レイトンシリーズ

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レイトンシリーズ
ジャンル ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー
テーブル・トーク
開発元 レベルファイブ
発売元 レベルファイブ
主な製作者 日野晃博
熊谷宇祐
長野拓造
西浦智仁
1作目 レイトン教授と不思議な町
2007年2月15日
最新作 レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX
2018年8月9日
公式サイト 公式サイト
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レイトンシリーズは、レベルファイブから発売されているニンテンドーDSおよびニンテンドー3DSアドベンチャーゲームシリーズ、およびそれを主軸としたメディアミックス作品のシリーズである。2013年までのシリーズを指してレイトン教授シリーズと呼ぶこともある。

メーカー公称ではナゾトキ・ファンタジーアドベンチャーと銘打っている。本シリーズの1作目はレベルファイブが開発・制作のみならずパブリッシャーとして、日本国内での販売も手掛ける初の作品となった。なお、海外での販売は任天堂が担当している。

概要[編集]

本シリーズは一般的な推理アドベンチャーと異なり、ストーリー展開を左右するコマンド選択が存在せず、「ストーリー上の謎」をプレイヤーが直接解明するゲームではない。その代わりプレイヤーは、街の住人などから出題される「ナゾ」(本シリーズ特有の表現で、パズルなぞなぞなどの問題)を解いていくことで、物語を進めていく。つまり、推理小説のように決められたストーリーを読み進め、ストーリー上の謎を頭の中で推理しながら、その合間に、足止めはしてもストーリー展開には影響しない「ナゾ」を楽しむというのが、本シリーズ独自のゲームスタイルである。

本作に登場するナゾ解きのスタイル・出題傾向は、原案・プロデューサーである日野晃博が幼少の頃より大ファンで、影響を受けていた多湖輝の著作であるベストセラー『頭の体操』シリーズを基礎としており、多湖も本シリーズの監修として参加している。

DSのタッチペンによる極めて簡易化された操作性と、大泉洋堀北真希といった人気俳優声優に配した点など、ライトユーザーを強く意識した作りとなっている。この傾向はシリーズで一貫されており、毎作、俳優がゲストキャラクターに配役されている。なお、大泉の起用は日野が氏の大ファンであることも関係している。

第1シリーズのタイトルロゴはレベルファイブ広報がデザインを担当した。本来はデザイナーとして入社したものの、デザインは対外的な仕事でもあったため広報も行うようになったという[1]

なお、『レイトン教授と悪魔の箱』の発売時以降、プレイヤー自身がナゾを解く楽しみを味わってもらいたいという理由から、公式サイトでは「ファンサイトなどでのナゾの答えの掲載はご遠慮おねがいします」と掲載されている。

売上[編集]

シリーズ累計販売本数は日本国内のみでも2009年3月時点で365万本を達成[2]2018年6月時点でのシリーズ全世界累計出荷本数は約1700万本[3]

特に欧州では『脳トレ』の次の一本として受け入れられ、『脳トレ』シリーズに匹敵する売上ペースのロングランを記録している[4]

作品一覧[編集]

詳細は各記事を参照。なお、「Episode」は映画公式サイト内で紹介されているものに基づいている[5]

コンピュータゲーム[編集]

発売の年表
2007レイトン教授と不思議な町
レイトン教授と悪魔の箱
2008レイトン教授と最後の時間旅行
2009レイトン教授と魔神の笛
2010
2011レイトン教授と奇跡の仮面
2012レイトン教授VS逆転裁判
2013レイトン教授と奇跡の仮面プラス
レイトン教授と超文明Aの遺産
2014
2015
2016
2017レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
2018レイトン教授と不思議な町 EXHD for スマートフォン
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX
レイトン教授と悪魔の箱 EXHD for スマートフォン

第1シリーズ[編集]

レイトン教授と不思議な町(1作目/Episode4)
ニンテンドーDS用ソフト。2007年2月15日発売。
レイトン教授と不思議な町 EXHD for スマートフォン
iOSAndroid用アプリ。2018年6月8日配信。
レイトン教授と悪魔の箱(2作目/Episode5)
ニンテンドーDS用ソフト。2007年11月29日発売。
レイトン教授と悪魔の箱 EXHD for スマートフォン
iOS・Android用アプリ。2018年12月5日配信。
レイトン教授と最後の時間旅行(3作目/Episode6)
ニンテンドーDS用ソフト。2008年11月27日発売。

第2シリーズ[編集]

レイトン教授と魔神の笛(4作目/Episode1)
ニンテンドーDS用ソフト。2009年11月26日発売。
レイトン教授と奇跡の仮面(5作目/Episode2)
ニンテンドー3DS用ソフトであり、ローンチタイトルの1つ。2011年2月26日発売。
レイトン教授と奇跡の仮面プラス
ニンテンドー3DS用ソフト(ダウンロード配信専用)。2013年2月6日発売。
レイトン教授と超文明Aの遺産(6作目/Episode3)
ニンテンドー3DS用ソフト。2013年2月28日発売。

新『レイトン』シリーズ[編集]

レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
ニンテンドー3DS・iOS・Android用ソフト。2017年7月20日発売・配信。
レイトン教授の娘であるカトリーエイルを主人公とした新シリーズ。発表当初のタイトルは『レディレイトン 富豪王アリアドネの陰謀』だった。
iOS・Android版は2018年9月10日配信のアップデートで『DXモード』を追加。
レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX
Nintendo Switch用ソフト。2018年8月9日発売。

クロスオーバー[編集]

レイトン教授VS逆転裁判
逆転裁判』(カプコン)とのコラボレーション作品。ニンテンドー3DS用ソフト。2012年11月29日発売。

その他[編集]

レイトン教授と死鏡の館
モバイルゲーム。2008年10月28日配信開始。2009年3月31日サービス終了。2009年7月1日から「レイトン教授と死鏡の館Remix」をゲームポータルサイト『ROID』で配信していた。ROID終了後はゲームポータルサイト『レイトン教授モバイルR』で配信されていたが、2014年8月31日サービスを終了。
レイトン教授ロワイヤル
ソーシャルゲーム。2011年11月1日配信開始。2012年11月30日サービス終了。
レイトンブラザーズ・ミステリールーム
レベルファイブおよびレイトン教授シリーズの初のiOS対応作品。2012年9月21日配信開始。
レイトン教授と世紀の七怪盗
iOS・Androidアプリ。2012年11月14日配信開始。2013年8月サービス終了。
ルーク少年のナゾブック、ルーク少年のナゾブック2、チェルミー警部の事件簿
ゲームポータルサイト『レイトン教授モバイル』および『レイトン教授モバイルR』で配信されていた。2014年8月31日サービスを終了。

体感型ゲーム[編集]

レイトン教授とドムトールンの秘宝、ルークとトリコロールの花束
ナゾトキラリー[注釈 1]で会場はハウステンボス。2013年3月23日から5月6日まで開催。主催はハウステンボス、特別協力はレベルファイブ。
レイトンコースは上級者向け、ルークコースは初級者向けとされている。ハウステンボスに隠された秘宝の謎を解き明かすという設定。
カトリーエイルと止まらない爆弾、カトリーエイルと不思議な贈り物
なぞときCUBE[注釈 2]で会場はなぞともカフェ全店舗で参加可能。「止まらない爆弾」は2018年7月20日から、「不思議な贈り物」は同年10月19日から、共に2019年4月7日まで開催。主催はバンダイナムコアミューズメント、制作協力はハードナッツ。
カトリーエイルと暗黒地下迷宮の秘宝
NAZOLET[注釈 3]でなぞともカフェ全店舗で販売。2018年9月30日から取り扱い。制作はバンダイナムコアミューズメント、制作協力はcroll。

アニメ映画[編集]

レイトン教授と永遠の歌姫(Episode1.5)
2009年12月19日公開。

TVアニメ[編集]

レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜
2017年12月28日に、2018年春からカトリーを主役にしたテレビアニメが放送開始予定であることが発表され[6]、その後2018年1月に放送局および時間がフジテレビ系列で日曜08:30 - となることも決定した[7]。2018年4月8日から、2019年3月31日まで放送された。
一部キャラクターの声優はゲーム版と異なる。

漫画[編集]

レイトン教授とユカイな事件 - 桜ナオキ
2008年2月号から2012年6月号まで、『別冊コロコロコミック』(小学館)にて漫画版が連載された。内容はギャグ漫画で、レイトンなど登場人物が漫画に合わせて性格が変わっている。単行本は全4巻。小学館コロコロドラゴンコミックス
  1. レイトン教授とユカイな事件1(2008年11月27日発売)
  2. レイトン教授とユカイな事件2(2009年11月27日発売)
  3. レイトン教授とユカイな事件3(2010年11月26日発売)
  4. レイトン教授とユカイな事件4(2012年6月28日発売)
レイトン教授と迷いの森 - 吉祥寺笑
2009年12月18日発売、小学館てんとう虫コミックススペシャル
レイトン教授と永遠の歌姫 - 椎葉ナナ
2009年12月発行、小学館プラス・アンコミックスシリーズ
レイトン教授と小さなナゾ - せいの奈々
2013年7月31日発売、小学館てんとう虫コミックススペシャル
レイトン ミステリー探偵社 カトリーのナゾトキ事件簿 - おりとかほり
2018年5月号から『ちゃお』(小学館)にて漫画版が連載された。テレビアニメ版のタイトルと酷似しているが、本作はゲーム版『カトリーエイルと大富豪の陰謀』のエピソードを原作としている[8]。小学館ちゃおコミックス
  1. レイトン ミステリー探偵社 カトリーのナゾトキ事件簿1(2018年8月1日発売)
  2. レイトン ミステリー探偵社 カトリーのナゾトキ事件簿2(2019年1月30日発売)

小説[編集]

第1弾:レイトン教授とさまよえる城 - 柳原慧
2008年12月18日発売、小学館ガガガ文庫単行本
第2弾:レイトン教授と怪人ゴッド - 柳原慧
2009年12月16日発売、小学館ガガガ文庫単行本
第3弾:レイトン教授と幻影の森 - 柳原慧
2010年12月15日発売、小学館ガガガ文庫単行本
上記3作品は小説オリジナルストーリーである。
レイトン教授と永遠の歌姫 - 松井亜弥
2009年12月18日発売、小学館ジュニア文庫
同タイトルのアニメ映画のノベライズである。
レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜 - 氷川一歩
2018年6月29日 - 2018年9月28日(毎月発売・全4巻)、小学館ジュニア文庫
同タイトルのテレビアニメのノベライズである。

ファンブック[編集]

レイトン教授の世界 〜公式ファンブック〜
2013年4月24日発売、発行:レベルファイブ、発売:山下書店

ゲーム版詳細[編集]

ゲーム版登場人物[編集]

ナゾ(パズル)制作スタッフ[編集]

関連商品[編集]

サウンドトラック[編集]

いずれも発売元はアップフロントワークス、販売元はキングレコード。ブックレットには作曲者・西浦智仁のコメントと対応する作品の設定画が掲載されている。

第1シリーズのものにはDS音源のオリジナルヴァージョンと、一部楽曲の音質を向上させたハイクオリティヴァージョン生演奏ヴァージョン(編曲:住友紀人永島ゆみ、演奏:レイトングランドキャラバンオーケストラ)が収録されている。第2シリーズからはオリジナルヴァージョンと生演奏ヴァージョンのみとなっている。

  1. レイトン教授と不思議な町 オリジナル・サウンドトラック』(2008年12月24日発売、PKCF-0007)
  2. レイトン教授と悪魔の箱 オリジナル・サウンドトラック』(2008年12月24日発売、PKCF-0008)
  3. レイトン教授と最後の時間旅行 オリジナル・サウンドトラック』(2009年1月21日発売、PKCF-0009)
  4. レイトン教授と魔神の笛 オリジナル・サウンドトラック』(2009年12月16日発売、PKCF-0017)
  5. 映画 レイトン教授と永遠の歌姫 オリジナル・サウンドトラック』(2010年1月23日発売、PKCF-0018)

非売品[編集]

  1. レイトン教授メインテーマ トリロジーCD』(LAYTON-J001)
  2. 「レイトン教授」シリーズ サントラプレミアムCD』(LAYTON-J002)
    • 第1シリーズの3枚のサウンドトラックの購入者特典プレゼント。「PRESS START 2008」で演奏された「謎~レイトン教授のテーマ」を収録。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 参加キットを手に、会場内を周って謎をとく周遊型謎解きゲーム。
  2. ^ 4名までが定員の密室空間(CUBE)に入って、制限時間765秒以内に頭と体を使ってミッションクリアを目指すルーム型謎解きゲーム。
  3. ^ 専用ブックレット(冊子)とWEBサイト(解答入力用)を用いてミッションクリアを目指す謎解きゲームブック。プレイする場所や時間に制限はない持ち帰り謎。

出典[編集]

関連項目[編集]

  • アドベンチャーゲーム
  • 妖怪ウォッチ - 同じくレベルファイブのゲームソフトシリーズ。「大門(だいもん)教授」という女性科学者が登場し、与えられるクエストも『大門教授と○○』とレイトンシリーズ風の名称になっている。また アニメ版には「レンコン教授」というテレビアニメ(劇中劇)が登場する(第43話・第53話)。

外部リンク[編集]