関鉄観光バス

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関鉄観光バス株式会社
Kantetsu Kanko Bus Co., Ltd.
Kanto Railway Head Office.jpg
関鉄観光バス本社(関東鉄道本社)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
300-0051
茨城県土浦市真鍋一丁目10番8号
設立 1998年10月12日
業種 陸運業
事業内容 旅客自動車運送事業(乗合・貸切バス)
代表者 廣瀬貢司(取締役社長)
資本金 7000万円
純資産 △366万2千円
(2011年2月28日現在)
総資産 3億8601万3千円
(2011年2月28日現在)
従業員数 173人(嘱託社員を除く)
決算期 2月末日
外部リンク http://www.kantetsu.co.jp/kanbus/
特記事項:日本水郷観光自動車・日本観光バス・竜ヶ崎観光バスと関東鉄道の貸切バス部門の事業を継承。
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貸切車(新塗装)
玉造駅バス停で発車を待つ田伏車庫行(2009年に廃止)

関鉄観光バス株式会社(かんてつかんこうバス、: Kantetsu Kanko Bus Co., Ltd.)は、日本茨城県千葉県貸切バス乗合バス事業を営む関東鉄道(関鉄)グループのバス事業者である。旅行新聞新社主催の第16回「プロが選ぶ優良観光バス30選」(2007年平成19年)1月)入選。

概説[編集]

関鉄グループであった日本水郷観光自動車(茨城県潮来市)、日本観光バス(茨城県土浦市、現・関鉄クリエイト)、竜ヶ崎観光バス(茨城県龍ケ崎市)と関東鉄道貸切バス部門(土浦市)の各バス事業を統合・継承している。

貸切バスの車体は京成グループの「Kanac」塗装となっている。2007年(平成19年)以降は京成グループ新デザインのバスが導入されている。営業センターでは、旅行代理店「関鉄観光」の営業所が併設されている。

ラジオライフ』の漫画『NORI子ちゃん』の作者・横山公一が作成した美少女系キャラクター(1980 - 1990年代風)があって2012年の記念乗車券や記念スタンプなどで使われているなど関鉄グループの他の交通事業者に見られない特徴を持っている。

沿革[編集]

※ 関東鉄道貸切部門は関東鉄道を参照。

日本観光バス[編集]

  • 1948年昭和23年) - 設立
  • 1953年(昭和28年) - 乗合バス安食線(あんじきせん)の開設。
  • 1965年(昭和40年) - 関東鉄道の傘下に入り、関鉄グループになる。
  • 1999年平成11年) - バス事業を関鉄観光バスに譲渡。
  • 2000年(平成12年) - 竜ヶ崎観光バスと合併、社名を関鉄クリエイトに改称。

日本水郷観光自動車[編集]

  • 1948年昭和23年) - 水郷観光設立。
  • 1950年(昭和25年) - 水郷観光、一般貸切事業開始。
  • 1952年(昭和27年) - 水郷観光、水郷汽船と合併、水郷観光交通となる。
  • 1954年(昭和29年) - 日本水郷交通設立、バス(乗合・貸切)事業開始。
  • 1959年(昭和34年) - 水郷観光交通、乗合事業開始(香取神宮 - 佐原駅 - 閘門)。
  • 1965年(昭和40年) - 水郷観光交通、船舶事業を分離。
  • 1967年(昭和42年)1月10日 水郷観光交通と日本水郷交通が合併、日本水郷観光自動車設立。

関鉄観光バス[編集]

営業センター[編集]

水戸営業センターと水海道営業センターは関東鉄道の営業所に併設されている。その他に土浦駅前営業カウンター(土浦市桜町一丁目8-14)があり、関鉄グループバス各社共同の乗車券類発売所として機能している。

  • 本社営業センター:TC ※ 路線バスも在籍
  • 水戸営業センター:MT
  • 水海道営業センター:MK
  • 佐原営業センター:SW ※ 路線バスも在籍

閉鎖された営業センター[編集]

  • 下館営業センター:SD - 2014年5月15日をもって閉鎖[2]
  • 田伏営業所(田伏車庫):TB - 2009年3月をもって閉鎖
  • 潮来営業センター:IT
  • 石岡営業センター:IS
  • 竜ヶ崎営業センター:RG
  • つくば中央営業センター:YT
  • 波崎営業センター:HS

現行路線[編集]

水生植物園
つくば国際大学東風高等学校

高速・急行バスは土浦周辺を発着する路線を有している。一般路線バスの営業エリアは、土浦地区(土浦市およびかすみがうら市)と潮来・佐原地区(潮来市および千葉県香取市)に大別できる[3]。土浦市は旧・日本観光バスおよび関東鉄道(土浦営業所田伏車庫所管)の路線、潮来市・香取市は旧・日本水郷観光の路線を引き継いでいる。

潮来・佐原地区のバス路線沿線には水郷佐原水生植物園を抱え、水郷佐原あやめ祭り開催期間中は臨時バスも運行する。また、土浦地区においては朝の時間帯に東風高校方面への接続を取っているなどの特徴がある。

急行バス・高速バス(本社営業センター)[編集]

土浦地区(本社営業センター)[編集]

  • 土浦駅 - 大塚団地 - 神立駅 - 土浦湖北高校
  • 土浦駅 - 神立小学校入口 - 神立駅 - 土浦湖北高校
  • 神立駅東口 - つくば国際大学東風高校
  • 神立駅東口 - 土浦湖北高校
  • 土浦駅西口 - 真鍋新町中央 - おおつ野台 - 土浦協同病院 ※関東鉄道と共同運行
  • 土浦駅東口 - おおつ野台 - (おおつ野七丁目)- 土浦協同病院
  • 土浦駅西口 - 真鍋新町中央 - おおつ野台 - (おおつ野七丁目) - 土浦協同病院 - 霞ケ浦環境科学センター

潮来・佐原地区(佐原営業センター)[編集]

  • 県立佐原病院 - 忠敬橋 - 佐原駅 - 水郷大橋 - 篠原新田 - 与田浦 - 扇島 - 潮来 - 潮来車庫
  • 県立佐原病院 - 忠敬橋 - 佐原駅 - 水郷大橋 - 篠原新田 - 与田浦 - 扇島
  • 佐原駅 - 水郷大橋 - 篠原新田 - 与田浦 - 扇島 - 潮来 - 潮来車庫
  • 佐原駅 - 水郷大橋 - 篠原新田 - 与田浦 - 扇島

平日の午前中のみ県立佐原病院まで運行する。潮来車庫までの運行は日中1往復のみで車庫到着後、潮来市洲崎の現関東鉄道潮来営業所まで回送されて乗務員の休憩、給油が行われる。 扇島バス停での折返しはJAの駐車場で行う。水郷大橋付近と扇島~潮来車庫間で茨城県内を走行する。また主に千葉県内を走行する関係でDPF付の以下の2台が専属で使用される。

1608SW(元関東鉄道水海道営業所1608MK・いすゞ U-LR332J+富士重工6E 1992年式)2011年頃、同型車の1610SW置換のため転属された。水海道営業所は以前、千葉県に跨がる路線が存在したため同車には以前からDPFが装着されている。
1913SW(元関東鉄道土浦営業所1913TC・三菱 PA-ME17DF+エアロミディME 2006年式)2015年頃、7017SW(現関観土浦)移籍に伴い転属された。以前は土浦管内のつくバスで使用されており専用塗装をまとっていた。

車両 [編集]

登録ナンバーは本社営業センターは「土浦」ナンバー、水海道営業センターは「つくば」ナンバー、水戸営業センターは「水戸」ナンバー、佐原営業センターは「千葉」ナンバーである。また、社番は関東鉄道本体から引き継がれた車は関東鉄道時代のまま。関鉄観光バス移管後に導入した路線車、特定車は7001-、貸切車は8001-の表記である。

観光車は、ハイデッカー三菱ふそう・エアロエースいすゞ・ガーラが主力。車体デザインは、以前は、京成グループの統一観光カラー、Kanacカラーであったが、近年は新しい京成グループカラーで導入されている。また、土浦営業センターにヒュンダイ・ユニバースが1台配置。水戸営業センター、佐原営業センターに日野・セレガが各1台配置されている。

土浦営業センター、佐原営業センターのみ配置されている一般路線車は、中型車が中心で、富士8Eボディの UD車が主力。かつては自社発注の同型車も配置されていたが、現在はそのすべてが、関東鉄道の他営業所からの移籍車である。2015年末には、土浦営業センターに京成バスから、いすゞ・エルガミオが移籍配置された。

その他、土浦営業センターには、元つくバス地域循環車の三菱ふそう・エアロミディMEが、佐原営業センターには、元ちばシティバスいすゞ・ジャーニーKワンステップバスがそれぞれ配置されている。

また、スクールバスなどの契約輸送用として、元ちばグリーンバスの大型車、いすゞ・キュービックも配置されているが、これも元は関東鉄道土浦営業所からの移籍車である。

かつては、前身の日本観光バス時代に自社発注された、関東鉄道と同仕様の富士5Eボディのいすゞ・LVも配置され、一般路線に用いられていたが、現在はすべて廃車されている。

その他、土浦営業センターにTMライナー、わかば号用として、いすゞ・ガーラが京成バスより、富士1M型ボディのいすゞ・ガーラがちばシティバスより、トイレ付高速車がそれぞれ1台移籍している(トイレは不使用)。また、高速バスつくば号用として、三菱ふそう・エアロバスが関東鉄道より2台移籍している。

また、水戸営業センターには鹿島アントラーズの選手輸送バス(日野・セレガR-GJ)が1台配置されている。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]