ピー助

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ピー助(ピーすけ)は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場する首長竜フタバスズキリュウ)。

概要[編集]

野比のび太がタイムふろしきを使って化石から戻したフタバスズキリュウの卵を孵化させ、育てていた。性質は大人しく、人懐こいが、同種にしてはむしろ珍しいらしく、「人に懐く首長竜は珍しい」と恐竜ハンターのドルマンスタインの言。故に大長編では彼のコレクションとして狙われることになる。隠れて飼っていたが、大きくなりすぎたためピー助の元の時代へ帰しに行く展開はどの作品も共通。

ピー助は、のび太が付けた名前。ピューィと鳴くのでピー助の名の由来になっている。全ての作品においてのび太に護られる場面が多いが、大長編の原作にのみ、その巨体でのび太を護ろうとする場面もある。

『のび太の恐竜』[編集]

てんとう虫コミックス第10巻に収録。

のび太は偶然首長竜の卵の化石を発掘し、タイムふろしきにより孵化させる。ピー助と名づけられたフタバスズキリュウの子供はのび太を慕い成長するものの、のび太の家や公園の池で巨体を潜めて生きる生活はピー助には不幸だとドラえもんに諭され、ピー助の為に本来在るべき白亜紀に帰す。

『ドラえもん のび太の恐竜』[編集]

大長編ドラえもん、およびドラえもん映画作品ドラえもん のび太の恐竜』。

前述の『のび太の恐竜』にピー助を還した後の続きなどを大幅に加筆した作品であり、ピー助を孵化させるまでの流れは『のび太の恐竜』と同様であるが、一旦還した後、再びドラえもんやのび太とともに、しずか・ジャイアン・スネ夫の3人も白亜紀に向かっている。

また、恐竜ハンター(密猟者)が人間になつく首長竜は珍しいと、のび太にピー助の譲渡を迫ったり、強奪する目的で中生代の世界で襲撃されるなど、冒険としての要素もくわえられており、のび太がピー助のために奮起するシーンも多々見られた。

『ドラえもん のび太の恐竜2006』[編集]

ドラえもん のび太の恐竜2006』のタイトルで、2006年3月6日に公開。

『ドラえもん のび太の恐竜』のリメイク作品であるため、展開などは同様のものとなっているが、ピー助がのび太のために行動するシーンが多くなっているなど両者の相互的絆が描かれている。

なお、本作でピー助が遊んだ「卵から恐竜が飛び出すおもちゃ」や「ピンク色のボール」は、『ドラえもん のび太の恐竜2006』以降の作品にも登場している。

声優[編集]

注釈[編集]