ミラーズエッジ

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ミラーズエッジ
Mirror's Edge
ジャンル アクションゲーム
プラットフォーム・ゲーム
FPS
対応機種 PlayStation 3
Xbox 360
Microsoft Windows
開発元 アメリカ合衆国の旗 EA Digital Illusions CE
発売元 アメリカ合衆国の旗日本の旗 エレクトロニック・アーツ
人数 1人
メディア [PS3]BD-ROM
[XB360/Win]DVD-ROM
発売日 [PS3/XB360]
アメリカ合衆国の旗 2008年11月11日
日本の旗 2008年12月11日
[Win]
アメリカ合衆国の旗 2009年1月12日
日本の旗 2009年1月22日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
売上本数 250万本[1]
その他 オンライン対応
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ミラーズエッジ』(Mirror's Edge)は、EA Digital Illusions CEが開発し、エレクトロニック・アーツより2008年に発売されたアクションゲーム。日本語版がPlayStation 3Xbox 360Microsoft Windowsで発売されている。

2010年5月に『Mirror's Edge™ for iPad』、11月26日にPS3廉価版『EA BEST HITS ミラーズエッジ』が発売された。

また、続編となる主人公フェイスの過去を描く『ミラーズエッジ カタリスト』が発売された[2]

ストーリー[編集]

政府の情報統制が厳しい未来の都市が舞台。人々は「ランナー」と呼ばれる運び屋を雇い、政府の目をかいくぐりながら情報のやり取りを手渡しで行っている。ランナーの一人である女性、フェイスは、双子の妹のケイトが何者かにはめられ警察に捕らえられてしまった事を知り、その事件の真相を仲間の助力を受けながら捜索し始める。

特徴[編集]

ゲームは全て主人公フェイスの視点で進行する自己視点アクションゲーム(FPS)である。彼女を含めランナーは高い身体能力を持っており、パルクール(フリーラン)のように道なき道を望むように移動することが可能で、フェンスを飛び越える、壁蹴りで高い場所へ飛び移る、電線を伝って隣のビルへ渡るなどアクロバティックな動きをしながら大都市を駆け巡る。また一人称ならではのシステムとして、着地の衝撃やフェイスの息遣いなどを体感できるようになっている。

またマップ表示や言語的なナビゲーションを廃し、ほぼ白一色の世界にあって通るべきルートに置いてあるオブジェクトが目立つ色に塗られており、これがナビゲーションの役割を果たす。またランナービジョンなど、プレイヤーがプレイしやすいシステムも付け加えられている。それらの機能にたよらず近道を探す楽しみも用意されている。

また、チャプター内にアニメパートが挿入されている。

登場人物[編集]

声は日本語吹き替え版キャスト。

フェイス (Faith)
声 - 甲斐田裕子
本作の主人公。ランナーの1人である24歳の女性。暴徒と化したデモの最中、銃撃戦に巻き込まれ母が死に、父親は自分を責め続け、家族がバラバラになるという悲しい運命を歩んできた。その後、16歳のときに家出をし、21歳のときにマークと出会い、ランナーとしての人生を歩むことになる。ケイトの双子の姉で妹思い。
ちなみに、フェイスが信用しているのは「重力とマーク」。また、ジャックナイフには“フェイシー”とも呼ばれる。
セレステ (Celeste)
声 - 雪野五月
フェイスに匹敵する能力を持つランナーである女性。かつて軍に所属しており、ランナー歴はフェイスよりも2年長い。表向きは優しいが、時に邪悪で皮肉にみちた心が見え隠れするが本人はそれを隠そうとする。フェイスの良きライバルで良き友達。ニックネームは“セル”でフェイスやマークにそう呼ばれる。
ミラー (Miller)
声 - 立木文彦
CPFの警部補を務めている男性。フェイスの妹、ケイトの上司でケイトからの信頼も厚い。
ケイト (kate)
フルネームはケイト・コナード。フェイスの双子の妹でCPFの巡査部長。フェイスとは違い、表面のきれいごとをそのまま飲み込んでしまうタイプ。姉のフェイスを特に信頼している。
ジャックナイフ (Jacknife)
男性。元ランナーで今は、ランナーを引退し別の人の元で働いている。ランナー時代は優れた才能を持っていたらしい。通称“ジャック”。
バーフィールド (Berfield)
フルネームはトラビス・バーフィールドで、元プロレスラー。ゲーム内では主にプロレス現役時代のリングネーム“ロープバーン”と呼ばれる。凶暴で自分のことをまず考えるタイプ。

その他の登場人物[編集]

街を守る警察官
ランナーを追い回す敵キャラ。

モード[編集]

ストーリー
メインモード。初めてプレイする場合は「ニューゲーム」、続きをする場合は「コンティニュー」を選ぶ。また、プレイしたことのあるチャプターは「チャプターをプレイ」を選べる。
レース
オンライン対応モード。「スピードラン」と「タイムトライアル」がある。「ランキング」で記録の確認ができる。
オプション
ゲーム内の設定ができる。
エクストラ
実績(PS3版はトロフィー)やクレジットを見ることができる。

武装解除が可能な武器[編集]

本作では、リロードが出来ないため弾を使い果たしたら終わりとなり、自動的に捨てる。自分の意思で捨てる事も出来る。なお、ピストルと小型マシンガン以外はアクション能力が極度に下がる。ものにつかまる事も、ボタンを押す事も出来ない。

ピストル
主にパトロール警官が持っており、威力は弱い。武装解除は非常に簡単。また、持ったまま通常通りのアクションが可能。エレベーターやムービーに切り替わると自動的に捨てる。
ショットガン
主に警官隊が使用しており、威力は強い。だが、一発一発の間の時間が長いため、敵を外すと一気に不利になる事もある。武装解除は簡単。
スナイパーライフル
スナイパー隊のみ持っていて、威力は最強ともいえる。スコープで遠くの敵も一撃で倒せる。またショットガンと同じく一発一発の間の時間が長いため、敵を外すと不利になる事も有る。武装解除の難易度は普通。
小型マシンガン
主に警官隊が使用しており、威力はあまり高くはないが、弾が連続で出るので総合的には強い。武装解除は簡単。また、ピストルと同じく持ったまま通常通りのアクションが可能。同じくこちらもエレベーターやムービーに切り替わると自動的に捨てる。
中型マシンガン
主に特殊部隊が使用しており、小型マシンガンの弾の速さはそのままに、弾の数を増やした優れもの。武装解除の難易度はかなり高い。
大型マシンガン
主に特殊部隊の一つの編隊の中の一人が所有している。武装解除は中型マシンガンほど難しくない。弾がかなり多い。スピードは小中型マシンガンには劣るが、全く困らない。

その他[編集]

PC版の主な特徴[編集]

PhysXを利用することができる。
本作はNVIDIA社の物理演算エンジンPhysXが大々的に取り入れられている。
これにより、布や飛び散るコンクリート片などをより現実的に描画する事ができる。
また、対応しているビデオカードを持っていれば、ハードウェア側で処理を実行する事も可能である。
PC版だけの特典でミュージックCDが同梱されている。
テーマ曲の"Still Alive"とそのリミックス版を収録。

主人公フェイスの修正画像に関する論争[編集]

ある日本人と思しきユーザーが主人公フェイスの画像を、いわゆる美少女風なテイストにアレンジを加え修正したものをネット上に公開した。これを見たプロデューサーのTom Farrerは「初めてみたとき、ちょっと悲しくなった。私は典型的な女性キャラクターから絶対に離れたいと思っていた。[3]」とコメントした。

この画像は世界中に広まり、オリジナルのフェイスが西洋人がアジア人にいだいている典型的なステレオタイプな顔であることや、フェイスのモデルはプロデューサーの婚約者がモデルである[4]という事が相まって、大きな議論となっている。

また、ステレオタイプな顔と言っても、それから離れるとアジア人(東地域)ではなくなってしまうため、アジア人の特徴を純粋に制作者側は描いただけと考える者もいる。一方、日本及び韓国ではオリジナルのフェイスの顔がステレオタイプなものであることに不快感を表明する者が多く、積極的に好意的評価をする者は非常に少ない[独自研究?]

続編[編集]

2014年、続編作品である『Mirror's Edge 2 (仮称)』が、開発初期段階であることが報道された。

2014年6月、公式サイトにて『Mirror's Edge 2 (仮称)』の開発が順調に進んでいる事を明かした。第1作においてプレイの障害となった部分を排除し、よりスムーズで洗練されたアクションが可能になる。これに加えて真新しい仕掛け要素も多数追加され、より新鮮さとスリルに溢れるゲームを届けたいと明かした。

2015年E3 2015にて、本作の続編である『ミラーズエッジ カタリスト』が正式に発表された。プラットホームはPlayStation 4Xbox OneWindowsOrigin。米国では当初2016年2月23日に発売とされていたが延期し2016年5月24日[5]に、日本でも同年3月31日に発売となっていたが6月9日に変更された。

主題歌[編集]

"Still Alive"[6]
リサ・ミスコフスキー(Lisa Miskovsky)

出典[編集]

外部リンク[編集]