東急バス高津営業所

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高津営業所

東急バス高津営業所(とうきゅうバスたかつえいぎょうしょ)は、神奈川県川崎市幸区中原区高津区宮前区多摩区、および東京都世田谷区を中心とした路線を担当する営業所である。営業所の略号は「TA」。所在地は、神奈川県川崎市高津区溝口五丁目14-1で、国道246号の下り車線に面している。

路線は、東急田園都市線渋谷駅 - 二子玉川駅 - 鷺沼駅間やJR南武線川崎駅 - 武蔵小杉駅 - 武蔵溝ノ口駅 - 久地駅 - 小田急線向ヶ丘遊園駅間と広範囲に運行しており、川崎市内の東急バスの主力路線のほか、東京都内にも路線を持つ。ただし、営業所のある高津付近を走るものは少ない。このため、下記に掲げるもののほか、営業所と各駅を結ぶ出入庫系統が存在する。2007年3月18日、全ての路線を東急トランセ委託し、運用上の「東急バス」高津営業所は完全に閉鎖となった。神奈川県内の営業所で唯一の東急トランセ管理委託営業所となっている。

なお、敷地内に「教育センター」を併設し社員教育を行っている。そのため、乗務員訓練用に「安全運転訓練車」「教習車」を配置している。

沿革[編集]

日吉営業所に次ぐ神奈川県内第3の営業所として設立。後に延伸開業した田園都市線の沿線輸送をほぼ一手に引き受けていたが、青葉台虹が丘両営業所の新設により、現在の営業エリアに落ち着いた。

2012年には高津営業所50周年を記念し、バス入口付近に記念ステッカーが貼られていた。名義は東急トランセ。 2012年には高津営業所50周年を記念し、バス入口付近に記念ステッカーが貼られていた。名義は東急トランセ。 2012年には高津営業所50周年を記念し、バス入口付近に記念ステッカーが貼られていた。名義は東急トランセ。
2012年には高津営業所50周年を記念し、バス入口付近に記念ステッカーが貼られていた。名義は東急トランセ。

現行路線[編集]

新道線[編集]

路線図
  • 渋12:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 深沢八丁目 - 瀬田 - 二子玉川 - 二子玉川駅
  • 渋12:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 深沢八丁目 - 瀬田 - 二子玉川 - 高津営業所
  • 玉06:二子玉川駅→二子玉川→中耕地→吉沢→三角公園→本村→鎌田→吉沢→二子玉川緑地前→二子玉川駅
  • 玉06:二子玉川駅→二子玉川→中耕地→吉沢→三角公園→砧本村→鎌田→吉沢→中耕地→二子玉川→二子玉川駅(平日朝ラッシュ時のみ)
  • 玉06:高津営業所→二子玉川→中耕地→吉沢→三角公園→砧本村→鎌田→吉沢→二子玉川緑地前→二子玉川駅(出庫)
  • 出入庫:二子玉川駅 - 高津営業所
沿革

この2路線は東急玉川線及び砧線が廃止された際の代替路線であり、高津営業所を代表する路線である。

渋12系統は玉川線の代替路線であったが、新町一丁目 - 瀬田間が新道(国道246号)を通過しており、1977年に新玉川線(現、田園都市線)が開通しても、旧道経由(東京都道427号瀬田貫井線)の渋01 - 04系統が廃止されたのに対して、桜新町駅用賀駅を通らず重複しない区間を持つ当路線は継続となった。

玉06系統は砧線の代替路線である。下り(砧本村行き)と上り(二子玉川駅行き)では経路が大きく異なるため、循環線のような運用である。下り運用中に乗車し、上り運用中に降車することも可能。地図上の形としては8の字のルートで運転される。なお、かつてはこの2路線を通して運転した渋13系統もあり、この新道線に含まれていた。

渋12系統は日中毎時3本程度で、玉川通りの他路線と比べ本数は少ない。ただし、東急田園都市線の駅から離れた瀬田、深沢地区を走行するほか、この区間で並走する田園都市線は地下を通る上に朝夕を中心に非常に混雑することもあり、着席を求めて当系統および並走する各系統を利用する中距離の乗客も存在する。さらに、田園都市線の輸送障害時には渋11・渋82系統などとともに振替輸送を担うなど、重要性の高い系統である。

玉06系統は鉄道代替路線という経緯から、始発は5時台と早く、終バスも23時台後半と遅い。また、23時30分を過ぎても深夜料金は必要ない。

新道線専用に配備されたナローノンステップ車を中心に使用車両に関しては制約が無いが、原則として大型ノンステップ車は旧川崎営業所から引き継いだ川崎市内の路線に優先的に充当させており、新道線では充当頻度は少ない。渋12系統ではワンロマ車が、玉06系統では中型車が充当される場合もある。

なお、渋12の高津営業所発着で「渋谷駅 - 新町一丁目」⇔川崎市内間を通しで利用した場合、荏原営業所の五反田線と同様「東京・川崎渡り運賃」が適用され260円(IC乗車券:258円)となる。但し、「新町一丁目 - 二子玉川(駅)」⇔川崎市内を通しで利用する場合は、東京都区内均一運賃(220円・IC乗車券:216円)で利用でき、二子玉川(駅)から高津営業所の区間は、川崎市内均一運賃(210円・IC乗車券:206円)となる。その為、「渋谷駅⇔高津営業所」のバス利用時は、乗車及び降車バス停によっては乗務員に降車地を申告しなければならない。ただし、二子玉川 - 高津営業所間を利用する乗客は非常に少ない。[1]

渋12のうち、渋谷駅前発高津営業所行のバスは本数はあるものの、高津営業所発渋谷駅前行のバスは6時04分の1本しか無い。渋谷駅行、高津営業所行とも二子玉川駅には停車しない(国道246号を直進する)。玉06の高津営業所発は早朝のみの運行である。二子玉川駅 - 高津営業所間の出入庫は渋12・玉06の送り込みや玉06の送り出しで回送で行うことが多いが、平日は向02の新平瀬橋発着便で出入庫を行う運用もある。

子母口線[編集]

沿革
  • 1962年:溝ノ口駅 - 蟹ヶ谷住宅前(停留所名はいずれも当時)として開設。
  • 2000年3月18日:蟹ヶ谷方向はゼネラル経由、溝の口方向は久本経由に経路を統一。
  • 2003年9月16日:新作→溝の口駅南口の区間便を開設。
  • 2004年9月16日:トランセ管理委託路線化

溝の口駅と蟹ヶ谷を新作・千年経由で結ぶ路線。溝の口駅付近の経路が往路と復路で異なり、蟹ヶ谷方向はゼネラル入口で南武線の踏切を渡り、溝の口方向は溝の口駅南口(ここで大半の乗客が下車)を経由してから溝の口駅で終点となる。溝の口駅南口からの久本・新作・千年方面のバスは川崎市バス溝21・溝23・溝25系統の運行によって補完されている。

大型短尺車使用路線で本数・利用者共に多い。そのためか定員の多いワンステップバスが充当されがちであるが、時々ノンステップ車も使用される。ただし、かつては新作→溝の口駅南口区間便があり、基本的に中型車が使用されることが多かった。

なお、2000年3月17日までは蟹ヶ谷発ゼネラル経由溝の口駅行バスが、そのまま高津営業所へ入庫していた。新作→溝の口駅南口区間便は早朝ラッシュ時のみ運行していたが、現在では蟹ヶ谷→溝の口駅便に吸収されている。

小杉線[編集]

周辺を走る他のバス路線も含めた系統図
溝02系統・溝の口駅
  • 溝02:小杉駅前 - 小杉御殿町二丁目 - 宮内 - 下野毛 - 高津駅 - 溝の口駅
  • 溝02:小杉駅前 - 小杉御殿町二丁目 - 宮内 - 下野毛 - 高津駅(出入庫)
  • 溝02:小杉駅前 - 小杉御殿町二丁目 - 宮内 - 下野毛 - 高津駅 - 新平瀬橋(ガーデンアクアス前)
  • 溝03:溝の口駅→高津駅→下野毛→宮内→新丸子駅西口→小杉駅前
  • 小杉駅前→中原駅前→中新城→新城駅前→溝の口駅
  • 直行:小杉駅前 - 等々力グランド

小杉・溝の口両駅間を宮内経由で結ぶ路線である。主体は溝02系統で、一部区間を除くと日中はほぼ10分間隔で本数は多い。一部の便は出入庫の関係で高津駅前または新平瀬橋発着となる。

溝03系統は川崎営業所時代に川崎市交通局から移譲された。溝02系統と違うのは、小杉御殿町を通らずに新丸子駅を経由することである。本数は少なく、始発も遅い。なお、溝の口駅から小杉駅前方向のみの運行であり逆方向への運行はない。溝02系統との誤乗防止のため、系統番号表示を反転表示としている。また、平日1便のみ小杉駅前から新城駅前を経由して溝の口駅へ向かうバスもある。この便は系統番号無表示となっているが、経路は川崎市バス溝04系統とほとんど同一のルートであり、違いは新城駅前の乗り場が南口であることと、川崎市バスの「第三京浜入口」停留所が東急バスでは「ゼネラル入口」と名称が異なる程度である。

この他、小杉駅前から市営等々力グランド(グランド入口ではなく、その奥まで入り込む)までの臨時の直行便がある。等々力緑地内の等々力競技場でのJリーグサッカー・川崎フロンターレ戦や、とどろきアリーナでの川崎市主催の成人式が行われる際に川崎市バス上平間営業所と共同で運行する。

小杉折返所停留所は2011年7月1日より、小杉御殿町二丁目に改称された。

2012年11月1日より、溝02系統の小杉駅前 - 新平瀬橋便が新設された。平日のみの運行で、新平瀬橋発小杉駅前行きは朝方、小杉駅前発新平瀬橋行きは夜間に運行される。


川崎線[編集]

  • 川31:川崎駅西口北 - 小向交番前 - 下平間 - 小杉御殿町 - 小杉御殿町2丁目 - 市営等々力グランド入口 - 高津駅前 - 溝の口駅
  • 川31:川崎駅西口北 - 小向交番前 - 下平間 - 小杉御殿町 - 小杉駅前 - 小杉御殿町2丁目 - 市営等々力グランド入口 - 溝の口駅
  • 川31:川崎駅西口北 - 小向交番前 - 下平間 - 小杉御殿町 - 小杉御殿町2丁目 - 市営等々力グランド入口 - 高津駅前
  • 川31:川崎駅西口北 - 小向交番前 - 下平間 - 小杉御殿町 - 小杉駅前 - 小杉御殿町2丁目 - 市営等々力グランド入口 - 高津駅前
  • 川32:川崎駅西口北→小向交番前→下平間
  • 川33:川崎駅西口北 - 小向交番前 - 下平間 - 小杉御殿町 - 小杉御殿町2丁目 - 市営等々力グランド入口 - 市民ミュージアム
  • 川34:川崎駅西口北 - 小向交番前 - 下平間 - 小杉御殿町(小杉駅前行きのみ停車) - 小杉駅前
  • 直行:川崎駅西口北 - 東芝前 - 東芝小向事業所[2]
  • 杉05:横須賀線小杉駅 - 小杉御殿町 - 小杉御殿町2丁目 - 市営等々力グランド入口 - 市民ミュージアム
  • 直行:横須賀線小杉駅 - 等々力グランド

川崎駅から主に府中街道を走り、下平間・小杉・高津経由で溝の口に至る路線。旧・東京横浜電鉄がバス事業を再開するにあたって1933年に溝ノ口乗合自動車より譲り受けた路線を起源に持つ古い路線である。小杉御殿町以南では一部時間帯を除き概ね10分間隔で運行しており、車両は大型短尺車でノンステップバスを中心に使用されている。長年にわたり川崎営業所の所管路線であったが、同所廃止に伴い2010年10月1日に高津営業所に移管された。川31の高津駅前折返便と川34は移管時の新設系統。日中時間帯は川33系統が主力で、川31系統は1時間に1 - 2本、川34系統は平日は日中時間帯も運行するが、土休日は川33系統の運行時間外となる朝晩のみに運行される。小杉線の溝02系統を補完するため、早朝、夜間には川31系統の川崎駅西口北発で小杉駅前バスターミナルに立ち寄る便(実質的に川34系統から溝02系統につながるような形)もある。

川32系統の小杉折返所発着便は2011年6月30日の小杉折返所(旧川崎営業所)廃止に伴って廃止。ただし、平日の午前中に下平間行きがあり、この便のみ川32系統として残っている。なお、平日の一部に東芝小向事業所の休業日は運休となる便があり、時刻表にその旨を示す注意書きが書かれている。

直行・東芝系統は通勤時間帯は頻発で運行されるが日中時間帯は1時間に1 - 2本ほどである(稀に臨時ダイヤで運行の場合有)。東芝小向事業所行きは川崎駅西口北を出ると東芝前まで無停車であるのに対し、川崎駅西口北行きは途中、東芝前、小向交番前、ソリッドスクエア前に停車する。2012年10月15日より、川崎駅西口北行きは小向交番前(当時の停留所名は東芝科学館前)にも停車するようになった。川崎駅西口北 - 東芝前間は一般客の利用も可能で、東芝小向事業所への通勤輸送のほか、東芝付近の近隣住民の利用も見られる。現在の運行形態となったのは1999年だが、東芝への輸送も歴史が長く、東芝通信部門の前身・東京電気無線が小向工場を発足させた直後の1940年の路線案内にはすでに川崎駅 - 無線前系統の記載がある。

杉05系統は横須賀線小杉駅から市民ミュージアムへの便を図り2011年9月1日に新設された系統で、日中時間帯に1時間に1本運転される。東急バスの一般路線としては初の横須賀線小杉駅乗り入れ路線である。この他、等々力緑地内の等々力競技場でのJリーグサッカー・川崎フロンターレ戦や、とどろきアリーナでの川崎市主催の成人式が行われる際には、横須賀線小杉駅から市営等々力グランドまでの臨時の直行便を運行する。この直行便は新羽営業所の車両で運行することがある。

この路線のうち東芝系統を除いた川崎駅発着便には、「土手廻り」との呼称がある。これは、ソリッドスクエア(前) - 妙光寺(前)付近で多摩川の土手沿いを走ることを示すものだが、以前はこのほかにも「幸町廻り」、「新道廻り」と呼ばれる便があった。「幸町廻り」は、明治製菓前(現・ソリッドスクエア前) - 下平間間で中幸町・御幸警察署前(現・幸警察署前)・正教寺前・御幸小学校前・小向交番前(2007年3月31日より東芝科学館前)を経由するものであり、「新道廻り」は、同区間で中幸町・御幸警察署前・正教寺前・御幸小学校前・小向西町を経由するものであった。

同じく川崎駅を発着する荏原営業所の反01は河原町団地前 - 東芝科学館前を別経路(遠藤町・御幸小学校前・戸手一丁目を経由)で運行するので「遠藤町経由」と呼称される。東芝系統も反01と同じ経路で運行している。

2007年4月1日より、乗り場が東口から「西口北」バスターミナルに変更された。2007年10月1日には川32:川崎駅西口北 - 東芝小向工場の系統が廃止された(上記の直行・東芝系統とは異なる)。 また、毎年8月15日は東京都大田区主催の花火大会「大田区 花火の祭典」の開催(予定)日で、開催時は川崎側でも観覧客が押し寄せるため、安全を考慮し東急バス側で運休を行う。なお、荒天(大雨、台風、川の増水)の際は中止になるため規制は行われない。運行規制がかかる区間は、川31 - 33は全て川崎駅西口北 - 戸手アパート前( - 左記のバス停より先は正規路線どおり運行)。途中まで同じ区間を運行する反01も上記同様に区間運休となるが、河原町団地前バス停(反01)から折り返して運行が可能で開催中は運休となるが、その間に付近の路上で進路方向を変えて遠藤町・五反田駅方面へと折り返し運行を行う(この際、川31 - 33は花火大会終了後も直ぐには運行再開ができない。これは終了後、観覧客が万が一道路にはみ出す等、運行に支障が出る程の事態を防ぐため、十分に観覧客が去り、人並みが落ち着いてから、全線での運行が再開される)。

2009年度までは上記の処置がとられていたが、2010年度は迂回運行ルートを変更して、交通規制該当時間帯に当たる便には、下記の要領で運行される事になった。川31・32(川33は該当時間帯前に運行が終了となる)は、川崎駅西口北 - 東芝科学館前 - (中略) - 溝の口駅・川崎営業所へ。また、上記便同様のルートを経由する反01五反田駅行きは、上記の迂回運行ルートと同様だが、戸手一丁目も含まれ、以降は通常ルートで終点まで運行する。

向ヶ丘線[編集]

沿革
  • 2005年3月16日:トランセ管理委託路線化

かつては川崎市バスと共管だったが、2006年5月に東急バス単独運行になった。

この路線は大型短尺車・中型車の両方が使用されるが、2008年度に中型車が新たに7台導入されたことから、中型車運用が多数を収めることになり、大型短尺での運用機会が減った。大半がワンステップバスだが、ごく稀にノンステップバスも充当されることがある。1時間に3本程度の運行である。

久地線[編集]

  • 向02:向ヶ丘遊園駅南口 - 久地駅前 - 梅林 - 高津営業所 - 二子玉川駅
  • 向02:向ヶ丘遊園駅南口 - 久地駅前 - 梅林 - 高津営業所(出入庫路線)
  • 向02:二子玉川駅 - 新平瀬橋(ガーデンアクアス前)
沿革
  • 1979年:渋14の渋谷駅 - 瀬田間を廃止、用賀駅 - 瀬田間を延伸して運行開始。
  • 1984年:用賀駅 - 二子玉川間を廃止、二子玉川園駅(現、二子玉川駅)発着に変更。
  • 2007年3月16日:トランセ管理委託路線化。
  • 2008年8月1日:新平瀬橋系統を新設。

かつては、渋14:向ヶ丘遊園駅 - 二子玉川 - 瀬田 - 渋谷駅(新道経由)の運行だったのが、瀬田 - 渋谷駅を短縮し、瀬田 - 用賀駅(都道427号経由)に変更(渋14→向02)。のちに二子玉川 - 瀬田 - 用賀駅を短縮し二子玉川駅発着に変更。二子玉川駅から乗車しても川崎市内均一運賃(210円・IC乗車券206円)である。

この路線は基本的に大型短尺車・中型車の両方が使用され、平日に運行される新平瀬橋系統は新道線の出入庫を兼ねている運用のため、ナローノンステップ車やワンロマ車で運行されることもある。平日は毎時1本あるかないかと本数が極めて少ない。土休日の方が本数が多い。年末年始や夏期長期休暇期間中には、平日ダイヤかつ新平瀬橋系統が運休となる臨時ダイヤが組まれる。向ヶ丘遊園行き始発便を含む2本と向ヶ丘遊園発の最終便までの数本は高津営業所発着となる。

宮前線[編集]

路線図
沿革
  • 1982年7月1日:高津区から宮前区が分区された事に伴い、それまでの杉11系統(宮前平駅 - 馬絹 - 野川 - 小杉駅)を廃止・短縮の上開設。
  • 2005年3月16日:トランセ管理委託路線化

宮前区役所アクセスのための路線。毎時1本程度。平日・土休日通じて同じダイヤで運行。川崎市バス城11系統と大部分を並行しているため市バスとの共通定期券取り扱い区間がある。

前述の城11系統の他、起終点の野川台付近では梶が谷鷺沼線(梶01系統)・野川久末線(杉09系統)など、比較的本数の多い複数の路線があり、乗客は少ない。中型車で運行されるが、まれに大型車で運行される。

2009年2月、東急バスから神奈川県生活交通確保対策地域協議会に向け、この路線の退出の意向が示された。その後、沿線の反対により路線存続が決定されたが、2010年5月1日ダイヤ改正により8時台より早い時間帯のバスは運行されなくなり、9時台からの運行となった。

宮崎台線[編集]

運行系統図
  • 鷺11:鷺沼駅土橋グリーンハイツ中央 → 宮崎桜の丘公園前 → 宮崎台駅
  • 鷺11:宮崎台駅 → 宮崎桜の丘公園前 → グリーンハイツ東 → 宮前区役所 → 鷺沼駅(9時 - 21時台)
  • 鷺11:宮崎台駅 → 宮崎桜の丘公園前 → グリーンハイツ東第二 → 宮前区役所 → 鷺沼駅(早朝・深夜のみ)
  • 鷺12:鷺沼駅 → 土橋四丁目 → 土橋 → グリーンハイツ西 → グリーンハイツ中央(早朝のみ)
  • 鷺12:鷺沼駅 → 宮前区役所 → 土橋 → グリーンハイツ西 → グリーンハイツ中央
  • 鷺12:グリーンハイツ中央 → グリーンハイツ西 → 土橋 → 土橋四丁目 → 鷺沼駅
  • 崎01:グリーンハイツ西 → グリーンハイツ中央 → 神木 → 宮崎桜の丘公園前 → 宮崎台駅(朝ラッシュ時のみ)
沿革

旧コーチ路線のため、運行経路が複雑である。また、フリー降車区間が存在する。

主に運行されているのは鷺11。鷺沼駅→宮崎台駅は全時間帯同経路で運行するが、宮崎台駅→鷺沼駅は早朝・深夜と日中の運行経路が異なる。また、土橋〜グリーンハイツ東間の運行経路は、行き先によって異なるため注意が必要である。朝のラッシュ時間帯には、宮崎台駅方面の区間便が存在する(崎01)。

鷺12は鷺沼駅地域の宮前区役所アクセス路線。また、鷺11の鷺沼駅方面が運行されないグリーンハイツ中央〜土橋間の利用者の駅アクセス用路線。1時間に2往復している。区間便のため、最終バス時間が早く(平日16時台、土曜日14時台)、休日には運行されない。鷺沼駅発は基本的に宮前区役所経由だが、早朝のラッシュ時のみ宮前区役所を経由しない路線が存在する。

フリー降車区間は以下の通り。

  • 【鷺11・崎01】グリーンハイツ東
  • 【鷺11・崎01】宮崎桜の丘公園前(→宮崎台小学校正門)
  • 【鷺12】グリーンハイツ西→グリーンハイツ中央

虎の門病院線[編集]

沿革

コミュニティバスの色彩の強い路線である。当初は水色の虎の門病院線専用塗装がなされたコーチ型中型車が使用されていた。現在は小型車・中型車が使用される。なお、かつては宮崎台駅 - 虎の門病院分院の区間便(崎02)が存在していたが、現在は運行されていない。

高速二子玉川線(TA285)

深夜急行・高速二子玉川線[編集]

  • ミッドナイト・アロー:渋谷駅→大橋→三宿→三軒茶屋→上馬→駒沢→深沢八丁目→用賀一丁目→二子玉川駅→高津駅入口→溝の口駅
沿革
  • 1990年6月18日:開設
  • 2005年9月16日:トランセ管理委託路線化

渋12の深夜急行便的存在。高速とは名乗るものの実際は高速道路は経由しない。そのため座席定員制ではなく立席での乗車も認められている。土曜日も運行する。ワンロマ車が使用される。臨時増発時や検査時には一般路線車を充当することもある。

深夜急行・高速宮前平線[編集]

沿革

東急バスが運行する深夜急行バスで最も新しい路線。渋谷駅を出ると高速道路は経由せずに国道246号線を道なりに進む(途中で新二子橋を渡る)。満席の場合でも立席での乗車が可能である。高速二子玉川線と同様、土曜日も祝日や年末年始以外は運行する。この路線も基本的にワンロマ車を使用する。

出入庫系統[編集]

  • 高津営業所 - 西高津中学校入口 - 切通し前 - 溝の口 - 溝の口駅
  • 高津営業所 - 切通し前 - 陸橋東口 - 陸橋西口 - 身代り不動尊前 - 宮崎団地 - 長坂 - 宮崎台駅
  • 高津営業所 - 切通し前 - 陸橋東口 - 陸橋西口 - 身代り不動尊前 - 笹の原交差点 - 梶ヶ谷二丁目 - 梶が谷駅

上記系統のうち営業所から出庫するバスに乗車する場合は、高津営業所の事務所に乗車する旨を伝えなければならない。ただし、路線バスの定時運行確保の為、途中の道路状況によっては、時刻表より早発する場合がある。また、1990年代後半までは出庫系統の時刻表は掲載されていなかった。

高津営業所 - 宮前平駅間の路線もあったが、2010年5月1日ダイヤ改正で廃止となった。

移管路線[編集]

新横溝口線[編集]

  • 直行:溝の口駅 - 新横浜駅(新羽営業所と共管)
    • 2001年12月16日:開設。新羽営業所との共管。
    • 2005年9月16日:高津営業所担当便を新羽営業所に移管し、新羽営業所の単独所管となる。

梶が谷鷺沼線[編集]

  • 梶01:梶が谷駅 - 野川台 - 鷺沼駅

2009年4月1日虹が丘営業所へ移管。但し、宮崎小学校→鷺沼駅(鷺11運行便対応)の区間便に高津営業所の運用が残っている。

野川久末線[編集]

  • 杉06:小杉駅前 - 中原駅前/中原 - 千年 - 野川 - 久末 - 道中坂下
  • 杉06:中原駅前 - 千年 - 野川 - 久末 - 道中坂下
  • 杉09:小杉駅前 - 中原駅前/中原 - 千年 - 野川 - 野川台公園前
  • 杉09:中原駅前 - 千年 - 野川 - 野川台公園前

2010年5月1日:ダイヤ改正に伴い、東山田営業所へ移管。

鷺沼線[編集]

高津営業所担当分は、主に東山田営業所から移管されたバスで運行されていた。川崎営業所廃止に伴う異動により、2010年10月1日に、全便を東山田営業所に再移管される。

廃止路線[編集]

大塚線[編集]

  • 溝11:溝の口操車所 - 鷺沼駅

宮崎線(一部系統の廃止)[編集]

  • 宮崎台駅 - 鷺沼駅
  • 宮崎台駅 - 千年 - 小杉駅

用賀線[編集]

  • 渋03:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 桜新町 - 用賀 - 瀬田 - 二子玉川園駅
  • 渋04:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 桜新町 - 用賀 - 瀬田 - 二子玉川 - 溝の口駅

渋04が1979年に二子玉川 - 溝の口間を短縮して渋03となったが、1982年に廃止された。なお、この渋03は二代目で、初代は玉電廃止代替系統として設定された同一区間の系統だが所管営業所は大橋である。

新道線(一部系統の廃止)[編集]

  • 渋13:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 深沢八丁目 - 瀬田 - 二子玉川園駅 - 砧本村(渋12と玉06に分割)

なお、渋13廃止後1年間は利用客への暫定措置として、渋12⇔玉06への乗り換え客に対し、乗り継ぎ券を発行していた。

久地線(一部系統の廃止)[編集]

  • 渋14:渋谷駅 - 大橋 - 三軒茶屋 - 駒沢 - 深沢八丁目 - 瀬田 - 二子玉川園 - 梅林(津田山駅) - 久地駅 - 向ヶ丘遊園駅

契約輸送[編集]

この路線は東急トランセ直営の路線であり、運用される車両もトランセ直属の車両のみである。

NECインフロンティア契約輸送車 かながわサイエンスパーク契約輸送車
NECインフロンティア契約輸送車
かながわサイエンスパーク契約輸送車

車両[編集]

教習用の車両
最新型のワンロマ車(この車両は新羽営業所に転属していたが虹が丘営業所転属を経て再度当営業所に配置)
宮崎台線で使用されていたコーチ型中型車(瀬田営業所に転属)

全4メーカーの車両がそろっている。大別すると大型短尺車(ノンステップ・ワンステップ)、ワンロマ車(トランセ管理委託営業所では唯一の配置)、中型車、中型ロング車(ナロー車)、KSP専用車となり、東京都内の路線と川崎市内の路線で、使用される車両が区別されている。東京都内用には主に低公害車が投入されていたが、現在は川崎市内の路線にも投入され、東京都内と川崎市内のどちらの路線にも使用される車両もある。所属車両は全90台。

  • 大型短尺車:全4メーカーの車両が配置され、日野車はブルーリボンシティとブルーリボンIIワンステップ車、三菱ふそう車はニューエアロスターワンステップ車・ノンステップ車が所属。近年は日産ディーゼルスペースランナーワンステップ車・ノンステップ車(PKG代)が川崎市内路線向けに投入されたほか、富士重7Eボディのノンステップ車も弦巻、下馬から転属している(現在は富士重7Eボディのノンステップ車は廃車)。ニューエアロスターツーステップ車も所属していたが、東急トランセ直属になりKSP専用車として活躍し、経年廃車した。また、過去にいたブルーリボンIIとニューエアロスターワンステは梶が谷鷺沼線の移管により虹が丘に転属した(後に一部車両は虹が丘から当営業所に出戻り転属)。いすゞ車は川崎営業所に廃止時まで在籍していた車両のうち、600番台、800番台、900番台のエルガノンステップ車が転属してきている(600番台車の一部は2012年に虹が丘営業所へ転出)。基本的に川崎市内の路線で使用されるものの、ワンステップ車を中心に新道線でも使用される。日野・ブルーリボンIIワンステップ車のうち、TA1136は東急バス創立20周年記念として観光バス現行塗装(マーキュリーカラー)となっており、原則東芝直行便で運用されている。
  • ワンロマ車(大型長尺車):三菱ふそう車で現在は3台所属。車種は三菱ふそう・ニューエアロスターでワンステップ車。当初は新横溝口線を新羽営業所と共管していたために3台が所属していたが、同路線が新羽営業所単独所管になると同時にTA473が新羽営業所へ移籍した。2007年にTA8777が導入されたものの、これも2010年に新羽営業所に移籍したが、2012年に虹が丘営業所への移籍を経て当営業所に出戻った。2012年に入り、TA285、286の代替で新型のワンロマ車TA1269、1270の2台が新製配置され、2012年12月から2013年2月までは目黒営業所から日野・ブルーリボンシティ(元々は青葉台営業所に配置されていた車両)が1台配置された。TA8777を除き、正面は一般路線車と同様に大型の行き先表示器を装備。基本的に渋12系統と向02系統の新平瀬橋発着便、深夜急行線のみで運用されている。
  • 中型車:日野レインボーIIワンステップ車が所属。TA8786の1台のみ三菱エアロミディSワンステップも在籍する。宮崎台線、向ヶ丘線、久地線での運用が多い。エアロミディワンステは経年廃車。2011年に、小型車の代替としていすゞ・エルガミオが新製配置された。
  • コーチ型中型車:宮崎台線で運用されていたが瀬田営業所に転属したので現在在籍しない。ツーステップ車のみ。
  • 中型ロング車(ナロー車):日野レインボーのみ所属。都内を走る新道線渋12系統と玉06系統、向02系統の新平瀬橋発着便でしか運用されない。
  • 小型車:下馬から転属した三菱エアロミディMJワンステップ車があったが2011年に経年廃車された。最近まで川崎→新羽→高津の順番で移籍した日野初代ポンチョも在籍していた。
  • KSP専用車:2005年から2008年にかけて6台、2012年に大型車1台が導入された。中型車はすべて日野レインボーIIワンステップバスである。一部の車両は、一般路線でも使える仕様だったが、現在ではKSP輸送専属となっている。また、車両によっては内装に一般路線車との差異があり、スロープ板が設置されていない車両や、座席がオレンジ色の車両もある。以前は、大型車の三菱ニューエアロスターも在籍していたが、廃車に伴い弦巻営業所から転属してきた7E(1800)を経て、現在では日野・ブルーリボンシティ(443)が方向幕の幕式への交換を行ったうえで活躍している。2012年には日野・ブルーリボンIIが1台増備された。中型車6台、大型車2台の計8台あるKSP専用車は東急トランセ直属となっており、赤帯に「東急バス」の文字が入っておらず、「東急トランセ」の文字を入れて区別している。KSP輸送のほか、NECインフロンティア輸送でも使用される。
  • 教習車:2007年に導入された教習専用の特化仕様の日産ディーゼルスペースランナーが1台(8730)が在籍している。2013年の車体補助修繕の際、赤帯が黄色の塗装に変更されている。

脚注[編集]

  1. ^ 渋12系統の距離と運賃表 (PDF) - 東急バスホームページ
  2. ^ 川崎方向のみソリッドスクエア前も停車。運行開始当初は平日の朝・夕のみ運行されていたが、暫くして平日昼間にも1時間に1・2本程度運行されるようになった。また工場の平日以外に操業が実施される際は、臨時便も運行される。尚、この路線は主に東芝小向事業所への出勤者のために運行が開始された路線の為、日曜日と平日が祝日にあたる日(ハッピーマンデー等)は運行されない。また、基本的に平日は月~金としているため、平日に土曜日は含まれない。土曜日に運行される際は臨時便扱いとなる。この路線は21世紀に入ってから運行が開始され、それまでは上記の路線のみ(川31・32・33)であった。一般の乗客に加え、東芝小向事業所出勤者の利用で1昼夜混雑が激しかった事を受け、この直行便の運行が開始された。然し、基本的に上記の路線が最優先となるため、万が一上記の路線が道路混雑状況等で遅延した際は上記の路線とは異なり、途中国道1号線を介しての運行となる。いわば上記の路線が遅れた際のアシスト路線とも言える。その上、路線系統は「直行」と名されているが、川崎駅西口北⇔東芝小向事業所を直接行き来していない(東芝前と、川崎方向に小向交番前、ソリッドスクエア前にも停車の為)。