失禁

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失禁(しっきん)とは、小便あるいは大便を自分の意思によらず排泄してしまうことである。おもらし粗相垂れ流しとも言う。単に失禁とだけ表現する場合は尿失禁を指すことが多く、この表現は成人に対してよく用いられる。

またそれから転じて、コンデンサ乾電池などの液漏れも失禁と表現されることがある。

尿失禁[編集]

小便を自分の意思によらず排泄してしまうこと。睡眠中に無意識のうちに小便を漏らしてしまう場合を寝小便おねしょと呼ぶ。詳しくは、尿失禁寝小便を参照。

便失禁[編集]

大便を自分の意思によらず排泄してしまうこと。睡眠中に無意識のうちに大便を漏らしてしまう場合を寝糞と呼ぶ。

特殊な状況での失禁[編集]

情動失禁[編集]

感情失禁とも。些細なことで大喜びしたり激怒するなど、喜びや怒りなどの感情が正常の人々よりも簡単に多く漏れること。脳血管性認知症に特異的な症状。なおこの場合の失禁とは排尿・排便ではなく、泣く(涙を流す)ことである。

急性ストレス反応による失禁[編集]

極限状態における急性ストレス反応により、大小便を失禁してしまう症状。

絞首刑による失禁[編集]

絞首刑された際に小便、大便が漏れてしまうことがある。首から下の神経が切断され内臓臓器筋肉が緩むのが原因とされている。

性的快楽のための失禁[編集]

快感・快楽を目的として、故意に失禁や浣腸による便失禁を行う場合がある。詳しくは糞尿愛好症を参照。

分娩による失禁[編集]

分娩時のいきみで失禁する場合がある。それを防ぐために事前に浣腸や摘便や導尿をしたり、下剤を飲ませたりして排泄させる。

関連項目[編集]