八鹿駅
八鹿駅 | |
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![]() 駅舎(2010年1月) | |
ようか Yōka | |
◄養父 (7.0 km) (7.5 km) 江原*► | |
![]() | |
所在地 | 兵庫県養父市八鹿町八鹿字大森100-2[1] |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | E 山陰本線 |
キロ程 | 131.2 km(京都起点) |
電報略号 | ヤカ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
556人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1908年(明治41年)7月1日[1] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
* この間に宿南信号場有り(3.3 km先)。 |
八鹿駅(ようかえき)は、兵庫県養父市八鹿町八鹿字大森にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅[1]。
概要[編集]
養父市の代表駅[1]で、特急を含むすべての客扱い列車が停車する。豊岡駅が管理するJR西日本の直営駅[1]であり、朝から夕方(7時15分 - 17時30分)は乗車券販売および改札を行っている。
新温泉町の湯村温泉まで路線バスが乗り入れている。湯村温泉へは浜坂駅が最寄り駅だが、大阪・京都方面からでは北方向へ大回りになるため当駅から路線バスを利用するのが一般的である。
歴史[編集]
- 1908年(明治41年)7月1日:官設鉄道の和田山駅 - 当駅間延伸により、その終着として開業[1]。客貨取扱を開始。
- 1909年(明治42年)
- 1912年(明治45年)3月1日:線路名称改定。播但線の福知山駅 - 和田山駅 - 香住駅間が山陰本線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1913年(大正2年)1月1日:八鹿村が町制施行して八鹿町(第1次)となり、所在地表示が兵庫県養父郡八鹿町八鹿字大森になる。
- 1934年(昭和9年):駅舎改築[1]。
- 1955年(昭和30年):福知山駅にあった跨線橋が当駅に移設される[1]。
- 1982年(昭和57年)10月3日:貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)4月1日:養父市成立に伴い、所在地表示が現行のものになる。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)10月1日:組織改正により、近畿統括本部福知山管理部の管轄になる。
- 2023年(令和5年)
駅構造[編集]
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ待避・行違い可能な地上駅[1]。駅舎は単式の3番ホーム側にあり、島式の1・2番ホームには跨線橋で連絡している[1]。有人駅であり、みどりの窓口が設置されている。2021年3月13日よりICOCA等の全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能となっている[2]。夕方以降は、無人になるため車内収受になる。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | E 山陰本線 | 上り | 和田山・京都・大阪方面 |
3 | 下り | 豊岡・鳥取・米子・出雲市方面 |
- 1番のりばが上下副本線、2番のりばが上り本線、3番のりばが下り本線となっている。基本的には、2・3番のりばに各方面行きの列車が停車する。
- 2010年(平成22年)3月12日までは当駅で福知山方面の上り普通列車が特急「きのさき」の待ち合わせを行う運用が1日1回設定されていたが、翌日の改正で和田山駅で行うように変更された。なお、1番のりばは、福知山方面で、一部の列車が使用する。
利用状況[編集]
「兵庫県統計書[5]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は556人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 806 |
2001年 | 789 |
2002年 | 758 |
2003年 | 778 |
2004年 | 768 |
2005年 | 749 |
2006年 | 743 |
2007年 | 702 |
2008年 | 665 |
2009年 | 623 |
2010年 | 613 |
2011年 | 607 |
2012年 | 621 |
2013年 | 637 |
2014年 | 564 |
2015年 | 573 |
2016年 | 556 |
駅周辺[編集]
- 全但バス本社および八鹿営業所
- 養父市役所(バスで5分)
- 兵庫県立八鹿高等学校(バスで5分)
- 八鹿郵便局
- 神戸新聞社養父支局
- 国道9号・国道312号 - 駅南方で分岐
- 公立八鹿病院
- 但馬銀行八鹿支店 - 養父市指定金融機関
バス路線[編集]
駅前は但馬地域におけるバス交通の拠点となっていて、全但バスが運行する但馬各地域へのバスが発着している。
- 特急バス 大阪・神戸:城崎温泉
- 但馬農高・とが山温泉
- 豊岡駅・豊岡病院・日和山
- 出石
- 井の坪・アルバ
- 大屋・明延・あけのべ自然学校・若杉
- 石原
- 和田山営業所・中央公園・山口・生野駅裏・建屋
- 鉢伏山・村岡殿町・和田・貫田・秋岡・湯村温泉
隣の駅[編集]
※特急「こうのとり」「きのさき」「はまかぜ」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、130頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b “2021年春ダイヤ改正について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道福知山支社, (2020年12月18日), オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ。 2020年12月19日閲覧。
- ^ “ICOCA北近畿に拡大 JR西日本福知山”. 両丹日日新聞. (2019年7月10日). オリジナルの2019年7月11日時点におけるアーカイブ。 2020年12月19日閲覧。
- ^ a b “JR西、山陰線2駅の「みどりの窓口」閉鎖へ 翌日から券売機で対応”. 神戸新聞. (2023年1月25日). オリジナルの2023年1月25日時点におけるアーカイブ。 2023年1月25日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 八鹿駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道