また、本人は「明日の自分と出会うために新しい一歩を踏み出すことを決意しました」というコメントを同紙に寄せた[2]。2009年9月30日には共同テレビ在籍時代から結んでいたフジテレビとの専属契約を、契約期間満了により解除した。

特徴

エピソード

  • 小学校6年生での渡仏時、フランス語が上手でなかったので現地の小学校では4年生に編入されたが、吸収が早くあっという間にフランス語を覚えた。
  • その際、それまで日本語で話していた父親とはフランス語で話すことに決め、今でも父親とはフランス語、母親とは日本語で話す。
  • 少女時代、1990年頃に住友不動産販売CMに出演したことがある。
  • 砧中学校3年G組ではタッキーの愛称で呼ばれる、男子憧れの美少女だった(『スタジオパークからこんにちは2010年9月22日の放送で同級生のFAXより)。
  • 高校在学中に『銀BURA天国』(テレビ東京)の美少女を紹介するコーナーに出演したことがある。その時岡村隆史に20歳になったらお台場でデートしようと言われたが、当の岡村はそれを覚えていなかった。[3]
  • 青山学院大学ではフランス文学科に在籍するも、大学では基礎から教えていたため拍子抜けした。担当の教授から「発音を聞かれるのが嫌だから君は来なくていいよ、単位はあげるから」と言われ、授業中は大学図書館で自習していた。英語、フランス語とも独学に近い。
  • ミスキャンパスに出場し、準ミス青山学院大学に選ばれた。その時の優勝者は梅津弥英子だった。
  • 大学生時代の終わり頃にハーフダブル)である自分のアイデンティティーについて強く悩み、サンフランシスコフランスのどちらかに行こうと迷った末、フランスに行こうと決めたが、両親に「日本で語学を生かせる仕事に就いてほしい」と反対される。そんな中、サッカーワールドカップの日本代表監督がフランス人のフィリップ・トルシエだったことがきっかけで「自分ならワールドカップで通訳なしの取材ができ、架け橋になれるかもしれない」と思い、アナウンサーを目指す。
  • フジテレビを受験中に親しくなった同期の政井マヤと、入社前にメキシコへ旅行したが、現地の人に双子と間違えられたことがあると言う(政井はメキシコ出身)。
  • 『ニュースJAPAN』では机に対して斜めに座っているが、これはスタッフが「モナリザ」を意識し、美しく見えるように45°の角度をとったため。『明石家さんまのフジテレビ大反省会』で「なぜあの角度なのか」という視聴者からの質問に同番組のプロデューサーは「滝川クリステルが最も美しく見える角度だから」と回答している[4]。しかし彼女自身は、「骨盤が歪みそう。できれば正面を向いてニュースを読みたい」「本番中にがつったことがある」と語っている[5]。また、この姿を林家いっ平(現・2代目林家三平)の高座の元ネタにされていて『新報道プレミアA』の落語特集で聞かされた当人は当惑していた。斜め座りはNHKの『サラリーマンNEO』でもネタにされた。
  • 「普段着感覚で視聴者と向き合う」というコンセプトの『新報道プレミアA』では、より素の様子を垣間見ることができる。
  • 日本という一つの国に収まりたくないという思いもあるが、今は勉強を積み自分の引き出しを増やす時期だと思っている。将来は特派員の仕事などもしてみたいと言う。
  • 『ニュースJAPAN』で松本方哉キャスターが休みの日は滝川一人で進行しており、その日のエンディングではフランス語で挨拶することがあった。
  • 2008年12月23日に『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」へ初登場した際、タモリに『ニュースJAPAN』で机に対し斜め45度に座っていることについて聞かれ、「いろいろあるんです、これが、秘密が、あの、私、話したくて、話したくて、しかたないんですけど」と切り出し、セットのアイデアは同番組キャスターの松本方哉と『踊る大捜査線』を作ったスタッフによるもので『サンダーバード』をイメージしていること、女性が斜めに向いていることが一番綺麗に見えるということを考えて座る位置を決められたこと、また、視聴者がキャスターと時間を共有しているように感じるように、滝川、松本両キャスターとカメラの位置を二等辺三角形にしていること、マグカップも心理的なことを考えて位置を変えているといった秘密を明かした。なお、45度に座っている影響から、松本キャスターの方を向いてしまうとカメラに頭の後ろを向け失礼になるため、最初は松本キャスターの方をきちんと向けず中途半端な方向を向いていたと苦労を明かした。また、前日天野ひろゆきからのお友達紹介の時に、決まり文句の「いいとも」を言えなくて電話を切られた後、知らずに一人で「いいとも」と言っていたので悲しかったと語った。翌日のお友達として安藤優子を紹介。
  • ミドリガメを2匹飼っており、名前は1号と2号。
  • 2009年9月25日放送分を以って『ニュースJAPAN』を降板。番組終了間際に挨拶をしたが、感極まり涙声で挨拶をした。
  • アドリブが極度に苦手で、2010年4月18日開始の『Mr.サンデー』でコンビを組む宮根誠司のアドリブに対応できるか心配の声が上がっていたが直ぐに順応し、番組内で宮根と夫婦コントを演じている。[6]
  • 日仏ハーフである事に由来する特徴的な喋りは、真似される恰好の対象になっている(サヘル・ローズANNAなど)。
  • 2011年5月16日放送のMr.サンデーにおいてロンドン五輪を目指しスパーリング練習に励む南海キャンディーズのしずちゃんを、「スパークリングに励むしずちゃん」と表現し、番組中終始いじられた。
  • 自然とか動物が大好きで、ダイビングのライセンスを持っている。2011年12月8日放送の『笑っていいとも!』「テレフォンショッキング」のコーナーで他に挑戦したいことを聞かれ、スカイダイビングやパラグライダーを挙げた。震災の後、福島から飼い主がいなくなったラブラドールを引き取った。保健所からのペットのレスキューは前から考えていたが、震災でまた増えたため、このタイミングで引き取ることになったとのこと。

出演

テレビ

アニメ

CM

ラジオ

書籍

同期

共同テレビ

フジテレビ

関連項目

脚注

外部リンク