アレクサンダー大塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ラーメン杉山 (会話 | 投稿記録) による 2016年2月4日 (木) 23:05個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

アレクサンダー大塚
プロフィール
リングネーム アレクサンダー大塚
男盛
本名 大塚 崇
ニックネーム リアル1・2の三四郎
盛ってます
アレク
身長 182cm
体重 93kg
誕生日 (1971-07-17) 1971年7月17日(52歳)
出身地 徳島県徳島市
所属 AO/DC
スポーツ歴 レスリング
トレーナー 藤原喜明
デビュー 1995年8月18日
テンプレートを表示

大塚 崇(おおつか たかし、1971年7月17日 - )は、日本男性プロレスラー総合格闘家。本名は同じ。徳島県徳島市出身。アレクサンダー大塚というリングネームが最も知られている。アレクサンダーの名は、大塚が尊敬するアレクサンダー・カレリンに因む。

来歴

徳島県立徳島東工業高等学校(現徳島県立徳島科学技術高等学校)でレスリング部に在籍していた。部の先輩には新崎人生がいる。

プロフェッショナルレスリング藤原組に入団後の1995年8月18日に、米山聡(現:モハメド・ヨネ)戦でプロレスデビュー(ヨネと共に藤原喜明の最後の弟子)。1996年格闘探偵団バトラーツ設立と共に同団体所属となった。

バトラーツ時代はヨネとの「ラブ・ウォリアーズ」で活躍。

1998年から総合格闘技へも参戦を開始。PRIDE.4での総合格闘技デビュー戦で、マルコ・ファスをハーフガードポジション上からのパウンドの繰り返しで流血させて戦意喪失に追い込み、TKO勝利を収め一躍名声を高めた。

1999年にはUFOに参戦し、佐山サトルタイガーマスク)に2連勝(素顔・タイガーマスク1勝ずつ)するなど、益々飛躍した。(余談だがタイガーマスクのシングル戦での敗戦は、1982年7月25日金沢大会でダイナマイト・キッドに反則負けして以来、実に15年5か月ぶり2度目である)

2001年にプロレス団体ZERO-ONE旗揚げ戦にも出場し(相手はNO FEAR{高山善廣大森隆男組}でパートナーは高岩竜一)、その後真撃シリーズにも参加する。しかし、同団体の旗揚げ第2戦でデビュー半年程度の杉浦貴とのシングルマッチで勝利こそ収めたものの試合内容で圧倒され、評価を落とす結果となった。また、不甲斐ない(業界用語として「しょっぱい」)試合を見せた大塚に対し、橋本真也がマイクで「おいっ。アレク(大塚のこと)なんてこんなもんか。もっとしっかりしろ」と鼓舞激励された。2003年の火祭りにも出場。

プロレスラーとしての活動も継続しており、2005年10月9日からみちのくプロレスでは男盛(おとこさかり)としても活動している。

2011年12月25日にのACCELにてボブ・サップと対戦。久々の総合格闘技復帰戦となった。

エピソード

  • めちゃ×2イケてるッ!内のコーナー、『只今参上 色とり忍者』に桃ハゲとして出演中ではないかと同コーナー内で加藤浩次は語っている。そして内山信二に「プロレスラー崩れでしょ?」と言われ、逆に「後楽園ホールでやるか?(後楽園ホールはプロレスの聖地と言われている)」と言っている。
  • 小さい頃は『第2期ウルトラシリーズ』、小学校3年生のころは『ウルトラマン80』を見ていた。大塚は『ウルトラマンマックス』の19話でターラ星人役でウルトラシリーズに出演を果たした。偶然にも大塚の誕生日は初代ウルトラマン第1話が放送された記念すべき日と同じである。
  • AV女優の吉沢明歩のファンであることを公言している。『おねがい!マスカット』のスカットテレフォン第19回で吉沢からそのことについて電話され、あっさり吉沢のファンであることを認めた。
    • 同じく同作の第39回で有吉弘行がスタジオに乗り込み共演者を殴りとばしスタジオが騒然となった際は後述のテーマ曲が流れ、現れた。どこで知ったのかは不明だが「吉沢を助けるためにかけつけた」とのこと。暴れる有吉の攻撃をものともせず逆にジャイアントスイング→コブラツイスト→張手のコンボ技を決め有吉を成敗した。
    • ラストにご褒美として「ギャラ」か「吉沢のキス」かを選ぶことになり「吉沢のキス」を選び、頭にキスをされとても喜んでいた。前日に髪の毛を剃ってきたばかりとのことで大久保佳代子から「エロ坊主みたい」と比喩されたため、大久保を睨みつけ一触即発の状況になったが吉沢に諭され落ち着いた。
  • 過去にはその外見とファイトスタイルからポスト武藤との呼び声も高かった時もある。
  • 過去にプロレス雑誌『紙のプロレス』の女子編集部員とできちゃった結婚をするが、後にその妻に性病を伝染したことが原因で離婚したことをロフトプラスワンのイベントで元編集部員に暴露された。
  • ゲイ雑誌のグラビアの仕事をこなしたことがある。
  • 大阪プロレスの松山勘十郎と「真・日本男児七番勝負」としてカベジェラ・コントラ・カベジェラを行うが、当の男盛には髪の毛が無いので代わりに陰毛が賭けられた。結果は4勝3敗で松山が勝利。観客が呆気にとられる中、「断髪式」ならぬ「断毛式」で決着が付いた。
  • プロレス界トップクラスのディズニー好きで南野タケシ矢野啓太を連れてディズニーランドによく行っている。また自身のツイッターではほとんどの内容がディズニー関連であるほか年間フリーパスも所有しているほどである。
  • 過去に東京都足立区居酒屋「男盛」を経営していた。1年間ほどで閉店したとのこと。(後援者との共同経営。)

リングネーム

大塚が現在、過去に用いたことがあるリングネーム

  1. アレクサンダー大塚
  2. シュー・キム(メキシコ遠征時)
  3. 男盛(おとこさかり)(2005年10月9日より、みちのくプロレスにて)

得意技

アレクサンダー大塚
うず潮スイング
眉山(2段式ジャーマン・スープレックス
高校時代の先輩である新崎人生とのタッグ時に一度だけ披露した合体技。相手を後ろからホールドした大塚ごと新崎がジャーマン・スープレックスで投げ捨てる。2人分の高さで投げられる相手はかなり危険な角度で落ちる。後に佐々木健介中嶋勝彦のタッグ(ただし、名称は「鬼嫁殺し3」)と、潮崎豪谷口周平のタッグもこの合体技を使用している。
ちなみに技名の「眉山」とは、出身地・徳島市にある山の名前である。
男盛(おとこさかり)
浴びせ盛り
廻し盛り
もろ出し
相手から技をかけられ大股開き状態になり、ふんどしからハミ出すギリギリでレフェリーストップまたはセコンドのタオル投入などにより自分が負けてしまう逆フェイバリットホールド技。

その他

  • 所属事務所: AO/DC
  • 入場曲
    • アレクサンダー大塚: "AO"corner 青西高嗣
    • 男盛: Europa (Earth's Cry Heaven's Smile) Santana
  • PRIDEで活動していた時期、日本のファッションブランド「DIET BUTCHER SLIM SKIN」のブランド名を縦書きでカタカナ表記したTシャツを着ていた。

戦績

総合格闘技 戦績
17 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
6 1 2 1 1 0 0
13 6 2 4 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× ムリーロ・ニンジャ 1R 5:25 肩固め PRIDE.27 TRIUMPHAL RETURN 2004年2月21日
山本喧一 3R(10分/5分/5分)終了 判定3-0 PRIDE.25 2003年3月16日
× 山本宜久 2R終了時 TKO(ドクターストップ) PRIDE.24 2002年12月23日
× アンデウソン・シウバ 3R(10分/5分/5分)終了 判定0-3 PRIDE.22 2002年9月29日
× 菊田早苗 3R(10分/5分/5分)終了 判定0-3 PRIDE.20 2002年4月28日
× ヴァンダレイ・シウバ 3R 2:22 TKO(ドクターストップ) PRIDE.18 2001年12月23日
× クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン 2R終了時 TKO(ドクターストップ) バトラーツ 〜格闘ロマン2001 YUKI BOM-BA-YA〜 2001年10月14日
× ガイ・メッツァー 2R 1:57 TKO(ドクターストップ) KOTC 7: Wet and Wild 2001年2月24日
× ガイ・メッツァー 1R 1:54 KO(右フック→パウンド) PRIDE.12 2000年12月23日
マイク・ボーク 1R 0:28 ダブルアームバー[1] PRIDE.11 2000年10月31日
× ケン・シャムロック 1R 9:43 TKO(左フック→パウンド) PRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦 2000年5月21日
× イゴール・ボブチャンチン 15分1R終了 判定0-3 PRIDE GRANDPRIX 2000 開幕戦
【1回戦】
2000年1月30日
× ヘンゾ・グレイシー 10分2R終了 判定0-5 PRIDE.8 1999年11月21日
× 高田延彦 2R 1:32 スリーパーホールド PRIDE.7 1999年9月12日
マルコ・ファス 2R終了時 TKO(タオル投入) PRIDE.4 1998年10月11日
坂田亘 30分終了 ポイント判定 リングス Battle Genesis Vol.3 1998年3月3日
クリストファー・ヘイズマン 18:10 KO リングス Battle Genesis Vol.2 1997年10月14日
× クリストファー・ヘイズマン 7:03 TKO(カット) リングス FIGHTING EXTENSION 1997 Vol.2 1997年4月22日
× イーゲン井上 1R 0:55 腕ひしぎ十字固め ザ・トーナメント・オブ・J '95
【1回戦】
1995年10月13日

テレビ・映画出演

日本テレビ系列

TBS系列

フジテレビ系列

テレビ朝日系列

テレビ東京系列

NHK

映画

脚注

  1. ^ 前からの腕ひしぎ三角固めのような体勢で相手の両腕を極めた

関連項目

外部リンク