広島刑務所

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広島刑務所 2005年(平成17年)4月24日

広島刑務所(ひろしまけいむしょ)は、法務省広島矯正管区に属する刑務所。通称「広刑(ひろけい)」。日本第5の規模を誇る。

下部機関として尾道刑務支所、有井作業場、呉拘置支所、福山拘置支所、三次拘置支所を持つ。

所在地[編集]

収容分類級[編集]

  • I,YB,A,B,P
禁固刑受刑者・若年再犯者・初犯者・再犯者・身体障害者と幅広い分類の受刑者が集まる男子刑務所。

収容定員[編集]

  • 1,800人

沿革[編集]

1930年ごろの広島市の地図。広島刑務所が確認できる。
Nuvola apps kview.svg 画像外部リンク
被爆後の広島刑務所
Searchtool.svg Hiroshima aerial A3416 アメリカ国立公文書記録管理局が所有する米軍撮影写真。塀と建物の位置関係から旧太田川から南東方向を撮影したものと考えられる。
  • 1888年(明治21年)3月 現在地(吉島)に監獄を設置
  • 1890年(明治23年)10月 広島監獄署と改称
  • 1903年(明治36年)4月 広島監獄署を広島監獄と改称
  • 1905年(明治38年)6月 芸予地震により第14工場が全壊、死者2人(職員1・受刑者1)、重傷者4人軽傷者20人(全員受刑者)を出す。他一部施設が部分損壊した。
  • 1922年(大正11年)  広島監獄を広島刑務所と改称
  • 1945年(昭和20年)8月 原爆投下により多数の職員、受刑者が被爆、死亡した。
  • 2012年(平成24年)1月11日 受刑者の中国籍の男1人が脱獄。2日後に逮捕された(広島刑務所中国人受刑者脱獄事件)。

組織[編集]

所長の下に4部1課を持つ5部制である。

  • 総務部(庶務、会計、用度)
  • 処遇部(処遇、作業)
  • 教育部(教育、厚生)
  • 医務部(医療、保健)
  • 分類審議室(考査、審査、保護)

尾道刑務支所[編集]

  • 当施設は60歳以上の高齢受刑者のみを収容。再犯者も多数収容されている。
  • 認知症が進んだり、中には寝たきりになった者も少なくない。そのため、刑務官が介護している場合がある。
  • これらのことを配慮してか、独居房の壁には受刑者が暴動を起こしてケガしない様に、クッションが敷かれている。
  • また、受刑者の失禁対策としてカーペットを敷いている。
  • 他の刑務所と同じく刑務作業があるが、ここでも受刑者の失禁に備え、紙おむつが常備されている。
  • 高齢者ということもあり、食事も咀嚼困難な者に配慮し、食材を刻んだいわゆる「刻み食」が用意されている。

特記事項[編集]

外部リンク [編集]

座標: 北緯34度22分39.4秒 東経132度26分47.8秒