但馬高原植物園

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但馬高原植物園

正面は「四季の庭」、背景は瀞川山
施設情報
正式名称 香美町瀞川平ガーデンバレイ「但馬高原植物園―瀞川平―」[1]
愛称 但馬高原植物園
専門分野 植物
事業主体 香美町
管理運営 株式会社むらおか振興公社(指定管理者)[2]
開園 1997年6月15日
所在地 667-1347
兵庫県美方郡香美町村岡区和池709
位置 北緯35度25分17.4秒 東経134度34分20.3秒 / 北緯35.421500度 東経134.572306度 / 35.421500; 134.572306座標: 北緯35度25分17.4秒 東経134度34分20.3秒 / 北緯35.421500度 東経134.572306度 / 35.421500; 134.572306
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但馬高原植物園(たじまこうげんしょくぶつえん)は兵庫県美方郡香美町にある香美町立の植物園

概要[編集]

氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され、兵庫県観光百選の第1位にも選ばれた標高680mにある湧水の湿原・瀞川平1997年6月15日に設立された。

自然保護をテーマとする自然植物園で、面積17haのうち10haは自然林の植生をそのまま保護し、残り7haは自然を可能な限り生かしつつ整備している。南方の植物の北限、北方の植物の南限、高山植物の低限、低地植物の高限にあたり、日量5,000tの湧水により湿原が形成されているため植生は極めて豊かであり、自生植物は2,000種類を超える。

「但馬高原植物園−瀞川平−」で、平成10年度手づくり郷土賞受賞[1]

名所・施設[編集]

瀞川平湿原
に覆われる「出会いの庭」
  • 和池の大カツラ - 但馬高原植物園のシンボル、兵庫県指定天然記念物、樹齢1,000年以上、主幹は太さ約3mの樹叢10数本に囲まれる。
  • 千年水 - 湧水の渓流。「かつらの千年水」の名称で平成の名水百選に選定
  • 瀞川平湿原 - オタカラコウミソハギが群生する。
  • コニファーガーデン - 瀞川平を取り囲む峯峰を望む西洋式ナチュラルガーデン
  • やわらが池
  • ローンステージ - 広場にあるイベントステージ。
  • テラスガーデン - テーブル・チェアセットを配し、テイクアウトの食事や園芸講座などを行う森の中のテラス
  • レストラン「ヒュッテブルンネン」 - 湧水「千年水」や但馬牛はじめ地元食材にこだわって調理をするレストラン

植物園データ[編集]

  • 標高 - 680m
  • 面積 - 17ha
  • アトリウム(室内庭園) - 60m2
  • 修景池 - 150m2・50m2
  • レストラン - 170m2/70席
  • 樹木・草花の自生植物の種類 - 約2,000種
  • 上記に類する植物 - 約300種

利用情報[編集]

  • 開園期間 : 毎年4月上旬 - 11月下旬
  • 休園日 : 開園期間中無休
  • 入園時間
    • 植物園 : 9時 - 17時 
    • レストラン「ヒュッテブルンネン」 : ティータイム9時 - 17時、食事11時 - 15時
  • 所在地 : 〒667-1347 兵庫県美方郡香美町村岡区和池709

ギャラリー[編集]

交通アクセス[編集]

  • 大阪・神戸から全但バスの特急バス夢千代号で約3時間、「福岡ハチ北口」下車 タクシー10分
  • 山陰本線JR西日本八鹿駅 から全但バス「村岡、秋岡、湯村温泉」方面行きで35分、「福岡ハチ北口」下車 タクシー10分
  • 湯村温泉から全但バス「八鹿駅」方面行きで25分、「福岡ハチ北口」下車 タクシー10分
  • 城崎温泉駅豊岡駅から夢但馬観光バス「たじまわる」2号山コースで45~55分、「たじま高原植物園」下車(10月の土休に1日4往復運行)。「福岡ハチ北口」から利用することも出来る。

近隣の名所[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 香美町瀞川平ガーデンバレイ「但馬高原植物園―瀞川平―」条例
  2. ^ 指定管理者制度の導入状況について

関連項目[編集]

外部リンク[編集]