松本少年刑務所

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松本少年刑務所(まつもとしょうねんけいむしょ)は、法務省矯正局東京矯正管区に属する刑務所。全国7箇所の少年刑務所のひとつである。

下部機関として飯田拘置支所上諏訪拘置支所の2ヶ所の支所を持つ。木工作業では、ねずこ材を利用した木彫・木工を行うほか、電気工事、自動車整備、左官、情報処理の職業訓練も実施する。

所在地[編集]

収容分類級[編集]

  • JB級
  • YB級

収容定員[編集]

  • 405人

組織[編集]

所長の下に2部1課を持つ3部課制。

  • 総務部(庶務課、会計課、用度課)
  • 処遇部(処遇担当、企画担当)
  • 医務課

外観・設備[編集]

1926年(大正15年)に築造され1989年(平成元年)まで使われていた受刑者未決勾留者収容棟が松本市歴史の里に移築され展示されている。

1950年(昭和25年)、松本市立旭町中学校桐分校が開校した。矯正施設内にある公立中学校としては唯一のもので、刑務所での生活態度が良好で学習意欲があることなどを条件に、全国の受刑者から選ばれた義務教育未修了者が、更生の一環としてここで学習する。3年生に編入され、在学期間は1年間。設立された背景には、1953年(昭和28年)当時松本少年刑務所に収容中の少年受刑者のうち、約8割が新制度義務教育を終えていなかった事実があり、就学機会の低い者ほど犯罪に走る傾向があったためである。1965年(昭和40年)代までは20歳前後の生徒が多かったが、現在では50~60歳代で入学する者もいる。他の刑務所に収容されている受刑者は在学中、松本少年刑務所に移送される。

2010年(平成22年)10月11日放送のTBS系ドラマ「塀の中の中学校」(主演:オダギリジョー渡辺謙)は、この桐分校を描き、日本のドラマ史上初の「刑務所内での撮影」も行われた。

外部リンク[編集]

座標: 北緯36度15分25.5秒 東経137度58分25.2秒 / 北緯36.257083度 東経137.973667度 / 36.257083; 137.973667