Jr. TAG BATTLE OF GLORY
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Jr. TAG BATTLE OF GLORY(ジュニア・タッグ・バトル・オブ・グローリー)は、全日本プロレスが開催するジュニアヘビー級選手によるタッグリーグ戦である。
2014年の新体制になってからはじめてのジュニアタッグリーグであり、シングルリーグであるJr. BATTLE OF GLORY同様、それまでのJUNIOR HYPER TAG LEAGUEとは時期を大幅にずらしている(以前が3月から4月であったのに対して第1回大会は10月)。
大会結果
[編集]2014年大会
[編集]- 参加5チーム
- 内容
優勝チームには、世界最強タッグ決定リーグ戦の出場権が与えられる。リーグ戦全試合終了後に、2位チームが同点で並び、急遽決勝進出決定戦が行われた。10月22日、後楽園ホール大会にて石井慧介&高尾蒼馬組を下して決勝戦に進出した青木篤志&佐藤光留組が決勝で金丸義信&ウルティモ・ドラゴン組にも勝利して初回大会優勝を果たすと同時に、世界最強タッグ出場の切符を手にした。
2015年大会
[編集]- 参加5チーム
2016年大会
[編集]- 参加5チーム
2017年大会
[編集]- 参加5チーム
- 竹田誠志&丸山敦 6点 ※優勝
- 青木篤志&佐藤光留 4点 ※準優勝
- 鈴木鼓太郎&佐藤恵一 4点
- ブラック・タイガーⅦ&ブラック・スパイダーⅦ 4点
- 岩本煌史&岡田佑介 2点
2018年大会
[編集]- 参加7チーム
- 岩本煌史&TAJIRI 8点 ※優勝
- 丸山敦&竹田誠志 6点
- 青木篤志&佐藤光留 6点 ※準優勝
- 梶トマト&旭志織 6点
- 近藤修司&鈴木鼓太郎 6点
- 望月成晃&シュン・スカイウォーカー 6点
- ブラックめんそーれ&ブラック・タイガーⅦ 4点
- 内容
例年10月に開催されていたリーグ戦を8月に繰り上げて行われる今大会は大会最多の7チームが参加。近藤はDRAGON GATE退団以来、望月と14年ぶりに対戦。ブラック・タイガーⅦのパートナーとして発表されていた中島が出場をボイコットし、代わりに「ブラックめんそーれ」なるマスクマンが出場した。リーグ戦は4チームが6点で並び最終日を迎えたが、最後の公式戦で岩本組が青木組を下し優勝した。
2019年大会
[編集]- 参加6チーム
- 佐藤光留&岡田佑介 6点 ※優勝
- 岩本煌史&佐藤恵一 4点
- 丸山敦&ブラックめんそーれ 5点
- フランシスコ・アキラ&大森北斗 3点
- ツトム・オースギ&バナナ千賀 5点
- Kagetora&ヨースケ♡サンタマリア 7点 ※準優勝
- 内容
当初は青木篤志&佐藤光留と岡田佑介&フランシスコ・アキラがエントリーされていたが、同年6月3日に青木が急逝。後日、岡田がエボリューションによるタッグでの参加を訴え、急きょ組合せが変更された[1]。
2020年大会
[編集]- 参加8チーム
- 佐藤光留&田村男児 ※優勝
- 岩本煌史&阿部史典
- ブラックめんそーれ&SUSHI
- フランシスコ・アキラ&植木嵩行
- 大森北斗&児玉裕輔
- 青柳亮生&ライジングHAYATO ※準優勝
- イザナギ&竹田誠志
- 飯塚優&井土徹也
- ルール
- ワンデートーナメントで開催。1回戦・準決勝は10分1本勝負、2カウントルール。場外カウントは廃止し、場外へ出た時点で反則カウントを行う。時間切れ引き分けの場合、チームの合計体重の軽い方が勝ち。合計体重が同じだった場合、合計キャリアの短いチームが勝ち。決勝戦は時間無制限1本勝負、3カウントルール[2]。
- 内容
- コロナ禍による影響を受け開催が見送られた2020年大会を、佐藤光留が主催・全日本プロレス共催の形式で開催[3]。なお、当初は岡田佑介が植木と組み出場予定だったが、岡田が年内での全日本プロレス退団を表明したため、主催者判断で出場を見送り、かわりにアキラが起用された[4]。
- ブラックめんそーれ&SUSHIのベテランチーム、「陣 JIN」岩本&阿部を破った青柳&HAYATOと、飯塚&井土、「Enfants Terribles」大森&児玉を破った佐藤&田村が決勝戦に進出。30分を超える熱戦の末、田村がHAYATOを降し優勝した[5]。
2021年大会
[編集]- 参加8チーム
- 内容
- 昨年優勝チームの佐藤&田村と、「TOTAL ECLIPSE」になった大森&児玉が決勝戦に進出。北斗が田村を降し、あすなろ杯の借りを返すと共に優勝を飾った[7]。
2023年大会
[編集]- 参加5チーム
- ルール
- チャンピオン・カーニバルと同時開催。公式リーグ戦は全てPWFルールによる15分1本勝負で、勝ち2点、負け0点、時間切れ引き分け1点、両者反則・両者リングアウト・無効試合は0点となる[8]。
- 内容
- 世界ジュニア王者となった土井の提唱で実施[9]。リーグ戦形式は2019年大会以来4年ぶり。
- 勝ち点5で亮生&HAYATO組と石田&鼓太郎組が並び、5月4日後楽園ホール大会のメインイベント時間無制限1本勝負で優勝決定戦が行われ、石田がHAYATOを降し優勝した。
脚注
[編集]- ^ “「2019 Jr.TAG BATTLE OF GLORY」出場チーム変更のお知らせ”. 全日本プロレス (2019年6月17日). 2019年6月19日閲覧。
- ^ “佐藤光留主宰「ニコプロpresents Jr. TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament」東京・新木場1stRING≪18:00開始≫”. 全日本プロレス. 2020年12月28日閲覧。
- ^ 佐藤光留 (5 November 2020). 【12.27新木場で昼夜興行開催!】佐藤光留 緊急記者会見 (YouTube). ニコニコプロレスチャンネル. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “12/14【佐藤光留自主興行/全日本】「2020 Jr.TAG BATTLE OF GLORY 1day tournament」の組み合わせが決定”. プロレス格闘技DX (2020年12月14日). 2020年12月28日閲覧。
- ^ “佐藤光留&田村男児が全日本プロレスへの愛と魂を体現しジュニアタッグトーナメント制覇!「全日本ジュニアは見ての通り、生きて!生きて!生きまくってるぜ!」”. バトル・ニュース (2020年12月28日). 2020年12月28日閲覧。
- ^ “【2021 Jr. TAG BATTLE OF GLORY TOURNAMENT】出場チーム、一回戦組合せ決定!”. 全日本プロレス (2021年12月5日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “12/26【全日本】北斗&児玉が昨年覇者を熱戦撃破でJTBOG優勝 アジアタッグ獲りを宣言”. プロレス格闘技DX (2021年12月26日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ “「Jr.TAG BATTLE OF GLORY 2023」参加全5チームの決定及び、公式戦全対戦カード決定のお知らせ”. 全日本プロレス (2023年3月18日). 2022年3月18日閲覧。
- ^ “2/24【全日本】『Jr.TAG BATTLE OF GLORY 2023』 CC期間中に開催 土井&X、亮生&HAYATOの出場が決定”. プロレス格闘技DX (2023年2月24日). 2023年5月5日閲覧。