印南駅
印南駅 | |
---|---|
駅舎 | |
いなみ Inami | |
◄切目 (3.8 km) (4.3 km) 稲原► | |
所在地 | 和歌山県日高郡印南町大字印南2645-2 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■紀勢本線(きのくに線) |
キロ程 |
309.3km(亀山起点) 新宮から129.1 km |
電報略号 | イミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
185人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)12月14日 |
備考 |
簡易委託駅 POS端末設置 |
印南駅(いなみえき)は、和歌山県日高郡印南町大字印南にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。印南町の中心駅。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。単式の1番のりば側に駅舎があり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
古くからの駅舎が残る。御坊駅管理の簡易委託駅であり、駅舎内の出札窓口で乗車券類を販売している。POS端末の設備を持つ。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■きのくに線 | 和歌山・天王寺方面 | |
2 | ■きのくに線 | 和歌山・天王寺方面 | 特急待避時のみ |
紀伊田辺・新宮方面 | |||
3 | ■きのくに線 | 紀伊田辺・新宮方面 |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
下り本線は1番のりば、上り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、特急の通過待ちに使われている。
駅周辺
駅前に印南交通のタクシー営業所がある。
駅から稲原方面を望むと大きなかえるの顔をした橋が非常に目立つがこれは「かえる大橋」である。
- 国道42号
- 印南町役場
- 印南町立印南小学校
- 印南町立印南中学校
- 印南郵便局
- 津井王子跡(叶王子跡)
- 斑鳩王子社
- 印南港
- 畑野崎
- 阪和自動車道 - 印南インターチェンジ
- 和歌山ゴルフ倶楽部
- モアッサン電気総業
- A-coopいなみ
- コーナン
利用状況
和歌山県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 242人(1998年度)
- 242人(1999年度)
- 244人(2000年度)
- 238人(2001年度)
- 227人(2002年度)
- 220人(2003年度)
- 200人(2004年度)
- 174人(2005年度)
- 182人(2006年度)
- 185人(2007年度)
- 197人(2008年度)
- 185人(2009年度)
歴史
この駅は1930年(昭和5年)12月、国鉄紀勢西線の御坊駅から当駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の終着駅として開業したがそれからわずか1年ほど後の1931年(昭和6年)9月には紀勢西線の当駅から南部駅までの延伸に伴い終着駅ではなくなる。当駅はその後1959年(昭和34年)、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
- 1930年(昭和5年)12月14日 - 国鉄紀勢西線の御坊駅から当駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の駅として開業する。当初は終着駅であった。
- 1931年(昭和6年)9月21日 - 国鉄紀勢西線が当駅から南部駅まで延伸となり終着駅ではなくなる。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅 - 新鹿駅間の開通をもって現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 無人駅化。[1]
- 1985年(昭和60年)5月10日 - 簡易委託駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により当駅も西日本旅客鉄道紀勢本線の駅となる。