イッツ・ア・スモールワールド
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イッツ・ア・スモールワールド(It's a Small World)は、世界のディズニーパークにあるアトラクションである。英名は「It's a Small World」のほかに、「"it's a small world"」と、引用符がつき全て小文字で表すこともある。東京ディズニーランドのガイドブックでは「It's A Small World」と、表記される。
目次 |
[編集] このアトラクションが存在するパーク
- ディズニーランド(ディズニーランド・リゾート)
- マジック・キングダム(ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート)
- 東京ディズニーランド(東京ディズニーリゾート)
- ディズニーランド・パリ(ディズニーランド・リゾート・パリ)
- 香港ディズニーランド(香港ディズニーランド・リゾート)
[編集] 概要
このアトラクションはディズニーランドを代表するアトラクションであり、世界的にとても有名なアトラクションである。中でもアトラクションのテーマソングである「小さな世界」は、分かりやすい歌詞、メロディーにより世界中で親しまれている。最初に作られてから約45年の時を経ても今もなお、子供から大人まで人気のあるアトラクションであり、楽曲「It's a small world」とアトラクションのテーマ・コンセプトは世代を超えても通じる力を持っていると言える。
「小さな世界」の"世界は一つ"という歌詞からもわかるとおり、平和な世界をテーマにしたアトラクションであり、アトラクション内には様々な少年少女のオーディオアニマトロニクスが登場する。アトラクションに大人が登場しないのは、後述する成り立ちにもあるように「平和な世界」は「子供の世界(子供が築くコミュニティー)」であるというウォルト・ディズニーのテーマ設計が理由である。
内容はボートに乗り世界各国を旅するという内容であるが、各パークにあるイッツ・ア・スモールワールドは一部構成が違うところがあり、それぞれ自国のセクションがメインに置かれている(東京ディズニーランドであれば日本、フランスのディズニーランドであればパリ、など)。なお、最後のクライマックスでは白い衣装を身にまとった少年少女たちが自国の言葉で「小さな世界」を歌い上げるという演出は統一されている。
アトラクションの外観はほとんどのパークで同じような作りになっており、世界の有名な建築物がデフォルメされて表されているが、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるマジック・キングダムのみ他のパークと外観が異なっており、とてもこぢんまりとした作りになっている。また、他パークの外観に共通して見られる時計台は、室内に設置されている。
東京ディズニーランドでは以前、外観が水色や白色などの寒色系の色で塗られていたが、現在ではオレンジ色やピンク色などの暖色系の色に塗り替えられている。また、乗り場が内部にあるのは日本独自となっており、雨よけのために屋内に設置した。フロリダのマジック・キングダムの乗り場も同じく内部にある。
[編集] 歴史
このアトラクションは、1964年にニューヨークで開催されたニューヨーク世界博覧会に、ユニセフがペプシコーラ提供のもと出展したパビリオンが前身である。その後、契約に基づいてディズニーランドに移設されたものである。
ユニセフから製作の依頼を受けたウォルト・ディズニーにより、ユニセフの理念に合致するアトラクションとして作られた。「平和な世界」とは「子供たちの世界」ではないかと考えた末に、アトラクションのテーマが決定した。人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、ケンカしても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。まさしくこれが平和の世界ではないか、と考えたのである。アトラクションのメインデザインはディズニー映画などで活躍していたメリー・ブレア、テーマミュージックはシャーマン兄弟が担当している。
カリフォルニアのディズニーランドにあるイッツ・ア・スモール・ワールドの最後(日本では各国の挨拶が書いてある場所)に「"It's a Small World - a Salute to UNICEF"(イッツアスモールワールドはユニセフの理念・理想に捧げる)」と記してある。なお、ウォルト・ディズニーが製作を直接手掛けていない他のディズニーランドにはこの表記は無い。
[編集] 各施設紹介
[編集] ディズニーランド
| イッツ・ア・スモールワールド | |||
| It's a Small World | |||
| オープン日 | 1966年5月28日(DLでのオープン日) 2009年2月6日(リニューアル) |
||
|---|---|---|---|
| スポンサー | バンク・オブ・アメリカ、マテル | ||
| 所要時間 | 約12分 | ||
| 定員 | 不明 | ||
| 身長制限 | なし | ||
| その他の制限 | なし | ||
| ファストパス | 対象外 | ||
| シングルライダー | 対象外 | ||
ニューヨーク世界博覧会から移設されたオリジナル。全てのパークにある同名のアトラクションの原型となった。このイッツ・ア・スモール・ワールドのみ、最後(日本では各国の挨拶が書いてある場所)に"It's a Small World - a Salute to UNICEF"(イッツアスモールワールドはユニセフの理念・理想に捧げる)と記してある。なお、ここ以外のディズニーパークの同名のアトラクションにはこの表記は無い。
2008年1月22日にリニューアルのため、いったんクローズした。
[編集] 2009年2月リニューアル
2009年2月6日にリニューアルオープンし、香港ディズニーランドと同じ様に、計31体のディズニー映画、ピクサー映画のキャラクター人形が登場するようになった。
- ピーター・パン、ティンカーベル - 『ピーター・パン』
- アリス、ホワイト・ラビット - 『ふしぎの国のアリス』
- シンデレラ、ジャック、ガス - 『シンデレラ』
- ピノキオ、ジミニー・クリケット - 『ピノキオ』
- アラジン、ジャスミン、空飛ぶ絨毯、ランプ、アブー - 『アラジン』
- ムーラン、ムーシュー - 『ムーラン』
- シンバ、ティモンとプンバァ - 『ライオン・キング』
- ドナルドダック、ホセ・キャリオカ、パンチート - 『三人の騎士』
- アリエル、フランダー - 『リトル・マーメイド』
- ニモ、ドリー - 『ファインディング・ニモ』
- リロ、スティッチ - 『リロ・アンド・スティッチ』
- ウッディー、ジェシー、ブルズアイ - 『トイ・ストーリー2』
[編集] マジック・キングダム
| イッツ・ア・スモールワールド | |||
| It's a Small World | |||
| オープン日 | 1971年10月1日(パークと同時にオープン) 2005年3月18日(リニューアル) |
||
|---|---|---|---|
| スポンサー | なし | ||
| 所要時間 | 約10分 | ||
| 定員 | 不明 | ||
| 身長制限 | なし | ||
| その他の制限 | なし | ||
| ファストパス | 対象外 | ||
| シングルライダー | 対象外 | ||
2004年5月2日にクローズ。2005年3月18日にリニューアルオープンした。からくり時計は、アトラクションの内部にあり、外にあるのとは違い、時間になると鐘だけがなる。アトラクションの内容は、東京ディズニーランドと全く同じだが、人形の動作が違う。
[編集] 東京ディズニーランド
| イッツ・ア・スモールワールド | |||
|---|---|---|---|
| オープン日 | 1983年4月15日 (東京ディズニーランドと同時にオープン) | ||
| スポンサー | なし | ||
| 所要時間 | 約10分 | ||
| 定員 | 20名/ボート一艘 | ||
| 利用制限 | |||
| ファストパス | 『イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”』時期のみ発券 | ||
| シングルライダー | 対象外 | ||
東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」は、上記の概要にあるような構成の違いを除けばほぼ海外のものと同様の内容である。東京ディズニーランドのものは下記のような順番で展開していく。
以前、このアトラクション前には大きなステージ(スモールワールドステージ)が存在した(現在は撤去)。ここでは「キッズ・オブ・ザ・キングダム」をはじめ、様々なショーが行われた。現在は噴水とトピアリーが設置されている。また、1998年11月3日まではアトラクション向かって右側に併設する形で「スモールワールドレストラン」というレストランが存在したが、現在は閉店(クローズ)しており、レストランがあった場所は「プーさんのハニーハント」になっている。建物の左側には大きなQライン(待ち列)エリアが存在したが、現在は「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」になっている。
東京ディズニーリゾートのクリスマスイベントが開催されるときには、『イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”』となり、クリスマスバージョンとなる。また、この期間はファストパスが発券される。但し2008年度はファストパスの発券を行わなかった。
1983年の開園以来、そごうがスポンサーであったが、2008年4月15日を以て提供を終了した。これに伴って、そごうの各店舗に設置されていた当アトラクションを模した大きなからくり時計も終了した(詳細は後述)。からくりの顔が動いている時の音は、以前は大きかったが今では小さな音になっている。
[編集] ディズニーランド・パリ
| イッツ・ア・スモールワールド | |||
| It's a Small World | |||
| オープン日 | 1992年4月12日(ユーロ・ディズニーランド(当時)と同時にオープン) | ||
|---|---|---|---|
| スポンサー | France Telecom | ||
| 所要時間 | 約9分30秒 | ||
| 定員 | 20名/1台 | ||
| 身長制限 | なし | ||
| その他の制限 | |||
| ファストパス | ○ | ||
| シングルライダー | 対象外 | ||
イッツ・ア・スモールワールド(It's a Small World)は、カナルボート型のライドに乗り、世界各国の子どもをイメージした人形たちが歌って踊る夢の世界を訪れるライド型アトラクション。
東京ディズニーランドにある同名のアトラクションとほぼ同内容のアトラクションだが、ご当地フランスのエリアの内容が異なるほか、乗り場が屋外に位置しているなど、若干の違いがある。乗り場が屋外にあるため、正面手前が池となっている。又、からくりが動いてる時の音は、東京ディズニーランドと音が同じである。又、人形が行進する時の音楽も、東京ディズニーランドと同じ。アトラクションの中の音楽は、全エリアにオーケストレーション(特にストリングスアンサンブル)音源が使用されている。
[編集] 香港ディズニーランド
| イッツ・ア・スモールワールド | |||
| It's a Small World | |||
| 小小世界 | |||
| オープン日 | 2008年4月28日 | ||
|---|---|---|---|
| スポンサー | なし | ||
| 所要時間 | 約10分30秒 | ||
| 定員 | 23名/ボート一艘/24ボート | ||
| 身長制限 | なし | ||
| その他の制限 | |||
| ファストパス | 対象外 | ||
| シングルライダー | 対象外 | ||
イッツ・ア・スモールワールド(小小世界)は香港ディズニーランドにあるアトラクションの一つ。 他のパークのものとは構成も非常に異なり、アメリカ、中東エリアの追加、アジアエリアの面積倍増とシーンの追加、38のディズニーキャラクターの登場(例:ハワイにスティッチ)など特徴的なものとなっている。また、テーマソングも広東語、中国語などの4つの言語が追加され、計9言語となっている。 下記の順で展開していく。特に、アジアエリアで聞こえてくる音は、カシオトーンみたいな音 シンセパッド〔GM Fantasy〕が聞こえてくる。
[編集] その他
- 香港以外のディズニーパークでは、アメリカはフィナーレの終盤にカウボーイとネイティブアメリカンの子供が出てくるのみである。これは、万博のホスト国がアメリカだったためである。
- 東京ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」にはドン・キホーテやサンチョ・パンサ、クレオパトラ、カメハメハ大王などの有名人がカメオ出演している。また、アトラクションで登場する少女の中に、ピノキオの人形を持っているものがある。
- 宝塚ファミリーランドに大人形館「世界はひとつ」という当アトラクションに類似したアトラクションがあった。
[編集] イッツ・ア・スモールワールド時計
- 東京ディズニーランドの当アトラクションのスポンサーであったそごうの多くの店舗には、正時の約5分前になるとアトラクションに登場するからくり人形と共にテーマ曲である「小さな世界」を演奏する「イッツ・ア・スモールワールド時計」が設置されている。店舗ごとにデザインが異なり、時計の両端にカリヨンが併設されている店舗もある。しかし2008年4月15日を以って、市民に愛されてきた時計は全店で「老朽化のため」を理由に、イッツ・ア・スモールワールド時計でなくなることになった。この日は奇しくも、東京ディズニーランド開園25周年の記念日であった。これらのからくり機能を楽しみにしていた子供たちに対し、「おにんぎょうさんたちは、おやくそくがあって、おうちにかえることになりました。」と全てひらがなで書かれた終了告知が掲示された。今後も時計自体は撤去されず、時刻表示のみ使用される。そごうのHPでは、横浜店のページのみ4月16日付けで告知された(朝日新聞大阪本社版や神戸新聞でも報道あり)。この措置はそごうが同アトラクションのスポンサー契約を同日を以て終了したことが実際の理由であると思われる(案内文の「おやくそく」とは契約の事を指していると思われる)。実際、時計の下にあった「イッツ・ア・スモール・ワールド」の歌詞ボードが撤去され、一部店舗にあった東京ディズニーランドのロゴが消去されている。
- なお、この時計はセイコー製である。
[編集] 外部リンク
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