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備中神代駅

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備中神代駅
駅入口(2007年5月9日)
びっちゅうこうじろ
Bitchū-Kōjiro
岡山県新見市西方字庄兵衛3899-1
北緯34度59分40.50秒 東経133度24分2.91秒 / 北緯34.9945833度 東経133.4008083度 / 34.9945833; 133.4008083 (備中神代駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ヒシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
27人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1928年昭和3年)10月25日
乗入路線 2 路線
所属路線 伯備線
キロ程 70.8km(倉敷起点)
岡山から86.7 km
*新見 (6.4 km)
(6.2 km) 足立
所属路線 芸備線
キロ程 0.0km(備中神代起点)
新見から6.4 km
*布原 (2.5 km)
(3.9 km) 坂根
備考 無人駅
* 新見 - 布原 - 当駅間は線路名称上は伯備線であるが、その間にある布原駅には芸備線の列車のみ停車(伯備線の列車は全て通過する)。
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構内(2007年5月9日)

備中神代駅(びっちゅうこうじろえき)は、岡山県新見市西方字庄兵衛にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の

利用可能な鉄道路線

  • 西日本旅客鉄道
    • 伯備線 ※当駅の所属線[1]
    • 芸備線 ※当駅が線路名称上の起点駅であるが、運転系統上では新見駅を始終着とする。なお、新見駅 - 当駅間の途中にある布原駅には伯備線の列車は全て通過し、芸備線の列車のみ停車する。

駅構造

単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅新見駅管理の無人駅である。島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。

かつては木造駅舎があったが、2001年(平成13年)1月中旬に解体された。旧駅舎の改札口があった付近に、同年2月末に待合室が設置されると共に、旧駅舎の玄関付近の門構えが設置されている[2]

2つのホームに挟まれた2線(1・2番のりば)が伯備線、一番駅舎から遠い1線(3番のりば)が芸備線のホームとなっており、伯備線両方向の列車同士、もしくは伯備線と芸備線の列車同士の交換が可能。伯備線は2番のりばを上下本線とした一線スルーとなっているが、停車列車は基本的に駅舎側の1番のりば(上下副本線)に停車する。

2007年(平成19年)7月1日訂正ダイヤでは当駅での伯備線停車列車同士の行違いがなく、2番のりばは特急が通過するのみとなっていたが、2008年(平成20年)3月のダイヤ改正で当駅での停車列車同士の行違いが復活し2番のりばへの列車停車が設定されている。

備中神代駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1・2 伯備線 上り 新見倉敷岡山方面
下り 米子方面
3 芸備線 上り 新見方面
下り 東城備後落合方面
  • 当駅は芸備線の起点であり、構内には同線の0キロポストがある。
  • 伯備線の特急、芸備線の快速は通過する。

駅周辺

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 38人(1999年度)
  • 39人(2000年度)
  • 41人(2001年度)
  • 41人(2002年度)
  • 44人(2003年度)
  • 42人(2004年度)
  • 47人(2005年度)
  • 41人(2006年度)
  • 35人(2007年度)
  • 33人(2008年度)
  • 27人(2009年度)

歴史

  • 1928年昭和3年)10月25日 - 国有鉄道伯備線全通(備中川面駅 - 足立駅間開業)と同時に開設。しかし、当駅を含む備中川面駅 - 上石見駅間の列車運行は同年11月25日から。
  • 1930年(昭和5年)2月10日 - 三神線が矢神駅まで開業し、分岐駅になる。
    • この線の旅客列車は、当初は、備中神代駅を終着・始発とし折返す列車が多かった(この地方の中心都市である新見駅へさえも直通せず、伯備線の列車との乗換が必要であった)。
  • 1937年(昭和12年)7月1日 - 線路名称改定。三神線が芸備線の一部となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
    • 当時の停車本数:下り、伯備線7本、芸備線8本。上り、伯備線9本、芸備線9本。[要出典]
  • 2001年平成13年)
    • 1月 - 木造駅舎解体。
    • 2月 - 待合室が設置される。

隣の駅

西日本旅客鉄道
伯備線
普通
新見駅 - (布原駅(全列車通過)) - 備中神代駅 - 足立駅
芸備線
快速
通過
普通
布原駅 - 備中神代駅 - 坂根駅

脚注

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 藤原裕士「全国謎探検 庇を残して母屋は消えた こんなカタチもある老朽駅舎の改築方法」『トワイライトゾーンMANUAL』第10巻、ネコ・パブリッシング、p.273。 

関連項目

外部リンク