窃視症

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窃視症
分類及び外部参照情報
ICD-10 F65.3
ICD-9 302.82
プロジェクト:病気Portal:医学と医療
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窃視症(せっししょう、: Voyeurism)は、通常は見知らぬ、警戒してない人の、衣服を脱ぐ行為、性行為を見ることに強い性嗜好を有することを意味する。日本語では、のぞき見、出歯亀などとよばれ、英語では、peepers、inspectionalism、mixoscopiaなどともよばれる。 類似の概念のいくつかを以下説明する。 Scoptlagnia:他者の性行動を見ることで性的に興奮すること。 Scopophilia:他者が衣服を脱ぐのを見ることで性的に興奮すること。 Scoptophilia:同意のある他者の性器や性行動を見て性的に興奮すること。 Troilism:自分のパートナーが他者と性行動をしているのを見て性的に興奮すること。 Pictophilia:性的な画像やビデオを見ることで性的に興奮すること。[1]

概要 [編集]

主に、性的な興奮を、他人の生活を覗き見ることで得ようとする行動様式で、プライバシー侵害などの犯罪行為に走る場合もあるが、のぞき部屋などの風俗サービスで満足する場合もある。

病的ともいえるが、健全な好奇心の所産であるとも考えられ、また他人の行動様式が気になるのは、社会学的に見ても人間の基本的な欲求の結果とも考えられる。

窃視症を抱えるものの実数を示す疫学的統計は乏しい。そこで関連する統計を示す。  1998年の内山らが、高校生・大学生の男性563名、女性676名に行った調査によれば、男性の4.4%、女性の10.8%が「更衣室や風呂場、トイレなどでのぞかれた」経験がある。これらの性被害の加害者が、すべて窃視症を抱えるものではないと思われるが、相当数は存在することは推測される。  矢島が大学生の男子421名、女子531名に行った調査ではのぞきを「してみたい」ことを「非常にそう思う」が男性13.8%、女性1.5%で、「一度位なら」が男性28.8%、女性9.3%であった。[2]

窃視症の診断基準 [編集]

A. 少なくとも6ヶ月間にわたり、警戒していない人の裸、衣服を脱ぐ行為、または性行為を行っているのを見るという行為に関する、強烈な性的に興奮する空想、性的衝動、または行動が反復する。 B. その人が性的衝動を行動に移している、またはその性的衝動や空想のために、著しい苦痛または対人関係上の困難が生じている。[3]

脚注 [編集]

  1. ^ 別冊日本臨床領域別症候群シリーズNo.39精神医学症候群・ 291-293P 2003
  2. ^ 別冊日本臨床領域別症候群シリーズNo.39精神医学症候群・ 291-293P 2003
  3. ^ 別冊日本臨床領域別症候群シリーズNo.39精神医学症候群・ 291-293P 2003