「西武スマイルビジョン」の版間の差分
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スマイルビジョンは、[[西武30000系電車]]の各客用ドア客室側上部に、車内案内表示S-TVS ('''S'''eibu'''-T'''rain '''V'''ision '''S'''ystem) 用として15インチ[[液晶ディスプレイ]]2台が設置されている。システム装置およびディスプレイ画面はともに[[三菱電機]]製で、デジタル伝送の[[DVD]]レベルの高画質として見やすさの向上を図っている。2台のうち、左側は動画広告用画面で企業などの[[コマーシャルメッセージ|コマーシャル]]が放映される。この動画広告は主要駅に設置された高速無線通信([[ミリ波]]装置)で配信している。音声は[[東京急行電鉄]]の「[[TOQビジョン]]」などと同様に流れない。右側は運行情報用画面で、列車種別・行先、停車駅、現在位置、乗り換え、目安所要時間<ref>停車駅と主要駅までの所要時間を表示。</ref><ref>[[ラッシュ時|ラッシュ時間帯]]や運行[[ダイヤグラム|ダイヤ]]が乱れているときは非表示。</ref>、開閉予告、駅設備案内<ref>2008年6月現在のもの。</ref>、自社線運行状況、急停車注意案内、車内マナー案内などの情報を表示することができる。また、2009年4月頃より[[秩父鉄道]]、[[東京地下鉄]](東京メトロ)、[[多摩都市モノレール]]、[[東武鉄道]]、[[東京都交通局]]([[都営地下鉄]])、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の運行状況を表示できるようになっている。同時に自社線での[[振替輸送]]が実施されているときにはその案内を表示する。これらの情報は[[FOMA]]回線を使用しタイムリーな情報を提供することができる。また、画面の表示トラブル<ref>実際の運行情報と異なるものを表示したとき。</ref>発生時は西武鉄道のコーポレートマークのみを表示する。 |
スマイルビジョンは、[[西武30000系電車]]の各客用ドア客室側上部に、車内案内表示S-TVS ('''S'''eibu'''-T'''rain '''V'''ision '''S'''ystem) 用として15~17インチの[[液晶ディスプレイ]]2台が設置されている。システム装置およびディスプレイ画面はともに[[三菱電機]]製で、デジタル伝送の[[DVD]]レベルの高画質として見やすさの向上を図っている。2台のうち、左側は動画広告用画面で企業などの[[コマーシャルメッセージ|コマーシャル]]が放映される。この動画広告は主要駅に設置された高速無線通信([[ミリ波]]装置)で配信している。音声は[[東京急行電鉄]]の「[[TOQビジョン]]」などと同様に流れない。右側は運行情報用画面で、列車種別・行先、停車駅、現在位置、乗り換え、目安所要時間<ref>停車駅と主要駅までの所要時間を表示。</ref><ref>[[ラッシュ時|ラッシュ時間帯]]や運行[[ダイヤグラム|ダイヤ]]が乱れているときは非表示。</ref>、開閉予告、駅設備案内<ref>2008年6月現在のもの。</ref>、自社線運行状況、急停車注意案内、車内マナー案内などの情報を表示することができる。また、2009年4月頃より[[秩父鉄道]]、[[東京地下鉄]](東京メトロ)、[[多摩都市モノレール]]、[[東武鉄道]]、[[東京都交通局]]([[都営地下鉄]])、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の運行状況を表示できるようになっている。同時に自社線での[[振替輸送]]が実施されているときにはその案内を表示する。これらの情報は[[FOMA]]回線を使用しタイムリーな情報を提供することができる。また、画面の表示トラブル<ref>実際の運行情報と異なるものを表示したとき。</ref>発生時は西武鉄道のコーポレートマークのみを表示する。 |
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2009年度の事業計画では、新たに[[西武6000系電車|6000系]]をリニューアルする際にスマイルビジョンを設置する計画が発表され、ステンレス車両は新宿線所属編成(6101F・6102F)を除く全編成(6103F - 6117F)への搭載が完了しており、アルミ車両(50番台、6151F - 6158F)は2015年4月現在、順次設置工事中が進められている。なお、施工状況については、[[西武6000系電車|6000系]]の項目を参照されたい。 |
2009年度の事業計画では、新たに[[西武6000系電車|6000系]]をリニューアルする際にスマイルビジョンを設置する計画が発表され、ステンレス車両は新宿線所属編成(6101F・6102F)を除く全編成(6103F - 6117F)への搭載が完了しており、アルミ車両(50番台、6151F - 6158F)は2015年4月現在、順次設置工事中が進められている。なお、施工状況については、[[西武6000系電車|6000系]]の項目を参照されたい。 |
2015年9月15日 (火) 09:56時点における版
西武スマイルビジョン(せいぶスマイルビジョン)とは、西武鉄道の動画広告サービス・デジタルサイネージの通称である。通常「スマイルビジョン」と略される。
概要
スマイルビジョンは、西武30000系電車の各客用ドア客室側上部に、車内案内表示S-TVS (Seibu-Train Vision System) 用として15~17インチの液晶ディスプレイ2台が設置されている。システム装置およびディスプレイ画面はともに三菱電機製で、デジタル伝送のDVDレベルの高画質として見やすさの向上を図っている。2台のうち、左側は動画広告用画面で企業などのコマーシャルが放映される。この動画広告は主要駅に設置された高速無線通信(ミリ波装置)で配信している。音声は東京急行電鉄の「TOQビジョン」などと同様に流れない。右側は運行情報用画面で、列車種別・行先、停車駅、現在位置、乗り換え、目安所要時間[1][2]、開閉予告、駅設備案内[3]、自社線運行状況、急停車注意案内、車内マナー案内などの情報を表示することができる。また、2009年4月頃より秩父鉄道、東京地下鉄(東京メトロ)、多摩都市モノレール、東武鉄道、東京都交通局(都営地下鉄)、東日本旅客鉄道(JR東日本)の運行状況を表示できるようになっている。同時に自社線での振替輸送が実施されているときにはその案内を表示する。これらの情報はFOMA回線を使用しタイムリーな情報を提供することができる。また、画面の表示トラブル[4]発生時は西武鉄道のコーポレートマークのみを表示する。
2009年度の事業計画では、新たに6000系をリニューアルする際にスマイルビジョンを設置する計画が発表され、ステンレス車両は新宿線所属編成(6101F・6102F)を除く全編成(6103F - 6117F)への搭載が完了しており、アルミ車両(50番台、6151F - 6158F)は2015年4月現在、順次設置工事中が進められている。なお、施工状況については、6000系の項目を参照されたい。
東京メトロ副都心線を経由しての東急東横線やみなとみらい線への直通運転開始を前にROMが順次更新され、東横線・みなとみらい線への直通に対応した画面に更新されている。後に、西武30000系電車のROMについても同様に更新されている。
脚注
関連項目
- トレインチャンネル - 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- Tokyo Metro ビジョン - 東京地下鉄(東京メトロ)
- TOQビジョン - 東急電鉄
- SaiNet Vision - 埼玉高速鉄道
- WESTビジョン - 西日本旅客鉄道