あいつがトラブル
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あいつがトラブル(-とらぶる)は、キティ・フィルムが製作した刑事ドラマ。
1989年12月2日から1990年3月24日まで、フジテレビ系で土曜日夜8時から1時間枠で放映。全15回。
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[編集] 登場人物
- 港街署失踪人課長・沖田淳一 (演:萩原健一)
- 元警視庁新宿署のはみだし刑事(警視庁時代の階級不明)。とある事件の捜査で港街署管内に来る。美咲らを巻き込んで事件は解決したがあまりにも問題のある方法であったため責任をとり退職。ところが退職挨拶のため訪れた港街署で待っていたのは神奈川県警部としての採用と新設された失踪人課の課長の辞令という水原の粋な計らいだった。
- 自身は課長と呼ばれる事を拒み、美咲らには「代表」と呼ばせている。
- 性格は一言で言えば大人げなく、捜査方法は強引でデタラメだが無理矢理帳尻を合わせてしまう。
- 拳銃はコルト・ガバメントと2インチリボルバーを両手に持つが、射撃の腕は最悪で相手に向けてとにかくデタラメに乱射するので、部下からも恐れられている。
- 沖田のキャラクターイメージは萩原が太陽にほえろ!で演じた早見淳がもし生きていたら、というもの。
- 失踪人課員・美咲令子 (演:南野陽子)
- 元少年課。射撃ではオリンピック選手の機会もあったが生かせずくすぶっていたところを沖田の追っていた事件に出くわし、それがきっかけで失踪人課へ。手錠のロックをヘアピンで開けてしまう特技を持つ。使用拳銃はS&W M39デベルカスタムのシルバーモデル。左利きの為、右脇(ショルダーホルスターを使用)に拳銃を収める(南野が左利きである事を知らなかった小道具担当が、慌てて皮革職人に特注したという逸話がある)。
- 失踪人課員・城野剛 (演:織田裕二)
- 元刑事課。ローンを組んで買った日産・フェアレディZ(Z32)に乗る。かなりの熱血漢で世話焼き体質で、毎回美咲が起したトラブルの後始末をする事に。ドライビングテクニックはかなりの腕である。後半は、大人の事情により出演頻度が少なくなる。使用拳銃はコルト・ローマンMK3クラッシクの2インチモデル。
- 失踪人課員・虎田猛 (演:宍戸開)
- 元警邏課の制服警官。美咲同様にかなりのトラブルメーカーで、後半は美咲にいいように使われてしまう。城野とコンビを組む機会が多い。使用拳銃はコルト・ニューローマンの2インチモデル(パックマイヤーのオーバーサイズラバーグリップを装着)
- 失踪人課員・猿渡哲 (演:うじきつよし)
- 元交通機動隊白バイ乗員。沖田に憧れ自ら望んで失踪人課入り。使用拳銃はコルト・ローマンの4インチモデル。
- 港街署刑事課長・金子徹男 (演:伊武雅刀)
- 沖田とは(組織が違うため通常ありえないが)新宿署時代からの腐れ縁。沖田からは「タコ!」と罵倒される。
- 港街署長・水原万吉 (演:橋爪功)
- 警視正。彼もまた新宿署勤務時代があり沖田とは旧知の間柄。課長になれば少しは変わるだろうと沖田の神奈川県警採用とその受け皿、及び美咲たち問題署員の隔離先としての失踪人課設置を取り計らった(地方採用の警察官が都道府県を越えて移れる事はあり得ないのであちこちに奔走したと思われる)。
- 唐木隆三 (演:寺田農)
- 沖田の悪友で情報屋的な立場でもある。元ヤクザで現在はバーを経営している。
- 港街署刑事課刑事・新田邦彦 (演:藤タカシ)
- 刑事課において、金子課長に次ぐ立場にある。
[編集] 劇用車
日産自動車提供だが、南野扮する美咲は、フィアット・ウーノに乗っていた。全車が自家用車・公用車を問わず緊急走行の出来る覆面パトカーとして設定されている。
[編集] 概要
前番組『オレたちひょうきん族』が裏番組のTBS『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』に敗れて終了した後、一ヶ月の特番編成を経て、『若者ウケするおしゃれなもの!』と、この年第三作目の映画まで作られた人気ドラマ『あぶない刑事』の人気にあやかったのが本作である。
『スケバン刑事』を知らないショーケンと『太陽にほえろ!』を知らないナンノのコンビ(スタート前の特番での二人のコメントより)に加え、プラス刑事ドラマのイロハを知らない織田裕二と宍戸開という陣営が本作のウリであった。
しかしながら、制作現場は『あぶない刑事』よりもマニアックに作りすぎた『ベイシティ刑事』の脚本家や監督のスタッフらで、その再起を賭けたものを作ってしまう。
その結果、フジテレビの編成サイドと現場サイドの相違で土曜8時という時間帯に合わなかったのか、出演者の人選ミスか、それとも当時のフジテレビの作風に合わなかったのか、一般視聴者はもとより、南野陽子ファン、そして刑事ドラマファンからも思ったような支持は得られず、低視聴率のまま終わった。折りしも裏番組に歴史ドラマ『野望の国』(日本テレビ)、時代劇『暴れん坊将軍』(テレビ朝日)が放送されており、それらにも苦戦していたと言われている。
その後フジテレビは懲りずに8年後の『走れ公務員!』でも似たような失敗を繰り返すことになる。
しかし数年後、織田裕二は『踊る大捜査線』、宍戸開も『刑事貴族』シリーズ(日本テレビ)でそれぞれ刑事役で大活躍することとなった。
[編集] 主題歌
[編集] スタッフ
- 企画:伊地智啓、酒井彰、前田和也
- プロデューサー:山本勉、大賀文子、小牧次郎
- 音楽:矢萩渉、森英治
- 音楽監督:鈴木清司(選曲:金成謙二)
- 音響効果:原尚(原田サウンド)、宮田塙(宮田音響)
- TATE:國井正廣
- カースタント:カースタントTAKA
- ガンアドバイザー:BIGSHOT
- 現像・テレシネ:東映化学(ファイン・ネガ・ビデオシステム)
- 制作協力:東映東京撮影所
- 製作:フジテレビ、キティフィルム
[編集] サブタイトル
- こんな刑事いる!?
- おまえなんか刑事やめちまえ
- そこまでやるッ!!
- 現金強奪!!サンタを追え!
- 暴走デカは誘拐犯より怖い!
- いまどきの刑事は死なない!
- 爆弾かかえて突っ走れ
- ぷっつん!3人組vsチンピラ
- 恐怖の白バイ野郎
- 刑事と泥棒大脱走
- 24時間追っかける
- 逃亡刑事はワル!?
- 人質救出作戦
- 警察が占領された
- はみ出し刑事、最後の戦い!!
[編集] エピソード
- 南野がデビュー以来の長髪をこのドラマの役のためにバッサリ切り、ショートカットにして話題を掴んだ。しかし、本人は迷いがあったらしく、結構似合っていたのにもかかわらず、歌番組や自身のラジオ番組で後悔の念を吐露していた。結局、本作品を撮影中にウェーブショートに変えた、2005年に放映されたドラマ30「ヤ・ク・ソ・ク」主演に際して、再びショートヘアにした。
- 織田は年明けからTBSで放映されたドラマ「卒業」と掛け持ち出演。そのため、後半は出演場面が少なくなってしまった。
- 萩原は眼鏡をかけた管理職としての刑事という、それまで刑事ドラマではあまり見られなかった役柄を演じた。この番組の路線が後の「踊る大捜査線(企画段階では「サラリーマン刑事」という名だったらしい)につながっていると、織田が語っている。
- 宍戸錠の子・開にとっては本格的テレビドラマデビュー作となった。
- うじきは、後半第9話からの登場。当時、萩原と共演することが多かった。
- ゲスト(犯人)キャラとして、まだ有名になる前の内藤剛志、今井雅之、宇梶剛士、豊川悦司、萩原聖人などが出演している。
| フジテレビ系 土曜20:00台 | ||
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あいつがトラブル
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