ぎんぎつね
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| ぎんぎつね | |
|---|---|
| ジャンル | 神道漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 落合さより |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | ウルトラジャンプ |
| レーベル | ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ |
| 発表号 | 読切:2008年3月号・6月号 連載:2009年6月号 - 連載中 |
| 発表期間 | 2008年7月19日 - |
| 巻数 | 既刊6巻 |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
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『ぎんぎつね』は、落合さよりによる日本の漫画作品。集英社の漫画雑誌『ウルトラジャンプ』にて連載中。2011年12月現在、単行本は6巻まで刊行されている。
目次 |
[編集] 概要
『ウルトラジャンプ』2008年3月号・6月号に読み切りが掲載されたのち、2009年6月号より連載に昇格した。2話の読み切りと連載版は話が繋がっており、時系列も掲載された順番になっている。単行本では2008年3月号掲載分を第1話、6月号掲載分を第2話、連載版第1話を第3話とカウントして掲載している。
この作品は、とある町の小さな稲荷神社を舞台に、神社の十五代目跡取・冴木まことと、神使(しんし)の狐・銀太郎の2人が中心となって、神社や神々にまつわる存在を中心とした日常を描く話である。
[編集] 登場人物
キャストはVOMIC版のもの。
[編集] 冴木神社
- 冴木まこと(さえき まこと)
- 声 - 伊藤かな恵
- ヒロイン。16歳、高校2年生。江戸時代から続く稲荷神社(祭神は宇迦之御魂大神)の十五代目跡取。歴代神主では最年少。神社では父・達夫と2人で暮らしている(母・由子はまことが幼い頃に他界している)。普段、人の目に見えない存在(神使など)を見ることのできる目、神眼(しんがん)を持っている。見ることができるのは、神社の正当な跡取で、同じく神使などを見ることのできた母や祖父の血を引いているため。銀太郎の存在が見えるようになったのは母の葬儀の時である。おせっかい焼きで、困っている人を見ると放っておけない。人懐っこい性格で、年齢の割にやや子供っぽい一面もあるが、周囲には好かれやすい性格。幼い頃から兄のような存在として銀太郎を見てきているためか、神使に対しても物怖じしない。特に銀太郎に対しては容赦がなく、髭を引っ張ったり、眠っているところに腹の上に思いっきり拳を振り下ろしたりなど過激なスキンシップを取ることも。
- 銀太郎(ぎんたろう)
- 声 - 関俊彦
- 稲荷神社の神使を務める銀色の狐。雄。稲荷大神に仕える神使。350年ほど生きており、長い間神社に住み多忙な神の代わりに神社を守っている。元は普通の狐で眉間の怪我の跡はその頃に負った物。初期はたまに狐の姿に戻っていた事も。神使は本来、対になっているのだが、相方の金次郎は100年ほど前に出て行ったため、神社には銀太郎のみである。因みに金次郎の方が後から神使となったらしい。占いができ、たびたびまことに請われては渋々占いをしている。怪我を負ってた時に貰ったミカンの事が忘れられず大好物になったとの事だがまこと達はその経緯は教えて貰えてない。まこと曰く「かわいくない」性格で、上記の占いのように、嫌々ながらもまことのわがままに付き合ったり、周囲に馴染めない悟に対し、ぶっきらぼうながらアドバイスをしてやるなど、素直ではないが根は優しい、所謂ツンデレ。
- 冴木達夫(さえき たつお)
- 声 - 織田優成
- 43歳。神主を務めている。神社の婿として入ったため、神使などを見ることはできないが、存在はなんとなく感じているようである。のんびり屋な性格で、神使が見えるというまことの良き理解者でもある。(本人には見えていなかったとはいえ)亀の神使の前で、子供の頃に見た、車に敷かれた亀の死体の話をするなど、やや天然ボケな一面も覗かせるが若干性格を装っている風情もある。男手一つでまことを育ててきたため、料理を始めとした家事全般は得意。近所の主婦達からは「先生」と慕われており、冴木神社は主婦達の溜まり場となっている様子。
- 神尾悟(かみお さとる)
- 冴木神社に居候している少年。まこととは同い年で、彼もまた神社の正式な跡取りであり、まことと同じく神眼を持っている。幼い頃に両親を事故で失い、その後悟を引き取った祖父もすぐに他界し、その後は叔母夫婦に育てられる。その後、紆余曲折あって冴木神社に居候することとなったが、幼い頃から叔母夫婦やその子ども達から虐げられてきた経験から、周囲に対して壁を作ってしまい、それ故に周囲に対してもどこか他人行儀で接してきた。しかし、まことたちの開いた歓迎会を機に少しずつ周囲にも溶け込めるようになり、まことやユミに対して、ストレートかつ辛辣なツッコミを入れるなど、彼なりのコミュニケーションを取っている様子。幼い頃から剣道を習っており、その腕前は折り紙つき。冴木神社に居候することになったのも、まことの通う高校の剣道部が強豪であったという背景がある。ハルの処遇の事もあり弁護士の勉強をしたいらしいが叔母からは財産の権利を主張され彼に全部取り上げられると警戒されており、三者面談の際に学ぶと宣言した時に学費等をもう支払わないとまで恫喝されてしまっているが本人は意に介していない。また、背が低いことをひそかに気にしているなど、歳相応な悩みも抱えている。
- ハル
- 悟と共に冴木神社に住み着いている狐の神使。年齢は80歳前後だが、神使としてはまだ子供(子狐であった頃に死んでしまったということが原因かもしれないが)。元は子別れ中に自動車に撥ねられてしまった仔狐。一見すると男の子のように見えるが、実際は女の子。子供らしく生意気な性格で、まことや銀太郎に対しても「バカ女」や「デブサイク」などの暴言を吐く一方、悟に対しては甘える様子も見せる。また、銀太郎に対しては辛辣な態度を取るものの、悟がいないときはそばにいて過ごしたり、遠くに出かけるときは銀太郎に肩車をしてもらうなど、それなりに仲は良い模様。好物はクリームパン。天気を占うことができる。
[編集] まことの友人・高校関係者
- 池上ユミ(いけがみ ユミ)
- 声 - 川名真知子
- まことのクラスメイト。まことの占いの失敗(実際はユミ本人が最後まで話を聞かなかったことに起因するものではあるが)によって付き合っている彼氏との仲が一時嫌悪になるなどして、当初はまことに対して辛辣な態度を取っていた。後にある事件をきっかけとして和解し親友となる。おしゃべり好きで気が強く、噂話とイケメンが大好きな今時の女の子。一方で、公園に集まる野良猫にエサを買って与えるなど、動物好きで心優しい一面も。思ったことをすぐ口に出してしまうなど、ややトゲのある性格だが、周囲に馴染めない悟のために歓迎会を率先して計画するなど、人に対する(彼女なりの)思いやりも持ち合わせているようで、まこと曰く「誤解されやすい性格」。
- 船橋日輪子(ふなばし ひわこ)
- 声 - 庄司宇芽香
- まことのクラスメイト。茶道の名門のお嬢様で、生徒会にも所属している。真面目で融通の効かない性格で、初登場時は些細な事からユミと対立し、彼女と仲の良いクラスメートから嫌がらせを受ける。しかし、本心では周囲からの期待をプレッシャーに感じており、ある出来事が原因でそれを爆発させる。それ以降はまことやユミとよくつるむようになり、表向きは「勉強会」としてまことの家に泊まりに行ったり、学校の授業を抜け出して神社の行事に向かうなど、ユミ曰く「どんどん悪くなって」来ている。また、若干ファザコンの気があり、まことの父親である達夫に対して憧れを抱いており、それをユミにからかわれる一幕も。
- 葦原梢(あしはら こずえ)
- まことのクラスメイト。のんびりした性格の老舗旅館の娘。痩せの大食いで、将来は調理師か栄養士志望。親しい相手には自分だけのあだ名を勝手に付ける。
- 小杉七海(こすぎ ななみ)
- 2年生。剣道部所属。単純で妄想が激しい。巫女姿のまことを見て一目惚れするが、気持ちは伝えられていない。当初は部活を休みがちな悟と対立していたが、まことを通じて次第に親しく(?)なる。大の甘党。女性のような名前を気に入っていない。
- 絹川泰介(きぬがわ たいすけ)
- 3年生。剣道部主将。おおらかでマイペースな性格。家が豆腐屋を営んでおり、店の名でもある「きぬちゃん」のあだ名で慕われている。神職のため剣道部を辞めようとする悟に両立するよう助言した。生徒会長の桐島とは幼なじみ。
- 桐島清志郎(きりしま せいしろう)
- 3年生。生徒会長。イギリス人の祖母をもつクォーターで、両親は貿易関係の会社を経営している。日輪子にアタックし続けているものの、全く相手にされていない(本人は自覚していない様子)。絹川曰く「頭はいいけどバカ」。小学校の頃のトラウマで、神社が苦手。
[編集] その他の人物
- 天本将平(あまもと しょうへい)
- ユミの彼氏。まこと達とは別の高校に通う高校2年生で、天吹寺の跡取り。ユミや3人の姉から不遇な扱いを受けている。
- 吉住真一(よしずみ しんいち)
- 27歳。日輪子の父の秘書で、日輪子の高校への送迎も任されている。大人びいてきた日輪子に惹かれることを、立場上抑えている。
- 高見義友(たかみ よしとも)
- 43歳。バツイチ。まことの父・達夫の幼なじみ。「むいていなかった」という理由で神主を辞め、現在は居酒屋の店主。身辺はだらしがないが、ルックスは良く、女性にはもてる。自身は神使を視ることができないらしいが、神使の存在やまことと悟が「視える」ということは理解しており、わざと神使をまことに合わせようと仕向けたりとやや斜に構えた行動を取る事も。
[編集] 神使・霊獣
- 金次郎(きんじろう)
- 昔、冴木神社にいた狐の神使。銀太郎の元相方。真面目で大人しく無口で、銀太郎曰く細かいことに悩みすぎる性格。現在は冴木神社を出ており、行方不明。元は普通の野生の狐の家族の長であったが狩りの練習をしていた人間で討たれ後に供養され神使になった。
- 才丸・歌丸(さいまる・うたまる)
- 松梅大社を守る狛犬と獅子。才丸は約1500歳、歌丸は約1400歳。「魔除けの霊獣」であり、神使とは性質が異なる。2人とも1週間ぐらいは平気でボーっとしている。
- カメ
- 約300歳。登場当初はネガティブ思考になっていたが、原因は道路開発で住んでいた祠を取り壊され、行く所が無くてさまよっていた故。移動の為に霊力を使いすぎてばてていた所をまことに保護される。それまで銀太郎以外の神使を見たことがなかったまことは、普通の亀と間違えていた。亀は松尾大社の神使であるため、その系列である松梅大社に住むことになる。
- 風・吹(ふう・ふく)
- 天吹寺内にある神社に住んでいる猿の神使。風は男の子、吹は女の子で約60歳。寺に来る人間を楽しませようと、風(かぜ)を使ってはいたずらを繰り返していた。まこと達に見つかり、やめるように説得され反省していたが、本人たちはやめる気がないようだ。
- 珠千代(たまちよ)
- 約30歳。まだ幼く、怖がりな兎の神使。男の子。まことと悟が友人たちと生徒会長の別荘に遊びに行った際、浜辺で泣いていた。本来は町にある住吉神社の神使であり、波真に会うため神社を飛び出し迷っていた。悟の協力もあり、無事波真に会うことができた。
- 波真(はま)
- 約150歳。真面目で口うるさい兎の神使。男の子。海神が祀ってある住吉神社の別宮に1人で住んでいる。
- 深月(みつき)
- 約700歳。派手好きな兎の神使。女性。カンが鋭い。珠千代とともに住吉神社の本社に住んでいる。珠千代を迎えに別宮に来ていた。そろそろ引退を考えている節もあるがまだまだ現役。
- 那智(なち)
- 約250歳。おしゃべり好きな八咫烏。故郷・熊野を出て、全国の熊野神社を旅しているらしい。
[編集] 用語
- 神使
- お使いとも云う。基本的には神社仏閣内に仮住まいして人間の祈りや願い等を神へ送り届けたりする仲介役を引き受けている。人間よりも上位にある霊格を持つらしいが、基本的には死した動物霊が神使として転生した存在であり、大概は陰陽のバランスの関係上対となるらしい。例外もあり、銀太郎は金太郎が出て行ってからは一人(一匹?)で神社にいる(普通はどちらか一方が出て行ったり消えたりすると自然に補完される)。守り神等とは異なるのでお参りに来た人々のお願いを聞いたり占う事は出来たりはする(神使によって能力は異なる)が、それ以上の事は出来ず、余り居るべき神社等から離れていると衰弱し、終いには消滅してしまうらしい。特に決まった寿命は持たないらしいが、自ら潮時と判断したりすると役目を終え消えていくという。大昔は誰でも観たり触ったり出来たらしいが現在は“神眼”を持つ者や霊格の高い人位にしかその存在を確認出来なくなりつつある。
- 神眼
- 霊的存在を観たりする事が出来る能力。霊に触れる能力とはまた別(まこと等はそこに居るという事を理解しそこに居るという前提で行動しているので神使等に触れられるが、霊的存在が観えない他人からみたら理解不能な行動をしている様に見える事もなくはない)。昔は誰でも霊的存在に観たり触ったり出来ていたらしいが、現在では限られた人々にしか発現しなくなっている。基本的には遺伝によって能力が受け継がれていくらしいが、発現の条件や時期、観たり感じたり出来る能力の差は人によって異なる(能力が低いとそこに居る事位しか分からない)。
[編集] 単行本
- 2009年9月18日発売 ISBN 978-4088777313
- 2010年3月19日発売 ISBN 978-4088778334
- 2010年8月19日発売 ISBN 978-4088790213
- 2011年1月19日発売 ISBN 978-4088790985
- 2011年7月19日発売 ISBN 978-4088791814
- 2011年12月19日発売 ISBN 978-4088792484
[編集] ラジオドラマ (VOMIC)
集英社ヴォイスコミックステーションサイト「VOMIC」で配信されている。全4回。
[編集] 外部リンク
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