SEGA AGES

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SEGA AGES(セガ エイジス)とは、セガ(現・セガゲームスおよびセガ・インタラクティブ[注 1])が過去にリリースしたゲーム作品を、原典のプラットホーム(家庭用ゲーム機および業務用ゲーム基板)から、その時代における最新ゲーム機に移植(復刻)・リリースするシリーズの総称である。

セガは様々なゲーム機で過去作を移植しているが、この項では「SEGA AGES」というブランドを冠したシリーズのみに限定して解説。1996年から2012年までの各シリーズの概要、および2018年から展開中のNintendo Switch版「SEGA AGES」シリーズについて述べる。

「SEGA AGES」の和訳は「セガ時代」という意味になるが、回文にもなっており、左右(もしくは上下)どちらからでも「SEGA AGES」と読める。

シリーズの歴史[編集]

Nintendo Switch版 「SEGA AGES」シリーズ[編集]

※ 以下、「Nintendo Switch」を「Switch」と略す場合あり。

2018年9月20日[注 2]から、「ニンテンドーeショップ」を経由した(有料の)ダウンロード作品として2作品(後述)の配信を開始。以降、おおむね1ヶ月に1作ペース(初リリース時のみ2作同時リリース。本来は以後も同様のペースを目標としていた[web 1])で配信しており、現在は「#タイトル一覧」に列挙した全19作品がリリースされる予定[web 2]

開発は「セガエイジス2500シリーズ」後期と同じく有限会社エムツー(M2)が担当[web 3]。過去のセガエイジスシリーズからはかなり期間が空いての再始動となってテレビゲームにオンライン要素が入る事が一般的な時代になっていることもあり、オンライン対戦プレイ・ネットランキングなどの導入が積極的に行われている。

本シリーズでは「シニアプロデューサー」職に就いているセガゲームスの奥成洋輔はswitchを携帯した際の遊びやすさを気にして(制作していきたいとの意気込みを語って)いる[book 1]

奥成をはじめとした「セガエイジス2500シリーズ」中核スタッフは同シリーズ展開終了後、#関連項目に記載したセガ3D復刻プロジェクトで同種の移植シリーズを展開、最終作となった『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』の企画を進めていた2016年の初旬ごろから、再び据え置き機でセガレトロゲーム移植作を展開したいという企画を進めていた。『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』リリース以降にこの企画が本格化、ブレーンストーミング中には様々な案があり、一時期はバーチャル・リアリティソフト化も検討されたこともあった(ユーザーのニーズが合わなかったと判断され、お蔵入りに)。最終的にはSwitchという「携帯も出来る据え置きゲーム機」の発表が好機となり、このゲーム機で製作することとなった。
その際、新シリーズの名称を決めることになったが決め手となったのは松原健二(当時のセガゲームス代表取締役社長)による「新生としてリブートをかけるなら、ブランドを立てなさい」との指示による。その後、欧米のスタッフの意見も採り入れ全世界展開が決まったこともあり、ワールドワイドに意味が通りやすい「SEGA AGES」の名前に落ち着いた[book 1]

最初に提出したロゴデザイン案は90種類もある。日本とアメリカとヨーロッパのスタッフ、開発とマーケティングと宣伝などの部署が参加し、デザインを投票した結果、ドットデザインが選ばれた。その理由について、小玉は「スタッフの多くは、ドット風の文字デザインに、昔遊んだゲームの思い出が詰まっていると感じており、今回の復刻シリーズに相応しいという意見でした。また、カラーリングはデザイン案として虹色やスチームっぽい質感の硬いデザインなどもありましたが、セガと言えばやっぱりブルーが良い、という意見が多く、このデザインに決めました。」と述べている[book 1]

タイトル一覧[編集]

正式なタイトルには作品名の頭に「SEGA AGES」が付くが、下記では省略。

2018年
配信日 タイトル 当時の発売日と稼働年 オリジナルプラットフォーム 途中ロード ランキング リプレイ プレイ人数 備考
09月20日 ソニック・ザ・ヘッジホッグ 1991年7月26日 メガドライブ 1人 海外版とメガプレイ版も収録
スピンダッシュ、リングキープモード
09月20日 サンダーフォースIV 1992年7月24日 メガドライブ 1人 海外版(北米のみ)も収録
STYXモード、キッズモード
10月31日 ファンタシースター 1987年12月20日 セガ・マークIII 1人 海外版も収録
モンスター図鑑、オートマッピング機能、ひらがなモード、FM音源ユニット
11月29日 アウトラン 1986年9月25日 アーケード 1人 60fps、ワイド画面、BGM追加、ジャイロコントローラー対応、マシンのチューンナップ
12月27日 ゲイングランド 1988年11月 アーケード 3人 海外版も収録
縦画面、フルメンバーモード、ヘルパー機能
携帯モードのみスキャンライン非対応
2019年
配信日 タイトル 当時の発売日と稼働年 オリジナルプラットフォーム 途中ロード ランキング リプレイ プレイ人数 備考
2月21日 アレックスキッドのミラクルワールド 1986年11月1日 セガ・マークIII 1人 海外版とプリインストール版も収録
AGESモード、チャレンジモード、ヘルパー機能
3月28日 ぷよぷよ 1992年10月 アーケード 2人 海外版も収録
オンラインプレイ、クイックターン
4月25日 バーチャレーシング 1992年8月 アーケード 8人 海外版も収録
60fps、グランプリレース、オンラインプレイ
5月30日 ワンダーボーイ モンスターランド 1987年8月 アーケード 1人 海外版も収録
レバガチャボタン、マネーハングリーモード、チャレンジモード
6月27日 スペースハリアー 1985年12月13日 アーケード 1人 海外版も収録
ワイド画面、コマイヌ・バリア・アタック、操縦桿操作、HD振動
8月8日 コラムスII 1990年9月 アーケード 2人
時期未定

※ 順不同に掲載。リリース順番とは無関係。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ IPは2社の親会社であるセガホールディングスが保有。
  2. ^ 当初は8月より開始予定であったが、延期され、この日からとなった

ウェブサイト[編集]

書籍[編集]

  1. ^ a b c 「特別企画&連載スタート!セガエイジスサーガ ~関係者の証言で編む名作たちの物語~」『Nintendo DREAM』2018年9月号、アンビット、2018年7月21日、 39頁、 雑誌07113-09。

関連項目[編集]

  • セガ3D復刻プロジェクト
    • 2012年から2016年まで、ニンテンドー3DSで展開されたセガレトロゲーム移植シリーズ。SEGA AGESとは担当スタッフや移植の方向性など共通する点が多数存在、「兄弟シリーズ」的な関係にある。

外部リンク[編集]