在日アメリカ人

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在日アメリカ人、アメリカ系日本人
Americans in Japan, American Japanese
アメリカ合衆国の旗日本の旗
Billy Blanks 2006.jpg
Donald Keene.jpgPatrick Harlan at Expo 2005 cropped.jpg
ビリー・ブランクスリア・ディゾン
ドナルド・キーンパトリック・ハーラン
総人口

49,815人(2011年)[1]
(米軍除く、アメリカ国籍の外国人登録者のみ)

居住地域
東京大阪沖縄 他、日本各地
言語
英語日本語
宗教
キリスト教など

在日アメリカ人(ざいにちアメリカじん)は、嘉永6年(1853年)に黒船来航により日米和親条約が締結されてから存在する[2]日本に一定期間在住するアメリカ国籍の人のことである。

法務省の統計では、外国人登録されているアメリカ国籍の人は2011年時点で49,815人おり、全在日外国人の2.4%にあたる。なお在日米軍の関係者(約5万人以上)は、日本で外国人登録していないためこの中に含まない。さらに小笠原諸島欧米系島民など、帰化した人やその子孫(アメリカ系日本人)、日米二重国籍者などを含めると、かなりの数になる。

歴史[編集]

1830年ナサニエル・セイヴァリーほかアメリカ人とハワイ人が(当時のハワイはハワイ王国小笠原諸島父島に入植している。

正式にアメリカ人の日本国居住が認められたのは日米和親条約以降のことで、初期の居住者は外交官・貿易商人・宣教師などが主であった。明治維新後、お雇い外国人といわれる各方面の教師が来日するようになった。

第二次世界大戦前には日系アメリカ人2世に日本の教育を受けさせるために留学させたが、終戦後に帰米した者たちは戦時中の日本が行っていたとされる軍国主義の考えを持っていると思われ、差別されていた[3][4]

戦後になって新たに来日するようになったのはスポーツ選手である。プロ野球選手、大相撲力士プロレスラーなどが多数来日し、それぞれの競技史上に重要な役割を果たした。日系人を除くアメリカ出身力士の幕内第一号はハワイ出身の高見山大五郎であり、大関第一号の小錦八十吉、そして曙太郎武蔵丸光洋の二横綱を出した。現在の相撲界が「ウィンブルドン現象」といわれるほど外国出身者全盛をきわめているのも彼らアメリカ出身力士の活躍が源流であるとされる。プロレスラーの滞在は一回あたりは短期間であったが、アブドーラ・ザ・ブッチャーのように初来日から40年近くにわたって現役選手としての滞在を繰り返している者もおり、そもそもプロレス自体が日米対抗戦の形式で人気を得た競技である。

健康問題[編集]

1986年の調査ではアメリカ人の死亡率とは差ほど変わりなかったが、在日アメリカ人女性は脳梗塞での死亡率が上昇傾向あるという[5]

著名な人物[編集]

出典[編集]

  1. ^ 外務省: アメリカ合衆国
  2. ^ Mitarai, Shoji, An Exploration of the History of Cross-cultural Negotiation: The First U.S.-Japan Trade Negotiation before Commodore Perry's Arrival, Working Papers, Social Science Research Network, http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=602701 2009年11月7日閲覧。 
  3. ^ Takahashi, Jere (1998), Nisei/Sansei: Shifting Japanese American Identities and Politics, Temple University Press, pp. 65–84, ISBN 156639659X 
  4. ^ 山城, 正雄 (1995), 帰米二世―解体していく「日本人」, Gogatsu Shobo, ISBN 4772702229 
  5. ^ Kono, Suminori; R. Isa, Abdul; Ogimoto, Itsuro; Yoshimura, Takesumi (1987), “Cause-Specific Mortality among Koreans, Chinese, and Americans in Japan, 1973-1982”, International Journal of Epidemiology (Oxford University Press) 16 (3): 415, doi:10.1093/ije/16.3.415, PMID 3667040, http://ije.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/16/3/415 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]