CFAフラン
| CFAフラン | |
|---|---|
| Franc CFA | |
CFAフランを使用する国 ( XOF 、 XAF) | |
| ISO 4217 コード | XOF および XAF |
| 中央銀行 | 西アフリカ諸国中央銀行 および 中部アフリカ諸国銀行 |
| 使用 国・地域 | |
| 固定レート | 1ユーロ = 655.957 CFAフラン |
CFAフラン(セーファーフラン[1]、仏: Franc CFA)は、旧フランス領西アフリカおよびフランス領赤道アフリカを中心とする多くの国で用いられる共同通貨。西アフリカ諸国中央銀行 (Banque Centrale des Etats de l'Afrique de l'Ouest、BCEAO) 発行のもの(ISO 4217コードXOF)と、中部アフリカ諸国銀行 (Banque des Etats de l'Afrique Centrale、BEAC) 発行のもの(同XAF)との2種類がある。両者は通貨としての価値は同一であるが、相互には用いられていない。
1958年から1フランス・フラン=50CFAフランの固定レートであったが、1994年には構造調整計画の一環として、1フランス・フラン=100CFAフランに切り下げられた。1999年1月1日からユーロに固定しており、1ユーロ=655.957CFAフランである。
CFAフランを使用している国は外貨準備高の50%をフランスの国庫にて保管しなければならないという規定があり、旧宗主国であるフランスによる経済支配と批判されてきた[2]。2019年6月30日に西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が2020年より共通通貨エコ(ECO)に移行することを決定し、そのうち8カ国は西アフリカ諸国中央銀行が発行するCFAフランを使用している国家であった[3]。この8カ国がエコに移行した場合、前述のフランスによる管理を受けないことで2019年12月21日に両者が合意した[2]。エコが始動すれば、CFAフランは中部アフリカ諸国銀行発行の6カ国のみが使用することになる。
使用国[編集]
特記のないものは旧フランス植民地。
このほか、コモロのコモロ・フランも対フランス・フラン固定レートであったためCFAフランに含めることがある。
西アフリカの一部の国では、日常的にはデレムという通貨単位が用いられることが多い。1デレムは5CFAフランに相当する。
脚注[編集]
- ^ CFAは植民地時代には"Colonies françaises d'Afrique"(アフリカのフランス植民地)の略であったが、現在では西アフリカでは"Communauté financière africaine"(アフリカ金融共同体)、中部アフリカでは"Coopération financière en afrique centrale"(中部アフリカ金融協力体)の略とされている。CFAは通常、フランス語読みで『セーファー』 と発音される。
- ^ a b “West African Countries Take a Step Away From Colonial-Era Currency”. ニューヨーク・タイムズ. (2019年12月21日) 2019年12月23日閲覧。
- ^ “西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ”. AFPBB News. フランス通信社. (2019年6月30日) 2019年12月23日閲覧。
- ^ 旧ポルトガル植民地。1997年まではギニアビサウ・ペソを使用していた。
- ^ 1962年から1984年まではマリ・フランを使用していた。
- ^ 旧スペイン植民地
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 岡部昭男 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)における経済通貨統合 外務省調査月報 2001/No.3