バトルフィールド (コンピューターゲーム)

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バトルフィールドシリーズ
Battlefield series
Battlefield 2 logo.jpg
ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム
開発元 DICE
発売元 エレクトロニック・アーツ
1作目 バトルフィールド1942
2002年9月13日
最新作 バトルフィールド ハードライン
PlayStation 3, プレイステーション4, Xbox 360, Xbox One, Microsoft Windows 2015年3月19日
スピンオフ作品 バトルフィールド バッド カンパニー
公式サイト Battlefield®
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バトルフィールド』(Battlefield、略称BF)は、2002年発売の『バトルフィールド1942』より始まった、実在もしくは架空の戦争をテーマしたゲームシリーズ。ゲームシステムは、チーム制のファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS、一人称視点シュ-ティングゲーム)である。開発はスウェーデンのゲームソフトメーカーであるディジタル・イリュージョンズ・クリエイティブ・エンタテインメント(Digital Illusions Creative Entertainment、以下DICE)、販売はエレクトロニック・アーツが行っている。ウィンドウズをはじめ、マッキントッシュや各種コンシューマーゲーム機でも発売されている。

概要[編集]

シリーズは、下記の作品が発売されている。また、発売後に拡張パックが発売されたものもある。プレイヤーは、それぞれの軍隊の一兵士となって自軍の勝利を目指して戦うことが目的であり、様々な戦場(バトルフィールド)を疑似体験できる。

バトルフィールド1943』では、大型FPSゲームとしては初めて、Xbox LiveおよびPlayStation Networkに参入した。

発売日 作品名 ストーリー 舞台設定 時代設定 備考
2002年8月 バトルフィールド1942 第二次世界大戦 世界各地 1942年
2004年3月 バトルフィールド ベトナム ベトナム戦争 ベトナム 1960-75年
2005年7月 バトルフィールド2 アジアでの現代戦 アジア、中東 2007年
2005年10月 バトルフィールド2 モダンコンバット 架空の現代戦 カザフスタン 現代
2006年10月 バトルフィールド2142 未来の氷河期の戦争 世界各地 2142年
2008年6月 バトルフィールド バッド カンパニー 架空の現代戦 中央アジア、中東 現代
2008年7月 バトルフィールド1943 第二次世界大戦 太平洋 1943年 シリーズ第1作目のリメイク作品
2010年3月 バトルフィールド バッド カンパニー2 架空の現代戦 世界各地 1944年-現代
2011年10月 バトルフィールド3 架空の現代戦 イラン 2014年
2013年10月 バトルフィールド4 架空の現代戦 中国 2020年
2015年3月 バトルフィールド ハードライン 警察・犯罪者との抗争 アメリカ 2012年

シリーズ[編集]

バトルフィールド1942[編集]

PC用日本語版が2002年9月13日に発売。略称『BF1942』。バトルフィールドシリーズ第一作目であり、DICEの開発デビュー作。ゲームエンジンはRefractor 2第二次世界大戦を舞台とする同作では東部戦線西部戦線北アフリカ戦線太平洋戦線の4つの戦線を模したキャンペーンでプレイが可能。プレイヤーは歩兵のみならず、戦車や戦闘機、戦艦など多種多様な兵器を使用することもできる。2002年にはAcademy of Interactive Arts & Sciencesゲーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほか、Swedish Game Awards2010年度Game of the Decadeなど、複数の受賞歴がある。拡張パックは、『バトルフィールド1942 ロード・トゥ・ローマ』と『バトルフィールド1942 シークレット・ウェポン』の2種類がリリースされた。
サービスは2014年5月31日に終了した。

バトルフィールド ベトナム[編集]

PC版は2004年3月18日発売。略称は『BFV』。ベトナム戦争をモチーフにした作品。アメリカ陸軍アメリカ海兵隊グリーンベレー南ベトナム軍北ベトナム軍ベトコンの6つの勢力に分かれてプレイが可能。
2012年12月には『BFBC2』の拡張パックとして同作がリメイクされた『バトルフィールド バッド カンパニー2 ベトナム』がリリースされた。

バトルフィールド2[編集]

日本語版が2005年7月7日に発売。略称は『BF2』。アジア中東地域を舞台に近未来で勃発したNATO中国、中東連合による現代戦を描く。前作から兵科の種類に「特殊兵」「援護兵」「衛生兵」の3種類が追加され、それぞれの兵科の個性が際立ち戦略性が高まっている。また、本作では司令官システムと分隊システムが新たに追加され、特に後者においては今後のバトルフィールドシリーズにも継承されることになった。拡張パックは3種発売されている。

バトルフィールド2 モダンコンバット[編集]

PS2およびXbox 360版が2006年に発売された。略称『BF2MC』。『BF2』を基に製作された、シリーズ初のコンシューマーゲーム。PS2専用ネットワークアダプターや、PlayStation BB Unitを使用することでオンライン対戦がプレイ可能。サービスは2014年6月30日に終了しており、現在ではマルチプレイは使用不可。
本作はいわゆるメインシリーズではなく、スピンオフ的な位置づけがなされている。

バトルフィールド2142[編集]

PC版のみリリースされ、日本語版は2006年10月20日に発売。略称は『BF2142』。タイトルの数字は本作の時代を示しており、氷河期を迎えた22世紀中葉に発生したアジア連合(PAC)と欧州連合(EU)の衝突が描かれている。これまでのような現代戦をモチーフにしたシリーズとは異なって、光学兵器二足歩行兵器など未来的な装備が多数登場している。
BF4』の5つ目の拡張パックである『Final Stand』では、時代設定に矛盾はあるものの本作のオマージュがなされている。

バトルフィールド バッド カンパニー[編集]

Xbox 360版が2008年6月26日に発売され、次いでPS3版が同年8月28日に発売された。略称は『BFBC』。ゲームエンジンはFrostbite。スピンオフであるバッドカンパニーシリーズの第一作目。従来のシリーズではマルチプレイに特化した内容となっていたが、今作ではシングルプレイにも重点が置かれている。紛争の絶えない現代を舞台にアメリカ陸軍B中隊のバッドカンパニー5人組を主軸に、謎の武装組織と金塊をめぐる一行を描いたストーリーとなっている。本作では、建物の壁などに爆発物でダメージを与えると破壊できるようになるなど、破壊の表現が特徴的である。

バトルフィールド1943[編集]

Xbox 360版、PS3版が2008年7月8日および7月9日にリリースされた。略称『BF1943』。ゲームエンジンはFrostbite Engine 1.5。シリーズで初めてXbox Live ArcadePSNでのダウンロード専用販売がなされ、また、シングルプレイが廃止されマルチプレイ専用タイトルとなっている。『BF1942』の続編的位置づけであるが、マップは第2次世界大戦の太平洋戦線に限定されている。
PC版のリリースも発表されていたが、『バトルフィールド3』開発のため2011年2月に開発が中止された。

バトルフィールド バッド カンパニー2[編集]

全機種の日本語版が2010年3月25日に発売。略称『BFBC2』。『BFBC』の続編。共産主義国が台頭した第三次世界大戦の最中、第二次世界大戦中に日本軍が開発した秘密兵器をめぐりバッドカンパニーが世界各地を奔走する。本作では新品購入特典として同梱されているアクセスチケットを用いるかPSNより購入することによってマルチプレイがプレイ可能となるVIPアクセスシステムが導入されたほか、課金によってマルチプレイで使用可能となるマップや装備が増えるゲーム内ストアが設置されるなど、新システムが多数導入された。

バトルフィールド3[編集]

2011年11月2日全機種版リリース。略称『BF3』。6年ぶりのナンバリングタイトルであり、システムの多くは前作『BFBC2』のものを引き継いでいる。シングルプレイモードは同時期に発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』を意識して、ストーリー性が強化されている。シングルプレイでは2014年イランを主な舞台にアメリカ海兵隊員のブラックバーン軍曹を操作する。また、オンラインで協力してミッションをこなすCOOPモードが追加され、そのミッションの実績がマルチプレイでの装備拡張要素にもなっている。拡張パックはシリーズゆかりのマップがプレイできる『Back to Karkand』、近接戦がコンセプトの『Close Quarters』、車両戦闘に特化した『Armord Kill』、地震災害後の荒廃したイランが舞台の『Aftermath』、最後の戦いを描く『End Game』の5種類がリリースされている。

バトルフィールド4[編集]

2013年11月7日に全機種版がリリース。略称『BF4』。『BF3』に続くナンバリングタイトル。ゲームエンジンはfrostbite 3。2020年の中国を舞台に米中間の対立の中、米海兵隊の特殊部隊トゥームストーンの作戦を描く。マルチプレイに重点が置かれており、レボリューションと呼ばれるマップ内の環境を劇的に変化させるエフェクトが話題を呼んだ。発売当初よりゲームデータの消失やマルチプレイでのフリーズなどバグが多数報告され問題となっている。拡張パックは米軍に対する中国の逆襲を描く『China Rising』、シリーズで人気のあったマップがプレイ可能な『Second Assault』、島嶼部で展開される海上戦がコンセプトの『Naval Strike』、市街戦に特化した『Dragon's Teeth』、戦争末期に至りロシアの秘密兵器をめぐる『Final Stand』の5種類。

バトルフィールド ハードライン[編集]

2015年3月19日に、PC版、PS3版、Xbox 360版、PS4版、Xbox One版が発売。略称は『BFHもしくはBFHL』。これまでの軍隊同士の戦争を描いたシリーズとは全く異なり、シリーズ初の警察と犯罪組織を題材とした作品となっている。ゲームエンジンは『BF4』と同じFrostbite 3であるため、前作と操作性が類似している。2012年のアメリカを舞台にマイアミ市警のニコラスと犯罪組織との確執を描いた犯罪ドラマ。また現在公開されている拡張パックはCriminal Activity(クリミナル アクティビティ)の一つではあるが、(2015年8月26日現在)バトルフィールドハードラインの拡張パックは全てで4つと公開されている。

特徴[編集]

バトルフィールドシリーズでは、『BFBC』を境に主にシステム面で大きな変更が加えられているため、これ以前と以降の作品ではゲームの性格を異にしている。以下では『BF1942』から『BF2142』までの特徴と『BFBC』以後の作品の特徴を分けて記述する。

シリーズ共通[編集]

  • リアル志向の『Operation Flashpoint: Cold War Crisis』などと違い、リアルさよりもゲーム性(遊びやすさ、バランス)に主眼をおいており、アクションゲームとしての性格が比較的強い。
  • メダル・オブ・オナーシリーズ』などと異なり、シングルプレイ(一人用ゲーム)よりもインターネットなどによるオンラインプレイをメインとしている。機種・作品によっては最大で64人(32人vs32人)まで同時に遊ぶことができる。
  • 戦車や航空機、戦艦などの陸、海、空様々な兵器や乗り物を扱うことができ、歩兵主体の他社製のFPS作品とは一線を画している。
  • 突撃兵や衛生兵、対戦車兵など役割の違う様々な兵科を自由に選択することができる。プレイヤーは戦況に応じて兵科を使い分けることが要求される。
  • 各シリーズ(『BFV』除く)に無償体験版が用意されており、公式サイトやオンラインストアからダウンロードできる。体験版でも1マップ限定ではあるが、オンラインプレイを楽しむことが可能であり、製品版に移行せずに体験版に留まり続ける「デモプレイヤー」も存在する[1][2]

『BF1942』-『BF2142』[編集]

  • シングルプレイモードでは、キャンペーンモードは用意されているものの、『メダル・オブ・オナー』や『コール オブ デューティ』などと違い、シナリオや自動的な移動などは一切ない。マルチモードと共通のマップにおいて、自分以外の敵味方が全員AIBOT)操作となるため、マルチプレイに備えての「練習」としての性格が強い。また、マルチプレイモード同様、戦死した場合は一定時間後に復活拠点(リスポーン・ポイント)から再出撃するため、戦死しても即ゲームオーバーとはならない。
  • MOD(拡張ゲームパック)が数多く制作、リリースされている。MODの適用自体は『ゴースト・リコン』などでも可能であったが、本格的マルチ対戦ゲームにおいて大々的に取り入れられたという点で画期的である。
  • ユーザーが対戦サーバーを立てやすいことから、メーカーのオフィシャルサーバーが混雑して遊べないという事態が少ない。ASEというアプリケーションを使うことで、ユーザーが独自に立てたサーバーをすぐに検索することができる。また、パスワードを設定したサーバーを立てることで、素性の分かっているチーム(クラン)内で、紅白戦や協力戦を楽しむこともできる。
  • サーバーを立てる場合、および、シングルプレイモードにおいては、敵味方の人数の比率と、AIにCPUパワーを何パーセント割り振るかを、それぞれ設定することができる。

『BFBC』以降[編集]

  • ゲームエンジンがRefractor 2からFrostbiteエンジンに移行したことで、ゲームの安定性が向上しリアルさが増した。特にオブジェクトの破壊表現は作品が新しいほど力が入っている。
  • 従来のシリーズではマルチプレイがメインであったが、『BFBC』以降では『CoD シリーズ』の影響を受けてシングルプレイにも注力されており、ストーリー性の強いものになっている。また、マルチプレイはシングルプレイの世界観を引き継いだ設定がなされている。『BFBC2』ではマルチプレイのマップ一つ一つにストーリーが付されており、シングルプレイでのストーリーと並行してアメリカとロシアの全面戦争の行く末を追う形でマップが構成されている。
  • 使用できる武器装備が大幅に増加し、ゲームで獲得したスコアに応じて順次解放されていくアンロック方式が採用されている。『BF3』以降では銃器のアタッチメントや軍用車両の搭載兵器拡張もアンロックで拡張されるシステムになっている。
  • ゲーム内ストアが設置され、未アンロックの装備拡張や拡張パックを直接購入・ダウンロードをすることも可能となった。
  • 従来の作品と同様に一般ユーザーでもオンライン対戦サーバーを作成することは可能だが、課金による有料サーバーをレンタルする方式が採用されている。

ルール[編集]

シリーズを通じて標準のルールは次に述べるものである。敵味方チームは、それぞれ「チケット」と呼ぶ点数をゲーム開始時から持ち、チームメイトが倒されたり、拠点を占領され続けるなどするとチケットが減少する。先に相手のチケットを0にしたチームか、制限時間が過ぎた時点まで多くのチケットを残したチームが勝利チームとなる。勝敗に最大の影響を与える要素は勢力下に置いた拠点数であるから、これを攻防することが主要な遊び方となる。作品によって多種多様なルールが存在し、『BF3』では拡張パックのものも含めてシリーズ最多の13種が収録されている。

ほかにも、砲撃や空爆は絶大な破壊力をもち、戦況を大きく変化させる。また、チームが勝利するためには、必ずしも多くの敵を倒すことが最善というわけではない。衛生兵や工兵として味方のライフを回復することは重要であり、砲撃や空爆によって敵の兵器を攻撃することで戦況を大きく変化させたりもする。『BF2』からは、治療・修理・弾薬補給などの支援活動でも評価の対象となるように変更された。

コンクエスト(CQ)(全作品)
シリーズ全作に収録されているバトルフィールド伝統のルール。マップ内の複数の拠点を相手チームと奪い合うのが目的。拠点の占領を行うには、拠点の旗の近くに一定時間留まればよく、攻撃側は防御側プレイヤーを排除しなければならない。倒されたプレイヤーは一定時間の後、自チームの占領下にある任意の拠点から復活できるので、正面から戦うと数の上ではリスポーンポイントの遠い攻撃側が不利であるが、実際には兵器の有無や攻撃の迅速性によって占領の可否が決まることが多い。また、回り込んで敵後方の手薄な拠点を攻撃することもよい考えだし、それに備えて前線から離れた自軍拠点の防衛をすることも時には重要である。
コンクエスト・アサルト(CQA)(『BF1942』『BFV』『BF2』『BF2142』『BF3』)
コンクエストをベースに一つのチームが拠点を全て占拠している状態で始まり、相手チームがチケットの減少を食い止めるために拠点を奪取するモード。なお、攻撃側のチケットが多めに設定されていたり、防御側には本拠地が存在しない上に「全拠点を制圧された上に分隊が存在しない」状態で全滅するとチケットが余っていても即ゲーム終了したりと、通常のコンクエストにはない設定・ルールも追加されている。
コンクエスト・ドミネーション/ドミネーション(DOM)(『BF3』『BF4』)
ルールはコンクエストと同じであるが、比較的小さいマップで少数の拠点を争奪する。拠点確保に要する時間が非常に短く、ゲームの展開が速いのが特徴。
チェイン・リンク(CL)(『BF4』)
コンクエストのように複数ある拠点を確保し、拠点同士を隣接するように確保すると拠点間で「リンク」が生じる。リンクしている2つの拠点を片方でも占領されるとリンクは消滅する。リンク数が多いほど相手チームのチケットの減少速度が速くなり、ラウンド終了時にチケットが多いチームが勝利となる。
チームデスマッチ(TDM)(『BF1942』『BF3』『BF4』『BFHL』)
敵の殲滅が勝利条件。先に規定のキル数に達したチームが勝者となる。なお、このモードではマップが縮小された専用マップとなり、車両類は一切出現しない。
分隊デスマッチ(SQDM)(『BF3』)
四人分隊四個で戦闘する縮小版TDM。IFVが一両出現し、敵チームに確保された場合は速やかに破壊しなければならない。
チームデスマッチ・クロースクウォーターズ(TDMC)(『BF3』)
『BF3』の『Close Quarters』限定のモード。室内戦闘に特化したマップ内で近接戦が展開される。
ラッシュ/ゴールド・ラッシュ(RUSH)(『BFBC』『BFBC2』『BF3』『BF4』)
『攻撃陣営』と『防御陣営』の二つに別れ戦闘。複数ある防衛目標(「M-COM」と呼ばれる端末)を全部破壊すれば『攻撃陣営』の勝利。『防御陣営』は『攻撃陣営』の戦力ケージを減らし、「チケット」をすべて無くせば勝利。初出の『BFBC』ではM-COMではなく、金塊の入ったケースを目標とし、名称も「ゴールドラッシュ」になっている。『BFBC』『BFBC2』では通常の武器でも目標にダメージを与えることができ、破壊も可能であったが『BF3』『BF4』では専用の爆弾を使用することでのみ破壊できるようになっている。
分隊ラッシュ(SQRUSH)(『BFBC2』『BF3』『BF4』)
二つの分隊で戦闘するラッシュ。専用にカスタマイズされたマップでのみプレイ可能で、M-COMの配置が通常とは異なっている。
ハイスト(Heist)(『BFHL』)
犯罪者側が攻撃陣営、警察側が防御陣営となり銀行もしくは現金輸送車の現金をめぐるというラッシュに似たルール。犯罪者側が現金の奪取に成功した場合、攻守逆転し、犯罪者側は逃走しなければならず、警察側はこれを阻止・追跡することが目的となる。
キャプチャー・ザ・フラッグ(CTF)(『BF2』『BF2MC』『BF3』『BF4』)
自陣・敵陣にそれぞれ設置されたフラッグを奪い合うゲームモード。相手の本陣に侵入して、その旗に触れることによって獲得し、それを自陣に「持ち帰る」ことが目標となる。
タンク・シューペリオリティ(TS)(『BF3』)
駆逐戦車や戦車で一つだけある旗「シューペリオリティ」を取り合う。
ブラッド・マネー(Blood Money)(『BFHL』)
警察側・犯罪者側のそれぞれの拠点に設置された現金を回収し、自陣に持ち帰るのが目的。ゲーム終了時に拠点に多くの現金があったチームが勝利となる。相手チームから現金を奪取したプレイヤーは現金の入ったバッグを背負った姿で表示され、これを倒すことで奪い返すことができる。
エアー・シューペリオリティ(AS)(『BF1943』『BF3』『BF4』)
航空機のみ操作可能となり、他の車両や兵士でのプレイはできないといった空戦限定モード。ルールはコンクエストと同様、複数の阻塞気球の拠点を奪い合い、相手チームのチケットを0にしたチームが勝利となる。『BF4』では攻撃ヘリ限定のモードも存在する。
オブジェクティブモード(Objective Mode)(『BF1942』)
連合軍ドイツ軍に分かれてマップごとに指定された任務を達成ないし阻止するルール。連合軍は攻撃側としてドイツ軍の施設破壊や秘密文書の奪取などの任務が与えられ、ドイツ軍はこれを妨害し阻止する必要がある。
ガンマスター(GM)(『BF3』『BF4』)
プレイヤーは最初にハンドガンのみを持ち、敵プレイヤーを倒していくことでよりグレードの高い武器に自動的に変わっていく。ハンドガンからSMG、ショットガンなどと続き、最終的にはナイフのみとなる。最も早くナイフに到達して規定数の敵を倒したプレイヤーが出現した時点でゲームは終了する。
スカベンジャー(SCV)(『BF3』)
マップ内にランダムに落ちている武器で交戦するコンクエスト・ドミネーションに似た内容であり、比較的小さめのマップになっている。落ちている武器の種類はレベル1-3まで存在し、レベル1はPDWやSMG、レベル2はショットガンやクロスボウ、レベル3はアサルトライフルまたはカービンとなっている。
オブリタレーション(『BF4』)
マップ内にランダムに配置された一つの爆弾を入手し、それを相手の拠点に持ち込んで破壊するルールのゲームモード。拠点が破壊されてからしばらくすると、再度爆弾がマップのランダムな位置に配置される。チームの拠点は3つあり、先にすべての拠点を破壊されたチームの負け。爆弾を持ったプレイヤーの位置は常に敵のミニマップにも表示されるようになるため、味方による護衛が必要となる。
デヒューズ(『BF4』)
少人数のチームが攻守側に分かれ、攻撃側は防衛側のM-COMを破壊し、防衛側は攻撃側を全滅させれば勝利となる。本モードでは味方の蘇生・リスポーンができず、全滅した時点で相手の勝利となる。ラウンド制となっておりどちらかのチームが勝利すると、次のラウンドへ移行する。全6ラウンド。
クロス・ヘア(Crosshair)(『BFHL』)
5人ずつ2チームに分かれ、警察チームに1人設定されているVIPをめぐって戦闘するモード。警察チームはVIPとなったプレイヤーを特定地点まで護送し、犯罪者チームはこれをキルするのが目的となる。なお、このモードではリスポーン・再出撃が不可能。
レスキュー(Rescue)(『BFHL』)
5人ずつ2チームに分かれて対戦するゲームモード。犯罪者チームに捕らわれている人質を3分以内に警察チームのSWATが救出するのが目的。クロスヘアと合わせて競技用ルールとなっている。
タイタンモード(『BF2142』)
通常兵器が通用しないシールドを展開した敵チームの空中艇「タイタン」を最終的に破壊するのが目的のゲーム。攻撃側はマップ内の各所に配置された専用のミサイルサイロを確保し、シールドを破壊する。シールドを破壊したのちタイタンに直接侵入し、艇内の動力源を破壊しなければならない。
キャリア・アサルト(CA)(『BF4』)
自軍の空母を守りつつ、敵の空母にミサイルなどでダメージを与えていき、最終的には空母を強襲・制圧することが目的。自軍の空母に敵が侵入した場合は、空母に戻って敵を殲滅する必要がある。コンクエストのようにマップ内の拠点を奪い合い、確保した拠点からは確保している間、拠点内に設置された対艦ミサイルが15秒間隔で敵陣に発射され、一発につき1%のダメージを与えられる。ダメージゲージが50%を超えると空母内へ侵入が可能となり、二つのM-COMを破壊することになる。『BF2142』のタイタンモードにインスパイアされたモードでもある。
ホットワイア(Hotwire)(『BFHL』)
シリーズで類を見ない初のカーチェイスモード。犯罪者チームは指定の車両を強奪し、広大なマップ内で警察チームの追跡を避けながらできるだけ多くの車両を確保することで勝利となる。

関連作品[編集]

Battlefield Online
BF2』のリメイク作。2010年3月25日リリース。Battlefield Heroes同様、無料でプレイ可能。また、BF HeroesではEAがサーバーを提供しているが、今作は韓国のNeowizが提供していた。2013年3月にサービスが終了した。
Battlefield Heroes
2009年6月25日リリース。第二次世界大戦を題材としているが、今までの戦場のシリアスな雰囲気を撤廃、従来のBFシリーズとは異なるカートゥーン調のキャラクターが登場する。また、今作はクライアントのインストールや、プレイヤー側でのサーバーの用意が不要なブラウザゲームとなった。広告やマイクロトランザクションでの収入により、無料で提供されている。
Battlefield Play4Free
2011年4月4日に配信を開始した基本料金無料でプレイできるタイトル。Refracter 2エンジンを採用しており、『BF2』をベースにしたものと見られるが、Battlefield Onlineとの関連性は不明。日本独自のサービスは予定されておらず、英語表記のみでのプレイとなる[3]
Battlefield Bad Company 2 iOS
2010年12月iTunesストアから配信がされたシリーズ初のモバイル版。開発はDigital Legends Entertainmentが担当し、DICEは関与していない。『BFBC2』をベースにオリジナルのストーリーが展開される。マルチプレイにも対応。
Battlefield 3 Afetrshock
2012年2月8日に配信されたiOS版。北米App Storeでのみ配信された。『BF3』がベースとなった作品であったが、容量の問題上プレイできるマップおよびゲームモードがそれぞれ1種、武器が5種類と比較的自由度が低く、操作性も悪かったことが批判を受けた。
2012年3月31日に低評価を受けてApp Storeがサービスを停止した。
Battlefield Urban Combat(開発中止)
2001年に開発中止されたバトルフィールドシリーズの第一作目になる予定だったタイトル。内容は警察と犯罪組織の争いを描いたものであったが、這般の事情でお蔵入りとなり、代わりに破棄されたデータを基に『BF1942』が製作された。なお、2015年発売の『BFHL』は、本作から着想を得て製作されている[4]
Battlefield 3 The Russian(日本未発売)
2011年10月に発売された『BF3』のノベライズ版。元SAS隊員のアンディ・マクナブが執筆を担当した。スペツナズのディマ・マヤコフスキーの視点から『BF3』のストーリーを描いているが、ゲーム版とは設定が若干異なっている。
Battlefield 4 Countdown to War(日本未発売)
2013年10月に発売された『BF4』のノベライズ版。『BF3』『BF4』に登場したCIA エージェントのラズロ・コビックによる東アジアでの諜報任務を描く。『BF4』においてレッカーと上海で合流するまでのストーリーが展開される。

余談[編集]

  • BF1942』『BFV』『BF2』『BF2142』『BF1943』『BF3』には、北太平洋にある実在の島「ウェーク島」を再現したマップが収録されている(オブジェクト配置は作品によって異なるが地形はほぼ共通。BFVでは公式MODで追加された。BF3でもDLC[5]で追加された)。
  • バトルフィールドシリーズでは、実在の国家・組織・団体が数多く登場するが、これに起因して一部地域で発売禁止処分を受けたタイトルも存在する。2011年11月に、イラン本国で『BF3』のイラン軍兵士に対する暴力描写が問題となり「違法なゲーム」として発売禁止処分が発表された[6]ほか、2013年末に中国本土では「中国への文化的侵略である」として中国文化部が『BF4』に対し発売禁止処分を発表している[7]。同じFPSゲームにおける類似の事例としては、『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』がサウジアラビアでイスラム兵士に対する虐待・暴行表現が問題になり、発売禁止処分を受けたことや『メダル・オブ・オナー』のマルチプレイにて、プレイヤーがタリバン兵士として米軍兵士を殺害できる内容が、イラク戦争で戦死した米兵の遺族らによって非難され、発売中止を求めたこと[8]が挙げられる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『BFBC』以後では、製品版の発売前に一定期間限定でアルファ・ベータ版が配信されるが、発売と同時にサービスが終了するスタイルとなっている
  2. ^ 『BF4』ではCTE(Community Test Environment)と呼ばれる一般ユーザー参加型のパッチテストが拡張パックや修正パッチの配信前に実施された。抽選を通過したユーザーは未配信のコンテンツを一定期間限定でプレイすることが可能
  3. ^ http://battlefield.play4free.com/en/
  4. ^ Battlefield: Hardline doesn't mean Battlefield will be annualized, EA saysPolygon(2014年6月1日)-2015年4月8日閲覧
  5. ^ ただし、初回限定版購入者は無料ダウンロード可能
  6. ^ イランで『Battlefiled 3』の販売が禁止、早くも数人が逮捕か-海外報道Game*Spark(2011年11月29日)-2015年4月5日閲覧
  7. ^ 戦争ゲーム「バトルフィールド4」が中国で販売禁止に人民網日本語版(2013年12月30日)-2015年4月5日閲覧
  8. ^ メダル・オブ・オナー (2010年のゲーム)#論争も参照

外部リンク[編集]