アンソニー・ペティス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
アンソニー・ペティス
Anthony Pettis WEC 53.jpg
基本情報
本名 アンソニー・ポール・ペティス
(Anthony Paul Pettis)
通称 ショータイム (Showtime)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1987-01-27) 1987年1月27日(29歳)
出身地 ウィスコンシン州ミルウォーキー
所属 ルーファスポーツ
身長 177cm
体重 66kg
リーチ 185cm
階級 ライト級
フェザー級
バックボーン テコンドーブラジリアン柔術ムエタイ
テーマ曲 Show Time (Tum Tum)
テンプレートを表示

アンソニー・ペティスAnthony Pettis1987年1月27日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家ウィスコンシン州ミルウォーキー出身。ルーファスポーツ所属。テコンドー三段。ブラジリアン柔術茶帯。元UFC世界ライト級王者。元WEC世界ライト級王者。

総合格闘家のセルジオ・ペティスは実弟。

来歴[編集]

5歳からテコンドーボクシングを始めた。2003年に父親が強盗に殺されたのをきっかけに、父のためプロ格闘家になるのを決意する。18歳の頃に有名なキックボクサーでありWKA、ISKA、WAKO等などのタイトルを総なめし、K-1への出場経験もあるジェフ・ルーファスが経営するルーファスポーツに入門し、総合格闘技を始める。ジェフ・ルーファスから打撃を習い、一番弟子となる。[1]プロ格闘家になる前は消防士をしていた[2]

2007年1月27日のデビュー以来、GFS(Gladiators Fighting Series)で8連勝を記録。ライト級王座を保持していた。

WEC[編集]

2009年6月7日、WEC初参戦となったWEC 41でマイク・キャンベルと対戦し、三角絞めで一本勝ち[3]。12月19日、WEC 45でバート・パラゼウスキーと対戦し、1-2の判定負けを喫し初黒星となった。

2010年3月6日、WEC 47ダニー・カスティーリョと対戦し、左ハイキックでダウンを奪ったところにパウンドで追撃しKO勝ち[4]。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[5]

2010年4月24日、WEC 48でアレックス・カラレクシスと対戦し、三角絞めで一本勝ちを収めた[6]

2010年8月18日、WEC 50でシェーン・ローラーと対戦し、三角絞めで一本勝ち[7]。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した[8]

2010年12月16日、WEC最終興行WEC 53で行なわれたWEC世界ライト級タイトルマッチで王者ベン・ヘンダーソンに挑戦し、5Rには金網を蹴ってからのハイキックでダウンを奪った上で3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功すると同時にUFC世界ライト級王座挑戦権を獲得した[9][10]。また、ファイト・オブ・ザ・ナイトも受賞した[11]。後にスポーツテレビ局のESPNがスポーツ科学番組で検証したところ、金網を使うことでスピードが40%向上することが認められた[12]

UFC[編集]

2011年UFCと契約し、WEC世界ライト級王者であったことからUFC世界ライト級王座への挑戦権を獲得。しかし、UFC 125でのライト級タイトルマッチが引き分けに終わり、続くUFC 130で行われる予定であったUFC世界ライト級タイトルマッチが延期されたため、6月4日、王者を待つ代わりにThe Ultimate Fighter 13 Finaleクレイ・グイダと対戦。グラウンドコントロールで劣勢となって判定負けを喫し、タイトル挑戦権を失った。

2012年2月26日、UFC 144ジョー・ローゾンと対戦し、1Rに左ハイキックでダウンを奪いパウンドでKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

その後、肩の手術を行ったため一年近く試合をしていなかった。

2013年1月26日、UFC on FOX 6ドナルド・セラーニと対戦し、左ミドルキックでKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2013年8月31日、地元ミルウォーキーで開催されたUFC 164ベン・ヘンダーソンのUFC世界ライト級王座に挑戦。ミドルキックを効かせ、最後は下からの腕ひしぎ十字固めで1R一本勝ちを収め王座獲得に成功した。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。当初はUFC 163で一階級下のフェザー級契約でフェザー級王者ジョゼ・アルドと対戦する予定であったが[13]、ペティスは膝の負傷により欠場。その後、UFC 164でライト級タイトルマッチを行うTJ・グラントの負傷欠場が発表され、ペティスはその代役として王座挑戦を果たした[14]

2014年、The Ultimate Fighter 20でギルバート・メレンデスと共にコーチを務めた。

2014年12月4日、朝食シリアル「ウィーティーズ」のパッケージに起用された。格闘家がパッケージを飾るのはプロボクサーモハメド・アリ以来2人目とのこと[15]

2014年12月6日、TUFコーチ対決となったUFC 181のUFC世界ライト級タイトルマッチでライト級ランキング1位のギルバート・メレンデスと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ちを収め初防衛に成功した。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年3月14日、UFC 185のライト級タイトルマッチでライト級ランキング1位のハファエル・ドス・アンジョスと対戦し、0-3の判定負けを喫し王座陥落した。

2016年1月17日、UFC Fight Night: Dillashaw vs. Cruzでライト級ランキング4位のエディ・アルバレスと対戦し、1-2の判定負け。

2016年4月23日、UFC 197でライト級ランキング8位のエジソン・バルボーザと対戦し、判定負け。

2016年8月27日、フェザー級転向初戦となったUFC on FOX 21でフェザー級ランキング6位のチャールズ・オリベイラと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
24 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
19 7 9 3 0 0 0
5 0 0 5 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
チャールズ・オリベイラ 3R 1:49 ギロチンチョーク UFC on FOX 21: Maia vs. Condit 2016年8月27日
× エジソン・バルボーザ 5分3R終了 判定0-3 UFC 197: Jones vs. St. Preux 2016年4月23日
× エディ・アルバレス 5分3R終了 判定1-2 UFC Fight Night: Dillashaw vs. Cruz 2016年1月17日
× ハファエル・ドス・アンジョス 5分5R終了 判定0-3 UFC 185: Pettis vs. dos Anjos
【UFC世界ライト級タイトルマッチ】
2015年3月14日
ギルバート・メレンデス 2R 1:53 ギロチンチョーク UFC 181: Hendricks vs. Lawler 2
【UFC世界ライト級タイトルマッチ】
2014年12月6日
ベン・ヘンダーソン 1R 4:31 腕ひしぎ十字固め UFC 164: Henderson vs. Pettis
【UFC世界ライト級タイトルマッチ】
2013年8月31日
ドナルド・セラーニ 1R 2:35 KO(左ミドルキック) UFC on FOX 6: Johnson vs. Dodson 2013年1月26日
ジョー・ローゾン 1R 1:21 KO(左ハイキック→パウンド) UFC 144: Edgar vs. Henderson 2012年2月26日
ジェレミー・スティーブンス 5分3R終了 判定2-1 UFC 136: Edgar vs. Maynard 3 2011年10月8日
× クレイ・グイダ 5分3R終了 判定0-3 The Ultimate Fighter 13 Finale 2011年6月4日
ベン・ヘンダーソン 5分5R終了 判定3-0 WEC 53: Henderson vs. Pettis
【WEC世界ライト級タイトルマッチ】
2010年12月16日
シェーン・ローラー 3R 4:51 三角絞め WEC 50: Cruz vs. Benavidez 2 2010年8月18日
アレックス・カラレクシス 2R 1:35 三角絞め WEC 48: Aldo vs. Faber 2010年4月24日
ダニー・カスティーリョ 1R 2:27 KO(左ハイキック→パウンド) WEC 47: Bowles vs. Cruz 2010年3月6日
× バート・パラゼウスキー 5分3R終了 判定1-2 WEC 45: Cerrone vs. Ratcliff 2009年12月19日
マイク・キャンベル 1R 1:49 三角絞め WEC 41: Brown vs. Faber 2 2009年6月7日
ゲイブ・ウォールブリッジ 1R 0:56 TKO(パンチ連打) GFS: Season's Beatings
【GFSライト級タイトルマッチ】
2008年12月13日
ジェイ・エリス 1R 1:12 ギブアップ(パンチ連打) Gladiators Fighting Series 55
【GFSライト級タイトルマッチ】
2008年10月4日
シェロン・レゲット 5分3R終了 判定2-1 GFS: Fight Club
【GFSライト級王座決定戦】
2008年6月21日
マイク・ラムブレヒト 1R 1:49 KO(キック) GFS: Knockout Kings 2008年3月29日
ジョージ・バラザ 1R 4:31 TKO(パンチ連打) GFS: The Warriors 2008年2月16日
マイケル・スキナー 1R 0:36 ギブアップ(パンチ連打) GFS: Seasons Beatings 2007年12月1日
ロニー・アムダール 1R 0:12 ギブアップ(負傷) GFS: Rumble in the Cage 2007年8月17日
トム・エルスパメル 1R 0:24 TKO(パンチ連打) GFS: Super Brawl 2007年1月27日

獲得タイトル[編集]

  • GFSライト級王座(2008年)
  • 第7代WEC世界ライト級王座(2010年)
  • 第6代UFC世界ライト級王座(2013年)

表彰[編集]

  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC サブミッション・オブ・ザ・イヤー(2013年)
  • WEC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • WEC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • WEC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • SHERDOG ブレイクスルー・ファイター・オブ・ザ・イヤー(2010年)
  • USAトゥデイ ファイト・オブ・ザ・イヤー(2010年)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
ベン・ヘンダーソン
第7代WEC世界ライト級王者

2010年1月10日

次王者
王座廃止
前王者
ベン・ヘンダーソン
第6代UFC世界ライト級王者

2013年8月31日 - 2015年3月14日

次王者
ハファエル・ドス・アンジョス