岡山刑務所

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岡山刑務所(おかやまけいむしょ)は、法務省矯正局広島矯正管区に属する刑務所

下部機関として津山拘置支所の1ヶ所の支所を持つ。

所在地[編集]

1969年までは岡山市二日市町(現在の岡山市北区二日市町)にあったが、施設の老朽化のため、現在地へ移転した。跡地には現在、岡山市立中央図書館・二日市公園・二日市スポーツ広場となっている。

収容分類級[編集]

  • LA級
    • 初犯で懲役年数が10年以上の者。岡山刑務所はこのうち約半数が無期懲役である。

収容定員[編集]

  • 733人

沿革[編集]

同じ敷地内に拘置施設が有るので 約1,000名

組織[編集]

所長の下に2部1課を持つ2部制である。

  • 総務部(庶務課、会計課、用度課)
  • 処遇部(処遇担当、企画担当)
  • 医務課

外観・設備[編集]

  • 施設内に女区があり、各刑務所へ移送待ちの女性がいる。

女区は単独室だが、移送直前になると共同室に入れられる。 夜は男性刑務官しかいないので、投薬や見回りも男性刑務官。

著名な受刑者[編集]

特記事項[編集]

  • 重罪初犯者(刑期10年以上、または生命犯である無期懲役など、受刑期間が30年以上と極めて長い初犯者)を収容する刑務所のため、刑務作業も高い技能を要求されるものを製作している。
  • 木工作業:寝具ベッド・一般向きの小物家具。
  • 金属作業:大規模塗装ブースを活用した静電焼付塗装。
  • 陶芸作業:備前焼が製作されている。
  • 1999年3月25日午前11時頃、勾留中の知人に面会するため街宣車で岡山刑務所に訪れた団体幹部の男性が、街宣車を職員用駐車場に止めたため刑務官ともみ合いとなり、刑務官らが2人を刑務所庁舎内に連行し「制圧」した。その際、6人の刑務官が団体代表を当直室の畳に、7人の刑務官が同構成員を床に、十数分間うつぶせに「制圧」し続け、団体代表が胸部圧迫により窒息死、構成員は一時意識不明の重体となった。岡山区検は、7月29日、現場を指揮した渡部征忠所長と竹板信夫前首席矯正処遇官、柴崎正文前統括矯正処遇官は、男性を取り押さえた際、けがをしないよう注意を払うなどの刑務官への監督が不十分だったとして、業務上過失致死傷罪で略式起訴する一方、刑務官13人による制圧行為は「庁舎管理権」に基づく正当な行為であったとして嫌疑不十分で不起訴処分にした。また広島矯正管区は7月29日、渡部所長を停職2カ月、ほか2名を停職1カ月とするなど、同所職員計18人を処分した。また法務省は矯正局長ら2名を注意処分とした。さらに7月30日、法務省は渡部所長から出ていた辞職願を受理、後任に繁永正博・仙台矯正管区第二部長を発令した。

脚注[編集]

  1. ^ 東京地方裁判所刑事第5部判決 1999年(平成11年)5月27日 『判例時報』第1686号156頁、『D1-Law.com』(第一法規法情報総合データベース)判例体系 ID:28045243、『TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット) 文献番号:28045243、平成9年(合わ)第133号、『殺人、窃盗被告事件』。
  2. ^ 中日新聞』2018年3月5日朝刊第11版広域第一社会面27頁「少年と罪第9部 『生と死の境界で』 (中)贖罪 許されざるとも続ける」(中日新聞社

外部リンク[編集]

座標: 北緯34度43分14.3秒 東経133度58分52.8秒 / 北緯34.720639度 東経133.981333度 / 34.720639; 133.981333