キャットウーマン

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キャットウーマン
出版の情報
出版者 DCコミックス
初登場 “Batman“#1(1940年4月)
クリエイター ボブ・ケイン
ビル・フィンガー
作中の情報
本名 セリーナ・カイル
所属チーム バットマン・ファミリー
アウトサイダーズ
インジャスティス・リーグ
ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ
ゴッサム・シティ・サイレン
パートナー バットマン
ホリー・ロビンソン
著名な別名 “The Cat”(キャット),“Irena Dubrovna“(アイリーン・ドノヴァン)[1]
能力
  • 強盗の専門家
  • 高度に熟練した体操選手
  • 高度に熟練した白兵戦の戦闘員
  • ブルウィップ,非常に鋭い格納式の爪,鋼のスプリングを使うハーケンを利用

キャットウーマン(Catwoman)、セリーナ・カイル(Selina Kyle)は、DCコミックスの出版するアメリカンコミックバットマン』に登場する架空のスーパーヒーロー。ボブ・ケインとビル・フィンガーによって創造され、“Batman“#1(1940年4月)で初登場した。

概要[編集]

ボブ・ケインとビル・フィンガーによって創造され、“Batman“#1(1940年4月)で初登場した。初登場時は“The Cat”と呼ばれていた。伝統的にキャットウーマンはスーパーヴィランとして描かれている。1990年代以降、彼女は同名のシリーズでアンチヒーローとして紹介された。キャットウーマンはバットマンとの複雑な愛憎関係を持っており、バットマンの最も永続的な愛を受けている[2]

キャットウーマンはスーパーヴィランとして描かれるが、バットマンとキャットウーマンは共通の目標を達成するために一緒に行動すると、ロマンックな関係を有する者として示される。バットマンは年間を通じて女性のキャラクターと多くのロマンチックな関係を持っているが、これらの関係は短い傾向にあり、バットマンをキャットウーマンへ引きつける魅力はキャラクターの登場するほとんどのバージョンと媒体に存在している。

最も広く知られたキャットウーマンはセリーナ・カイルである。このキャラクターは、ケインのいとこであるラス・スチールと女優のジーン・ハーローから影響を受けた[3][4]

1960年代のテレビドラマではジュリー・ニューマーアーサー・キット、リー・メリウェザーが演じた。1992年のバットマン リターンズではミシェル・ファイファーが演じた。キャットウーマンの独立した映画は、ハル・ベリー主演の2004年のキャットウーマンである。この作品は商業的に失敗し、バットマンとの類似性はほとんどない。2012年のダークナイト ライジングではアン・ハサウェイが演じた。2014年のGOTHAM/ゴッサムでは若いカイルをキャムレン・ビコンドヴァが演じる。

IGNの"Top 100 Comic Book Villains of All Time"(コミックブックのヴィラントップ100)では、キャットウーマンは11位にランクインされた[5]。 ウィザード誌の"100 Greatest Villains of All Time"(100人の最も偉大なヴィラン)では、51位にランクインされた[6] 。彼女はIGNの"Top 100 Comic Book Heroes of All Time”(コミックブックのヒーロートップ100)では20位にランクインされた[7] 。コミックバイヤーズガイドの"100 Sexiest Women in Comics"(100人の最もセクシーなコミックの女性)では23位にランクインした[8]

歴史[編集]

創造[編集]

バットマンを創造したボブ・ケインは映画のファンだった。彼の映画への愛はキャットウーマンなど幾つかのキャラクターに原動力をもたらした。キャットウーマンは部分的に1930年代のスターであるジーン・ハーローに影響を受けた。ケインは「最も感覚的に女性の美しさを象徴していた」と述べた。ケインとフィンガーは、彼らのコミックブックに性的魅力(女性の読者に訴えることができる人物だけではなく)を与えたかった。彼らは「犯罪を犯したが、バットマンの潔癖な人生に対するロマンチックで親しみやすい敵」を創造した[9]。 同時に、このキャラクターはジョーカーのような他のバットマンの敵とは異なり、彼女は決して殺人者または悪ではなかった。

キャットウーマンに猫のイメージを使った事について、ケインとフィンガーは「ネコをコウモリのアンチテーゼ」とみなしたと述べた。ケインは「私は、女性は猫のようで、男性は犬のようだと感じました。犬は誠実でフレンドリーですが、猫はクールで信頼性は低いです。私は猫を理解するのは難しいと感じました」と述べた[10]

近代[編集]

1986年のバットマン: イヤーワンでは売春婦だった。バットマンの活躍を知り、猫のコスチュームを着たキャットウーマンになる。作中ではカーマイン・ファルコーネの娘である可能性を示唆される。売春婦のホリー・ロビンソンは友人である。

1989年のリミデッドシリーズ“Catwoman”では両親のいない孤児だった。子供の頃に猫が好きな母親のマリア・カイルは自殺する。父親のブライアン・カイルは、セリーナが母親に似ているため彼女にきつく当たる。最終的に、父親は死ぬまで酒を飲み続けた。セリーナは生き残るために街頭にいるストリートチルドレンになった。セリーナは捕まり孤児院に送られる。13歳のセリーナは、孤児院の管理者が資金を横領している事を知る。管理者は犯罪を隠蔽するために、セリーナを袋に入れて(猫のように)溺れさせるために川に投げ込む。彼女は脱出し、管理者の腐敗を暴露する文書を盗み孤児院に戻る。その後、彼女は管理者のダイヤモンドのネックレスを盗んで孤児院から逃げ出し、市の記録からセリーナ・カイルを消去するように管理者を脅迫した。

“Batman:One Year Later“では名前をイレーナ・ドノヴァン(Irena Dubrovna)に変えて、ブルース・ウェインとの娘ヘレナ・ウェインを産んだ。その間はホリー・ロビンソンがキャットウーマンの役割を引き継いだ。フィルムフリークとアングルマンに正体を知られ、ヘレナが誘拐される。セリーナ・カイルはキャットウーマンとして復帰する。ヘレナを取り戻し、魔術師のザターナに彼らの記憶を消すよう頼んだ。テッド・グラントの知らせから、ホリーがブラックマスクの殺人犯として逮捕されたことを知り、助ける為にゴッサムに戻る。

その他のメディア[編集]

映画[編集]

『バットマン オリジナル・ムービー』(1966)

リー・メリウェザーが演じた。日本語訳ではミス・キャットと呼ばれる。『(怪鳥人間)バットマン』の映画化。


『バットマン リターンズ』

ゴッサムの実業家、マックス・シュレックの秘書。シュレックのゴッサムシティを支配する計画を知り、口封じのためにビルから突き落とされる。彼女は生き延び、猫の神秘的な力と共鳴してキャットウーマンとなり、復讐を誓う。バットマンを倒そうとするも、ブルース・ウェインと互いに惹かれあう。

ミシェル・ファイファーが演じた。日本語訳は田島令子(DVD)、藤田淑子(TV)。

『バットマン フォーエヴァー』

バットマンとチェイス博士の会話で触れられる。

『キャットウーマン』

ハル・ベリーが演じた。本名はペイシェンス・フィリップス(Patience Phillips)。バットマンとの類似性はほとんど無い。

化粧品会社「ヘデア・ビューティー」に務めるグラフィックデザイナーであるフィリップスは内気でシャイな性格だった。同社の新商品である若返りクリーム「ビューリン」の恐るべき副作用の秘密を知ってしまい、口封じのために殺されてしまう。しかし、エジプトの猫神「マオ・キャット」の力によって復活する。ネコの超能力を身につけたキャットウーマンとなり、復讐を誓う。

『ダークナイト ライジング』

アン・ハサウェイが演じた。本名はセリーナ・カイル。セリーナは自身を「キャットウーマン」と名乗っていない。コスチュームの特徴からメディアがそう呼んだ。

ゴッサムシティの裏通りにあるアパートに友人のジェーンと住んでいる。何度か窃盗で捕まり、犯罪歴が残っている。ジョン・ダゲットの依頼を受け、犯罪歴を抹消するソフトウェア「クリーン・スレート」と引き換えにブルース・ウェインの指紋を盗む。ブルースと次第に惹かれあう。

ドラマ[編集]

『(怪鳥人間)バットマン』(1966年)

シーズン1〜2をジュリー・ニューマー、シーズン3をアーサー・キットが演じた。日本語訳ではミス・キャットと呼ばれる。部下であるネコの耳を付けたプッシーキャット(Pussycat)はレスリー・ゴーアが演じた。

『ゴッサム・シティ・エンジェル』

女性キャラクターをメインに製作されたドラマ。ヒーローの一人であるハントレスの母親として出演した。

アニメ[編集]

『バットマン』

動物の権利保護運動家。環境破壊などを行う企業などから金品を盗む。灰色のコスチュームに金髪の長髪。デザイン変更後は黒のコスチュームに黒のショートカット。

日本語訳は高島雅羅が演じた。

『ザ・バットマン』

黒のコスチュームとゴーグルをつけている。

ジーナ・ガーションが演じた。日本語訳は本田貴子が演じた。

ゲーム[編集]

Catwoman

2004年7月20日にエレクトロニック・アーツUKとArgonaut Gamesが開発したアクションアドベンチャーゲームPlayStation 2Xboxで発売された。日本でのPlayStation 2の発売は中止された。

バットマン アーカム・シティ

2011年11月23日にワーナー エンターテイメント ジャパンよりPlayStation 3Xbox 360、Windowsで発売されたアクションゲーム。キャットウーマンをプレイアブルキャラクターとして操作することができる。彼女の住むアパートには常に猫が彷徨いている。

出典[編集]

  1. ^ Catwoman (vol. 3) #53 (May 2006)
  2. ^ Batman's Top 10 Love Interests”. MTV News (2011年3月22日). 2016年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月1日閲覧。
  3. ^ Kane, Bob (November 1989). Batman and Me. Foestfille, California: Eclipse Books. ISBN 978-1-56060-016-9. 
  4. ^ Steel, Ruth. “Ruth Steel Interview (Age 96)”. YouTube. 2011年6月2日閲覧。
  5. ^ Catwoman is Number 11”. IGN (2009年). 2009年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  6. ^ Wizard #177 (July 2006). p. 88.
  7. ^ IGN's Top 100 Comic Book Heroes of All Time”. IGN. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  8. ^ Frankenhoff, Brent (2011). Comics Buyer's Guide Presents: 100 Sexiest Women in Comics. Krause Publications. p. 23. ISBN 1-4402-2988-0. 
  9. ^ Kane 1989, pp. 107.
  10. ^ Kane 1989, pp. 107–108.