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必殺! ブラウン館の怪物たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
必殺! ブラウン館の怪物たち
監督 広瀬襄
脚本 吉田剛
製作 山内久司
櫻井洋三
ナレーター みのもんた
出演者 藤田まこと
鮎川いずみ
京本政樹
村上弘明
ひかる一平
山田五十鈴
音楽 平尾昌晃
中村啓二郎
主題歌 藤田絵美子「さよならさざんか」
撮影 石原興
編集 園井弘一
配給 松竹
公開 日本の旗1985年6月29日
上映時間 122分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 5.5億円[1]
前作 必殺! THE HISSATSU
次作 必殺! III 裏か表か
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必殺!ブラウン館の怪物たち』(ひっさつ! ブラウンやかたのかいぶつたち)は、『必殺仕事人V』をベースにした1985年の日本映画。松竹創業90周年、朝日放送創立35周年記念作品。監督は広瀬襄

キャッチコピーは「天の裁きは待ってはおれぬ! 幕末の動乱に躍る光と影の刃!」。

概要

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松竹創業90周年および朝日放送創立35周年作品。テレビの「ブラウン管」をもじり、ゲストとして多数出演する当代のテレビタレントたちの人気を「怪物」に例えたタイトルが示す通り、この時期の必殺シリーズに見られたバラエティ路線を劇場スケールに拡大することを狙った作品で、『蒲田行進曲』、『E.T.』、『インディ・ジョーンズ』などのパロディがふんだんに盛り込まれた。もっとも、その試みは必ずしもファンに受け入れられず、後に山内久司プロデューサー自ら、失敗作と公言している[2]

本作の撮影中、組紐屋の竜役の京本政樹が高所から落下して骨折[3][4]。一時歩行が困難となり、その影響でテレビ版『必殺仕事人V』も従来の主水シリーズに比べて短い26話で終了している。

本編では、山田五十鈴演じるおりくは、猿谷町の元締に先手を打つために途中で江戸に戻り終盤でワンシーンのみ登場するが、脚本の決定稿ではブラウン館での死闘に参戦し最後まで出演している。

1986年4月11日にテレビ放送され、17.6%の視聴率(ビデオリサーチ調べ)を記録した[5]

あらすじ

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舞台は徳川慶喜が将軍職に就いた幕末の京都。天下を取ろうとする者は必ず京の“帝”を担ぎ出すことを危惧した徳川家康によって建てられた「黒谷屋敷」の権利書、及び絵図が何者かに奪われた。中村主水はその下手人を追ったが、突如現れた謎の刺客によって下手人は殺されてしまう。下手人を素性も問わずに成敗したと誤解された主水は、老中稲葉直々の命で、刺客が奪った屋敷の権利書と絵図を取り返すために、筆頭同心・田中とともに京へ向かう羽目になる。

そんな主水への誤解は仲間の仕事人たちにも飛び火し、伊賀忍者新撰組、さらに死の商人をも巻き込んで、京の空に暗雲が立ち込めるのだった。


松竹創業90周年記念 ABC創立35周年記念

松竹・ABC提携作品 松竹映画

出演

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スタッフ

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  • 製作 - 山内久司(ABC)、桜井洋三
  • 脚本 - 𠮷田剛
  • 音楽 - 平尾昌晃
  • 撮影 - 石原興
  • 照明 - 中島利男
  • 監督補 - 津島勝
  • 宣伝担当 - 松本淳、長崎直定(ABC)
  • プロデューサー補 - 高橋信仁
  • 監督 - 広瀬襄
  • 美術 - 倉橋利韶、北尾正弘
  • 録音 - 広瀬浩一
  • 調音 - 本田文人
  • 編集 - 園井弘一
  • 記録 - 野崎八重子
  • 装飾 - 玉井憲一
  • スチール - 長谷川宗平
  • 進行 - 鈴木政喜、西村維樹
  • 演技事務 - 木辻竜三
  • 演出助手 - 木下芳幸
  • 撮影助手 - 秋田秀継
  • 照明助手 - 中山利夫
  • 録音助手 - 田原重綱
  • 美術助手 - 家木一実
  • 編集助手 - 関谷憲治
  • 装置 - 新映美術工芸
  • 美粧 - 八木かつら
  • 衣装 - 松竹衣装
  • 小道具 - 高津商会
  • 現像 - 東洋現像所
  • エクラン演技集団
  • ナレーター - みのもんた
  • 主題歌「さよならさざんか」
  • 殺陣 - 楠本栄一
  • 特技 - 宍戸大全
  • 効果 - 鈴木信一
  • 衣装協力 - 浅草寶扇堂久阿彌
  • ロケ協力 - 北野天満宮下鴨神社姫路城
  • 製作主任 - 渡辺寿男、黒田満重
  • 特殊撮影 - 藤原三郎
  • 題字 - 糸見渓南
  • 協力 - 零心会
  • 製作協力 - 京都映画、しょうざん

脚注

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  1. 「1985年邦画4社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報1986年2月下旬号、キネマ旬報社、1986年、128頁。
  2. 次作『必殺! III 裏か表か』パンフレットのインタビューにおいて
  3. 山田誠二『必殺シリーズ完全百科』p149
  4. 翡翠。。番外編(完)。。はたして?これのどこがチョイ短編編?(爆) 京本政樹 -Speak-
  5. 週刊東洋経済』1986年8月2日号、122頁。

外部リンク

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