松江シティフットボールクラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
松江シティフットボールクラブ
原語表記 松江シティフットボールクラブ
呼称 松江シティFC
クラブカラー     
    
創設年 2011年
所属リーグ 中国サッカーリーグ
クラブライセンス (未承認)
ホームタウン 島根県松江市
ホームスタジアム 松江市営陸上競技場
松江市営補助競技場
収容人数 24,000(松江市陸)
360(松江市補)
運営法人 松江シティFC株式会社
代表者 鈴木惠朗
監督 田中孝司
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
松江シティFC株式会社
種類 株式会社
本社所在地 690-0061
島根県松江市白潟本町30
設立 2017年4月20日
業種 サービス業
事業内容 サッカークラブ運営
代表者 鈴木惠朗
資本金 850万円
外部リンク http://www.matsue-city.com/
テンプレートを表示
松江シティスポーツクラブ
MATSUE City Sports Club
国籍 日本の旗 日本
格付 特定非営利活動法人
専門分野 教育系 (スポーツ)
設立日 2012年1月16日
代表者 中路修
活動地域 島根県松江市
主な事業 スポーツ振興、地域貢献活動
郵便番号 690-0061
事務所 島根県松江市白潟本町30
主な協力組織 島根県サッカー協会 松江支部
テンプレートを表示

松江シティフットボールクラブ(まつえシティフットボールクラブ、英語: MATSUE City football club)は、島根県松江市を本拠地とするサッカークラブチーム。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。

概要[編集]

島根県の県庁所在地である松江市をホームタウンとする社会人サッカークラブ。2011年度より島根県サッカー協会松江支部の代表チームとして運営組織の新規立ち上げと合わせ、中国リーグに所属していたヴォラドール松江を母体とした新クラブとして松江シティフットボールクラブが立ち上がる。

松江市営陸上競技場、JFAフットボールセンター認定の松江市営補助競技場[1] を拠点に、サッカーを中心とした総合スポーツクラブ創設の中心チームとして活動し、その先に将来的構想としてJリーグへの加盟を目指している。

松江市内などの子ども向けサッカースクールのコーチとして選手を派遣したり、地域イベントへの参加なども行っている。

県リーグ時代[編集]

2008年、チーム名を「松江RMクラブ(友の会)」から「ヴォラドール松江[2] 」に改称。その年の島根県社会人サッカーリーグ(県リーグ)1部で優勝。

2009年、県リーグ1部で2年連続優勝。中国地域県リーグ決勝大会で準優勝となり、中国リーグ昇格を決めた。

中国リーグ時代[編集]

2010年、中国リーグ昇格初年度は、序盤から快進撃を続けて、一時は優勝争いに絡むなどしたが最終的に3位という成績で終えた。

2011年、チーム名を「松江シティフットボールクラブ」に改称し、新たなスタートを切るものの、前年からの戦力強化が出来なかったことなどから、中国リーグでは前年を上回る成績を残せなかった(最終的には7位)。また、中国地区予選を突破したことにより全国社会人サッカー選手権大会に出場したが、1回戦でFC岐阜SECOND(岐阜県)に敗れ、初戦敗退となった。

2012年、新たな運営法人としてNPO法人松江シティスポーツクラブを設立。その記者会見で、2020年までにJリーグ2部に参入したいとする目標を明らかにした[3][4]。また、新監督にA級ライセンスを保持している小川秀樹が就任した[5]。天皇杯島根県予選決勝でデッツォーラ島根を破り、初めて天皇杯島根県代表の座を得た。天皇杯1回戦では山口県代表の徳山大学に0-3で敗退するも、会場となった島根県立浜山公園陸上競技場には1,700名を超える観客が集まり、注目度の高さを窺わせた。中国リーグは、昨年を上回る3位で終えた。

2013年、中国リーグは4位に終わった。3位のレノファ山口FCとは勝ち点差が18もあり、不本意なシーズンとなった。また、全国社会人サッカー選手権大会の中国予選では1回戦で廿日市FCにPK戦の末敗れた。天皇杯島根県予選では決勝でデッツォーラ島根に0-1で敗れ、天皇杯への連続出場も叶わなかった。

2014年実信憲明山内智裕などJリーグ経験者が加入するなど戦力補強を敢行し、中国リーグで初優勝を果たした。しかし、天皇杯島根県予選決勝でデッツォーラ島根に敗れ、天皇杯出場はならなかった。また、デッツォーラ島根にリーグ戦でも敗れた(連敗した)ことを理由に9月19日付けで小川秀樹監督を解任し、ヘッドコーチであった片山博義が監督代行に就任した[6]第50回全国社会人サッカー選手権大会では、島根県勢初のベスト8に進出した。JFL昇格をかけて戦う第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会に初出場したが、1次ラウンドで敗退となった。

2015年、監督代行だった片山博義が監督に就任。スポンサー並びにパートナー企業として山陰中央新報社を迎え基盤を強化。チームもJリーグ経験者が新たに5名完全移籍で加入するなど大幅な戦力補強を敢行した。中国サッカーリーグでは、17勝1分の無敗でリーグ連覇を決め[7]谷尾昂也が得点王(他1名と同率)、実信憲明がアシスト王にそれぞれ輝いた。天皇杯島根県予選決勝でもデッツォーラ島根に雪辱を果たし、2012年以来の2回目の出場を決めた。天皇杯では、1回戦でJFLの鹿児島ユナイテッドFCに勝利し、天皇杯初勝利を飾った。2回戦はJ1リーグ川崎フロンターレに0-3で敗れた。第51回全国社会人サッカー選手権大会では、1回戦でアミティエSC京都にPK戦で敗れた。10月6日、島根県サッカー協会の常務理事である鈴木惠朗がゼネラルマネージャー(GM)に就任した。第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会では、昨年に続いて1次ラウンド敗退となった。12月5日、片山博義監督の退任を発表[8]12月29日田中孝司が監督に就任[9]

2016年、松江市営陸上競技場で行われるホームゲーム7試合を有料試合(高校生以下は無料)として開催した[10]。天皇杯島根県予選決勝では、SC松江に快勝し、2年連続3回目の出場を決めた。天皇杯1回戦は、J2リーグファジアーノ岡山FCに1-4で敗れた。中国サッカーリーグは勝ち点1差の2位に終わり、3連覇を逃した。第52回全国社会人サッカー選手権大会は準々決勝で敗退し、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016の出場権を獲得できなかった。

2017年、島根県サッカー選手権大会決勝でデッツォーラ島根に勝利して3年連続4回目の天皇杯出場を決めた。4月20日、経営基盤の強化などを目的に松江シティFC株式会社を設立した[11]。社長には鈴木惠朗GMが就任した。天皇杯1回戦は熊本県教員蹴友団に1-0で勝利した。しかし2回戦は、J1のサガン鳥栖に0-3で敗れた[12]。中国サッカーリーグは2年連続で2位に終わったが、金村がリーグ新となる35得点を記録した。優勝した2015年を上回る得点力を見せたものの、勝負どころで勝ちきれなかった[13]第53回全国社会人サッカー選手権大会では、島根県勢で初の決勝に進出した(鈴鹿アンリミテッドFCに1-2で敗れ準優勝)。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017では1次ラウンドで敗退となった。

2018年、島根県サッカー選手権大会決勝でSC松江に勝利して4年連続5回目の天皇杯出場を決めた。天皇杯1回戦はSRC広島に4-0で勝利した。2回戦はJ1のV・ファーレン長崎に延長戦の末1-2で惜敗した。中国サッカーリーグでは、開幕から13連勝とし、5試合を残して3年ぶり3回目の優勝を決めた[14]。最終的に18戦全勝でリーグを終えた。

クラブ名変遷[編集]

  • 松江RMクラブ (-2007[15])
  • ヴォラドール松江(2008-2010)
  • 松江シティフットボールクラブ (2011-)

戦績[編集]

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 得失 天皇杯 監督
2006 島根県1部 2位 21 10 6 3 1 24 14 10 県予選敗退 -
2007 4位 15 10 5 0 5 26 25 1 県予選敗退
2008 優勝 38 14 12 2 0 43 10 33 県予選敗退 廣瀬康彦
2009 優勝 37 14 12 1 1 58 10 48 県予選敗退
2010 中国 3位 35 18 11 2 5 50 36 14 県予選敗退
2011 7位 18 18 5 3 10 28 37 -9 県予選敗退
2012 3位 38 18 12 2 4 36 25 11 1回戦敗退 小川秀樹
2013 4位 25 18 7 4 7 39 34 5 県予選敗退
2014 優勝 38 18 12 2 4 50 20 30 県予選敗退 小川秀樹(-9月)
片山博義(9月-)
2015 優勝 52 18 17 1 0 70 4 66 2回戦敗退 片山博義
2016 2位 40 18 12 4 2 48 16 32 1回戦敗退 田中孝司
2017 2位 44 18 14 2 2 82 18 64 2回戦敗退
2018 優勝 54 18 18 0 0 76 4 72 2回戦敗退

タイトル[編集]

リーグ戦[編集]

その他[編集]

  • 島根県サッカー選手権大会(天皇杯島根県予選):5回
    • 2013,2015,2016,2017,2018

所属選手・スタッフ[編集]

2018年

スタッフ[編集]

役職 氏名 生年月日 出身地 前職 備考
監督 日本の旗 田中孝司 (1955-11-22) 1955年11月22日(62歳) 埼玉県 ベトナムサッカーリーグ 組織委員長[16]
コーチ 日本の旗 松本弘樹 (1983-05-30) 1983年5月30日(35歳) 島根県 松江シティFC 選手
コーチ 日本の旗 実信憲明 (1980-05-07) 1980年5月7日(38歳) 広島県 松江シティFC 選手兼コーチ

選手[編集]

Pos No. 選手名 生年月日 出身地 前所属 備考
GK 1 日本の旗 守山健二 (1991-06-21) 1991年6月21日(27歳) 神奈川県 日本の旗 奈良クラブ 新加入
21 日本の旗 船川航司朗 (1994-02-24) 1994年2月24日(24歳) 鹿児島県 日本の旗 V・ファーレン長崎
DF 3 日本の旗 下村尚文 (1990-12-26) 1990年12月26日(27歳) 山口県 日本の旗 デッツォーラ島根EC 新加入
4 日本の旗 種市真太 (1988-12-01) 1988年12月1日(29歳) 埼玉県 日本の旗 ラインメール青森FC
5 日本の旗 長谷川翔平 (1993-03-01) 1993年3月1日(25歳) 群馬県 オーストリアの旗 SVグラインシュテッテンドイツ語版
6 日本の旗 久山健太 (1994-05-04) 1994年5月4日(24歳) 千葉県 中央学院大学
13 日本の旗 筒井俊 (1991-03-20) 1991年3月20日(27歳) 東京都 日本の旗 レノファ山口FC
22 日本の旗 田中優毅 (1991-03-27) 1991年3月27日(27歳) 千葉県 日本の旗 ヴィアティン三重 再加入(2015年に在籍)
29 日本の旗 平林卓也 (1992-06-04) 1992年6月4日(26歳) 島根県 日本の旗 デッツォーラ島根EC
MF 8 日本の旗 宮内寛斗 (1998-01-23) 1998年1月23日(20歳) 神奈川県 日本の旗 Y.S.C.C.横浜 新加入
14 日本の旗 長谷優 (1994-06-05) 1994年6月5日(24歳) 島根県 大阪体育大学
15 日本の旗 平川諒 (1993-08-18) 1993年8月18日(25歳) 大分県 日本の旗 ヴェルスパ大分
17 日本の旗 出口稔規 (1993-01-05) 1993年1月5日(25歳) 長崎県 IPU FC
20 日本の旗 磯江太勢 (1997-04-19) 1997年4月19日(21歳) 鳥取県 日本の旗 ガイナーレ鳥取 新加入、期限付き移籍
24 日本の旗 赤尾凌 (1993-07-12) 1993年7月12日(25歳) 山梨県 日本の旗 ジョイフル本田つくばFC
25 日本の旗 赤尾俊 (1993-07-12) 1993年7月12日(25歳) 山梨県 日本の旗 アルティスタ東御 新加入
26 日本の旗 宮村倖昌 (1995-04-19) 1995年4月19日(23歳) 長崎県 徳山大学 新加入
27 日本の旗 大淺隼也 (1998-03-21) 1998年3月21日(20歳) 岐阜県 日本の旗 鈴鹿アンリミテッドFC 新加入
31 日本の旗 田平謙 キャプテン (1989-01-01) 1989年1月1日(29歳) 島根県 日本の旗 デッツォーラ島根EC キャプテン
FW 7 日本の旗 岡本秀雄 (1983-12-26) 1983年12月26日(34歳) 京都府 日本の旗 アミティエSC京都
9 日本の旗 西村光司 (1991-06-29) 1991年6月29日(27歳) 北海道 日本の旗 ラインメール青森
11 日本の旗 土井拓斗 (1992-10-21) 1992年10月21日(25歳) 埼玉県 日本の旗 FC今治
16 日本の旗 土屋智義 (1991-11-25) 1991年11月25日(26歳) 千葉県 日本の旗 VONDS市原FC 新加入
18 日本の旗 相馬将夏 (1992-07-10) 1992年7月10日(26歳) 埼玉県 日本の旗 ブリオベッカ浦安 新加入
19 日本の旗 酒井達磨 (1996-03-21) 1996年3月21日(22歳) 大分県 徳山大学 新加入

歴代所属選手[編集]

ユニフォーム[編集]

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st) ピンク ピンク ピンク
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

チームカラー[編集]

  •      黄、    

ユニフォームスポンサー[編集]

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
島根電工 島根電工 2017 - 2016年は袖スポンサー
鎖骨 なし - -
背中上部 山陰中央新報社 山陰中央新報 2018 - 2015-16年は胸、2017年は袖スポンサー[17]
背中下部 島根ナカバヤシ ナカバヤシ 2018 - 2017年はパンツスポンサー
カナツ技研工業 カナツ技研工業 2018 -
パンツ テクノプロジェクト テクノプロジェクト 2018 - 2013-17年は背中上部スポンサー

ユニフォームサプライの遍歴[編集]

  • 2011年 - 現在 : GAViC

歴代ユニフォームスポンサー年表[編集]

年度 鎖骨 背中上部 背中下部 パンツ サプライヤー
2011 - 解禁前 - 解禁前 - - GAViC
2012
2013 テクノプロジェクト
2014 スポーツ健康都市まつえ 秘密結社 鷹の爪
2015 さんさんクラブ
山陰中央新報社
TOYO SOLAR
東洋ソーラー株式会社
2016 山陰中央新報 - 島根電工株式会社 ナカバヤシ
2017 島根電工 山陰中央新報
2018 - 山陰中央新報 ナカバヤシ カナツ技研工業 テクノプロジェクト

下部組織[編集]

  • 松江シティRagazza
  • ジュニアユース
    • U-15ジュニアユースチーム。2016年4月から松江市内で活動する「デルソーレ松江フットボールクラブジュニアユース」と提携。2018年4月から正式に下部組織となり、「松江シティフットボールクラブジュニアユース」と改称[18]中国リーグ昇格を目指している[19]
  • ジュニア
    • U-12ジュニアチーム。
  • スクール
    • 小学生を対象としたサッカースクールを開催している。2018年度より小中学生が対象の「松江シティFC GKスクール」を新設[20]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 通称 S-Pitch。人工芝のフィールドや陸上トラックの他、フットサルコートなどを持つ。照明設備も有し、夜間の試合開催にも対応する。
  2. ^ ヴォラドール」とはスペイン語で「トビウオ」(voladore) という意味。
  3. ^ 松江シティFCがNPO 島根 読売新聞 2012年3月4日付
  4. ^ 松江からJリーグ目指す 市民に支援募る 島根 朝日新聞デジタル 2012年3月3日付
  5. ^ 2012年シーズン監督、コーチ決定のお知らせ 松江シティFC公式サイトニュースリリース 2012年2月1日付
  6. ^ 監督解任のお知らせ - 松江シティフットボールクラブ
  7. ^ 最終節では、リーグでこれまで1度も勝ったことのなかったデッツォーラ島根に勝利した。
  8. ^ 片山 博義監督 来季の契約について - 松江シティフットボールクラブ
  9. ^ 田中 孝司氏 監督就任のお知らせ - 松江シティフットボールクラブ
  10. ^ ホームゲーム有料入場実施のご案内 - 松江シティフットボールクラブ
  11. ^ 松江シティFC株式会社設立 J参入へ経営基盤強化(2017年4月21日) - 山陰中央新報
  12. ^ 松江シティ鳥栖に善戦 後半勝負奮闘及ばず(2017年6月22日) - 山陰中央新報
  13. ^ 松江シティシーズン総括 攻撃サッカー成長実感(2017年9月20日) - 山陰中央新報
  14. ^ 松江シティ 3年ぶりV 負けなし13連勝 中国サッカーリーグ(2018年9月11日) - 山陰中央新報
  15. ^ この間、時期は不詳ながら「松江RM友の会」を名乗った時期もある。
  16. ^ “田中 孝司氏 監督就任のお知らせ” (プレスリリース), 松江シティFC, (2015年12月29日), http://football.matsue-city.com/pwm/news.html?news_code=2801 2015年12月29日閲覧。 
  17. ^ 2015年は『さんさんクラブ 山陰中央新報社』で掲出
  18. ^ 松江シティFC下部組織(育成部門)について|松江シティフットボールクラブ
  19. ^ 松江シティフットボールクラブ - ニュース|プレスリリース|松江シティ FC と U-15 チーム提携について
  20. ^ 松江シティFC GKスクール 新設のお知らせ|松江シティフットボールクラブ

外部リンク[編集]