帯広刑務所
表示
帯広刑務所(おびひろけいむしょ)は、法務省矯正局の札幌矯正管区に属する刑務所。
所在地
[編集]収容分類級
[編集]収容分類級は以下のとおり。
- B級 - 再犯者および暴力団構成員の短期(8年未満)処遇を目的とする刑務所である。
収容定員
[編集]- 512人
沿革
[編集]- 1893年(明治26年)3月 : 北海道集治監釧路分監帯広外役所として開設。
- 1895年(明治28年)4月 : 北海道集治監十勝分監として開庁[1]。
- 1903年(明治36年)4月 : 十勝監獄として独立[2]。
- 1922年(大正11年)10月 : 十勝刑務所へ改称[3]。
- 1924年(大正13年)4月 : 釧路刑務所に統合し、釧路刑務所帯広支所となる[4][5]。
- 1936年(昭和11年)4月 : 網走刑務所の所管となり、網走刑務所帯広刑務支所となる[6]。
- 1939年(昭和14年)11月 : 帯広少年刑務所として再び独立[7]。
- 1943年(昭和18年)8月 : 官制改正により帯広刑務所へ改称。再び成人受刑者の収容施設となる[8][9]。
- 1951年(昭和26年)3月 : 士幌農場開設。
- 1976年(昭和51年)10月 : 帯広市緑ケ丘三番地から帯広市別府町南13-33へ移転。
- 1977年(昭和52年)4月 : 収容区分の改正により、B級収容施設となる。
- 1981年(昭和56年)6月 : 別府農場開設。
- 1994年(平成6年)11月 : 士幌農場廃止。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 釧路刑務支所(旧・釧路刑務所)の所管を開始[10]。
組織
[編集]所長の下に2部1課を持つ2部制である。
- 総務部(庶務課、会計課、用度課)
- 処遇部(処遇部門、企画部門)
- 医務課
外観・設備
[編集]木工・印刷・金工工場が設置されているほか、農場および各種作業工場も設置されている。農場では豊かな自然環境の下、小豆などが栽培されている。
脚注
[編集]- ^ 「司法省告示第31号」『官報』第3514号、1895年3月20日、1頁、2018年7月25日閲覧。
- ^ 「勅令第35号」『官報』第5913号、1903年3月23日、4-6頁、2018年7月24日閲覧。
- ^ 「勅令434号監獄官制改正の件」『官報』第3063号、1922年10月14日、1-2頁、2018年7月24日閲覧。
- ^ 「勅令57号監獄官制改正の件」『官報』第3478号、1924年3月31日、1頁、2018年7月24日閲覧。
- ^ 「司法省告示第14号」『官報』第3478号、1924年3月31日、14頁、2018年7月24日閲覧。
- ^ 「司法省告示第6号」『官報』第2759号、1936年3月16日、1頁、2018年7月24日閲覧。
- ^ 「司法省告示第24号」『官報』第3855号、1939年11月10日、2頁、2018年7月25日閲覧。
- ^ 「勅令第575号」『官報』第4953号、1943年7月17日、1頁、2018年7月25日閲覧。
- ^ 「司法省告示第31号」『官報』第4959号、1943年7月24日、2頁、2018年7月25日閲覧。
- ^ 同年3月30日、法務省令第16号「刑務所、少年刑務所及び拘置所組織規則の一部を改正する省令」
外部リンク
[編集]座標: 北緯42度51分51.9秒 東経143度9分7.1秒 / 北緯42.864417度 東経143.151972度